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Q
- 転職先を現職に言わないのはバレますか?
- 基本的に、何らかのトラブルでもない限り、税や社会保険の手続きで現職に転職先がバレることはありません。もちろん個人の事情であるため、現職に伝える必要もありません。 現職に与える心象や現職との円満な関係を気にしているようですが、転職先の仕事で現職とつながることがあるのでしょうか? 同業他社に転職して業界団体のなかでつながる、取引関係にあるなど、転職先と今の企業に少しでも関係性があるならば別ですが、そうでない限り、退職する企業からの心象を気にする必要はありません。 関係を円満に保つ必要もないといえます。 円満退職や心象を過度に気にする必要はない そもそも退職理由が何であれ、企業から見れば、自社を辞めていく社員はそれまでの仲間との関係を断っていく人であるため、その人を良く思う企業は極めて少ないのが実態です。 多かれ少なかれ、在籍中、会社は時間やコストや労力をあなたに投資していて、その投資はあなたの成長や活躍というリターンを見込んでおこなわれてきたのです。 会社を辞めるということは、その契約関係をリセットするということにすぎません。あなたにはあなたなりの理由があって辞める選択肢を選らんでいるため、それで良いのです。 はっきり言えば、退職した人はもう会社とは関係がない人になるため、あなたが転職先を言うか言わないかはあまり大きな問題でもありません。 もし、辞めた会社に良く思われようと考えているのであれば、少し感覚がズレているかもしれません。
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Q
- 仕事のサボり癖は病気が原因なのでしょうか?
- 「仕事に集中できない」「体が動かない」というのは、サボり癖とは異なると考えます。 サボるというのは意図的な手抜きであって、英語の「Violation(バイオレーション)」に近いニュアンスです。 病気を疑う前に仕事の構造を見直すことが重要 病気を疑う前に、その仕事のやり方がよくわからない、やる意味がわからない、やりたい仕事ではない、などの可能性はないでしょうか? 職場によっては裁量権の無い仕事を丸投げされたり、やり方を教えてくれずにただ「やれ」と言われたりする場合もあるでしょう。 「やらされ仕事」になっていないかどうかをまず考えてみてください。 やり方もわかっていて、やるべきだと理解し、さらに能力的にもできる状態であって、それでも動けない場合に初めて病気の可能性を考えるのが一般的です。 何でもかんでも安易に病気のせいにしてしまうと、問題の本質を見誤ってしまいます。 病院で診察を受けて何らかの病気が発覚した場合は、会社に報告して業務内容の見直しや、休職して治療するなどの選択肢も検討していきます。 また、社員の健康管理の一環としてメンタルヘルス対策も企業の法的義務に含まれます。企業が対応策を持っていることも多いため、一人で悩まずに会社の担当部署に相談してみることも検討してください。
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Q
- 留年経験は就活にどれくらい影響がありますか?
- 採用担当の視点で見ると、複数年の留年はマイナス評価になり得ますが、1年留年というのはさまざまな事情が考えられるため、気になりません。 「単位の取りこぼしによる自己責任」ということですが、掘り下げれば「単位の取りこぼし」にも具体的な理由がいくつかあると考えます。 遊びほうけていたのでもなければ、何らかの前向きな要素も説明できるでしょう。 マイナスな印象を持つ面接官も多少はいる可能性もありますが、採否に決定的な影響を及ぼすほどの要素ではありません。そのため、ほかの質問でしっかりアピールすることが必要です。 原因分析と学びを言語化できればマイナスは最小限に抑えられる また、留年をプラスに変えて伝える対策について、留年したことを負い目を感じているのであれば、むしろそれをPRの材料にしてしまいましょう。 今後の仕事においても、失敗をしてしまう可能性はあります。。 留年したことをケーススタディとして、原因分析をしっかりおこない、反省とともに、仕事においてはそのようなエラーをしないような対策を明示できれば、学習能力のアピールが可能です。 人は失敗を通じて学習し、適応する力があります。 その点をリアルな体験と正確な分析、有効な対策等でアピールできれば、留年という失敗体験をプラスの印象に変えることができると覚えておきましょう。
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Q
- 一次面接で特によく聞かれることについて知りたいです。
- 一次面接は選考の初期段階で、企業側はまだ書類でしか応募者の情報がない段階です。 そこでほとんどの企業はまずは書類に書いてあることを対面で話してもらい、その根拠を確認したいということを一次面接の最初の目的にしています。 自己紹介や志望動機は話を始めるきっかけの質問ではありますが、書面に嘘がないかどうかの確認もここで兼ねているのです。 ただ志望動機は内面的なことであり何とでも言えるので、専門家やキャリアセンターの指導で本人の意思とかけ離れていくこともあります。 そのため最近ではあえて志望動機を聞かない企業も増えてきていますが、応募書類である履歴書やエントリーシート(ES)の内容に対してなぜそう言えるのか。どんなきっかけでそう思ったのか、どのような経験をしてそうなったのかを具体的に掘り下げて質問されることになるでしょう。 書類に記載された内容の裏付けを確認できたら、次は仕事に対する適性があるかどうかが質問のポイントになります。 深堀り質問と企業ニーズに応じた強みの整理をしよう 採用側としては能力や意欲を確認できたとしても、採用の予算が限られているため人数の調整が必要です。 優秀な応募者が多くいたとしても、二次に残す候補者をそのなかから絞り込まなければなりません。 自社の業務に対する適性や性格的なもの、メンタルの強さなどここでの相対評価は少し抽象的な判断になります。 応募先のニーズに応じた自分の強みをしっかり伝えることと、受け答えの印象なども判断材料になるでしょう。
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Q
- グループワークをうまく進めるコツはありますか?
