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Q
- 一次面接で落ちる人の特徴を教えてください。
- 一次面接で不合格になることが多い人という人は、面接官から「明らかに準備不足だ」と感じられてしまったからだと考えられます。 最低限、応募する企業のことを調べ、募集職種の内容を説明会などで把握しておくことは、面接前の必須事項です。これらの準備ができていないと判断された場合は、一次面接の時点で採用を見送られる可能性が高くなります。 企業理解をチェックする質問にも答えられるよう準備を徹底すべし 企業側が準備不足を見抜くためにやっていることがあります。 たとえば、以前私が勤めていた会社では、店舗数や展開エリアについて質問することがありました。自社がどのエリアを事業領域としているかを応募者が把握しているかを確認するという狙いです。 対策としては、やはり応募する企業のことを徹底的に調べてまとめておくこと、そして自己PRや志望動機など、自分自身のこともしっかりと話せるように準備しておくことが重要です。 面接で準備不足と思われないように、事前の対策や下調べをしっかりとおこないましょう。
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Q
- 就活の面接で緊張しない方法は何かありますか?
- 面接で緊張しすぎてしまうときは、あえて最初の自己紹介で、「とても緊張しています」と口に出してみるのがおすすめだと思います。 自分で口にすることで落ち着くこともあるかもしれません。また、面接官も応募者の多くが緊張することは理解しているため、現状を正直に伝えることで、リラックスできるように配慮してくれる可能性もあるからです。 事前の練習を重ねつつ面接直前は深く考えすぎないことが大切 また余計な緊張を避けるためには、事前に面接経験を重ねておくことも有効です。キャリアセンターや友人同士での練習などで、しっかり場数を踏んでおくようにしましょう。 面接直前は、「話そうと思っていたことをすべて伝えなければ」などと考えすぎず、好きなことを考えているほうがリラックスできるかもしれませんね。 練習を繰り返し、リラックスしたベストな状態で面接に臨みましょう。
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Q
- 就活はどうにかなると思いますか?
- 就職活動が思うように進まず、焦りや不安を感じているのですね。 「どうにかなる」という言葉に期待しつつも、本当に大丈夫だろうかと心配になる気持ちはとてもよくわかります。 まず伝えたいのは、今うまくいっていないと感じていたとしても、あなたがこれまで就職活動に真摯に取り組んできた行動は紛れもない事実であるということです。 その一つひとつの経験こそが、未来の「どうにかなる」状況を作り出すための大切な糧になっています。その事実は忘れないようにしましょう。 「どうにかなる」と言葉にする人や、実際に「どうにかなってきた」経験を持つ人の多くは、実は見えないところで何かしらの行動を積み重ねているものなのです。 流れに身を任せることも時には必要ですが、ただ待っているだけでは状況は変わりにくいかもしれません。 自分は何に不安を感じているのかを整理して具体的な行動に移していこう もし、今の漠然とした不安を解消し、「どうにかしたい」と強く願うのであれば、まずは「自分にとって、どのような状態になれば安心できるのか」を具体的に考えてみましょう。 そして次に、「その安心感を得るためには、今何をすれば良いのか」を自身の言葉で明確にして、具体的な行動に移していくことが、前向きに進むための最も確実な一歩となるのです。 焦らず、自身のペースで、できることから始めてみてください。 あなたの行動が、必ず未来を切り拓く力になります。
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Q
- 履歴書の趣味の欄に「音楽鑑賞」と書くのは、一般的すぎますか?
- まったく問題ありません。趣味は人となりを知るための一つの要素なので、一般的なものでも大丈夫です。 面接で話が広がるかどうかは、面接官も同じ趣味を持っているかどうかに左右されることもありますが、基本的には自身の好きなことを話してもらってかまいません。 音楽鑑賞をどのように楽しんでいるかで自分らしさを伝えよう さまざまなジャンルの音楽が好きな場合、幅広く話すか、特定のジャンルに絞って深く話すか、どちらが良いということはありません。音楽鑑賞と一口に言っても、どのように楽しんでいるのかという点に注目します。 幅広いジャンルを楽しむのか、一つのジャンルを深く掘り下げるのか、その楽しみ方自体がその方の個性を示すものだと考えます。 これも面接官によるところが大きいでしょうが、自分らしさを伝えられる方法を選びましょう。
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Q
- エントリーシート(ES)の趣味欄に旅行と書くのは自己PRとして弱いですか?
- 基本的に、趣味と自己PRは別物と考えるべきです。趣味はあくまでその人の人となりを知るための一つの項目という側面が強いからです。 そのうえで少しでも自己PRにつなげたいという場合、やはり「旅行に行くのが趣味です」だけでは自己PRにはつながりにくいと考えられます。まずは旅行をする際に、どんな下準備をおこなっているかを考えてみてください。 趣味から自分の強みを見つけ、それを面接でアピールできるからです。 具体性がカギ! 趣味から仕事での再現性をアピールしてみよう たとえば「旅行の際には緻密な計画を立て、当日の動き方からスケジュール調整の案までしっかりと考えている」という人がいるとしましょう。この行動からは、計画性や段取り力の高さが見て取れます。 これらは仕事にもつながる強みであるため、趣味で培ったスキルを面接官にアピールできれば自己PRにつなげられるのです。 また、ESで趣味を書く際は「趣味:旅行」としつつ、その下に自己PRを少し加えるのが有効だと言えます。相手を惹きつけるESを作成することができるため、ぜひ実践してみてください。
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Q
- ゼミで取り組んだ内容がまだ特にないのですが、どうアピールすれば良いですか?
