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Q
- 就活で志望動機がまったく書けません。どうしたら書けますか?
- 手が止まってしまう、安定しそう、といった漠然とした理由しか出てこないのですね。 まず、「その会社で何をやりたいのか」というところを考えてみてほしいです。 しかし、「その会社がやっている事業になぜかかわりたいのか」と言えるくらい、会社自体にそれほど興味はないと思うんですよ。そんなに知らない企業を受けるわけですから。 だったら、「自分」から考えてください。「自分は就職して何をしたいのか」「どんな職業に就いて、誰の役に立ちたいのか」をご自身でもう一度見直してください。 自分の軸と企業の事業がつながる点を探そう! それが実現できる会社を探したなかの一つであれば、「それが実現できる会社だと思っています」と、まず言えます。 たとえばインフラの仕事は、社会を裏から支えています。表には出ないので直接「ありがとう」と言われる機会は少ないかもしれません。 しかし、ガスや電気が当たり前に動くよう、影で頑張ってくれている人たちがいます。その人たちのやりがいを聞くと、「当たり前の世の中に貢献していることが一番うれしい」という声が聞かれたりします。 そのため、「自分が何をしたいか」「誰の役に立ちたいのか」といった自分の軸と、「その会社の事業が誰に貢献しているのか」といったその企業の事業内容がどこでリンクするかという点を探してほしいなと思います。
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Q
- 意識高い系の人は、就活で成功するのでしょうか?
- X(旧Twitter)などで見かける、いわゆる「意識高い系」の人ですね。昔でいう「エリート意識」です。 「意識高い系」の人が集まる企業、たとえば今で言うとコンサル系など、稼げる業界には良いと思います。エリートの集まりのところには最適ではないかと思います。 しかし、一般的に相手を間違えると大変なことになります。内定をもらうために意識高い系ではないところも受けてしまうと、まったく浮いてしまいます。 SNSに惑わされずに自分自身と向き合おう! なぜなら、社会に出る身として謙虚さがないと、誰も何も教えてくれない、仲間になってもらえない、という可能性が出てくるからです。 SNSは皆、キラキラしている一部を切り取っているだけです。「良いものばっかり食べているんだ」「旅行ばっかり行ってるんだ」などと思いがちですが、ほんの一部です。 比較して好まない感情が湧くなら、見ない、やらないという選択もして良いと思います。まずはご自身に向き合ってほしいです。
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Q
- 就活のストレスで睡眠不足です。
- 長期間にわたるストレスなので、睡眠不足にもなると思います。就活のことで頭がいっぱいで、やることが多すぎて寝るのが遅くなってしまうのですね。 もし今ストレスがマックスだと思うなら、1日は就職のことを考えない日を作ってはどうでしょうか。「とはいえ、やらなくちゃいけない」となっていることはわかりますが、煮詰まっていては考えられるものも考えられないと思います。 行動を変えて効率的な活動を取り戻そう! 本来、就職は社会に貢献し、給料ももらい、自分のキャリアを積んでいく晴れやかな第一歩のはずなのに、なぜか活動中は苦しいですよね。 そのため、追い詰められているのなら一旦解放しましょう。運動したり、散歩したり、映画を見たり、1泊で旅行に行ったり、何か行動を変えてみてください。1、2日休んでも大丈夫です。 逆にやる気モードのときは睡眠不足も苦にならないこともあるため、そのときはある程度ならやって良いと思います。頭が冴えると、走れるときは走れますしね。 しかし、詰まってきて苦しいなら、一旦休む。これは社会に出てからも同じことが言えます。 実際に、私が支援した学生も、就活のストレスで睡眠不足になり悩んでいましたが、一旦休憩をしたところ、「気分が変わった、また効率良く就活を進められそうです」という言葉をいただきましたよ。
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Q
- コミュ障なので就活がつらいです。
