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Q
- 面接で直感的に合わないと感じたらどうすべきですか?
- その直感は大事にした方が良いです。 会社の空気感や人間関係が合わないと、どんなに待遇が良くても仕事を長く続けるのは難しいものです。仕事内容と同じくらい、働く環境は重要です。 面接官とのやり取りや、社内ですれ違う社員の人の雰囲気などから感じる「何か違うな」という感覚は、入社後のミスマッチを防ぐための重要なサインかもしれません。 条件だけで判断せず、自身の感覚を信じる勇気も必要です。 いつでもやり直せる! 気持ちを切り替えられるなら辞退して視野を広げよう もちろん、業務内容に強い魅力を感じている場合は、天秤にかけることになるでしょう。 もしあなたが、気持ちを切り替えて次の選択肢を探せるタイプであれば、その直感を信じて辞退するのも一つの決断です。 会社はそこだけではないので、視野を広げて次を考えましょう。どちらの道を選んだとしても、後からやり直すことはいつでも可能です。
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Q
- グループワークで気を付けることは何ですか?
- グループワークやグループディスカッションでは、活発に発言する人や、場を引っ張っていくリーダー役などが目立ちがちです。 しかし、評価されるために自分のキャラクターを無理に変え、そうした役割を演じることが必ずしも最善というわけではないため、そこは気を付けてほしいですね。 大切なのは、グループワークに臨む前に、自分自身の特性を振り返ってみることです。 これまでの友人関係や学校のゼミ、アルバイト先など、何らかの「集団」の中にいた経験を思い出してみてください。その中で、あなたがどのような立ち回りをし、どんな役割を担っていたときに、物事がうまく進んでいたでしょうか。 集団の中での自分の特性を分析して本番でも適切に立ち回ろう 集団における役割は、リーダーだけではありません。意見を出す人をサポートする、議論が逸れないように軌道修正する、時間を管理するなど、さまざまな貢献の形があります。 このように、過去の経験から「集団の中で自分が得意とする立ち位置」を事前に自己分析しておくのです。そうすれば、グループワーク本番でも「自分は何をすべきか」が自然と見えてくるはずですよ。 無理に目立とうとするのではなく、自分がもっとも貢献しやすい役割を全うすることが、チームにとっても個人にとっても良い結果につながります。
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Q
- 第二新卒の自己分析は新卒と何が違いますか?
- 第二新卒の自己分析の場合、新卒時におこなった自己分析が基礎となることはまず間違いありません。 それに加えて、たとえ短い期間であっても「社会人として働いた経験を振り返る」という、視点が非常に重要になります。 具体的には、働いていた期間中の「自分の行動」と、そのときに抱いていた「自分の気持ち」をセットで振り返ってみることが大切です。 質問のなかでは「新卒で入社した企業がいろいろ合わなかった」とありますが、まずはその「いろいろ」が具体的に何だったのかを、一つ残らずすべて洗い出してみてください。 転職を決意した心境の変化を明確にして後悔のない企業選びにつなげよう 次に、最初に洗い出した「合わなかった事柄」に対して、「なぜ自分はそれが合わないと感じたのか」「自分のどういう価値観や特性が、その状況とミスマッチを起こしたのか」というように、原因を一つひとつ掘り下げ、具体的に言語化していきましょう。 この「合わなかったこと」とその原因が明確にできていないと、次の職場選びでも新卒のときと同じ失敗を繰り返してしまうことになりかねません。 経験した事実とあなた自身の内面をつなげて、具体的に分析することで、より精度の高い自己分析が完成しますよ。
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Q
- 転職活動で一次面接で落ちるような人はやばいですか?
