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Q
- 好きな仕事をするデメリットはありますか?
- 「好きなことを仕事にする」ことは大きなモチベーションになりますが、同時に好きだからこそ、直面するデメリットも存在します。 代表的なのは、①成果やプレッシャーによって「好き」が義務化し、純粋な楽しさが薄れること、②理想と現実のギャップで「こんなはずじゃなかった」と感じやすいこと、③興味の強さがゆえに客観性を失い、視野が狭くなることです。 長く続けるには理想と現実のバランスが大切 ただし、これらは「好きなことを仕事にすること」そのものが悪いのではなく、向き合い方の問題です。 好きな分野でも、「どんな環境でなら続けられるか」、「どうすれば成長を実感できるか」を考えておくと、理想と現実のバランスを保てます。 たとえば、好きなことを中心にしながらも、職場の人間関係やキャリアパス、待遇面も客観的に確認しておくことが大切です。 また、「好き」を狭く定義せず、「好きなことに関わる要素を活かせる仕事」と視野を広げて考えるのも効果的です。 たとえば、「旅行が好き」なら、観光業だけでなく、マーケティングや企画職などでも情熱を発揮できる可能性があると考えることもできますよ。
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Q
- 高校生活で頑張ったことって、何を答えれば良いですか?
- 企業が「高校生活で頑張ったこと」を聞くのは、成果よりも取り組む姿勢や成長の過程を知るためです。 新卒は実績の差が小さいため、小さな経験のなかに「あなたらしさ」や「他者に比べた強み」が表現できているかが評価のポイントです。 と言っても、特別な出来事である必要はまったくありません。過去の学生さんのなかには、 ・部活でレギュラーではなかったが、後輩指導と練習管理を任され評価された ・文化祭の準備で衝突が起きた際、間に入り役割分担を整理して成功に導いた など、「成果ではないが自身の頑張り」を語って内定につながった例が多くあります。大切なのは「なぜ頑張れたのか」「どんな困難をどう乗り越えたのか」「そこから何を学んだのか」というプロセスを明確に語ることです。 伝える際は背景→課題→行動→学びの4ステップで! 話すときは、 ①背景:どんな環境だったか ②課題:何が大変だったか ③行動:どう工夫したか ④学び:その経験が今にどう生きているか の4ステップでまとめると伝わりやすいです。 「高校時代の話なんて弱いのでは」と心配する学生さんもいますが、企業は「過去のあなたがどう動いたか」に興味があります。高校の経験を丁寧に振り返れば、立派なアピール材料になりますよ。
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Q
- 交換留学は就活で有利ですか?
- 交換留学は就活で十分に評価されます。特に、「異なる環境で目的を持って行動した経験」は、挑戦力・柔軟性・適応力など多くの企業が求める資質に直結します。 企業の調査でも、多くの採用担当者が、「留学経験者に期待するのは語学力より行動力・主体性」と回答しており、行動的な留学生ほど評価が高い傾向があります。 そこで、アピールの軸は 「①課題→②行動→③変化」 のストーリーにすることをおすすめします。 たとえば「①授業で発言できず悔しさを感じた→②毎回3つ意見を準備するルールを決めた→③現地学生から議論に巻き込まれる存在になった」というように、努力の過程を示すことで差別化につながりますよ。 留学中の「行動と変化」によって主体性が伝わる また、「現地学生と協力してプロジェクトを成功させた」「文化の違いを理解しながら円滑にチーム運営をした」など、自分がどんな役割を果たしたかを伝えて説得力を上げましょう。 語学力よりも「課題に向き合い成果を出した経験」に企業は関心を持っています。行動・学び・成長を明確に伝えれば、交換留学はあなたの主体性と成長力を示す大きなアピールになりますよ。 帰国後の行動も大切にしよう また、外資・総合商社・グローバル企業の説明会といった留学経験者向けの就活イベントは参加必須です。特に、夏〜秋開催が多く、早期選考直結の場合もあります。 帰国後は、語学試験・インターン応募・ES準備を同時並行で進める必要があるため、しっかりとスケジュール管理をしましょう。 交換留学は、挑戦力・実行力・自走力を証明する「強いガクチカ」になるため、学びや変化の言語化や帰国後の行動まで意識してくださいね。
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Q
- なぜインフラエンジニアはやめとけと言われるのですか?