- コミュニケーションスキルには個人差があるため、ご自身をコミュ障だと決めつけるのはもったいないと感じます。 たとえば、初対面からいきなり話ができる人もいれば、できない人もいますよね。その程度で自分のことをコミュ障だと思い込んでしまうのは、もったいないなと思うのです。 そのため、「自分は得意ではない」程度に考えておくのが一番です。 また、面接の合否は、コミュニケーションスキルだけでは決まりません。たとえば、選考書類をしっかり書き、エントリーすることで熱意を伝えられます。 そして、選考書類に書いたことであれば、面接でそのまま言語化する練習も事前にできるため、選考を通るためにはいろいろな方法があると思ってほしいです。 必要以上に自分を卑下しないで 実際に私が支援した学生にも、コミュニケーションに自信がなく、全然話せなくて泣いてしまう人がいました。一旦休憩を取ったうえでその学生の話を聞くと、「不安で仕方ない。押しつぶされそう」と言っていました。 このような学生は、自己評価が低いのだと思います。皆不安なのだから、大丈夫です。 学生の皆さんは社会人経験がないうえで就活するので、うまくいかないこともあって当たり前です。必要以上に自分を卑下しないでいただきたいなと思います。
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Q
- 就活に失敗したらどうなりますか……。
- 就活に不安は付きものです。皆さん、「失敗したらどうしよう」と思っていることでしょう。その不安と戦いながら就活を続けるので、本当にしんどいと思います。 ただし、誰もが通る道なので、「皆同じなのだな」と思って頑張っていただきたいなと思います。 徹底した準備で不安を払拭できる そして、仮に失敗したとしても、次を受ければ良いだけです。 不安の多くは準備不足が原因です。「これ以上、面接で何を聞かれるのだろう?」「どうしたら良いのだろう?」「思ってもないことを聞かれたらどうしよう」と、自分自身に不安の感情をかけてしまうことが多いのです。 そのため、「もうこれ以上することない」というくらいに準備をしておくこと。これが一番大事です。 そして、面接をクリアすることで要領をえて、段々慣れてきますよ。
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Q
- 就活が終わる時期で「早い」とされるのは、いつ頃ですか?
- 一番早いのは1次募集で内定が出る頃で、大学4年の5~6月頃には決まっていると言えます。しかし、企業によって差があるため、一概には言えません。 そのなかでも、中小企業など、募集人数が少ない企業は早く決まる印象があります。 就活が早く終わるメリット・デメリットはさまざま 入社先が早く決まることのメリットは、気が楽という点です。早く決まることで卒業旅行のことを考えたり、バイトに専念したりできますよね。 あるいは、入社までに必要な資格を取っておくために、充分な時間があると、念入りに準備できると言えます。 デメリットは、周囲がまだ就活をしていると、自分の決心が揺らぐ可能性があることです。 実際に、私が支援した学生で、早くに内定が決まった人が何人かいます。 第一志望の企業に通ることを前提に就活していて無事決まったのだけど、しばらくして「もっと良い企業があるのではないかと思ってきた」と悩みを持った人もいました。 その際は、内定先をすぐには断らずに、ほかを受けてみることをすすめました。 これらのメリット・デメリットを知ったうえで、ご自身のペースで就活を進めるのが一番だと思います。
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Q
- 就活で使えるエピソードがないのですが、どうすれば良いでしょうか?
- 就活で使えるエピソードがないと感じるのは、深掘りが足りていないからだと思います。 たとえば、なぜこの大学に入りたいと思ったのか、入学してどんな経験をして、バイトはどんなことをやったのか、ということを一つひとつ、じっくり時間をかけて思い出してみてください。 1年単位で自分がこれまでに経験したことをさかのぼり、メモなどに書き出すのです。そして、書き出したキーワードから、自分の強みや弱みの共通点が出てくると思います。 就活で使えるエピソードは、「成功した経験」「失敗した経験」「苦労を乗り越えた経験」の3つだと思うので、この辺りをメモから探してみてほしいです。 私が実際に支援した学生も、得意・不得意な科目や、バイト経験、楽しかったこと、つらかったことなどを一つひとつ思い出すことで、結果的に就活で使えるエピソードを作れた人が多数います。 学生時代に取り組んだことから自分の強みを考えるのがおすすめ なお、多いのが、自己PRとガクチカが同じ内容になってしまうケースです。両者を差別化するためには、自分の強みの前に、まずガクチカを考えてみましょう。 ガクチカは、経験したことだけでなく、「その結果、何を学んだか」という点に着地していきます。そのうえで、自分の強みやアピールポイントが見つかっていくので、まずはガクチカから作ってみてほしいと思います。
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Q
- 就活で「顔採用」は本当にあるのでしょうか?
