このアドバイザーが
回答したQ&Aを読む
203件
-
Q
- 最終面接の時間はどれくらいですか? 一次や二次よりも長いですか?
- 結論から言えば、人によって、また会社によっても違います。たとえば、一次の面接は現場の管理職や人事がおこない、二次の面接で部長クラス、最終面接で役員とトップ、というように、面接が進めば面接官の階層が上がっていくような会社があります。 このような場合、最終面接はそれまで選考して絞り込んできた人材を、トップと役員に見てもらい最終確認をいただく、という意味合いが強いでしょう。そこでトップが少し話して問題ない、ということであれば短時間で終わる場合も多いです。 しかし、その中でも最終決定には疑問がある、とトップが感じる人がいたとしたら、その人には時間をかけてやりとりをおこなうこともあるでしょう。長い場合は1時間くらい見ておく必要もあるかもしれません。 採用にはコストと責任が伴い時間をかけるのは当たり前 経営者の立場から見れば、初期段階の判断は現場の社員に任せているので、細かいところはすでに一次、二次の段階でクリアされているのもわかっています。 しかし、人を採用するというのは非常にコストと責任が伴うことなので、きちんと採用している会社ほど、最後の見極めに時間をかけるのは本来、当たり前ではないかと思います。学生だって長い時間をかけて企業を探して選んでいるわけですから、面接でしっかり時間をかけてくれる企業はむしろきちんと応募者を見てくれている企業と考えられるのではないでしょうか。
-
Q
- 1時間の面接って長すぎませんか?
- 最終選考でしっかり話をしたいという場合、1時間の面接は特に珍しくはないと思います。 企業側としては、単に選考をするだけでなく、入社意思がどのくらいあるのかも確認したく、また、職業理解が十分ではない場合は情報提供などもおこないながら、早期離職につながらないよう、イメージと現実のギャップがなるべく少なくなるようにも配慮しています。 あなたは「就活生もほかの企業の対策などやることがある」と言いますが、バカなことを言わないでください。 企業側からすれば、今まさに面接の本番をやっているのですから、自社と何のかかわりもない(むしろ採用ではライバルとなる)他社の、しかも準備段階の予定など配慮しなければならない理由がまったくないです。 そして、学生の何倍も面接官や採用担当者のほうが忙しいのですよ。その人たちがあなたとの面接に時間をかけている、ということをもっと謙虚に受け止められないでしょうか? 相手の立場を考え行動しないと面接でもうまくいかない 質問の文面を書いている時点では、あなたの意識は、あまり相手の立場を考えられない人に見えてしまいます。 この意識のままだと面接でもうまくいかない可能性が高いと感じるので、この内容を再読して、よくよく考えてみてほしいと思います。
-
Q
- 面接に1時間もかかりました。落ちますか?
- 面接に長い時間がかかった場合ですが、それは、原因が何であれ、時間をかけてあなたの話を聴く必要があったということです。通常大きなマイナス評価の場合は、企業はそこまで時間をかけません。 つまりそんなに落ち込むことはいなと思います。もし、結果が不合格だったとしても、合否のボーダーラインで悩むくらいには評価されていたと考えるべきです。 面接で仕事や会社に対する考えを固めて伝えることが大切 ただ、質問にあるように、コミュニケーションがうまくいかなかったという自覚があるのであれば、もっと話す練習、聴く練習をする必要があるかもしれませんね。 多くの面接官は、あらかじめ用意されたあなたの答えに対して、「なぜそう考えたのですか?」「具体的にはどのように?」などと掘り下げる質問をしてきます。面接官も、自分なりの採否の判断基準をもっており、納得して結果を出したいのです。 あらかじめ作りこんだ、上辺だけの耳触りの良い受け答えなどは、相手は聞き飽きています。本音の部分や人となりまでなるべく聴き取りたいと考えて質問しているので、誰に対しても素直に信念を持って答えられるよう、仕事や会社に対する自分の考えを固めておく準備が必要です。
-
Q
- バイタリティのある人に向いている仕事は何ですか?
