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Q
- 就活の面接で高校時代の経験は聞かれますか?
- 結論から言うと、高校時代の経験について深く掘り下げて聞かれることは、頻度としてはそれほど多くありません。 しかし、面接官がふとした瞬間に「それは昔から続けていたのですか?」と尋ねるケースはあります。 これは、その取り組みが大学時代だけのものなのか、それとも過去からの積み重ねによるものなのかという人格形成の背景を知りたいという意図があるでしょう。 また、あえて準備していなさそうな質問を投げかけることで、想定外の事態にどう対応するかという「素の対応力」を見ている可能性があります。 事前準備は不要! 用意していない質問へも落ち着いて回答しよう そのため、高校時代のエピソードを完璧に作り込んで対策しておく必要はありません。 もし聞かれたとしても、それはあくまでコミュニケーションの延長ですので、「高校時代は別のことに打ち込んでいました」「当時はやっていなかったからこそ、大学で挑戦したいと思いました」といったように、事実を素直に答えれば大丈夫です。 大切なのは、用意した原稿を読み上げるような対応ではなく、予想外の質問が来たとしても、焦らずに対話として自然なキャッチボールができるかどうかという点にあります。
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Q
- 就活で中学時代の話をしても大丈夫ですか?
- 結論からいうと、中学時代のエピソードを自己PRに使うこと自体は問題ありません。しかし、単に「中学時代にこれを頑張りました」と過去の実績を語るだけでは不十分です。 重要なのは、その経験が「今の自分」にどうつながっているか、そしてその経験を経て培った力が「入社後にどう活かせるか」という未来の視点まで、一貫したストーリーとして語れるかどうかでしょう。 もし中学時代の話だけで終わってしまうと、採用担当者は「では、高校や大学の数年間は何をしていたのだろう?」「過去がピークで、今は成長していないのではないか」という懸念を抱いてしまいます。 したがって、中学時代の経験をあくまで「自分の原点」として提示し、そこから現在に至るまで継続して努力している姿勢や、一貫した価値観を持っていることをアピールする材料として使うのが効果的です。 面接までの期間を自分磨きに活用するのも一つの方法! また、もし「大学時代に語れることが何もない」という理由で中学時代の話をしようとしているのであれば、過去を掘り起こすだけでなく、残りの期間を使って新たな経験を積む努力をしたほうが建設的かもしれません。 中学時代の強烈な体験を志望動機のきっかけとして話すことは、「昔から一貫している」という継続性を示す大きなメリットになりますが、必ずその後の高校・大学時代の取り組みもセットで伝えられるように構成を工夫しましょう。
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Q
- 日本の就活は異常だと思ってしまいます……。
- 日本の就活システムに対して違和感を抱く人は少なくありません。日本では4月の一斉入社が基本となっており、特に人気企業には膨大な数の応募が殺到するため、どうしてもエントリーシート(ES)や集団面接などで機械的に人数を絞り込む構造にならざるを得ない側面があります。 個人の能力をじっくり見る外資系の通年採用などに馴染みがある人からすれば、不可解に映るのも無理はないでしょう。 この現状に対する向き合い方ですが、もしそのシステムがどうしても肌に合わず苦痛であれば、無理に乗っかる必要はありません。日本の「王道の就活」だけがすべてではなく、外資系企業を目指したり、オファー型の採用サービスや大学の推薦、知人の紹介を活用したりと、別のルートはいくらでも存在します。 また、正社員という形にこだわらず、派遣や契約社員、フリーランスといった多様な働き方を視野に入れても良いでしょう。ただし、これらの働き方には雇用が不安定になってしまうなどのリスクもあるため、自身で理解しておくことが大切です。 「ゲーム」と割り切るのもおすすめ! 自分が楽しめる方法で就活しよう 一方で、あえてその特殊さを割り切って利用するのも一つの考え方です。この状況を「ルールの決まったゲーム」ととらえて攻略を目指すのも良いですし、これほど多くの企業を一度に見たり、話を聞けたりするのは新卒採用の時期にしかできない貴重な体験だとポジティブにとらえることもできます。 無理をして既存の枠に合わせるのではなく、自分に合った独自のルートを探すのか、あるいはマインドセットを変えてこの機会を使い倒すのか、自身が納得できるスタンスで向き合ってみてください。
