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Q
- 内定者研修ではどのようなことをするのですか?
- 内定者研修でおこなわれるプログラムは企業によって異なりますが、一般的には事業内容の説明や、社会人としての心構え、ビジネスマナー研修などが中心となります。 これらは採用の背景にある思いや社員としての姿勢を共有する場であり、いきなり高度な専門知識を問われることはほぼありません。 そのため、会社側から「この本を読んでおくように」といった具体的な指示がない限り、事前の準備は特に必要なく、基本的にはノープランで参加して大丈夫です。企業側もこの段階で学生を厳しく選別しようとしているわけではありません。 内定取り消しはまずない! 非常識な行動だけは避けよう また、研修中の態度やワークの成果によって内定が取り消されるのではないかと不安に思う人もいますが、そのようなことはまずありませんので安心してください。 適性を判断して配属の参考にする可能性はゼロではありませんが、どの挙動がどの部署に結びつくかは予測できませんので、意識して対策できるものでもありません。 ただし、飲酒をして参加する、内定者同士で喧嘩をするといった、社会人として常識を逸脱した行動は論外です。最低限の節度を持ち、常識的な振る舞いを心掛けていれば何の問題もありません。
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Q
- 就活中の靴磨きは必須ですか?
- 結論から言うと、靴磨きは極めて重要ですので、ぜひ先輩のアドバイスにしたがってください。 採用担当者の視点でお話ししますと、面接で語られる言葉は、ある程度取り繕われたものであるという前提で聞いています。お互いによく見せようとしている状況下で、その人の本質や本音を見抜くために注目しているのが、言葉以外の部分、つまり靴の状態や細かな所作なのです。 道具は100均でOK! 細部への気遣いを見せよう 特に顔、手、足先といった体の「先端」部分は、人の視線が自然と止まりやすい箇所です。 椅子に座った際、スラックスの裾から覗く靴先が汚れていると、それだけで「細かなところに気が回らない人なのだな」と判断されてしまう可能性があります。 話す内容はいくらでも事前準備が可能ですが、こうした身だしなみの細部には、どうしても普段の意識やごまかしのきかない人間性が表れてしまうものです。道具は高価なものである必要はなく、100円ショップで売っている簡易的なものでかまいません。 面接直前にさっと磨くだけでも印象は大きく変わりますので、必ず準備をしておきましょう。
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Q
- チーフの仕事内容はどのようなものですか?
- まず結論から言うと、「会社に直接確認してください」というのが正直な答えになります。 なぜなら、「チーフ」という役職がどのような仕事内容になるかは、会社や部署によってまったく異なるからです。場合によっては、名前だけで仕事内容はまったく変わらないケースすらあります。 そのため、あなたが最初におこなうべきことは、「チーフとしてどのような仕事内容や成果が求められているのか」を会社側へ明確に確認することです。それを踏まえたうえで一般論としてお話しすると、責任がより増えること、部下や後輩などチームをまとめることが求められる可能性はあります。 昇格は転職と同じ! 部下を持つなら勉強は必須である 昇格した際に最もぶつかりやすい壁は、「昇格前と同じ考え方で仕事をしてしまうこと」です。役職が上がったときは、「転職した」くらいの新しい気持ちで臨むほうが安全でしょう。 たとえ周囲のメンバーは同じでも、求められる業務やスキルがガラッと変わり、まったく別の能力が必要になるという緊張感を持つことが大切です。 これまでのやり方に固執せず、わからないことは聞きまくり、真似し、勉強しまくるという貪欲な姿勢で臨みましょう。 もし部下やチームをまとめる業務が含まれるのであれば、今すぐ書店に向かい、マネジメントや部下指導に関する本を少なくとも3冊は読んで、知識をインプットすることをお勧めします。
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Q
- 転職の給与交渉後のお礼メールの例文はありますか?
