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Q
- 自己分析の文章化が難しいです。
- 自己分析というと過去の出来事をただ羅列するだけで終わってしまう人が多いのですが、それだけでは不十分です。 出来事をピックアップしたら、そのとき自分が「どう感じたか」「なぜそれに取り組もうと思ったのか」といった感情や思考も一緒に書き出すことが重要です。 何が起きて、どう感じ、どう考え、どう行動したのか。この一連の流れが自己PRの骨子となります。 感情を学びや成長につなげれば魅力的な文章になる! また、その経験を通じて「何を学べたか」「どのように成長できたか」といった視点を加えることで、より深みのある内容になります。 この「感情・思考・学び」の要素を組み合わせることで、単なる出来事の報告ではない、あなたらしさが伝わる魅力的な文章を作成できるはずです。
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Q
- 最終面接前のOB・OG訪問は意味があるのでしょうか?
- 大いに意味があると考えます。 最終面接では、企業の深い理解度に加え、10年後、20年後を見すえた長期的なキャリアプランについて問われることが多くあります。 実際にその企業で働く社員から、仕事のやりがいや目標、キャリアパスの実情などを聞くことは、自身のキャリアプランを具体化し、深めるうえで非常に有益です。 解像度が上がり志望動機の説得力も上げられる! たとえば、説明会で紹介されるキャリアパスが実際にはどのくらいの実現可能性があるのかといったリアルな情報を得ることもできます。 「希望すれば誰でも挑戦できるのか」「厳しい試験があるのか」といった実情を知ることで、志望動機の説得力が増し、より解像度の高い回答が可能になります。
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Q
- OB・OG訪問をする学生の割合はどのくらいですか?
- 私自身がデータを取ったわけではありませんが、他社の調査を見ると、おおよそ4人に1人くらいの学生が実施しているようです。私の肌感覚とも近い数字だと感じます。 訪問に興味がない学生はまったくおこないませんが、熱心な学生は複数の企業の複数の社員に会うなど、積極的に活用している印象があります。 OB・OG訪問でしか得られない情報は多い OB・OG訪問をする学生は、1社だけでなく複数の企業を訪問したり、一人の社員だけでなく何人かに会ってみたりと、精力的に活動する傾向があります。 行動することでしか得られない情報や気づきはたくさんあります。参加するかどうかは個人の自由ですが、一つの有効な手段であることは間違いありません。
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Q
- OB・OG訪問での挨拶で好印象を与えたいです。
- OB・OG訪問では第一印象が非常に重要です。 一般的に、人の印象は最初の15秒でほぼ決まるといわれています。 訪問先で会ったときは、相手の目を見て、できれば笑顔ではっきりと挨拶することを心掛けましょう。その後のやり取りをスムーズにするための大切な第一歩です。 自己紹介と感謝の気持ちを伝えよう 挨拶の際には、自分の大学名、学部、氏名をきちんと名乗ります。 そして何よりも、「本日はお忙しいなか、私のために貴重なお時間をいただき、ありがとうございます」というように、時間を割いてくれたことへの感謝の気持ちを最初にしっかりと伝えることが大切です。
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Q
- 就活面接の手応えはどう判断すべきですか?
- 面接官のタイプによるため、手応えの判断は非常に難しいです。 一つの目安として、面接官との会話が弾み、コミュニケーションが円滑に進んだ場合は良い感触ととらえて良いかもしれません。 面接官があなたの話に興味を持ち、深くうなずいたり、メモをたくさん取っていたりする様子も一つの判断材料にはなります。 雰囲気だけで判断しないように! 終わった面接は忘れよう しかし、企業によっては不合格と決めた学生にこそ、企業のイメージダウンを防ぐために丁寧に接することがあります。 逆に、採用したい学生の対応力を見るために、あえて厳しい質問をすることもあります。 面接の雰囲気だけで合否を判断するのは早計です。終わった面接は一旦忘れて、次の選考に向けて気持ちを切り替えましょう。
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Q
- 一次面接が短いのは不合格のサインですか?
- 個人面接の場合、一次面接の時間は20分から30分程度が一般的ですが、短い場合は15分、長い場合は60分というケースもあります。グループ面接の場合は、30分から40分程度で、一人あたりの持ち時間は10分程度と考えると良いでしょう。 面接の回数(最終面接までのステップ)によっても、一次面接にかける時間は変わってきます。 10分程度の短い面接では、主に雰囲気チェックがおこなわれます。自社や顧客に合う雰囲気か、応募者の人柄や第一印象を見ていることが多いでしょう。 以前、ある旅行会社の人事担当者が面接官に「一緒にランチを食べに行きたいと思う人を二次面接に上げてください」と伝えていたという話があります。 これは、応募者の雰囲気や人柄が企業にマッチしているかを重視する、一次面接の評価基準をわかりやすく表している例と言えるでしょう。 確認事項がチェックできれば早く終わることもある 短い面接が必ずしも不合格のサインであるとは限りません。企業は一次面接で確認すべき内容やフォーマットを定めており、最初のやり取りの中でそれらが確認できれば、そこで合格として面接を終了するケースもあります。 そのため、面接が短く終わったからといって、すぐに不合格だと悲観する必要はありません。 短い面接の中で手応えを感じるのは難しいかもしれませんが、逆質問の時間をうまく活用したり、面接官と円滑なコミュニケーションを取ったりすることが重要です。 面接を終えた学生の話を聞くと、「会話が楽しかった」と感じた人の方が通過率が高い傾向にあります。面接官との間で会話が成立し、良いコミュニケーションが取れたかどうかは、手応えを感じるうえで非常に大切な要素と言えるでしょう。
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Q
- 二次面接の合否フラグはありますか?
