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Q
- 内定承諾書と一緒にお礼状を添える必要はありますか?
- 結論から言うと、どちらでも良いです。 送られて嫌な気持ちになる企業はありませんし、逆に届かなくても何とも思いません。迷っているなら送ったほうが良いといえます。手書きかパソコンかについても、こだわる必要はありません。 テンプレはNG! 自分の言葉で感謝を伝えよう ただし、Webにあるようなテンプレート通りの文章なら、送らないほうが良いかもしれません。必要書類に紛れて処理に困る、ということもないとは言い切れないからです。 反対に、具体的なことが書かれていると、印象に残ります。 たとえば、面接での私の発言を覚えていて「ここが印象的でした」と書いてくれたり、会社のどこに惹かれて入社を決めたかが具体的に書かれていたりすると、「こちらのやってきたことがちゃんと刺さってくれたんだ」と実感できてうれしいです。 送りたいなら送ったほうが良い、というのが回答になりますが、もし書く場合は具体的にするのがおすすめです。
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Q
- 就活で成功する人に共通点はありますか?
- 就活に「これをやっていれば大丈夫」という正解は基本的にありませんが、どこの企業からも内定をもらっている学生に共通点があるとすれば、それは大人慣れしていることです。 学生同士ではなく、日常的に大人の人とかかわる経験を多く積んでいます。そのため、面接で何を聞かれても冷静です。 これは急に身に付く能力ではありません。それまでの経験で培われるものです。今2年生なら、いろんな人と話す経験をしておきましょう。1~2年後の自分のためになります。 大人とかかわる経験から、大人の振る舞いを盗むのもコツ 「大人慣れ」とは、言葉遣いや振る舞い、語彙力などを、実際に大人とかかわる経験から吸収している、とも言い換えられます。「こう聞かれたらこう返す」「ストレートに断るならこう答えれば良い」などが身に付いている状態です。 大人とかかわるアルバイトを選ぶと、自然と瞬発力や語彙が習得できるかもしれません。 成功する特徴はさまざま! 先輩に話を聞いてみよう 繰り返しになりますが、「これをやっていれば大丈夫」という正解はありません。一般論として「大人慣れ」を挙げましたが、実際には当事者になってはじめてわかることもあります。そのため、パターンはさまざまであると理解することも大事です。 いろいろなパターンを知るために、うまくいっていそうな先輩と、うまくいってなさそうな先輩の両方に話をきいてみることもおすすめします。 違いを比較して「じゃあ自分は何をすべきか」を自分で分析するほうが、一般論で判断するよりも有益です。
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Q
- 就活が怖くて動けません。
- 厳しいことを言えば、「動け」としか言えません。就活に限らず、動かない人にはなんの変化も起こりません。動いたもん勝ちです。 ではどう動くか考えてみましょう。 合同説明会などで友人とずっと一緒にいる学生を見かけます。正直、採用担当の目には「もったいない」と映りがちです。自分の聞きたいことを聞ける貴重な機会なので、自分が行きたいところに行くほうが良いといえます。このように、一人で動くほうが良い場面は多いです。 友人を頼って、強制的に動く状況を作り出そう ただ、質問者さんに関しては、怖さが勝ってしまっている状況のため、はじめの一歩として友人の力を借りるのも一つの選択肢です。 もし「ここにエントリーしたいけど怖くてできない」という状況なら、背景をすべて話して、友人にエントリーボタンを押してもらいましょう。人にやってもらったら、もう逃げられません。 とにかく、強制的に自分が動かないといけない状況を作ってみましょう。一つ動き出すと案外スムーズに回り出すことも多いです。 私自身も、フリーランスになるというのは重大な決断でしたが、こうして仕事ができています。一歩踏み出してみた私だからこそ「大丈夫」と伝えたいです。 怖くなったら、過去の選択や決断を思い出してみてください。大学進学も自分で選択してきたはずです。 責任は自分で負うことは忘れずに、誰かの手を借りて勇気を出してみてください。
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Q
- 就活がつらくて辞めたいです。
- まず、SNSを開かないことです。影響されていないと思っていても、絶対に気にしてしまいます。自分だけの世界に入り込むと、気持ちが落ち着くこともあります。 また、新卒で就職できなくても、「お先真っ暗」というわけではないので安心してほしいです。 ただし、あくまでも一般論ではありますが、新卒で就職できなかった場合、後々の就職活動が難しくなる可能性はあります。4年生ということで、卒業までにやれるだけのことはやることをおすすめします。 数日休んでも就活には影響しない 気持ちの立て直し方としては、期間を決めて就活から離れてみるのが手です。数日~1週間であれば心配はいりません。就活からも、内定が出た友人からも離れて、一人で好きなことをしてみましょう。 必ずしも友人と離れることを推奨するわけではありません。話を聞いてもらいたい場合は、友人に相談するのも選択肢の一つです。 上記のようなことをおこなうと、また新しい気持ちでスタートできます。大切なのは、自分なりのリフレッシュ方法を見つけることです。 世の中には多くの職がある! ポジティブなマインドでいよう マインド面では、「人生なんとかなる」と思いましょう。 確かに一般的には新卒で就活しないと後々困るといわれています。しかし、新卒で就職できなくても死ぬわけではありません。私も、キャリアにおいて大変なことを乗り越えて「なんとかなっている」と感じることがあります。 仕事は世のなかにたくさんあります。そのくらい楽観的なマインドを持つことが、就活を楽に乗り越えるコツです。
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Q
- 就活がうまくいかないときはどうすれば良いのでしょうか?