- ゼミの研究内容に関する回答ですが、まだ始めていない場合は、これから取り組む予定の内容でまったく問題ありません。 現時点で考えていること、なぜそのテーマを選んだのか、といった背景を話すことで、その人が何に興味を持っているのか、どのようなことを探求したいと考えているのかが面接官に伝わります。 あなたの関心や問題意識が企業に伝わるような回答を意識しよう 面接の形式にもよりますが、一問一答形式であれば30秒程度でまとめるのが適切です。深掘りして質問してくれる企業も多いと思うので、その場合は相手の質問に簡潔に答えていきましょう。 企業がゼミの内容を聞くおもな目的は、その人がどのようなことに関心を持っているか、その背景にどのような問題意識を持っているか、また、自身のどのような点を研究に活かそうとしているのかを知りたいという点にあります。 ゼミの内容について企業が知りたいことを頭に入れておき、それに自分の言葉で答えられるように準備しておきましょう。
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Q
- 慎重な性格の人に向いている仕事はありますか?
- 慎重さは、どのような仕事においても重要な要素だと私は思います。 たとえば、「考えすぎて行動に移せないから営業には向いていない」と短絡的に考える人もいるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。 しっかりと下調べをし、準備を整えてから行動する性格は、失敗やリスクを低減することにつながるからです。 行動力が求められる営業でも細かい提案が必要なBtoB営業はおすすめ 営業職であれ事務職であれ、製造業や研究職でも、事前の準備や調査は絶対に不可欠なので、慎重さはどの仕事でも活かせる資質なのです。 逆に、飛び込み営業のような仕事は、フットワークの軽さが求められるため慎重すぎる人には難しい仕事かもしれませんが、既存顧客とのBtoB営業など、じっくり調べて提案するスタイルには非常にマッチすると思います。 仕事によって求められる性格を調べて、自分自身の慎重さが活かせる仕事を選びましょう。
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Q
- マイペースな短所はどう改善すれば良いでしょうか?
- マイペースな点を、短所としてどのように改善すれば良いかという質問ですね。そもそも「マイペース」という特性は、見方や状況によって短所にも長所にもなるものだと私は考えています。 たとえば、周囲との協調性を欠いて、締め切りを考慮せずに自分のペースを優先してしまうのであれば、それは改善すべき短所といえるかもしれません。 しかし一方で、期日や目標から逆算して計画を立て、周囲に流されずに自分のペースで着実に物事を進められるのであれば、それは「計画性がある」「着実性がある」といった素晴らしい長所になります。 説得力を高めるには短所・長所になる点を同時に伝えることが鍵 まずは、マイペースさがどのような場面で短所として現れ、どのような場面ではむしろ良い方向に作用するのかを、客観的に自己分析して理解することが大切です。 そのうえで、短所として改善したい点については具体的な改善策を考えてみてください。それと同時に、長所として活かせる側面は自信を持ってアピールしていくようにしましょう。 面接などで短所について話す際には、以下の例文のような伝え方を意識すると望ましいです。 「私にはマイペースな一面があり、ときに周囲と足並みが揃わないこともあります。この点は、〇〇を意識して改善に取り組んでいます。一方で、この特性は、△△の場面では計画的に物事を進める力として活かせると考えています」 短所を改善する姿勢、一方で長所として作用する場面があるという点を具体的に伝えると、面接官も納得できる内容になりますよ。
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Q
- 自己PRで強みを2つ挙げるのは効果的ですか?
- 自己PRで強みを2つ挙げることについてですね。効果的かという質問に対してで言うと、強みの数だけで有利・不利が大きく変わる可能性は低いというのが私の正直な考えです。 しかし、自分のなかで明確に2つの強みがあり、それをしっかりと伝えたいという気持ちがあるのであれば、2つ話すのはまったく問題ありません。 具体性×明確性で2つの強みが伝わりやすい構成にしよう その際に大切なのは、それぞれの強みの要点を簡潔に、そして具体的なエピソードを交えて話せるように準備しておくことです。2つの内容が混ざってしまったり、話が冗長になったりすると、かえって伝わりにくくなります。 「1つ目の強みは〇〇です。具体的には、大学時代の△△という経験で発揮しました。2つ目の強みは□□で……」というように、1つずつ区切って混同しないように話すと、聞いている側も理解しやすいです。 また、話す時間の目安としては、それぞれの強みについて30秒ずつ、合わせて1分程度でまとめられると、面接官も内容を把握しやすいと思います。
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Q
- 職歴半年の第二新卒の自己PRはどう伝えれば良いでしょうか?
- 半年間がほとんど研修期間だったとしても、研修期間にどう向き合ったかを伝えることで自己PRが作れます。たとえば「どんな気持ちで臨んでいたか」「どんな意識で研修を受けていたか」「何を学べたか」といった点を思い返してみましょう。 研修に向き合う姿勢は、仕事への取り組み方につながることが多いと考えられるからです。研修にどう向き合ったかを整理し、転職先への意欲とともに面接で話せるようにしましょう。 また、まだ職歴が半年であるため、学生時代に何をしていたかといった、新卒の面接とほぼ同様の質問をされることも多いです。あらためて就職活動時に話したことを振り返り、まとめておくようにしましょう。 誠実な回答が必要! 早期退職の理由は正直かつ前向きに伝えよう さらに、早期退職に至った理由についても、正直かつ建設的に説明できるよう、事前にしっかりと自己分析をして、考えを整理することが必要不可欠です。 なぜ退職を決意したのか、その背景や経緯を伝えられるようにしましょう。その際、もし自分に至らない点があった場合は、その経験を今後どう活かしていきたいのかを具体的にまとめておくことが欠かせません。 こうした入念な準備が面接官に誠実な印象を与え、転職先での前向きな姿勢を伝えられるきっかけになります。