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Q
- 適性検査で性格検査だけを受けるケースはありますか?
- 性格検査だけを実施するケースは、数は少ないながらもあるだろうと思います。応募者の能力と人物像の両方を知りたい場合は能力検査と性格検査の両方を課す一方で、人物像だけをまず確認したい場合はその可能性があると考えます。 その場合、企業側は「良い・悪い」を判断するというより、応募者の個性を知りたいことが目的であるため、特別な対策はせず、何も考えずに自然体で臨むのが一番です。 合否は総合判断! 面接のほうがずっと重要 なお、性格検査の結果だけが原因で合否が決まることはありません。必ず応募書類や面接結果と合わせて総合的に判断されます。 適性検査よりも面接のほうが選考におけるウェイトが高いことは、忘れないでくださいね。
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Q
- 圧迫面接を録音しておくのはNGですか?
- まず大前提として、企業側の承諾なく録音する行為はNGです。 圧迫面接で怖い思いをされ、面接自体が嫌になってしまうお気持ちは察しますが、本来、面接官は「企業の代表」として面接に臨むべき立場です。 もし面接官の対応を見て「この会社には入りたくない」と正直に感じたのであれば、それは学生側が判断して辞退する理由にもなります。面接は「選ばれる」だけではなく、「こちらも選ぶ権利がある」場です。 怖い思いをひきずらず、「自分もこの会社を判断するんだ」という強い意思を持つことが大切です。 許可を取ってもマイナス評価に ちなみに、学生側から録音の許可を取ったとしても、企業側が好印象を持つことはないと考えられます。「何のために? 疑っているのか?」と感じさせてしまいます。 たとえ許可が得られたとしても、選考結果に何らかの影響が出る可能性は否定できませんね。そこを天秤にかけたうえで、適切にご判断してください。
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Q
- 面接で自然体で話す方法とその適切なバランスを教えてください。
- 面接官の本音としては、応募者があまりに緊張していると「リラックスしてほしい」と感じます。緊張によって本来思っていることが話せないと、こちらもその方を知ることができず、お互いにとって非常にもったいないと思うからです。 もし面接官から「緊張しなくて良いですよ」と声をかけられたら、「ありがとうございます」と返事をして、表情がほぐれる程度に若干砕けてもかまいません。 ただし、その場合も言葉遣いまで砕けすぎないよう注意しましょう。 実際、緊張がほぐれたときに良い表情をする学生も多いため、気を楽に持ってほしいです。 ただし、面接官の雰囲気に応じて、笑顔の程度は加減しましょう。たとえば、面接官が硬い表情をしているのに、こちらが砕けすぎてしまうとマイナスな印象につながる可能性があります。 本番直前の深呼吸や水分補給で心を落ち着けよう 緊張を和らげる具体的な方法としては、面接の部屋に入る前に、大きく深呼吸をして呼吸を整えたり、冷たい水を一口含んで落ち着かせたりすることを試してみてください。 これらで自分は大丈夫」と緊張をおさえてから入室するのが良いと思います。
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Q
- 就活の3次募集での内定獲得は難しいですか?
- 私も3次募集の面接をやっていましたが、採用予定人数に対する枠は、1次募集に比べると限られてきます。 ただ、「空きがある」から募集しているわけです。その「空き」とは、内定辞退者が出たための補充や、採用計画の人数にまだ達していない、ということです。ですから、入り込める余地はあります。 「第一志望ですか」と聞かれたら、「当初の第一志望はかないませんでしたが、現段階では第一志望です」といって良いと思います。 3次募集で1社だけ応募していたら、就職できない可能性もあるので、面接官も何社もエントリーしていることはわかっています。そのため、「応募企業のなかでは1番です」と言えば問題ありません。 周りの熱意が低い今こそ突き抜けよう! 3次募集にくる学生は、言い方は悪いですが、あちこち合格しなかった人だと言えます。そのため、学生全体のモチベーションが低い傾向にあります。 そのなかで、1次募集と同じ熱意で「この人をなぜ合格しなかったんだろうね」と思われるくらい、突き抜けることを目指してください。 なぜこの時期まで就活を続けているのかをポジティブに説明し、熱意を伝えれば、内定獲得は難しくありませんよ。
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Q
- アパレル店員になるには何をすべきですか?
- まずお店の店員であれば、資格はいりません。ファッションが好きで、服にかかわる仕事がしたいというお気持ちは素晴らしいです。コミュニケーションスキルがあれば、まずは大丈夫です。 ただ、接客業の経験がないという点が不安なのであれば、卒業までに何カ月かあるなら、ぜひ接客業のアルバイトをやってほしいです。カフェでもかまいません。 「好き」という気持ちだけでなく、実際にお金をもらって顧客と接する経験は非常に重要です。顧客とのコミュニケーションの入り口は体感しておいてほしいなと思います。 パーソナルカラーや骨格診断などを勉強しておくと有利に働く 有利になる資格としては、「色彩技能パーソナルカラー検定」や「骨格診断アナリスト検定」などがあります。 今や顧客も知識が豊富で、お金を払ってでも診断してもらいたいと一般人が思う時代です。 自分に似合うものを自分自身で知りたいという願いがある人が多いので、その場で詳細な診断はしなくても、察してあげられるような能力があると有利に働きますから、カラーの勉強をするのがおすすめです。 資格を取らなくても、本を買ってカラーについて勉強するだけでも部屋やメイクにも通じるので、「色彩検定」の勉強するのも良いと思います。 幅広い年代との会話を意識してみよう! 私自身、これまで販売志望の人からデザイナー志望の人まで、多数ご支援してきました。 そのなかで、多様な人々に対応できるコミュニケーションスキルを磨いてほしいとアドバイスしていましたね。ご自身と同年代だけでなく、上・下の世代とも対応できるコミュニケーションスキルを身に付けてほしいです。 以前、おばあちゃん世代とも話せるように、実際におばあちゃんの家に練習しに通っていた学生もいましたよ。今の高齢の方は元気ですから、若い方と同じようなものを購入される場合も多くあります。
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Q
- 面接で「いい会社とは?」と聞かれたら、どのように答えるべきでしょうか?