- 「インフラエンジニアはやめとけ」と言われるのは、責任の重さと業務負荷の高さに起因するのではないかと思います。 サーバーやネットワークといった基盤を支える仕事であり、「止まらないこと」が最大の使命です。そのため障害発生時には夜間・休日対応もあり、プレッシャーが強く「きつい」と感じる人が多いかもしれません。 また、開発職のように成果が目に見えにくく、「トラブルがないのが当たり前」とされるため、努力が評価されづらい一面もあります。華やかさよりも、縁の下の力持ちとしての役割が大きく、そこにギャップを感じて離職する人もいます。 責任の重さの裏にあるのは高い専門性と将来性への投資価値 とはいえ、社会の根幹を支える非常に重要な仕事であることも事実です。 クラウド化やセキュリティ強化の需要が年々高まり、スキル次第ではキャリアの安定性・専門性ともに高い分野の一つです。自動化や監視体制の整備などの進展によって、以前よりも働き方は改善されてきています。 つまり、「やめとけ」という意見は一面的です。安定を守る責任感や問題解決力にやりがいを感じる人にとって、インフラエンジニアは将来性と誇りのある仕事と言えるでしょう。
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Q
- アルバイトでのマネジメント経験はアピールになりますか?
- アルバイトでのマネジメント経験は、十分に自己PRとしてアピールできます。企業が重視するのは「立場の大きさ」よりも、「どんな課題にどう向き合い、どんな力を発揮したか」というプロセスです。 たとえアルバイトでも、責任を持って人をまとめ、チームを動かした経験は立派なマネジメント経験といえます。 特に、飲食店のバイトリーダーとして新人教育やシフト管理を担っていたのであれば、「人を育てる力」「チーム全体の成果を考える姿勢」「状況に応じた調整力」といった社会人にも求められるスキルを磨いています。 これらは新卒採用でも非常に高く評価される要素です。 伝えるときはチームを動かした行動と成果で示すのが重要 自己PRとして伝える際は、「マネジメント」という言葉を強調しすぎず、「チーム運営」「新人の成長支援」「協力体制づくり」など、具体的な行動や成果を交えて話すと好印象です。 たとえば「新人が自信を持って接客できるように教育方法を改善した結果、定着率が上がった」といった形で、成果を数字や変化で示せるとより効果的です。 要するに、肩書きではなく実行力で伝えることが大切です。アルバイトでも組織を動かした経験は、社会人基礎力の証明として十分に評価されます。
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Q
- TOEICは何点から履歴書に書けますか?
- TOEICスコアは、履歴書に書くことで英語力を客観的に示せる有効な指標です。 ただし、アピールとして効果的に伝わるかどうかは「点数」と「応募職種」によって判断が異なります。 一般的な目安として、600点以上であれば、「基礎的な英語力がある」と評価され、700点以上なら、「ビジネスで一定レベルのやり取りが可能」、800点以上であれば、「英語を使う職場でも活躍できる」印象につながります。 英語が必須ではない一般職や事務職でも、650〜700点以上あれば、「努力してスキルを高めている」という姿勢が評価されます。一方で、外資系企業や海外取引が多い業界では800点以上が目安となります。 スコアは職種との関連づけと「学び続ける姿勢」で評価を高めよう 注意したいのは、明確に求められていない職種で、500点前後のスコアを記載すると、「中途半端」と受け取られる可能性があることです。その場合は履歴書には記載せず、自己PRで「現在も英語力を高めるために学習を継続している」と伝える方法も効果的です。 まとめると、TOEIC600点以上であれば積極的に記載し、職種や志望動機と関連づけてアピールすることが重要です。点数だけでなく、英語を使った具体的な経験や学びの姿勢も添えることで、より好印象につながります。
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Q
- ホテル業界はやめとけと言われるのはなぜですか?
- ホテル業界が「やめとけ」と言われる背景には、中抜けシフトの負担や夜勤の多さ、繁忙期の長時間労働など、業界特有の勤務形態があります。 特に、中抜けシフトは、拘束時間が長く生活リズムが乱れやすいため、「合う・合わない」が明確に分かれます。一方で、昼間の時間を趣味や資格勉強に使えるなど、メリットを感じる人も一定数います。 待遇面では宿泊業の給与水準は全体平均より低めで、国の産業別平均賃金データでも下位に位置しており、繁忙期の残業も生じやすいのが実情です。 やりがいと働き方のバランスを見極めることが重要 ただし、近年は労働環境改善が進みシフトの安定化・残業削減・資格手当の拡充などに取り組む大手・外資系ホテルも増えていますし、「お客様の記憶に残る瞬間にかかわれる」というやりがいもあります。 自分の接客が旅行の満足度を左右する場面も多く、「ありがとう」の言葉を直接受け取れる仕事でもあります。 そこで私は、下記のポイントで判断するのをおすすめします。 ・中抜け型の働き方に適応できるか ・生活リズムを大切にしたいか ・どのホテルブランドが自分に合うか 実際に説明会や現場見学で働き方を確かめれば、口コミだけでは見えないリアルがわかりますよ。
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Q
- 内定者懇親会の自己紹介で、趣味は何を話すべきですか?
