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Q
- 緊張しやすいのは短所ですか?
- 緊張しやすいことが必ずしも短所とは言えません。 大人に比べて人生経験がまだ浅い学生であれば、人前で話したり、新しい環境に身を置いたりする際に緊張するのは当たり前のことです。大人でも、年を重ねても緊張する場面はあります。 あまり気にしすぎたり、短所だと決めつけたりする必要はありません。 前向きな姿勢で良い印象に変えよう! もし、面接で緊張のあまり本来の力を発揮できないと感じるのであれば、最初に「私は緊張しやすい性格で、今も少し緊張しています」と正直に伝えてしまうのも一つの手です。 そのうえで、「しかし、一生懸命頑張ります」という意欲を伝えれば、面接官も理解を示してくれるかもしれません。
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Q
- OB・OG訪問でESの添削はお願いすべきですか?
- OB・OG訪問のおもな目的は、企業や仕事内容についての理解を深めることです。ESの添削をお願いするのは、基本的には避けた方が良いと言えます。 特に、初めて会う人や、それほど親しい関係ではない人にいきなり添削をお願いするのは、相手に失礼だと受け取られる可能性があります。文章を添削するには、読むことやアドバイスを考えるための時間が必要です。 時間と労力がかかることだからこそ、相手が負担を感じてしまう恐れがあります。添削ではなく、仕事の実情や社風についての質問など、相手に負担をかけないコミュニケーションを取るようにしましょう。 相手との関係値を把握して失礼のない行動を心掛けよう もちろん、普段から非常に親しい先輩で、相手から「添削してあげるよ」と言われた場合などは別です。しかし、関係性が浅く、先方からの自発的な声掛けがない場合は、お願いをしないのが安全だと言えます。 OB・OG訪問は、あくまで企業理解を深めるための機会であるため、個人的な依頼は慎重に判断するようにしてください。
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Q
- 自己分析で昔のことが思い出せないのは問題ですか?
- 自己分析というと、つい大きな出来事や特別なエピソードを探してしまいがちですが、必ずしもそうする必要はありません。日常の些細な出来事からでも、自分らしさを見つけることができます。 たとえば、「鬼ごっこをして遊んだのが楽しかった」「毎日見ていたテレビ番組があった」「好きなアイドルがいた」「ハンバーグが好きだった」など、どんな出来事でも構いません。 頑張って特別な出来事を探そうとしなくても大丈夫です。 周囲に話を聞いて自分を再認識するきっかけにしよう もしそれでも思い出せない場合は、両親や兄弟、祖父母など、昔のあなたのことを知っている人に話を聞いてみてください。「あなたは昔こういう子だったよ」といった話から、自分では気づかなかった一面が見えてくることもあります。 これは、昔のことを覚えている人でも試してみる価値のある方法だと考えます。ただし、なかには辛い思い出など、無理に思い出す必要のない過去もあるかもしれません。 そのような場合は、無理強いをしないようにしましょう。 自己分析は過去を掘り下げることがすべてではありません。未来の自分について考えたり、現在の自分を見つめ直したりすることでも進められます。
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Q
- グループワークで誰も喋らないときは、どうすれば良いですか?
- リーダーシップを取ってみんなの意見を引き出すのが得意でない人もいるでしょう。しかし、そうした状況こそ、自分にできることを示すチャンスでもあります。 たとえば、「このテーマについて、一人ひとり意見を言ってみませんか?」や「何か具体的な例を挙げてみませんか?」といったように、小さな提案をしてみてください。 些細な一言が議論を前進させるきっかけになる 活発な性格でなくても、周囲が意見を出しやすいよう工夫することで、議論のきっかけをつくることが可能です。小さな働きかけでも、企業側は「何とかしようと努力をしているな」と感じ取ります。 大げさなことをする必要はありません。少し勇気を出して、自分なりの方法で貢献しようとする姿勢が大切です。 ささやかな働きかけが、議論を前進させるうえで重要な役割を果たす場合もあります。まずは、小さなことからでも行動してみましょう。
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Q
- 面接でラフに話すのはだめですか?
- 自分らしさを出すために面接でラフな言葉遣いをすることの是非についてお答えします。 言葉遣いにはTPOが何よりも重要です。相手や場面に合っていなければ、丁寧すぎる言葉も、ラフすぎる言葉も、どちらも不適切となりえます。 「自分らしさ」の押し付けはNG! 相手への配慮を忘れずに 「自分らしさを伝えるため」という目的で、一方的に砕けた言葉遣いをすることは、相手への配慮に欠ける身勝手な行為と受け取られかねません。相手とのやり取りのなかで、適切な言葉のトーンを探っていくのがコミュニケーションの基本です。 自分のキャラクターを出すことに固執しすぎると、真剣さが伝わらず、マイナスの評価につながるリスクがあるので注意が必要です。
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Q
- 面接で泣きそうな声になってしまったのですが、印象悪いでしょうか?
