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Q
- 市バスの運転士の志望動機が思いつきません。
- 「バスの運転は地域の生活に欠かせない重要な仕事だと認識」しているのであれば、それがそのまま立派な志望動機になります。 住民の困り事に寄り添い、貢献したい気持ちが大切 市バスと民間の観光バスの違いは、対象者にあります。「なぜ市バスか」を問われたら、公共交通機関である市バスは地域住民の生活に密着している、という観点で返答しましょう。 質問者さんは意識していないかもしれませんが、このようなアピールは、社会のために貢献しようという思いがどこかに隠れていることの証明になります。 ほかの学生との差別化を図るには、地域住民の生活に欠かせないという点にさらに迫って、地域の人たちがバスの本数が少なくなったりすることでどのくらい困るのかというところを真剣に深掘りした内容を述べることなどが考えられます。
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Q
- 就職活動で使う名刺入れの色は、何色が良いですか?
- 名刺入れは好きな色を選べば良い、というのが私の見解です。 新入社員なのに派手な色は避けるべきという意見はあるものの、名刺入れはしょっちゅう買い替えるものではありません。どんなに派手な名刺入れであろうと「この名刺入れにふさわしいビジネスパーソンになる」というつもりでいれば良いです。 1年目だからダークな色、2年目だから何色という縛りはないので、あまり気にする必要はありません。 ブランド物は避けて! 指摘には機転が利いた返しがおすすめ ただし、一目でブランド物とわかるものは避けたほうが無難です。 新入社員であれば、名刺交換をする場面はそこまで多くないと考えます。おそらく3~4年目に名刺交換の機会が増えるはずです。 好きな色の名刺入れに良くない印象を抱く人がいる事実も理解しつつ、もし指摘を受けたら、「これからこの名刺入れに負けないくらい頑張りますので、どうぞよろしくお願いします」とあいさつするのがおすすめです。
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Q
- 就活の面接で使う「話す」の謙譲語は「申し上げる」ですか?
- 文法的な話だけをするなら「申し上げます」は間違いではありません。ただ、使いこなせていない敬語は失敗のもとです。使用するのはあまりおすすめしません。 「申し上げる」という言葉には格があり、ランクの高い表現です。そうなると、ほかの言葉もランクの高い敬語を使わないとバランスが取れません。 そのため、普通に「申します」を使うほうが良いです。無理に「申す」を使えないのだったら、「私はなんとかでございます」と丁寧語を使ってみてください。 「させていただきます」の乱用は避けよう! また、「お話しさせていただきます」という表現は誤りです。「お話しさせていただく」は使える場面が限定されるうえ、そもそも文法的に誤りのため乱用を避けましょう。 代わりに「話します」あるいは「お話しします」を使うべきです。
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Q
- 内定者懇親会で質問すべきことは何ですか?
- 内定者懇親会は、早く会社に馴染んでほしい、同期同士仲良くなってほしいという会社側の願いにより開催されます。 その意図を考えると、参加者も、入社後自分が会社に馴染めたり、周囲に溶け込んだりするための機会という意識を持って参加するのが良いです。 業務スケジュールを想定し、多くの先輩から聞き出すのがコツ たとえば、「先輩はどのくらいでお仕事を覚えましたか? 」や、「頼りにしている先輩はいますか? 」といった質問をしてみましょう。 さらに会社から指定されたメンター以外の社員にも、「尊敬している上司はどなたですか? 」と聞いてみてください。表面的な質問ではなく、これから入社して仲間になるうえで気になることを聞けば良いです。 たとえば、「お昼はどうしていますか? 」「皆さんで外に食べに行っていますか?」といった質問などもあります。
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Q
- 高卒で就職面接に臨む際の対策は何をすれば良いですか?
