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Q
- 大学生がAIで自動作成した志望動機を使うのは危険ですか?
- 就活支援ツールや生成AIが一般化している今、企業側も「学生はAIやツールを使っているだろう」という前提で見ています。 ですから、AIを使うこと自体は悪いことではありません。 しかし、AIが書いた文章をそのまま使うのは避けるべきです。そのまま出すと人間味やその人らしさがなくなってしまうからです。 一回目に出た回答ではなく「壁打ち」をして調整しよう AIはあくまで最初の叩き台として使い、そこから自分なりの一手間を加えることが重要です。 おすすめの方法は、AIが出してきた回答をそのまま使うのではなく、何度も壁打ちをすることです。 「私はもう少しこういうタイプなんだけど」 「実はこういう活動もしていたんだけど」 「ここはちょっと違う気がする」 このように、自分の情報を追加で伝えたり、修正を指示したりして、何度かやり取りを重ねてください。 「上手すぎる文章」は自分らしく書き直す AIは非常に上手な文章を作ってくれますが、読んでみて「これは自分じゃないな」と感じるなら、そこには手を加えるべきです。 綺麗な文章であることよりも、「自分らしい言葉」になっているかを確認し、最後は必ず自分の手で修正を加えてください。
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Q
- 内定者座談会での質問を教えてください。
- 内定が出た段階であれば、やはり気になるのは実際の働き方や条件ですよね。しかし、これらをダイレクトに聞くのはハードルが高いものです。 そこで、社員の人のライフスタイルについて質問し、その答えから実際の労働環境を想像することをおすすめします。 時間の作り方を聞くとリアルな勤務実態が見えてくる たとえば、「趣味は何ですか?」「土日はどう過ごしていますか?」と聞いてみてください。そこから返ってきた答えに対して、さらに深掘りすることで条件面が見えてきます。 「旅行」の場合: 「年に1回はどこかに行かれますか?」と聞いてみましょう。「海外に行っている」などの回答があれば、まとまった長期休暇が取れる環境だと推測できます。 「資格の勉強」の場合: 「いつ勉強時間を作っているんですか?」と聞けば、「平日の夜」や「朝」などの回答から、日々の残業量や時間の使い方が見えてきます。 「推し活」や「映画」の場合: 「平日でもレイトショーを見に行く」「週末に東京から福岡や北海道へ遠征する」といった話が出れば、定時で上がれる日があるのか、フットワーク軽く動ける休日があるのかを判断する材料になります。 このように、直接聞きにくい残業や休日の実態は、生活の楽しみ方を聞き出し、そこから逆算して想像していくのが良いでしょう。
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Q
- 得意なことがなくても仕事は見つかりますか?
- 特別な「得意」がなくても仕事は見つかります。 周りを見渡してみてください。世のなかのほとんどの人が何かしらの仕事をしていますよね。 もし、人より秀でた特別な才能がないと働けないとしたら、誰も仕事ができなくなってしまいます。 ですから、「得意なこと」を大きく考えすぎて、「人より勝っていなきゃいけない」と焦る必要はまったくありません。 「人との比較」ではなく、「自分のなかの傾向」を探してみる 得意なことが見つからないときは、他人と比べるのではなく、「自分のなかの傾向」に目を向けてみてください。 「自分のなかでは、AよりもBのほうが得意だな」という程度の感覚で十分です。 私自身も1番ではないがそれでも仕事はできている たとえば私自身の場合、「数字を扱うよりは、人と接するほうが得意」とは言えます。ですが、それが「誰かと比べて絶対に1番か」と聞かれると、そこまでの自信はありません。 それでも、こうして仕事はできています。 「人よりすごいこと」を探すのではなく、「自分のなかでは、こっちよりこっちが得意だな」という特徴や傾向。それを活かせる場所を探すという視点で、肩の力を抜いて考えてみてください。
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Q
- やはり「文学部の就職は悲惨」なのでしょうか?