- まず、「バイタリティ」という言葉にはかなり幅の広い意味が含まれていて、解釈もいろいろあると思います。 一般的には活動的で前向きなエネルギッシュな人物がイメージできますが、それは仕事の適性というよりは人としての特徴なので、「バイタリティのある人がどんな仕事で活躍できるだろうか」と考えてしまうと、逆に方向性がわかりにくくなるのではないでしょうか。 つまり「バイタリティのある人に向いている仕事」があるのではなく、「バイタリティ」はどんな仕事でも有利になる点があり、どんな仕事でも活躍できるということです。 採用側から見て、バイタリティを感じる人の特徴は、自己PRや書面からではなく、発言や行動から自然に明るさや活気、根気強さなどを感じられることですね。五感を通じて感じられる抽象的なものなので、意識的にPRしなくても、そのような強みが自覚できているのであれば自然に振る舞えば良いと思います。 チャレンジングで難易度の高い仕事が向いている傾向にある バイタリティのある人におすすめしたい仕事としては、良い条件の定型的な仕事よりは、やや難易度が高くチャレンジングなもので、制約の少ないものが良いと思います。部署にもよりますが、公務員のようなルールやしきたりの多い仕事はあまり向かないと思います。 若いうちからいろいろ任せてもらえるという点では、企業規模は大きすぎないほうがおすすめで、ベンチャーや急成長している業界も良いのではないでしょうか?
-
Q
- 希望していない部署異動が発表されました。どうしても異動したくないのですがそのまま退職するべきか頑張るべきか悩んでいます。
- どんどん人が辞めている理由が、まさしく、従業員に何の相談もなくその人の異動を決めるような、上層部の考え方や企業の体質によるものと考えられます。これだけ介護業界で人材不足が叫ばれているなかで、今いる従業員を大切にできない職場に将来性はあまりないと考えられるのではないでしょうか。 踏み込んだアドバイスをするならば転職を考えるのが妥当とも思われますが、その選択もリスクがないわけではないので、今の職場をより良くできる可能性があるかどうか、あなたにとってまだ魅力のある職場といえるのであれば、3人で協力して施設長と改善のための話し合いをするべきです。 話し合いの結果、改善が見込めない場合は転職を考えよう 人が辞めるときにはほとんどの人が、もう自分と関係なくなる職場に対してわざわざ本当の理由を言わないものです。今まだ在籍している間に、上層部と組織全体の問題点や共有できる目標について話し合う必要があります。 その際、聞き耳を持たないような対応をされた時は、改めて退職や転職を考えましょう。経験や資格を持っている人は同業他社で引く手あまただと思うので、より良い環境で働ける可能性は高いと思われます。
-
Q
- 業界や企業を志望する理由を言語化するコツを教えてください
- 現時点で商材が好きだったり興味を持てたりしているというところまでは到達しているのですよね。では、そこから先は、他業種や他社との「違い」に目を向けるのがポイントです。どんな企業も、市場のなかで他社より優位に立つために、何らかの差別化をしようとしています。 分析が浅いうちはどの企業も同じようなことをしているように見えますが、ライバル企業も併せて調べてみるとお互いがどこで違いを出そうとしているかがわかるかもしれません。志望企業の研究の一環として、競争相手や市場の状況、同業種の代表的な大手企業の特徴なども調べて比較するようにしてみましょう。 深掘りできないのは情報が足りていないことが原因であるため改めて企業分析しよう また、上記は事業内容の話ですが、事業以外の部分で特色のある企業も存在します。人事制度や教育、歴史や沿革などの部分に独自の取り組みやユニークな文化があることもあります。企業の特徴は多角的な視点で見るようにしましょう。 いずれにしても深掘りが難しいというのは企業研究が不十分であることや、情報不足によるものが大きいと思います。もう少し頑張って情報収集と分析に時間と労力をかけてみてください。
-
Q
- 25卒で公務員を志望しているのですが最終面接に通りません。合格を勝ち取るために必要なことを教えてください。
- 参考になるかどうかわかりませんが、客観的なアドバイスではない話を少しします。最近、私の周囲での話で、大学の就職課、キャリアコンサルタント、自治体の採用担当者以外の職員からも、自治体の採否基準が良くわからないという声を聞くことが増えているのです。 誰が見ても優秀な人が落ちているというのですが、もちろん理由は定かではありません。「ではどんな人が受かっていますか?」と聞いてみたところ、おおむね「おとなしい、無難そうな人」という意見なのです。この話は質問者さんの体感と合っているかどうか、まずお考えいただいたうえで、次の話をします。 たとえば、立て続けに不祥事が起きている自治体などでは、いろいろな内部の課題と事情があります。もちろん事実がどうなのかはわからないのですが、あなたが落ちている理由はあなたの問題ではない可能性もあります。 自分の希望する自治体がどんな課題を抱えているのか状況を知ったうえで判断しよう そのことも含めて、公務員の就活がずっとうまくいかないとしたら、本当にそういう職場で働きたいのか、ということも再考する必要があるかもしれません。あなたができることは自分が良いと思える話し方と内容でベストを尽くすことです。 希望する自治体の状況も調べてみてください。万が一、諸事情で採否基準がゆがんだものになっているとしたら、それに合わせる必要はないと思います。どうしても公務員になりたいということであればさらに別の自治体に応募することや、県、官庁など範囲の違うところも考えてみると良いかもしれません。
-
Q
- 企業が学部での学びよりもガクチカなどのエピソードを重視している気がするのですがなぜですか?