- 転職活動が、新卒の就職活動と大きく違うのは、「これまでの社会人経験のなかで何をして、何を得てきたか」が問われる点です。一次面接でうまくいかない場合、この部分がしっかり企業に伝えられていない可能性があります。 まずはあなたの社会人経験を深く振り返り、「自分への理解」が正しくできているかを確認してみてください。これまでどのような業務に取り組み、何を学び、どんなスキルを得たのか。 この経験の棚卸しと自己理解が曖昧なままでは、面接官にあなたの価値を適切にアピールすることは難しいかもしれません。 経験を棚卸しした後は! 転職面接で必須の2項目への回答を見直そう 上記の経験の棚卸しをおこなったうえで、今度は次の2つの点が重要になります。 1つは、「志望している仕事や企業への理解」です。その企業でどのような仕事がしたいのか、明確なビジョンを持てているでしょうか。 そしてもう1つは、「自分の経験と志望先をどう結びつけるか」です。あなたが培ってきた経験やスキルが、その会社でどのように活かせるのか、どういった貢献ができるのかを具体的に、かつ説得力を持って伝えられているでしょうか。 転職の一次面接を通過できない場合、この「自己理解」と「志望先でどう活かせるかの提示」のどちらか、あるいは両方がうまく伝わっていない可能性が考えられます。 今一度、この2つの視点から自分自身の話す内容を振り返ってみることをおすすめします。
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Q
- 面接で「いじめについてどう思うか」聞かれたときの答え方の正解が知りたいです。
- この質問に正解はありません。自身がどう思うかを正直に話すのが一番です。 企業側も、特定の答えを求めているわけではありません。大切なのは、その人自身の考え方や価値観です。 こういう答え方をすれば評価される、というテクニックで乗り切ろうとするのではなく、自身の言葉で誠実に考えを伝える姿勢が求められています。 正直に話すことで、あなたの人柄が伝わります。 経験を踏まえ主張と理由や背景を併せて伝えよう たとえば「いじめは許されないことだと思います」と答えるなら、「なぜそう思うのか」という理由や背景を併せて伝えることが、より重要になってきます。 自身の経験などをふまえて、自分なりの考えを伝えましょう。 企業側は、答えそのものというよりは、予期せぬ質問に対してあなたがどう考え、どう答えるかという思考のプロセスや対応力を見ているのだと考えられます。
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Q
- 面接対策をしないとどうなりますか?
- たしかに質問者さんの言う通り、就職活動は企業とのマッチングの場であることは事実ですが、対策をしないで面接がうまくいくかどうかは、また別問題です。結論として、適切な準備は必要だと考えています。 面接への準備をまったくしない状態では自分の魅力を100%伝え切ることはできません。 どんなに得意なことであっても、下準備を怠ると失敗する可能性は高まりますよね。 面接では緊張することもあるわけで、そうした状態で質問の意図を瞬時に理解し、自分の考えを的確に言語化できるという保証はありません。緊張する状況下であなたの実力を100%発揮するためにも、やはり面接対策は必要不可欠なのです。 対策は「方向性」が大切! 丸暗記ではなくキーワードでの回答準備をしよう ただし、準備はどのようにおこなうかが非常に重要です。たとえば、想定される質問に対して回答を文章で丸ごと用意し、それを暗記していくようなやり方は、本質的な対策方法とはいえません。 私がおすすめしたいのは、伝えたいことの「キーワード」だけをいくつかリストアップしておき、それらを元に、その場で自分の言葉で組み立てて話せるようにしておく、というものです。 面接における対策とは、自分を偽るためのものではなく、あなたの魅力をよりわかりやすく、的確に相手へ伝えるためにおこなうものなのです。
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Q
- 面接で志望動機を2つ伝えるのはありですか?
