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Q
- オンラインの企業説明会で絶対に質問すべきことはありますか?
- オンラインの場合、視覚情報が顔周辺に限られるため、対面で重視される場の雰囲気やしぐさなどの、いわゆるノンバーバル・コミュニケーションの要素がどうしても少なくなります。 そうなると、限定された情報で勝負せざるを得ないので、説明会ではそれを磨くことを心掛けましょう。 仕事内容への具体的な疑問をもとにした質問を準備しよう そのうえで質問内容としては、すでに資料で公開されている情報以外で、かつ仕事内容に関する不明点を解消するようなものが望ましいです。自分が仕事をすることになったときの視点に立って疑問を考えてみましょう。 よく、質問のネタに困って面接官のことを聞いたり休日や福利厚生の話に持っていく人がいますが、企業側から見れば、説明会はあくまでも仕事をしてもらうためのものなので、まずは仕事内容で不明なところを聞いてほしいと思っています。 仕事の中身についてしっかり考えられた質問をいくつか用意しておけば、チャットで質問する際もすぐそのなかから選んで貼り付けて送ることができます。
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Q
- 在宅で英語を使った仕事はありますか?
- 在宅のままで翻訳や通訳以外で英語の仕事をする、と考えると正直思いつきません。会社に雇われるのではなく、在宅で起業するほうがイメージに近いのではないでしょうか。 昔、商社の駐在員のような人で、産地に事務所を構えて電話と情報力だけで仕事をするような人はいました。 ただ、そういう人は、動かずに仕事をしているように見えて、裏では頻繁に生産地や工場や加工場に足を運び、他人が知らないような情報を得ているので、質問のイメージとは違うように思います。 起業や個人事業だと考えれば、英語をどうビジネスと関連付けるかと考えていけば良いので、アイデア次第で可能性はあるかもしれません。 翻訳、通訳以外では、英語そのものを教えたり、外国人に何かをあっせんしたり、ほかの専門分野があればそれを英語で提供したりすることも考えられます。ただ、そういう仕事も広い意味では翻訳になってしまうかもしれませんね。 TOEIC920点は必要! 仕事の条件を変えて探してみよう また、企業に雇われる前提で考えると、在宅で英語力を活かした専門職を置ける会社があるとしても、おそらくTOEIC850点ではやや不足ではないかと思います。英語で仕事をすると言えるレベルでは920点くらいからが採用条件になると思われるのでその点も懸念材料です。 できれば在宅や英語にこだわりすぎず、少し条件を緩めて探してみることをおすすめします。
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Q
- 中途採用の最終面接の合格率はどのくらいですか?
- 選考の評価には絶対評価と相対評価の2つが混在しています。 たとえば、どれほど人手不足であっても「絶対にこの能力は必要で、最低限このレベルは妥協できない」という場合は絶対評価の基準です。 一方、「筆記、適性、面接もすべて求める基準をクリアしている人が10人残ったけれど、採用枠は5人しかない」という場合は、10人の中での相対評価をおこない、無理やり5人を選び出すしかありません。 つまり合格率は何人の募集に対してどういう人がどのくらい残っているかでまったく変わります。企業の人気度、採用数の規模にもよります。 1人合格でも2人中1人なら50%ですし、10人中1人なら10%です。数字上は全然違う印象ですが、この2つは企業側から見ると「少ない中から何とか1人採用できた」ということで、感覚的には大差ありません。 あまり合格率を気にする必要は無いと思いますよ。 最終面接に進んだ時点で絶対評価はクリアしている! 一般的に、最終面接まで進んでいる人は、絶対評価の基準はクリアできていると思います。 そういう意味では、募集に対して何倍もの人が最終まで残っているケースを除けば、8割がた合格できるのではないかと思いますが、前述のようにケースバイケースであることは念頭においてください。
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Q
- 英語を使った仕事で高収入が目指せるものには何がありますか?
- 英語力と高収入というのは直接の関連性が乏しいので、少し考え方を変えてみると良いでしょう。 高収入を得たいのであれば、収入の相場が高い仕事をまず探し、それを英語を使ってもできるという風に考えると良いと思います。 士業を例にすれば、弁護士になって国内で仕事をする人がいたとして、もしその人に語学力があれば、英語を使うことでさらに国際弁護士としても活躍できるというような考え方の順序になります。 顧客層が何倍にもなるので、ほかの人とも差をつけやすくなり、結果的に高収入を得やすくなります。 英語はあくまで手段! 仕事のスキルと実績が収入を決める 語学力はあくまでコミュニケーションの手段の一つなので、それ自体では直接高収入を生み出すものではありません。 しかし、稼げるビジネスモデルがあって、それを英語を使ってもできるというところに価値が出てくるのだと思います。 語学力が活かせる高収入の職場としては、たとえば商社や金融の国際部門などが典型的ですが、そういう仕事でも語学のスキルで評価が決まるわけではなく、収入を決めるのはあくまで仕事のスキルと実績です。 仕事内容を抜きにして高収入を考えることに無理がありますので、自分が活躍できる仕事をまず探すのが先決です。
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Q
- 海外の短期インターンって実際どうですか?