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Q
- 就活の面接で極度に緊張してしまいます。
- 面接でガチガチに緊張してしまうおもな原因は、どうしても「自分が一方的に評価されている」と強く意識しすぎてしまうことにあります。 まずは深呼吸をして落ち着き、意識の持ち方を少し変えてみましょう。面接は試験である以前に、企業側もあなたに興味を持って時間を作ってくれている「対話の場」です。 自分自身も「将来一緒に働く相手としてどうかな?」と相手を見るくらいの気持ちを持ち、その一期一会の出会いや会話そのものを楽しむ姿勢が大切でしょう。 不合格は相性の問題! 一期一会の機会として楽しむ気持ちが大切 仮に結果がともなわなかったとしても、それはあなたの能力そのものが否定されたわけではなく、単にその会社との相性やタイミングが合わなかっただけに過ぎません。 実際、過去に不採用になった企業の担当者と数年後に別の仕事で再会し、「あの時は別の道のほうがあなたに合っていた」と互いに納得できたというケースもあります。評価を気にしすぎて萎縮するのではなく、せっかくの機会をポジティブにとらえ、会話を楽しむつもりで臨んでみてください。
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Q
- 就活中に体調不良になった場合、どう対応すれば良いですか?
- もし就職活動中に体調を崩してしまった場合は、何よりもまず迅速な連絡が不可欠です。体調不良がわかった時点で、できる限り早めに、かつ企業の営業時間内に電話で状況を伝えましょう。 もし電話番号が不明な場合はメールでの連絡となりますが、直前の変更は緊急性を要するため、基本的には電話で連絡をし、現在の状況を説明したうえで面接日程の再調整をお願いすることになります。 この際、評価への影響が心配ですよね。残念ながらマイナスになる可能性は否定できません。「体調管理も能力の一つ」ととらえられる場合があるからです。また、企業の採用スケジュールは決まっているため、休んでいる間にほかの候補者の採用が決まり、募集が終了してしまう可能性もあるでしょう。 体調管理は基本! リスケ時は電話で誠意を伝えよう しかし、近年はインフルエンザや新型コロナウイルスの流行を経て、無理をして周囲に感染を広げるよりも、体調を優先して休むべきだという風潮が定着しつつあります。 昔のような「這ってでも来い」という根性論ではなくなり、企業側の理解も得やすくなっていますが、チャンスを逃してしまう可能性はゼロではありません。したがって、大前提として日頃の体調管理を徹底し、万が一崩してしまった場合は、直ちに電話で誠意を持って相談するようにしましょう。
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Q
- 就活で人事の方とLINE交換しても良いですか?
- 企業側からLINEでの連絡を案内された場合、連絡先を交換すること自体はまったく問題ありません。ただし、LINEは手軽なツールではありますが、友人と同じような感覚で接することは避け、「あくまでビジネス上のやり取りである」という意識を持つことが大切です。 メッセージを送る際は、きちんとした敬語を使い、「承知いたしました」といった丁寧な表現を心掛けましょう。スタンプに関しては、相手から送られてきた際に挨拶として返す程度であれば構いませんが、過度な多用は控え、節度を持って使用するのが無難です。 連絡は深夜を避けることが必須! 就業時間内に送ることが大切 また、連絡をする時間帯にも配慮が必要です。相手が夜勤などの特殊な勤務形態でない限り、深夜や早朝の連絡は失礼にあたります。 相手の生活リズムを尊重し、一般的な企業の就業時間内に送信するのが社会人としてのマナーとして好ましいでしょう。
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Q
- 履歴書が返却された場合、合格と不合格どちらなのでしょうか?