- メールの文面を作成する際は、まず冒頭で「先日は面接および給与条件に関するご相談にご対応いただき、誠にありがとうございました」と、話し合いの場を設けてくれたことへのお礼を伝えましょう。 次に、もし希望額を提示することに恐縮する気持ちや、慣れない交渉で不安だった心境がある場合は、「初めての交渉で不慣れな点も多かったと存じますが、真摯に希望を聞いていただいたことに深く感謝いたします」といった形で、相手の配慮に対する感謝を重ねて伝えると非常に丁寧です。 そのうえで、単なる条件交渉だけで終わらせないよう、「貴社での勤務に関する意欲は変わらず非常に高いものがあります」と、改めて入社への強い熱意をアピールしてください。 最後は「ご連絡をお待ちしております。どうぞよろしくお願いいたします」と結べば、お礼から始まり、恐縮と感謝の気持ち、入社意欲の提示、そして締めの挨拶へと続く、非常にスムーズで好印象な流れが完成します。 交渉は当然の権利! 恐縮しすぎる必要はなし ただ、補足ですが、転職において希望給与額を提示することは当たり前のことであり、恐縮する必要は本来ありません。おそらく経験がないために恐縮してしまったのだと思いますが、交渉はごく当然のことです。 たとえば、業界水準と著しくかけ離れた額(例:介護職で年収1000万円を希望する)を提示したのでなければ、気にする必要はまったくありません。 業界水準の範囲内であれば、交渉自体は普通の行為なので、自信を持ってください。
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Q
- 文房具メーカーへの就職は、どの学部が有利ですか?
- まず結論から言うと、「文房具メーカーで何をしたいか」によって変わります。 文房具メーカーには、商品の企画やデザイン、営業、あるいは総務・人事・経理といったバックオフィス的な仕事など、さまざまな職種があります。 まず、文具メーカーについて調べ、「どういう仕事に携わりたいか」を大雑把で良いので決めましょう。 そのうえで、企画やデザインをしたいならデザイン系の学部に、経営企画などに興味があるなら経営学部や経済学部が適しています。 迷うなら学部不問! 文具店のバイトで現場を知ろう もし、それがまだよくわからないのであれば、大学はどこでもかまいません。文房具メーカーに就職するのに特に有利な大学というのはありません。 特定の職種を希望するのでなければ、学部による有利不利は基本ないと思ってください。 学生時代に力を入れておくべきこととしては、大学に入ったら文房具専門店などでアルバイトをすることをおすすめします。そこで彼らと話をして、実際の仕事内容などを直接聞くのが一番の学びになります。
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Q
- 仕事は好きだけど上司が嫌いな場合、どうすべきですか?
- まず、上司が理不尽なのか、ご相談者さんのミスが原因なのかといった状況がわからないので一概には言いにくいですが、それを踏まえて一般的な解決策をお伝えします。 最も一般的で確実性が高い方法は、上司が何も言えないくらいの成果を上げることです。 上司の言動でモチベーションが下がるのであれば、上司が自分に何も言ってこないくらいの実力を付けてください。 相手をコントロールすることはできませんが、自分を成長させ、変化させることは可能です。幸い仕事は好きとのことですので、仕事に没頭して社内の誰も追いつけないくらいの成果を出すことを目標にしてみてはいかがでしょうか。 転職は最後の手段! まずは自分の実力UPが先決! 少し厳しいことを言うかもしれませんが、上司の言動で仕事のモチベーションが上下するというのは、まだ幼く感じられます。 本当に仕事に没頭して成果を上げている人は、多くの場合、周りの声や上司の言動をそれほど気にしません。 行動の順番としては、まず「自分が実力を付ける・成果を上げる」のが第一です。次に考えるのが「部署異動」。「転職」は最後の手段です。 仕事が好きだとおっしゃっているのですから、辞めるのはもったいないです。
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Q
- ベテランなのに仕事でミスばかりしてしまいます。
- ベテラン社員が今までできていたことでミスをする原因は、いくつか考えられます。 まず、慣れによる油断や気持ちの緩みはよくある話です。 また、体調やメンタルの不調がパフォーマンスに影響することもあります。あるいは、ご自身が気付かない心身の疾患がともなっているケースも可能性としてあります。 精神論ではなく仕組みで防ぐ工夫をしよう! まず、最も手っ取り早くできる対処はミスを記録することです。ミスした内容、そのときの状況、そして「今後どうすれば防げるか」を具体的に考えて記録してください。 落ち込むのは当然ですが、すべきことは客観的に記録し、自分のミスの傾向や原因を発見する材料にすることです。 また、ミスを防ぐ際、「今度からもっと気を付ける」といった気持ちの持ちようで頑張ろうとする方法は、あまり効果が期待できません。 ミスを防ぐ方向性としては、何かしらのシステムによってミスを防ぐ方法を考えるべきです。たとえば、提出前に必ず隣の人にダブルチェックをしてもらう、といった仕組みです。 あわせて、産業医への面談やメンタルクリニックの受診も選択肢として検討して良いかもしれません。
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Q
- 履歴書の課外活動欄を3行でまとめるコツはありますか?