- まず、周りの情報を一度遮断することをおすすめします。SNSなどを見て、他人の進捗と比べて焦ってしまっていませんか。「自分は自分」と割り切る精神論も必要です。 そのうえで、落ちてしまった選考は必ず振り返りましょう。 対策として、客観的に自分を確認する方法をおすすめします。恥ずかしいかもしれませんが、Web面接の練習をZoomなどでおこない、それを録画して自分で見返すのです。 友人や先輩、ときには企業の人から本音のフィードバックをもらおう キャリアセンターの人は優しくて指摘してくれない部分も、自分なら「これじゃダメだ」と気づける可能性があります。 友人や、就活を経験した先輩に本音でフィードバックをもらうのも良いです。 思い切って、選考中の企業の人事担当者に聞いてみるという手もあります。「選考に落ち続けています。どこがダメかご教示いただけますか」などと相談されたら、私であれば力になりたいと考えます。 ただ、これは担当者次第であることも間違いありません。選択肢の一つとして考えてみてください。
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Q
- 就活のエントリー数の平均は何社くらいでしょうか?
- 一般的に、エントリー数は年々減少傾向にあります。 ただ、全員がそうではなく、就活のやり方は人によります。質問者さんの場合、多めにエントリーするとキャパオーバーしてしまいそうな様子が見受けられるので、ご自身の適性や性格を最優先すべきです。 周りに影響されず、エントリー数を減らして1社ずつじっくり進めるやり方もまったく間違いではありません。 近年エントリー数は減っている! 大切なのは自分軸 私の肌感覚では、昔は「気になったらとにかくエントリー」でしたが、今は「エントリー=応募」という感覚が強いです。エントリーは本来参加登録のみを指し、正式な応募とは異なります。ただ、近年では就活生にとってエントリーの重みが増している印象です。そのため、エントリーの数自体が減り、平均としては、20〜30社程度になっています。 ただし、この数はあくまで目安です。「自分ならどうできるか」を考えて進め方を決めるのが一番です。
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Q
- 就活の性格診断で落ちることはあるのでしょうか?
- 「適性検査」と置き換えてお話しします。まず、適性検査の結果だけで不採用になることはあります。 企業によって判断基準は異なり、「このラインを超えない人は無条件で不採用にする」といった基準を持っている企業も少なくありません。 ただし、受かりたいからといって自分を偽って検査を受けるのは絶対にやめましょう。もし偽って内定を得て入社しても、後から会社の価値観やカルチャーに合わないことが判明すれば、ミスマッチが起こります。自分にとっても会社にとっても不幸です。 ストレス耐性も判断基準の一つ! 個別の事例は企業秘密になるので難しいですが、一般論として、近年はストレス耐性を見ている企業が非常に多いです。 これは職種によるところが大きく、たとえば同じ営業職でも、相手にするお客様や手法によって求められる耐性は異なります。職種に合わせて「ここは超えていてほしい」というラインを定めている企業はあるといえます。 ただ、「企業の求める人物像に合わせて回答するべき」という情報に従う必要はありません。どんなに志望度が高くとも、正直に答えてください。もし適性検査が原因で落ちたら、ご縁がなかったと思うようにしましょう。
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Q
- 「新卒でベンチャー企業には絶対に行くな」というのは本当ですか?