- ご自身で思ってらっしゃることを、「私の考えとしては~」と、ご自身の考えとして伝えるのが良いと思います。主体性を伝える意味でも重要です。 企業がこの質問をする意図は、学生の価値観や仕事選びの軸が、自社の社風や方針と合っているか、マッチングを確かめたいからです。 ご質問の例ですと、「長く働ける」「成長できる」というのは、「定着して働きたい」という思いが伝わります。 その場合、「定着して働くことで成長ができる、長く働きたい」という思いが伝わるため、それができる環境について具体的に言及すると良いでしょう。 「人間関係が良い」は避けるべき 企業選びの軸を伝えよう! ただ、「人間関係が良い」というのは言わないほうが良いかなと思います。 これは求人票を読んで入社前に正確にわかるものではありませんし、人によって感じ方も分かれます。だからこそ難しい問題なんですよね。何より、ご自身次第とも言えるからです。 それよりも、「自分は仕事を通じてこうなりたい」という軸を中心にすえるべきです。 「私は、将来〇〇になりたいです。それが実現できる会社がいい会社だと思っています」というように、その企業を選んだ理由に着地すると、説得力が増すと思います。
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Q
- 新卒で年収400万は高いですか?
- 非常に高いと思います。 よくニュースなどで見る平均年収は450〜470万円くらいになっていますが、これは何千万円と稼ぐ一部の高所得者もトータルして計算した平均値なので、実態よりも高く見えがちです。 「平均値」ではなく「中央値」で見ると明らか 就活で実態を見るために大切なのは、最も多い層を指す「中央値」です。その中央値で言うと、400万円はありません。300万円、あるいは300万円未満の人がたくさんいるというのが日本の現状です。 中央値から見ても、この金額は「非常に高い」と判断して良いでしょう。 総じて、新卒1年目から年収400万円が提示されるのは、かなり恵まれた条件と言えます。
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Q
- 平均勤続年数の目安を教えてください。
- おそらく今、求人票に平均勤続年数が載っているところが多いと思います。これは一つの指標ではありますね。おっしゃるとおり、たとえば3年や5年など、一桁台はやはり短いと思います。 これは「全員」の平均ですから、長くいる人と短い人と平均してそれくらいだと、かなり回転が早いかなと思います。 ご自身が一社で長く働きたいと思うなら、20年や30年など、ご自身が長く働きたいと思う年数が載っているところを選ぶ。これがまず必要かなと思います。 IT業界などは例外 転職志向なら気にしなくてOK ただ一方で、どんどんステップアップしていく環境である、という企業もあります。たとえば、IT業界などは3〜5年したらもう移っている、という企業が割と多いので気にしすぎなくて良いかなと思います。 ご自身が「ここで何かをえたら、次のステップはまた転職してステップアップしていこう」という考えがあるのなら、平均勤続年数の短さは気にしなくて良いと思います。ご自身のキャリアの想定に合っているかどうかで判断しましょう。
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Q
- 最終面接の結果はいつのタイミングできますか?
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Q
- 就活の面接で志望動機を話す最適な長さはどれくらいですか?
- 多くの場合、志望動機の適切な長さは1分程度かと思います。 場合によっては3分もありえるので、学生の場合は1分バージョンと3分バージョンを用意しておくことをおすすめします。社会人になると経験値が高いので長くなりますが、学生の場合は経験値が少ないので時間は短くなります。 そして、どんな長さでも必ず「結論」から話すこと。一番わかりやすいのは「PREP法」です。Point(結論)、Reason(理由)、Example(具体例)、Point(結論)の順で話す構成です。 「PREP法」で検索すれば出てくるので、ぜひ活用してみてください。 幼少期の原体験に基づいた志望動機に感動した! 実際に、以前支援していた学生は、橋などの大きな建造物を建てる建築系を志望していました。その人の言葉に感動しましたね。 建築系の仕事は「ゼロから建物を建てる」わけですので、幼少期からもの作りが好きな人が多いのです。家にあるものを分解してもとに戻すところから派生していることが一般的ですね。 たとえば、お母さんに怒られながら、家の時計を壊したままだったという人もいます。 そのような原体験からえた「ものを作る喜び」「何か形にできる喜び」から、この仕事を志望する人が多いのですが、この学生の「でき上がったときの達成感は測り知れないだろうなと。子どもの頃からすごいと感じていた建築物を作れるすごい人になりたいんです」という思いを聞き、感動しました。 確かに、何か胸を打たれるものがあるなと感じましたね。