- 自己PRは「すごいこと」を伝える場ではなく、「自分がどういう人間か」を伝える場です。 課外活動を自己PRに盛り込む際は、「どのような状況で」「何を考えて」「どう行動したか」を伝えることが重要です。その結果どうなったか、何を学んだかを加えると、より良い自己PRになります。 たとえば、アルバイトでの効率化の工夫を挙げ、具体的な行動と学びを短くまとめてみましょう。企業側は「あなたの考えと行動」を知りたいのであり、「すごい実績」は必須ではありません。 伝えたいことを絞る! 活動を通じた言動をまとめよう 限られた文字数の中で、課外活動の経験を効果的に伝えるためには、最も伝えたいあなたの強みや学びに焦点を絞ることが大切です。 「すごい経験」である必要はありません。あなたがその活動を通して、どのように考え、行動し、何を学び、どう成長したかを簡潔かつ具体的に記述することで、採用担当者にあなたの魅力が伝わるはずです。
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Q
- 第二新卒で経理の自己PR、どうすれば良いですか?
- 経理職1年半での転職は、実績としてはまだアピールポイントが少ないため、ほぼ第二新卒としてポテンシャル採用に近い感覚で臨むべきでしょう。 そのうえで、自身が取り組みできたことを定量的に示すこと、そして仕事に対する意識や取り組み方を伝えることが重要です。 具体的には月間の伝票処理件数やミスの少なさ、Excelスキルの習得などが挙げられます。これらは学生には語れない実務経験であり、アドバンテージになります。もし簿記2級などの資格があれば、やる気の証明になるでしょう。 転職理由と入社後の貢献意欲でポテンシャルを伝えよう 第二新卒の採用では、これまでの経験だけでなく、「なぜ転職したいのか」「入社後に何をしたいのか」という意欲が非常に重視されます。 短い期間でも経理業務に取り組んだ経験は、あなたの適性や興味を示す貴重な材料です。それを踏まえ、新しい職場でどのように成長し、貢献したいかを具体的に伝えることで、採用担当者にあなたのポテンシャルが伝わるはずです。
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Q
- 就活って気持ち悪いですよね……?
- 「就活が気持ち悪い」という意見ですが、実はその不快感の正体は、就職活動そのものではなく、あなた自身の「本音」と「口から出る言葉」のズレにあるのではないでしょうか。 心の中では志望度が高くないにもかかわらず、面接で「御社が第一志望です」と笑顔で言わなければならない、その自分自身の言動に対する強烈な違和感を「気持ち悪い」と感じているのだと思います。 その違和感を解消するためにすべきことは、気持ち悪さを我慢する方法を探すことではなく、「ここなら嘘をつかずに済む」「ここなら本当に良いな」と思える企業を見つけることです。 少し厳しい言い方になってしまいますが、もし「そんな会社はない」と思っているのなら、それはまだ企業探しの範囲が少し狭いのかもしれません。日本には約400万社もの企業があります。その中には、あなたが無理に演技をせずとも興味を持てる場所や、仕事内容が必ず存在するはずです。 人手不足の業界を視野に入れるのも一つの方法! 偽らなくて良い業界もある もし、どうしても「第一志望です」という建前を言うのが耐えられないのであれば、人手不足と言われる飲食・宿泊・介護・建設などの業界に目を向けてみるのも一つの手です。 そうした業界では、過度なアピールや建前よりも、「若い人が来てくれただけで嬉しい」と諸手を挙げて歓迎してくれる傾向があり、嘘をついて取り繕う必要性がぐっと下がります。 あなたに合う場所は必ずあるので、少し視点を変えて、自分自身が無理なく向き合える場所を探してみてください。