- 明確なフラグはありませんが、ヒントになるものはいくつかあります。 たとえば、面接の最後に「今日のこの部分については、次回までにもう少し深めてきてください」といった具体的なアドバイスをもらえた場合です。 また、「営業志望とのことですが、経理部には興味ありませんか?」など、別の可能性を示唆された場合も、次に進めることが多いようです。 深掘り質問はチャンス! 興味を持たれている証拠 話した内容について多くの深掘り質問をされるのも、あなたに興味を持っているサインととらえることができます。 圧迫感を感じるかもしれませんが、それは面接官があなたのことをもっと知りたいと思っている証拠でもあります。 最終的にどう判断されるかはわかりませんが、少なくとも興味を持たれていると考えて良いでしょう。
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Q
- オワハラ対策で嘘をつくのはバレますか?
- 「嘘がバレてしまいますか?」 というご質問については、どこでつながりがあり、たまたまわかってしまったなんていうこともないとは言えませんので、大丈夫ですとは断言できません。 私が相談に来た学生にいつも言っているのは、「将来に向けた大切な決断になるので、しっかり最後まで就職活動をやり切ってから決めていきたい」と人事担当者に話してみるというものです。 多くの企業では、「いつまで待てば良いですか?できたら〇〇までににお返事ください」などと期限を決めるように求めてきますが、認めてくれることがほとんどです。 オワハラは違法なので企業の姿勢みて本当に良いのかよく見極めよう 今回お話ししておきたいのは、現在オワハラは禁止されています。 厚生労働省からは企業に対して「オワハラは、憲法で保障された職業選択の自由を侵害する行為であり、場合によっては、刑法上の脅迫罪・強要罪や民法上の不法行為にもあたる可能性があります」と注意を促しています。 人事担当者であれば、オワハラが禁止されていることはもちろんわかっていると考えられます。それでもオワハラをしてくるというのはどうかと思います。これから入社をして、社員として一員になるわけです。 本当にその企業で決めて大丈夫なのか、よく考えて判断する必要があると感じます。ここは自身の判断ということになりますが、以上のことを参考にしっかり対応を決めていってください。
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Q
- 大学院に進学して就活しないのはありですか?
- 大学院への進学か、就職か悩んでいる学生は毎年いらっしゃいます。研究に興味があり道を極めたい人や、大学院に行き、資格を取得してその分野で活躍したいと考える人などです。 レアなケースでは、進みたい業界に向けて準備をしてきた学生が、新型コロナウイルス感染症下、エントリーシート(ES)を提出したものの、突然選考が中止となり、諦めきれず採用再開の時期を待つために大学院への進学を選択した人がいました。 一方、相談者のように、就職活動に前向きになれずとりあえず大学院へ進学するという人も確かにいらっしゃいます。 しかし、大学院進学のための準備と対策を4年生でおこない、進学を果たしても、卒業までの期間が2年間であれば、入学と同時に就職活動を開始することにもなるので、のんびりできるわけでもありません。 大学院卒が就活に有利とは限らない また、大学院を卒業しているから就職活動が有利になるかというと、もちろん専門分野を生かした就職先はありますが、そうでもない場合も多くあります。 私が以前採用にかかわっていた企業では、理系の学生をエンジニアとして採用していました。夏のインターンシップの際によく質問されたのが、このまま就職するべきか、大学院に行って専門を極めてから就職するべきかといったものでした。 人事担当はいつもどちらでも変わらないと答えていました。その企業では必要な研修をさまざま用意しているため、学べていない分野についても入社後学べます。 そうであれば、研修を受けながら、現場で経験を重ねていただくほうが早く戦力になると考えていたからです。 大学院へ進学することで得られるものも多くあり、将来の選択肢も増えてくるとおもいます。しかし、目標を持たずに、就職活動から逃げるためだけで進学するのはあまりおすすめできることではないと感じています。
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Q
- 大学4年なのに3月で就活何もしてないのはヤバいですか?
- 大学4年生の3月ということですが、4月から4年生に進級する時期ということでしょうか。この3月という時期は多くの企業が求人の情報を出してくるタイミングになります。 ただ、ここ数年どんどん採用の早期化が進んでいるため、実際にはすでに内定を獲得している人もいると考えられます。 大学のキャリアセンターで個別カウンセリングをしていると、この時期、大学3年生になる人たちがこれからの就職活動の進め方について相談にいらっしゃいます。そのなかには4年生に進級する人たちが、何もしていないがどうしたらよいか? と言って駆け込んできます。 では、今から就職活動をスタートするのでは遅いのか? ということですが、まだ大丈夫です。 しかし、どのような企業を目指したいのかで少し変わってきます。 業界や企業によってはすでに新卒採用を終了しているところも出てきます。 また、インターンシップ参加者を対象に早期選考をすでにおこなっている企業もあり、そのような企業では採用枠が少なくなっている場合もあります。 今年の状況をみていると、大手企業は3月中にエントリー締め切りを設け、4月から選考を開始しているところが多いと感じています。以前は6月に入ってから選考を開始していたような企業でも今年は早まっています。 キャリアセンターも活用して効率的に進めよう つまり、3月から就職活動を開始するのは遅くはないけれど、のんびりしているとエントリーできる企業が減ってくると理解してください。 ただ、そうはいってもすべての企業が3月でエントリーを終了しているわけでもないので、諦めないで探していきましょう。 一人で準備を開始していてもなかなか何をすべきなのかわからないことも多いとおもいます。 スピード感を持って準備を進める必要があるので、各大学のキャリアセンターが、就職活動のサポートをおこなっています。 ぜひ一度相談をしてみるとよいかもしれません。