- 文学部だからといって就職が悲惨ということはありませんし、そこを気にする必要はありません。 というのも、海外と日本とでは就職のあり方が違うからです。 海外では専攻と職種が直結することが多いですが、日本の場合は理系専門職などを除くと、自分の専攻をそのまま就職へ直結させるケースばかりではありません。 焦って無理に仕事と結びつける必要はない 「文学部は専門スキルがないから不利だ」と不安になる学生さんもいますが、それは文学部に限らず文系全般に言えることです。企業側も「文学部だから」という理由で評価を下げることはありません。 無理に学んでいる内容を仕事に直結させようと焦る必要はないのです。 重要なのは「何を学んだか」よりも「どう学んだか」 学ぶ内容そのものよりも、ゼミ活動などで「事前にどのような準備をしたか」「周囲とどう調整を図ったか」といった、学ぶ過程に目を向けてみてください。 実際に社会に出た方からも、学問の中身そのものより、そのプロセスで培った経験のほうが仕事に活きていると聞きます。 ご自身の頑張ったことを振り返ってみましょう。
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Q
- 入社2年目の目標の例を教えてください。
- これには正解があるわけではありませんが、その企業の採用ページにある先輩社員紹介を見るのがおすすめです。 そこで入社2年目の社員、あるいは3〜5年目の社員が「2年目のときはこんなことをしていた」と語っている内容を探しましょう。 インターンやOB・OG訪問で直接聞くのも有効です。具体的な2年目のリアルな情報があれば答えやすくなりますし、的外れな回答を防げます。 「後輩育成」や「新規事業」は企業による! ミスマッチに注意 なぜ調べる必要があるかというと、企業によって2年目に任される範囲異なるからです。 たとえば、「2年目になったら後輩育成をしたい」と言っても、その企業では2年目で育成を任せないかもしれません。 逆に、保守的な企業で「2年目で新規事業を立ち上げたい」と言うと、「うちはそういう会社じゃない」と浮いてしまう可能性があります。 一方で、「年次は関係ない」という実力主義の会社なら、2年目でリーダーを任されることもあり得ます。 その企業が保守的なのか、実力主義なのかを調べたうえで語るのが良いでしょう。 「御社のことを知っています」というアピールにつなげよう 具体的な目標のレベル感に迷う場合は、情報源を添えて話すのがおすすめです。 「ホームページ(HP)で〇〇さんが2年目でこういう仕事をされていたので、私もそこを目指したい」 「インターンで〇〇というお話を聞いたので、私はさらにそこからこう挑戦したい」 上記のように伝えることで、「私は御社の2年目のリアルを調べて知っていますよ」というアピールになります。これができれば、大きく評価を外すことはありません。
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Q
- 大学4年の7月ですが、何も就活を進めていないのってまずいですか……?
- まだチャンスは十分にあります。 実は、企業の半数以上が採用予定数を充足できていないという現状があります。求人数だけで見ればまだ枠は確実に残っていますので、「もう手遅れ」と諦める必要はありません。 ただし、狙う場所を考える必要はあります。誰もが知っているような大手有名企業に関しては、正直なところ、この時期には門戸がかなり狭くなっています。 一方で、学生には知名度がなくても実はすごく良いBtoB企業などは、例年採用に苦戦していることが多いです。そうした隠れた優良企業であれば、7月時点でも募集が残っている確率は非常に高いです。 内定辞退による空き枠も出てくるタイミング また、7月以降は、複数内定を持っている学生が内定を辞退し、新たな空き枠が出てくるタイミングでもあります。 このように、一度締め切った企業でも枠が空くことはありますので、諦めずに動き続けることが一番大事ですよ。
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Q
- 就活でウルフカットはNGですか?