- 「どのような経緯で今のプロセスが一般化されたのでしょうか」とありますが、企業が学業よりアルバイトやサークルを重視しているのが一般的かといわれると、はたしてそうなのかな? と思います。私が知る限り、企業は学業の成果ももちろん評価しています。 もし、あなたの周囲でそう感じることがある場合は、その原因を採用担当者側から見ると「学業をきちんとアピールしてくる学生があまりにも少ないから」という一因がすぐ浮かんできます。コンサルタントの私から見ると、どちらかといえば企業側の原因というよりも学生側の原因が強く、企業は学生を評価する材料が少なくて徐々にそのようにならざるを得なくなったのではないかと考えています。 なぜなら担当者のミッションは、限られた応募者のなかから、どんなに情報が少なくても、自社に来てくれた学生のなかから一定数の採用をしなければならないからです。 自分の頑張りを評価してくれる企業を選ぼう あなたはこれを「システム」と感じているようですが、それは限られたケースの過度の一般化であって、システムなどといえるものではありません。 いずれにしてもガクチカでしっかり学業もそれ以外のPRもできるのであれば、これはあなたの課題ではありません。きちんと学業の成果を認めて、それを評価してくれる会社に入れば良いということです。 自分と無関係なことでネガティブな思考に偏っていくのは意味がありませんし、あなたにとってもデメリットしかありません。こんなことは気にせずに自分をしっかり見てくれる企業を選んでください。
-
Q
- Webテストでは正直に答えるか嘘をつくべきかどちらが良いのでしょうか?
- 適性検査の設計は、私が知る限り多少の矛盾を許容できるようになっています。あなたの正直な回答は実際にもありえることであって、それだけでは矛盾の判断にあたらないように思われます。正直に答えてくれてかまわないと思います。 また、適性検査の評価は複合的なもので、それほど単純ではありません。多くの回答が統計的に処理されているので、一定の割合以上の質問に矛盾した回答がなされるような場合でなければ、結果の判断に大きな影響はないと考えて良いと思います。 回答をそろえようと意識することで矛盾が生じる 「嘘をついて回答をそろえるか」と書いてありますが、むしろ矛盾が露呈する人はそういう思考で回答をそろえようとする人に多いです。受験者が考えているような(目に見えてわかりやすいような)基準では判断されていないと思ってください。
-
Q
- 過去の面接でのトラウマがあり、勇気がでません。
- どうしてもそこで働きたいのでしょうか? 数カ月もトラウマを抱えるような対応をされたのであれば、その人と同じ組織で働くのは無理ではないかと思います。また、プライバシーの侵害に当たるようなことをいわれたのであれば担当者や会社の見識も疑われますね。文面からしか推測できないので断定はできませんが、このような雑な対応をしている以上、先方にもあなたを採用する気がないように感じます。 自分の心を守れる環境の職場を探すことが第一優先 今どういう状況かはわかりませんが、精神的なダメージを負うリスクがある職場にこだわる理由はないように思います。ご病気があるようなのと、具体的な状況がわからないので一概には言えませんが、少なくとも心身が傷を負わないような働き方、環境を考えるほうが優先順位が高いのではないかと思います。