- グループワークはテーマや参加者の情報が事前にあるわけではないので、基本的に万全の準備はできないものと考えましょう。 企業がグループワークをおこなうのも、作りこまれた回答やセオリーが通用しない状況でどう対応するかを見たいためです。 予測できない事態だからこそ知らない人と協力してものごとを進めるなかで、考え方や価値観などその人らしい部分が見えるのではないかと期待しているわけです。 取り組む役割も他の参加者によるところが大きいので、事前に準備をしすぎるとかえって予定通りにいかずに焦ることになります。 悔いのないグループワークにするためには、普段通り出題されたテーマと状況に合わせて自然に行動することです。企業はグループワークに正解を求めているわけではありません。 知らない人同士や知らないテーマであっても課題をクリアするためにどうすればいいか考え、必要な行動をとっていけるかどうかが評価されるでしょう。 状況に応じて行動できる柔軟さを意識しよう 誰も話さない場合は自ら話すとか、皆が率先して話しているなら聞き役に回ってみましょう。 議論を進めることと結果に近づくことを優先して、臨機応変に動ける方があらかじめ役割を決めて準備するよりずっと成功する可能性が高いと思います。
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Q
- コミュ障の就活、詰んだも同然ですよね……。
- 自分を「コミュ障」と決めつけているようですが人と話したことはあるでしょうし、友人や知人とスムーズに会話した経験はあるのではないですか? おそらく知らない人と話すのが苦手という意味でおっしゃっていると思うのですが、多くの人はそうだと思います。それは別に「コミュ障」ではないですよ。 無理ゲーとか諦めようかなといったところで働かないと生活できないとしたら、何とか克服するしかないでしょう。 伝え方を知らないだけかも! 話す訓練をしよう 就活はそれ自体が目的ではなく、働いて成果を上げるためにおこなう手続きのようなものです。要は仕事ができるかどうかを企業は確認しているわけです。 人と話すのが仕事という場合は別ですが、職種を選べば一人で作業するような仕事や何かを研究する仕事もあります。 あなたが仕事ができる人であることを相手にわかってもらうのが面接でのコミュニケーションで、これは最低限必要な対話ですが、そのほかは自分の強みをどんな形であれ伝えられれば良いのだと考えてみてください。 私の経験からは自分で「コミュ障」という人は単に話し方を知らないだけであって、別にコミュニケーションができないわけではありません。 伝えたいことを伝えられないレベルならそもそも仕事が成立しませんが、そんな人を私はまだ見たことはありません。 あなたが学生ならキャリアセンターに手伝ってもらうのも良いし、今の時代は話し方を教える無料セミナーや動画教材もたくさんあります。 主な要因は単なる経験不足なので本でもYoutubeでもAI(人工知能)でも、何でも使ってまず話す訓練をしてみてください。
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Q
- 就活で第一志望に落ちてしまい、立ち直れません。
- どれほど憧れていたとしてもあなたはまだその会社で働いたことが無く、職場の実情はわからないはずです。 冷静に考えてみてほしいのですが、世の中には数多くの企業があるにもかかわらず「そこでなければ働く意味がない」とまで考えるのはおかしいとは思いませんか? そのことから立ち直れないという今の状態は何らかの理不尽な思い込みであるということにまず気づいてください。 「なぜ立ち直れないのか」を言語化すると次への一歩が見えてくる 次にその裏側には何があるのかを考えてみましょう。企業研究に費やした時間を無駄にしたくなかった、自分が正当に評価されなかった、自信を失った、などの「なぜ立ち直れないと思い込んでいるのか」の少し深い理由があるのではないかと思います。 あなたは選考に落ちたことで、理由を正しいものとして受け入れてしまっているのですが、そこを疑ってみてほしいのです。 その会社はあなたのことをすべて知っているわけではありません。応募書類や面接であなたは自分のことをどのくらい伝えられたでしょうか? 面接も限られた時間で、ほかにも多くの学生がいたはずです。 採用担当者は短い時間で多くの学生と少ない情報を手掛かりに、選考に残す人を選び出さなければなりません。つまりどれほど素晴らしい企業であっても、限られた状況の中で担当者が下す判断が正しいとは限らないのですよ。 あなたへの評価を盲信する必要もなければ、自信をなくす必要もないのです。 落ちたとしても企業研究をしっかりおこなえたのであれば、次の企業に応募する際は経験を活かしてもっとうまくやれるとは思いませんか? 人は経験を通じて成長できる生き物です。今回の経験を通じて活動をレベルアップできれば、より深く理解し合える企業と出会える確率も高くなるはずですよ。
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Q
- 就活で、嘘のバイト経験を伝えた場合、源泉徴収でバレることはありますか?