- とにかく「明るく元気」というのが、高校卒の人の一番のアピールポイントです。企業側は高校からの紹介ということで、ある程度の安心感を持っています。そのため、そんなに緊張し過ぎず、普段の自分を知ってもらおうと心掛けましょう。 大人から見た高校生は「明るい、元気」というのが売りです。そのため、そこが弱いと「あれ? 」と思われる可能性があります。 企業が高校生に対して持つ一定のイメージから外れない方が良いです。夏の甲子園球児をイメージしてもらうとわかりやすいかもしれません。 入社後の頑張る姿を具体的に伝えよう! 入社後のビジョンや会社を選んだ理由については、特に高卒ではこの会社を選んだ理由を語りにくいという現実があります。高校卒の就活は、高校から言われた企業に受けに行くということもあるため、これは当然です。 そのため、一生懸命に働きたいとか、入社後1カ月くらいで仕事を覚えたいなど、入社後の自分がどう頑張りたいかを極力具体的に言えれば大丈夫だと考えます。
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Q
- 修士の就活で研究概要を作成するポイントが知りたいです。
- 自分の研究を人事担当者に理解してもらえるか不安になりますね。しかし、研究と関連のある企業であれば、担当者もある程度の知識があるので、それほど心配はいりません。 また、担当者は、難しい研究をしてきた多くの学生と面接しています。研究の詳細よりもどのように話すかに注目していることが多いはずです。 ポイントは、研究を通じて何を学び、どんな力を身につけたのかを伝えることであり、研究内容を細部まで理解してもらうことではありません。 ① 研究の目的を明確にする 専門的な説明ではなく、「なぜこの研究に取り組んだのか」「どのような問題を解決しようとしたのか」といった背景を簡潔に伝えます。 そのうえで、企業や業界にどのような影響を与える可能性があるかを示すと、話が伝わりやすくなります。 ② 研究プロセスを強調する 研究は試行錯誤の連続です。失敗や困難を乗り越えた経験を話すことで、粘り強さや課題解決力をアピールできます。 また、共同作業を通じて得たチームワークの経験は、仕事上の強みになります。 ③ 企業との関連性を工夫する 研究が企業と直接関係しなくても、データ分析、問題解決力、論理的思考力など、業務に活かせるスキルを伝えます。 「研究で〇〇のデータを解析し、最適な条件を導きました。この経験は貴社の〇〇業務にも応用できると考えています」と具体的に話すと効果的です。 ④ 分かりやすい説明を心がける 専門知識のない相手に伝える場合、専門用語を避け、日常的な例を交えて説明するとよいですね。また、簡潔に説明できることは、研究内容をしっかり理解している証明になります。 ⑤ 仕事に必要な資質をアピールする 人事担当者は研究成果よりも、研究を通じて培ったスキルに注目しています。研究内容にこだわるのではなく、仕事に活かせる能力を示しましょう。
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Q
- 研究職に向いている人の特徴って何ですか?
- 質問者さんの研究分野は、理系の自然科学・科学技術か、文系の人文科学・社会科学のどちらになるのでしょうか。 分野が違えば、キャリアパスや収入は大きく異なり、研究対象によっても進む道が変わります。当然、求められるスキルや資質も違ってくるのです。 まず理系の研究職は実験や数値データに基づき、技術や理論の発展を目指します。これには根気や粘り強さが必要です。 一方、文系の研究は概念や理論の探究、歴史・文化的背景の分析が中心で、独自の枠組みを構築しながら社会の意味を探求します。 理系は実証可能な現象を扱い、文系は抽象的な概念に向き合う点が特徴的です。 理系・文系問わず研究職には常に試行錯誤していく意識が大切 アプローチは異なりますが、どちらも新しい知見を通じて社会の発展に貢献します。研究者には、知的好奇心の強さ、忍耐力、柔軟性が求められ、成果を実社会に活かす視点も重要です。 研究職に向いているかどうかは、キャリアや収入の懸念ではなく、「研究を続けたい」という気持ちにかかっています。1つのテーマを追求するのが好きなら、研究者としての資質は十分にあるといえます。 大学院に進んだのなら、質問者さんにはすでに知的好奇心があるはずです。自信をなくしているようですが、どの点に不安を感じているのでしょうか。 人はうまくいかないと自分には向いていないと考えがちです。しかし、多くの研究者は試行錯誤しながら研究を続けています。 研究を続けたいと思えるなら、その道に進む価値があると私は思います。