- 内定者懇親会の自己紹介で「趣味が特にない」と答えるのは避けたほうが無難でしょう。 趣味は会話のきっかけをつくる要素であり、特別な活動である必要はありませんよ。日常のなかで自分が好きな時間や、リラックスできることを広い意味での趣味として伝えれば十分です。 たとえば「休日にカフェを巡って読書する」「映画を観て感想をメモする」「散歩しながら写真を撮る」など、インドア寄りでも自分らしさが伝わるテーマは多くあります。 大切なのは、活動の魅力や自分なりの工夫を少し添えることです。 例として「週末はお気に入りのコーヒー豆を試して味を比べるのが楽しみです」と言えば、会話が自然に広がるはずです。 ありのままを話す! 簡潔に自信を持って伝えよう 無難な趣味を作って話すより、普段の習慣をポジティブに表現するほうが、誠実さも伝わり印象も良くなりますよ。 準備として、話す内容は「趣味を始めたきっかけ→おもしろさ→最近のエピソード」を1分以内にまとめておくと安心です。 懇親会では、同じ趣味の人が見つかれば会話が弾むでしょうし、違う趣味でも「興味深いですね」と質問してもらいやすくなります。 特別な特技より、自分が心地良く語れる好きな時間や小さな楽しみを堂々と紹介することが、好印象への近道です。
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Q
- 退職届を入れる封筒はのり付けしますか?
- 退職時の振る舞いや提出書類の扱いは気になりますよね。 一般的に、退職届を入れる封筒は、提出方法によって以下の通り扱いが異なります。 まず、手渡しの場合です。上司や人事担当者に直接渡すときは、封筒をのり付けせずにフラップ(封のふた)を差し込むだけでかまいません。 受け取った相手がその場で開封することが多いため、のり付けするとかえって開けにくくなってしまいます。 封を閉じる際は、差し込み口をしっかり折り曲げ、封筒の正面に「退職届」と表書きを縦書きで記入しましょう。 次に、郵送する場合です。会社が遠方にあり郵送する場合は、必ずのり付けして「〆」印を書くのがマナーです。 郵送は開封まで時間がかかるため、のり付けしていないと、書類が途中で抜け落ちたり、不用意に開かれたりする恐れがあります。 封筒の種類や折り方は統一! 丁寧に準備しよう いずれの場合も、封筒は白の二重封筒や無地の長形封筒を使い、中身はA4またはB5の退職届を三つ折りにして入れるのが一般的です。 渡す前には、退職届に押印があるかを最終確認しましょう。 まとめると「手渡し=のり付け不要/郵送=のり付け必須」になります。 状況に合わせて丁寧かつ開封しやすい形で準備すれば、相手に失礼なく、気持ちよく提出できるでしょう。
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Q
- エントリーシート提出後の辞退連絡は、メールでも大丈夫ですか?
- ESのみを提出し、面接前の段階で辞退する場合でも、必ず企業へ連絡を入れるのがマナーですよ。 連絡がないと、選考準備を続ける企業側に余計な負担をかけるため、早めの対応が望まれます。 方法は電話でも問題ありませんが、書面として残るメールでの連絡でも、十分に失礼にはあたりません。 ただし、ビジネスメールの基本を守り、簡潔かつ丁寧な文面にしましょう。 構成を意識! 礼節を守って営業時間内に送ろう メールのポイントは、「①件名で「選考辞退のご連絡」と明記する」「②お礼を先に述べる」「③辞退の意思をはっきり伝える」「④署名を入れる」の4つになります。 【例文】 件名:選考辞退のご連絡(氏名) 本文: 株式会社〇〇 人事部採用ご担当者様 このたびはエントリーシートをご確認いただき、誠にありがとうございます。 誠に勝手ながら、今回の選考を辞退させていただきたくご連絡申し上げます。 お忙しいなかご対応いただきましたこと、心より感謝申し上げます。 今後の貴社のご発展をお祈り申し上げます。 氏名・連絡先 このように、簡潔で礼儀を守った内容で送れば問題ありません。送信は営業時間内(平日の午前中〜夕方)を心掛けると、より好印象でしょう。