- 源泉徴収は所得税や住民税の計算上1年間の所得見通しを概算して税額を計算し、事業主が給与から見込みの税金分をあらかじめ徴収する作業です。実際の税額との誤差は、年末調整という作業で調整します。 もし1年以内にアルバイトで大きな収入があれば会社にも源泉徴収票を提出することになり、経理では給与と給与以外の所得を合算して予定納税の額を計算することになりますので、経理担当者はそれを把握することになります。 しかし経理がそれを人事担当者に伝えるかといえばその可能性はあまり高くないと思います。 可能性はゼロではありませんが、源泉徴収票から収入を逆算しそれを応募者の言動と照合するにはそれなりに手間がかかるので、どちらの担当者もそこまでヒマではないと思われるからです。 内定取り消しや懲戒処分に該当するほどのことではない このリスクは直近のアルバイトについてのみ発生します。アルバイトが1年以上前の話であれば源泉徴収票を出す必要もなく、問題になることもほぼありません。 履歴書など公的な文書での嘘は内定取り消しや解雇の原因になることもあるので嘘は極力慎むべきです。 しかし今回の質問では「アルバイト経験を大げさに伝えてしまった。実際にはすぐ辞めている」というものなのでむしろ収入が少なくバレにくいものであると思います。 アルバイトの話を少し盛ってしまってもバレる心配はしすぎなくて大丈夫です。特に対応する必要は無いし何か聞かれた時には素直に「話を少し盛ってしまった」とお詫びすれば済むくらいの事ではないかと思います。 客観的に見ても内定取り消しや懲戒処分に相当するような行為ではありませんので、あまり心配しなくても良いと思います。
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Q
- 就活で、リュックを使うと落ちるというのは本当ですか?
- リュックと言ってもいろいろあり、最近ではビジネス仕様のリュックも多く見かけます。 登山用やカジュアルな色のリュックを使ったらマナー違反と言われても仕方がないと思いますが、たとえば黒の本革か人工皮革で無地のリュックであれば、ビジネス用なのは明らかですから私は特にマナー違反とは思いません。 またリュックを使ったから選考に落ちる、というのは明らかに嘘だと思います。 採用担当者が落とした応募者にそれを言うはずがないからです。おそらく一部の人の思い込みが拡散されたものでしょう。 リュックを理由に落とす企業は気にしなくて良い 結局はTPOに合うものを選んで使うことになると思いますが、どうしてもリュックを使いたいという場合は①ビジネス用のものを選ぶこと②派手な色遣いやデザインのものを避けることを注意していれば問題ないと思います。 そしてそのことだけで選考に落ちることはないし、それを気にする必要もないと考えていいでしょう。 というのは昨今の若年労働力不足の市場が関係しています。 もしリュックを使ったというだけの理由で有望な人材を見逃す企業(そんな企業はまずありませんが)などは入社してからも理解できない基準やルール、道理に合わない古い考え方が残っている可能性があり、入る価値がない、将来性のない企業であると思うからです。
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Q
- 太ってる女性は就活で不利ですか?
- どの企業も、容姿や外見で人を差別的に取り扱うことは禁止されています。太っていることが直接採否基準に影響することはほとんどないと思われるのですが、働いてもらううえでは、健康かどうかということは採用側として気になる部分です。 健康であれば容姿や体型は気にしなくてよいというのが一般的な回答ですが、美容や健康を扱う一部の業界では明らかに不利になる場合もあると思います。 たとえばダイエットサポートを事業にしている会社の担当者が太っていたら自社のサービスの説得力がなくなり、業績にも影響するでしょう。それは事業上の必要性があるから体型を判断材料にしているのであって、ルッキズムというような差別的な意味ではありません。 そのほかの多くの業界では、容姿や体型は採否基準には大きな影響はないでしょう。そもそも採用活動は一緒に働く仲間探しですから、体型などよりも仕事をしてもらうためのスキルのほうがはるかに重要です。 外見に不安があるなら強みを言語化して伝える準備をしよう もしあなたが外見にコンプレックスを感じているようであれば、それを上回る何らかの魅力があればよいのです。これまでの経験や知識、明るさ、元気さ、コミュニケーション力、根気の良さなど働く仲間に求められる魅力はいろいろなところに存在しています。 職場でも発揮できる自分自身の強みを見つけて、言語化しにくいところもしっかりアピールできれば充分カバーできるでしょう。