- 国内か海外か、短期か長期かにかかわらず、学ぼうとする意欲があれば、経験がないことへのチャレンジから得られるものは必ずあると思います。 短期インターンの場合、具体的に何かが身につくというよりは、会社の雰囲気や情報を得て職業についての理解を深めることがおもな目的になります。 しかし、それが海外であれば言語や文化、環境の違いがあり、何をするにでも国内よりハードルが高いわけですから、そこでのいろいろな体験が刺激にもなるし考えを深める機会になるでしょう。 就活ではないですが、私は商品開発のために商社の担当者と数週間の海外出張をした経験があり、そのときの商社マンの仕事ぶりや現地のインド人のブローカーの多才さに衝撃を受け、自分の働き方を見直した経験があります。 参加する目的に合ったインターンに前向きに参加しよう たとえ短期間であっても、その経験をどうとらえるかは自分次第なので、どういう状況になったとしても前向きに活かそうと考えてほしいです。 また、インターン先の選択ですが、海外で働くことを念頭におくのであれば、志望する業種に寄せて探すほうが、実益につながる情報が得られるでしょう。 そうでない場合は何を学びに行くのかによります。商流を知りたいとかビジネスモデルを知りたいとか、目的に沿ったモデル企業を探してみると良いのではないかと思います。
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Q
- 正社員登用面接で落ちたのですが、理由が知りたいです。
- まず、会社が新卒採用と正社員登用の両方を実施している場合、入社のハードルが低い分だけ、登用試験の採否基準が厳しめになる傾向があることは念頭に置いてほしいと思います。 もちろん会社によって登用試験の位置づけは異なります。ただ、社内登用制度はまだ多くの企業では一般的な採用手法ではなく、運用の歴史が浅いです。 つまり、面接担当者が不慣れな場合などは、新卒の場合と登用の場合と中途の場合で、評価基準の整合性が取れていないということも想定されます。 当事者から見ればこうした扱いは差別的とも感じるかもしれませんが、相手も人間ですから完璧に公平な判断基準というものは存在しません。その職場に魅力があるのであれば対応するしかありません。 上記のような観点で、もう一度面接を振り返っていただきたいのですが、意欲、経験、今後のキャリアプランなどしっかり答えているとのことですが、新卒採用レベルと比較してはいないでしょうか。 「業務経験があるのだから当然答えられるよね」と思われるレベルの受け答えでは、あまり評価されていない可能性もあります。 一定期間の勤務歴があり年齢も上で、会社の内情を知っているにもかかわらず、面接で新卒と同じようなレベルの受け答えであれば、登用試験ではかえってマイナス評価になることも少なくないと思ってください。 自分自身の改善点も含めて多角的視点で振り返ろう もし、面接のレベルでも十分クリアできているとしたら、もう一つ考えられることは、あなたのせいではなく、あなたを推薦した上司の評価がそもそも低く、信頼されていないというまれなケースもありえます。 以上のような多角的な視点で分析してみて、たまたま今回はうまくいかなかったけれど、もし自分の側に改善点があれば改善して、諦めずに受け直すしかないのです。 しかし、あまりに不当と思われる場合は同業他社への転職も視野に入れてみてはどうでしょうか。 それだけ頑張って実績を上げてきたのであれば、すでに義理をはたしていると思いますし、おそらく同業他社のほうが高く評価してくれるはずです。
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Q
- 第二新卒は何歳までのことを指しますか?
- 第二新卒が何を指すかについて、明確な定義はありません。年齢というよりは大学等を卒業後3年以内、という認識が一般的です。 これは、2010年に新卒応援ハローワークができ、卒業後でも「おおむね3年以内であれば利用できる」というようにしたことが影響していると考えられます。 第二新卒としての転職を考えているとのことで、文面の印象からは、年齢や定義を気にしているように感じます。しかし、それほど神経質になる話でしょうか? 求人件数は確かに少し増えるものの、中途採用であることには変わりありません。あまり第二新卒のメリットを期待しないようにしてください。 自己理解と職業理解を進め適性の合う企業を探すことが大事 そもそも新卒採用市場というものも、就職支援をサービスとする企業が付加価値を作り上げて認知されてきたマーケットです。第二新卒という概念も同じように、媒体業者がマーケティング上で作り上げてきた側面があります。 採用する企業側はあまり第二新卒と中途採用の違いは気にしていません。そのため、あまり一般論に踊らされないでほしいです。 基本的な自己理解と職業理解を進め、適性の合う企業を探す方が、このようなカテゴリー分けよりもずっと大事です。
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Q
- プロジェクトマネージャーで年収1,000万稼ぎたいです。
- プロジェクトマネージャーという立場が職種として広く認識されるようになったのは、比較的最近のことです。 通常の部署の指示命令系統とは別に、プロジェクト単位で組まれるチームの責任者を指すのがプロジェクトマネージャーです。これは、大型案件や突発的な業務を一時的に優先する際に、複数の指示命令系統が生じることによる複雑な調整を、納期と品質を守りながら円滑に遂行する高度な専門職となります。 高単価の案件で着実な実績を出すことで収入をあげていこう プロジェクトマネージャーで年収1000万円を稼ぐことが可能かという点については、もちろん不可能ではないものの、稼げるかどうかは案件次第であるといえます。スキルが十分にあっても、単価の低い案件ばかりを手掛けていては、年収1000万円達成は難しいでしょう。 つまり、年収はプロジェクトマネージャーという職位そのものに紐づいているわけではないのです。利益を上げられる案件を扱う会社を選び、そこで正当に評価されて役割を任せてもらい、着実に実績を出すことで、収入は自然と上がっていくものです。 さらに、求められるスキルは、経営者のスキルと非常に近いと私は考えています。もしあなたが本当に有能なプロジェクトマネージャーであれば、その職位にこだわり続けるよりも、経営層を目指すほうが年収を上げるための近道になるかもしれませんよ。
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Q
- 新卒で海外就職をする際、英語不問の企業はありますか?