- はい、面接では志望動機を2つ伝えてもまったく問題ありません。 むしろ、複数のポイントにおいてその企業に惹かれていることは、熱意の表れとしてポジティブに受け取られます。 もし、2つ以上の志望動機を伝える際に話がまとまりにくくなることに不安がある場合は、話し始めの時点で「志望する理由は2点あります。」と示して具体的な志望動機の数を提示しましょう。 そのうえで、「1点目は〜です。そして、2点目は〜」といった感じで展開していくと、面接官も理解しやすくなります。
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Q
- 社会人が自己分析する際のコツを教えてください。
- 社会人で自己分析をする際はまず、「自己分析をする」と気負うよりも「自分についての棚卸しをする」というイメージで取り組んでみると良いと思います。 これまで「どんな仕事をしてきたか」を振り返ることはもちろん、それに加えて「その仕事に対して、どのように工夫して取り組んできたか」を深く掘り下げてみてください。そうすることで、自分の仕事への向き合い方や潜在的な強みが見えてきます。 また、別の角度からのアプローチも有効です。得意なことや好きなことを見つけるだけでなく、「苦手なこと」「好きではないこと」「やりたくないこと」を明確にしてみるのです。 やりたくないことを知ることは、裏を返せば、自分が本当にやりたいことや得意なことを見つけるための重要な手がかりになります。 多忙なときは! 毎日3分の振り返りで長期的に自己分析をしよう 「忙しくて自己分析の時間がない」という悩みについては、まとまった時間を取ろうとすると、どうしても気が重くなってしまうものです。 そこで、たとえばウィークリーの日記のような感覚で、「その日の仕事でやったこと」「それについて感じたこと」「人間関係で起こった出来事」などを毎日3分でも良いので記録していってはどうでしょうか。 日々の小さな記録を積み重ねていくと、少し時間が経ってから見返した時に、それ自体が客観的な自己分析の材料になります。毎日仕事をしているからこそ、そのなかで見えてくることは必ずあるはずです。 もし、転職する期限が明確に決まっていないのであれば、焦って自己分析をする必要はありません。むしろ、その時間を有効活用し、長期的な視点でじっくりと自分自身や仕事について見つめ直してみましょう。
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Q
- 面接での志望動機の終わり方がわかりません......。
- 志望動機の締めくくり方について、「こうすれば選考に絶対通過する」という正解は残念ながらありません。面接官はあくまでも人であり、企業によっても人によっても回答のとらえ方はさまざまなのです。 インターネットで調べた企業の情報はあくまでも選択肢の1つに過ぎません。 自分が志望動機のなかで企業に示したいことは何かを改めて考えたうえで、ネット上の情報も参考にしつつ、自分が一番伝えたいことは何かを考えてみてください。 言い回しの上手さよりも熱意を示す意識で志望動機を作成しよう 自分を良く見せたいという思いよりも、「自分の考えをしっかり伝える」という意識を持つことが大切です。 小手先の言い回しに気を配るよりも、「ちゃんと考えて自分の言葉で話してくれている」という姿勢が見える答え方のほうが、あなたの熱意は断然伝わりますよ。
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Q
- 高卒の25歳フリーターです。これからの就職は厳しいですか?
- 高校を卒業してから、なぜフリーターという道を選択してきたのかという理由が大事です。 その選択をして、どのような経験をして、今正社員を目指したいと思っているのか、気持ちの変遷を自分なりにまとめましょう。 「フリーターだった」という事実だけで偏見を持つ企業は少なからずあるとは思いますが、しっかりとあなたの話を聞いてくれる企業も必ずあります。 やりたくないことを整理してやりたい仕事を見つけていこう まず「応募しやすい職種」を探すよりも、「自分自身に何ができるのか、何が得意なのか」という点を見つめ直すことから始めるのが良いかと思います。自分自身を深く理解するということが何よりも重要です。 就職活動の場面では、「やりたいことは何か」とよく問われますが、明確に「これがやりたい」と自信を持って断言できる人は、実はそれほど多くはないのではないでしょうか。 私の考えでは、「やりたいこと」をみつけるよりも、むしろ「やりたくないこと」を明確にするほうが、結果的に仕事を選びやすくなる場合があります。 あなたにとってあまり苦にならないことや、できそうなことを一つひとつ洗い出していき、そのうえで「これはやりたくない」と感じる仕事を消去していきましょう。 そうすることで徐々にですが、「これならできそうだ」「これならやってみたいかもしれない」と思える仕事が見つかってくるはずです。 その段階に至ってから、該当する企業を探すという順番で進めていくのが良いかと思います。