- まず、ベンチャーのメリットは以下の通りです。 ・大きな裁量権:組織が小さいため、早期から事業の核となるプロジェクトや、幅広い業務を任されるチャンスが多いです。成功すれば大きな自信になり、失敗しても次に活かせる経験値を積めます。 ・ビジネスの全体像を把握できる:ベンチャーは少人数で事業を動かしているため、「何をどうして、どうやって稼げているか」といったビジネスの全体像が明確に見え、身近に感じることができます。 ・変化への適応力:常に新しいことに挑戦し、変化し続ける環境に身を置くことで、適応力や問題解決能力が鍛えられます。 教育制度や福利厚生などがベンチャーのデメリットの一部 一方で、ベンチャーのデメリットは以下のものが挙げられます。 ・教育体制の未整備: 教育や研修に人員や時間を割く余裕がない企業も多く、新卒研修が短い、仕組みが整っていないなどの傾向があります。主体性や行動力が求められます。 ・経営の不安定性と離職率: 勢いがある一方で、資金繰りや事業の安定性にリスクを抱えている場合もあります。また、人の入れ替わりが激しい環境だと、先のキャリアが見えない、人間関係に悩むなどの可能性もあるでしょう。 ・給与、福利厚生: 大企業と比較すると、入社時の給与水準や福利厚生が劣るケースもあります。ただし、成果を出せば実力次第で一気に引き上げられる可能性もあります。 自分の価値基準と照らすことで最適解が見えてくる メリットデメリットを知ったうえで、判断するのは「自分はどういう環境で働きたいか」です。「絶対に行くな」という情報があれど、実際にベンチャー企業で生き生きと働いている人がいることも事実です。 「安定した給与と整った福利厚生が大事」か、「若いうちから勢いよく成長できる環境」が大事か。「しっかりした教育体制のもとでコツコツ積み重ねたい」か、「主体的に考え、動いて試行錯誤しながら仕事を進めたい」か。 自分に問いかけ、働くうえでの譲れない条件や理想の成長環境を明確にしてみてください。世間の意見に左右されず、自分にとって最適な選択肢が見えてくるはずです。
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Q
- 就活では、ピンクゴールドの時計を着けても問題ないでしょうか?
- ピンクゴールドでもまったく問題ありません。 時計の色まで確認する、しかもシルバーではないから不採用にするなどという企業はないと思います。 スーツのサイズ感や所作など第一印象を決める要素を意識しよう 時計などの小物よりも、印象に残るのはパッと見たときの全体的な雰囲気です。全体を通して「自分に似合っているか」「TPOをわきまえられているか」がポイントです。 スーツは色やデザインではなく「サイズ感が合っているか」「シワなどがなく清潔感があるか」、靴はヒールの有無ではなく「スーツと合っているか」「過度な汚れや傷がないか」、髪型やメイクが服装などと調和しているか、などです。 服装や小物、身だしなみにプラスし、相手が聞き取りやすい発声、笑顔、相づちなどの所作も印象を左右する重要な要素です。 しかし、何よりも面接で大事なのはその内容です。いくら身なりに気を遣っていても、受け答えなどが不十分だと良い結果は得られません。優先順位をしっかり考えて準備をしましょう。
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Q
- ハローワークで希望職種がわからないときは、どう判断すれば良いでしょうか?
- 「自分がどんな仕事に向いているかわからない」という気持ちは多くの人が抱える悩みです。 いざ転職活動、となると、つい求人探しをしてしまいがちですが、一度立ち止まり、ご自身のこれまでを振り返って見ることをおすすめします。 転職理由から避けたい条件を明確にしよう 転職するということは、何かしらの理由があって退職されたのだと思います。退職をした理由を今一度深掘りしてみましょう。 「仕事内容」「職場環境」「待遇や条件」「人間関係」など、自分が嫌だと感じていたことが退職理由になっているはずです。次の職場で「何がしたいのか」ではなく、「これは避けたい」に視点を変えて考えてみましょう。 消去法で「これなら大丈夫」の範囲まで絞ることができます。 過去の経験を棚卸しして「できること・苦手なこと」を整理しよう 「どんな仕事を」「どれくらいの期間」してきたか。そのなかで「どんな業務が得意だったか」「どんな業務にやりがいを感じたか」などを深掘りします。 ここでも「これは苦手だった」「楽しくなかった」などの避けたいことも洗い出しておきましょう。 ハローワークでは定期的に自己分析や適職診断、応募書類の作り方などのセミナーを開催しています。管轄地区のハローワークのホームページなどで探してみてください。