- まず、英語が苦手と言いつつ外国で働こうと思う理由は何なのでしょうか。英語を使う職場で英語が得意でなくとも採用されるケースも多少はあるとは思いますが、その後に仕事をするうえでは大きなハンデになるのは間違いありません。 わかりやすい例で言えば、サッカーやバスケットボールなどで一流のスキルを持つスポーツ選手が、言葉の問題で成功できなかった事例は数え切れません。実際に複数の選手が、意思疎通における問題があったとコメントしています。 英語圏で仕事をするのに英語力が低ければ、上司や同僚との意思疎通に苦労することは想像に難くありません。当然、仕事も思うようには進まないでしょう。 まずは英語への苦手意識を克服に向けて動こう 事前に準備しておくべきこととして、「英語があまり得意ではない」という状態から、「英語が得意です」と言えるくらいにしておくことをすすめます。もちろん、語学力を完璧にする必要はないですが、少なくとも苦手意識が残っているようではうまくいかないでしょう。 まったく話せなくても、リスクを負ってキャラクターで勝負するということもできないわけではないです。しかし、そういう志向の人に条件の良い仕事は、最初は回ってこないというのが私の意見です。 今の時代、教材はたくさんあり、ローコストで学習もできます。海外で働く、暮らすということを目指すのであれば、何をおいてもまずは言語読解力の向上に本気で取り組んでいきましょう。
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Q
- 面接になるとうまく話せないのはなぜでしょうか?
- 面接でうまく話せないこと、特に本番になると頭が真っ白になってしまうという悩み、よくわかります。多くの学生が同じような経験をしていますよ。 面接でうまく話せないという人に共通して見られる特徴の一つに、「うまく話そうと過剰に意識しすぎている」という点があります。 何事もそうですが「失敗したくない」という気持ちを過剰に意識すると、かえって緊張感が高まり、本来持っている力を発揮しにくくなってしまうものです。結果的に、それが面接での失敗の確率を高めてしまうことにもつながりかねません。 実は、私はスポーツ業界に長年身を置いていた経験があり、そのときの見聞からも、トップアスリートの世界でもまったく同じことがいえると考えています。 過度な緊張状態から抜け出すためには違った視点を持つことが大切 過度な緊張はパフォーマンスを著しく低下させるため、トップクラスの選手になればなるほど、いかに本番でリラックスできるかという点に、さまざまな工夫を凝らしているのです。 緊張というのは、交感神経と副交感神経から成る自律神経の影響と大きなかかわりがあり、話すことも運動と同じように自律神経の影響を受けてしまいます。 緊張状態になると心拍数が上がり、汗をかいたり顔が赤くなったりすることがありますが、これは、戦うときや逃げるときと同じような交感神経の過剰な働きが、いわば自動的に発動している状態なのです。 では、具体的な対策としてどうすれば良いかということですが、緊張しやすい人に「緊張するな」といっても、なかなか難しいものです。 そのため緊張しすぎてしまうという人に対して私は、今自身の身体に起きていることがある意味で自然な防御反応の一部であることを理解してもらい、面接官は決して敵ではなく、選考試験が命がけの戦いでもないということを客観的に伝えています。 自律神経というのは、その「自律」という名前が示す通り、残念ながら自分の意識だけで完全にコントロールできる神経ではありません。だからこそ、無理に緊張を抑え込もうとしても、なかなかうまくいかないのです。 少し逆説的なアドバイスに聞こえるかもしれませんが、特に緊張しやすいタイプの真面目な学生に対しておこなってきたアドバイスの一つに、「物事を少しだけ不真面目に考えてみる」というものがあります。もちろん、これは誰にでも当てはまるアドバイスではありません。 しかし、過度に緊張しやすく、真面目すぎる傾向のある人に関しては、「採用試験に落ちたからといって命まで取られるわけではないし、仮に少し意地悪な面接官がいたとしても、物理的に危害を加えられるわけでもない」といったくらいに、ある意味で開き直って考えてみましょう、と伝えています。 人は普段通りリラックスしているときのほうが、その人本来の良さを自然に発揮できるものなのです。このように、物事に対する考え方を少し変えるだけで、身体の反応も意外と変わってくることがあります。焦らず、自身のペースで、少しずつ試してみてください。