- 「顔採用」とはダイレクトな表現ですね。 「容姿」についていえば、容姿の秀麗さがイメージを大きく左右する職業だと実際にあると思います。 たとえば、キャンペーンガールやモデルといった、「広告塔」として自分が商品の一部になりうる職業は、容姿の端麗さは求められるでしょう。 一方で、ご自身がやりたい職種は何でしょうか。すべての人が容姿を求められているわけではないので、そういった職業を目指しているのでなければ、容姿にこだわりすぎなくて良いと思います。 自信が付けば表情も行動も変わる もし、自分に自信が持てないのなら、相手から見た印象を上げるように工夫し、努力してみるのはいかがでしょうか。 私自身も、過去、かなり太っていました。そんな自分が嫌だったけれど、何も努力はしていなかったのです。ですが、とある日に洋服を買いに行っても着られなかったことから、一意奮闘しました。 結果、痩せて洋服が着られるようになり、身の回りへの意識や興味が変わっていったので、自分に自信を持つためには何か一歩踏み出してみるのも良いのではないかと思うのです。
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Q
- 就活の面接当日に体調不良になったらどうすべきですか?
- 面接当日の体調不良は誰にでも起こりえることですね。万が一、体調が良くないと感じたら、できるだけ早く先方の企業に連絡を入れましょう。 当日でなく前日の段階で、翌日の面接に行けない可能性が出てきた場合は、その段階ですぐ応募先に電話を入れ、事情を説明しましょう。 当日の朝になった場合は、始業開始早々に電話をして担当者につないでもらうのが望ましいです。 無理に行くとかえって迷惑になることも なお、「少しくらいなら無理してでも……」といった思いが出てくるかもしれませんが、もし感染する病気を患っていた場合、無理に面接に行くと企業側に迷惑をかけてしまいます。 欠席しても再度面接日程を組んでもらえるかは企業次第ですが、多くの場合は再調整してくれる可能性が高いです。 実際に私が採用活動をしていた際も、面接当日に来れなくなったと連絡があり、日程を再調整した経験がたくさんありますよ。そのため、正直に早めに伝えることを意識しておきましょう。
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Q
- うつ病だと新卒で就活はできませんか?
- つらい経験をされましたね。うつはストレス社会といわれる現代では珍しいことではなく、誰にでも起こりえることだと言えます。 大切なことは「今、現在の様子」です。医師の了承が出ているのであれば、わざわざ伝えずに活動して大丈夫です。過去に患っただけであれば、特に伝える必要はありません。 一方で、現在も通院していて「そろそろ大丈夫だ」と医師に言われているような状態であれば、その現状を企業にお伝えする必要はあると思います。 この際、「うつだから」と詳細な理由まで伝える必要は必ずしもありません。「通院している状況で、今後早退などが発生するかもしれません」という伝え方をしてみてはいかがでしょうか。 無理は禁物! 医師の指示に従う勇気を持とう 一方で、医師から了承が出ていない場合、医師の指示に従うことをおすすめします。 就活は「エントリー→選考→選考落ち」の繰り返しを経て内定を得るため、ネガティブな感情と付き合うことがあります。まだ回復していない状況で就活を始めてしまうと、就活がひどく落ち込む要素になる可能性があります。 新卒の人が就職しやすいのは事実ですが、その後の勤務に支障が出ると退職のリスクも考えられます。医師やご家族、学校関係者などと相談し、周りの人に助けを求めてゆっくり進めると良いでしょう。