- ウルフカットという髪型自体がNGということはあまりないと思います。実際にそういった髪型の就活生も普通にいらっしゃいます。 ただし、ウルフカットは顔周りに髪がかかるスタイルですので、それが気になって「何度も手で髪を触ってしまう」となると話は別です。 髪型そのものが悪いわけではありませんが、頻繁に髪を直す仕草は「落ち着きがない」という印象を与えてしまい、良くはありません。髪型よりも、その髪型によって引き起こされる「仕草」に気をつけましょう。 業界によるが、基本は「極端すぎない」ことが大切 「逆にNGな髪型はあるか」という点ですが、たとえばピンク色のような派手な髪色は、一般的な就活の場ではあまり見かけません。 多くの学生が黒染めをしている中で、極端な色は目立つ可能性があります。 ただ、これも一概に絶対にダメとは言えません。 たとえばアパレルのようなお洒落な業界であれば、そういったスタイルも許容されるかもしれません。 業界にもよりますが、基本的には極端すぎない範囲であれば問題ないでしょう。
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Q
- 就活の面接が無理で、どうしたら良いかわかりません。
- 「面接が無理」と感じてしまうのですね。でも、そもそも面接が好きだという人は少数派で、嫌だという人の方が圧倒的に多いので安心してください。 一般的に準備不足だから緊張すると言われますが、準備をしていても緊張する人はします。特に「企業=選ぶ側、自分=選ばれる側」と意識しすぎると、余計に緊張してしまいますよね。 基本的には回数を重ねて慣れるのが一番の対策ですが、本当に無理だと感じている場合、一人で抱え込むのは得策ではありません。 一人で悩まず、誰かに話を聞いてもらいながら「面接のどこでつまずいているのか」「具体的に何が嫌なのか」を細分化してみましょう。 「上から目線で評価される感じが嫌」「特定の質問が嫌」「選ばれるという感覚そのものが嫌」など、人によって理由はまったく違います。ここを一緒に整理していくことが解決への第一歩です。 「スケジュールの詰めすぎ」が原因だった事例も 私が担当した方で、面接がうまくいかないと悩んでいた方がいました。しかしよく話を聞いてみると、面接自体が苦手というよりも「予定を詰め込みすぎていて、企業研究や練習の時間が取れていない」ことが原因でした。 つまり、課題は面接スキルではなくスケジュールコントロールだったのです。 このように、自分一人では本当の原因に気づけないこともあります。 面接は相手がいて初めて成立するものですから、練習も含めて、誰かの力を借りて進めていきましょう。
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Q
- 就活で部活について嘘をついたらばれますか?
- まったくやっていないことに対して「やった」と嘘をつくと、面接官からの深掘り質問に対してボロが出やすくなります。 たとえばリーダー経験について深掘り質問をされた際、実体験がないと回答が曖昧になり、面接官に「本当にやったのかな?」という疑念を持たれる可能性があります。 また、「ぐいぐい引っ張るリーダーシップ」をアピールしているのに、実際の会話から受ける印象が「支え役」「控え目なタイプ」である場合、そのギャップが違和感につながることもありますね。 嘘と断定されなくても高評価にはつながりにくい 嘘をついているという確信がなくても、話の矛盾から「人物像がよく分からない」「本当の強みが伝わってこない」という判断につながることがあります。その結果、評価されずに選考を通過できないともったいないですよね。 リーダーシップには前で引っ張るだけでなく、2番手として支えるなど色々な形があります。 嘘をついて一般的なリーダー像を演じるよりも、自分なりのリーダーシップのあり方や役割を正直に伝えたほうが高評価につながりますよ。
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Q
- 就活メールの誤字で不採用になることはありますか?
- 漢字の変換ミス程度の誤字だけで、すぐに不採用になることはないと思います。 ただし、致命的なミスは別です。会社名を間違えている場合や、内容を勘違いしてA社に送る内容をB社に送ってしまったという場合は、さすがに不注意な人だなとマイナス評価につながる可能性が高いでしょう。 しいて言うならば程度のマイナスですが、職種によっては注意が必要です。 業務上で細かいミスが許されないような職種の場合、たった一つの誤字から「うちの仕事でも同じようなミスをするのではないか?」と連想されてしまう可能性があります。 訂正メールを送ってマイナスになることは少ない 気になったら訂正メールを送るべきか、という点ですが、送ることで藪蛇になるのではと迷うところですよね。 ただ、訂正メールを送り返したからといって、それが選考でマイナスに働くとは思いません。 私個人の感覚で言えば、訂正が来たら「なんだか可愛いな」と感じますね。