- 履歴書が返却された場合多くの場合は不採用を意味しています。履歴書と併せて選考結果のお知らせに関する同封物が無かったかどうか、改めて確認してみましょう。 もしかしたら、別途メールにて選考結果のお知らせが届いている場合もあります。 書類選考で通過した人に関しては履歴書の原本またはデータを社内に保管するケースが多いです。 履歴書の返却するということは今後の選考で書類を活用することはないという意味であり、選考が終了したという意味合いを持っています。 個人情報保護法の観点から応募書類を社内で保管や廃棄せずに、本人に返却することで情報漏洩を防ごうとしている企業もあります。この場合も履歴書は返却されます。 不採用理由は能力ではなく企業側の事情であることも多い 採用されないと、必要とされていないような気持ちになってしまうこともあるかもしれません。 しかしながら先に応募した人が採用されてしまい枠が埋まってしまったということや、募集しているポジションに合わなかったなどあなたの能力とは関係のない社内の事情で不採用になっているケースも多いのでそんなに気にする必要はありません。 応募資料を見直してよりよく修正や改善をしながら取り組んでいってくださいね。
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Q
- 履歴書や応募書類の締切で、必着と当日消印有効にはどのような意味がありますか?
- 「必着」というのは、その日までに企業に応募書類が届いていなければなりません。 企業側としては選考スケジュールの関係上、実際にその日までに書類が届いていないと受付をおこなわないということですね。 一方で「当日消印有効」というのはその日までに郵便局での消印が押されてさえいれば、その翌日に応募書類が届いても大丈夫です。 当日ポストに投稿しても集荷時間後に投函した場合、翌日扱いになります。また配達先によっては数日かかるケースもあり、当日中には間に合わない可能性が高いです。 締切日の条件を聞いて最適な発送方法を選ぼう 締切が当日の場合速達対応について郵便局の窓口で尋ねるケースが一般的です。 もし締切当日に窓口に行けない場合には、速達扱いで郵便ポストに書類をお送りすることと並行して企業の担当者に電話で相談しましょう。 「本日中に必着とのことで速達でお送りさせていただいておりますが、間に合わない可能性もあるためメールにてPDFデータを送付させていただけませんか。」と相談してみましょう。 もし承諾を得ることができた際には、応募書類をPDFデータにした上でメールにて担当者へお送りしましょう。
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Q
- 履歴書を速達で送るのは失礼にあたりますか?
- 履歴書を速達で送るのは「期日を確実に守るために迅速に対応している」と判断され、失礼にあたったりマイナスな印象を与えることはありません。 締切前後には数多くの速達の書類が企業に届いている可能性も考えられます。1通だけ速達で目立ってしまうということもあまりないはずです。 封筒の表書きに赤いペンで「速達」と書きましょう。書く位置は縦書きであれば、封筒の左下の部分です。 理由を添えれば迅速さと誠実さの両方を伝えられる 履歴書に添付する送付状に「書類提出の締切が迫っておりましたため、確実にお届けするため速達にて送付いたしました。」と一言申し添えても良いですね。 折角速達でお送りするからには、到着予定についても確認しましょう。郵便局の窓口に出向いて「⚪︎日必着にしたいのですが、速達で間に合いますか?」と確認してから出しましょう。 ポストへの投函の場合は集荷時間によって翌日配達にならないケースもあります。 郵便局の窓口の時間も支店によって異なるので、遅くまで対応している大きな支店などを確認しましょう。
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Q
- 履歴書をレターパックで送ると不採用になりやすいですか?
- 履歴書をレターパックで送ったからと言って、不採用になりやすいという話は聞いたことがありません。 追跡ができて確実に届くということは重要ですし企業でも、レターパックを通常業務の中で活用しているケースも多いのではないでしょうか。 レターパックの宛名に関しても手書きで丁寧に書きましょう。また単に履歴書だけを送るのではなく、送付状も同封しましょう。 丁寧な梱包や送付状の同封こそ評価につながるポイント 履歴書が曲がったり濡れたりする事を防ぐため透明のクリアファイルに入れた上で、レターパックに入れる方が親切で「細かいところまで気が利く」という印象を与えることができるでしょう。 普通郵便はレターパックよりも安価ですが、追跡は不可能で届くまで日数がかかります。 簡易書留は郵便物が確実に届き補償もあります。クレジットカードや銀行のキャッシュカードなどは簡易書留で届きますね。 履歴書も紛失や破損が心配な重要書類なので簡易書留で送ろうと考える人もいるかもしれませんが、簡易書留は企業が受領印を押すなど、手間を増やしてしまうことになるのでおすすめしません。