- 面接での過度な緊張を和らげる方法についてお答えします。 緊張すること自体は自然なことです。まず、「自分だけではない」と理解することが大切です。そのうえで、緊張を緩和するための心理学的なアプローチとして「アンカリング」という手法を紹介します。 最高の瞬間を思い出してみよう! 「アンカリング」で自信を取り戻そう まず、過去に自分が最も自信に満ち、リラックスしていた幸せな瞬間を、五感をフルに使って具体的に思い出します。その最高の状態のときに、手首を軽く叩くなど、特定の身体的な動作(アンカー)を結びつけます。 これを何度か繰り返すことで、「その動作をすれば、リラックスした状態を呼び起こせる」ように脳に記憶させます。面接本番前にこのアンカーを発動させることで、心の状態を落ち着かせ、パフォーマンスを安定させる効果が期待できます。ぜひ試してみてください。
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Q
- 面接で人柄を褒められることがありましたが、合格の可能性が高いでしょうか?
- 面接で人柄について褒められた場合、それが合格のサインかどうかについてお答えします。 人柄を褒められたということは、少なくとも面接官に悪い印象は与えていないでしょう。あなたに対してポジティブな評価をしている可能性は高く、合格の可能性も低くはないと考えられます。 一喜一憂しないこと! 評価は総合的に判断されている しかし、それだけで合否が決定するわけではありません。面接官の社交辞令である可能性もゼロではありませんし、評価は総合的におこなわれます。 褒められたことは素直に喜びつつも、一喜一憂せずに、結果を待ちましょう。
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Q
- 就職の観点から、文系の大学院に進むメリットはありますか?
- 就職活動において、文系の大学院を修了していることのメリットについてお答えします。 文系の専門職は少ないものの、大学院進学には明確なメリットも存在します。 特定の専門分野でのキャリア:法学や経済学などを深く研究した場合、企業の法務部門や金融アナリストなど、高度な専門知識が求められる分野で評価される可能性があります。 高度なポータブルスキルの習得:論文の読解・執筆や研究発表の機会を通じて、論理的思考力、分析力、プレゼンテーション能力といった、あらゆるビジネスで通用する高度なスキルが学部卒よりも高いレベルで身に付きます。これらは、コンサルティング業界や総合商社などで高く評価される傾向にあります。 目的意識が前提! 「何を学び、どう活かすか」を語ろう グローバルなキャリアの可能性:海外では、大学院で専門性を高めることがキャリアアップにおいて一般的です。外資系企業や海外での就職を視野に入れる場合、大学院卒という学歴は有利に働くことがあります。 ただし、いずれのメリットも、「大学院に行っただけ」では享受できません。そこで何を学び、どう成長したかを明確に示せること、そしてそれを仕事に活かす強い思いがあることが大前提となります。
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Q
- 文系大学院卒は就職に不利ですか?
- 就職活動からの逃避として文系の大学院へ進学することについてお答えします。 大学院進学自体が不利になるわけではありません。しかし、その動機が「就職活動がうまくいかないから」という消極的なものである場合、多くの問題が生じる可能性があります。 大学院は研究の場! 明確な目的意識を持って臨もう 文系の大学院は、理系と比べて修了後の専門性を直接活かせる専門職のポストが少ないのが現実です。研究目的が曖昧なまま進学しても、専門性は身に付かず、年齢だけを重ねてしまうことになりかねません。 そうなると、学部卒の学生と比較された際に、かえって不利になることも考えられます。大学院は研究機関です。何を研究し、その専門性を将来どう活かしたいのかという明確なビジョンがないのであれば、進学は見送るべきかもしれません。
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Q
- 自然にかかわる高収入な仕事はありますか?
- 自然にかかわる仕事で、かつ高収入を得られる職種についてお答えします。 自然保護官やレンジャー、環境調査員といった「自然にかかわる仕事」の多くは、公務員やそれに準ずる立場であることが多く、収入は安定していますが、一般的に「高収入」のカテゴリには入りにくいのが実情です。 代替不可能な価値を提供できるか? それが高収入への道 もし高収入を目指すのであれば、きわめて特殊なスキルや専門性が必要となります。たとえば、世界中を旅して希少な植物をみつけ出し、それを高値で販売する「プラントハンター」のような、他の誰にも真似できない、代替不可能な価値を提供できる仕事が考えられます。 一般的な「自然が好き」という動機からスタートするキャリアパスのなかでは、高収入を実現するのはなかなか難しいかもしれません。