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Q
- 面接前の確認で企業に電話しても良いですか?
- 私の見解では、「電話での確認は避けるべき」といえます。 電話は相手の時間を奪う行為です。最終手段として、または緊急事態が起こったときしか電話はできないと考えてください。 メールに記載されている内容を電話で確認すると、採用担当者から「メールを読んでいないのか」「理解力に不安がある」と、かえって悪い印象を持たれる可能性が高いです。 不安はメールや下見で解消しよう 持ち物などに不安があるとのことですね。メールに記載があるものを忘れずに持っていけば問題にはなりません。安心してください。 もし、それでもメールの記載内容が理解できない場合は、電話ではなくメールで問い合わせをしてください。 また、集合場所が不安な場合は、電話で確認するのではなく、前日までに一度下見に行っておくことをおすすめします。もし、「記載されたビル名と地図上で確認したビル名が違う」などのことがあっても、直接目で見ておけば安心です。 極力電話は避け、自分で解決できることは自分で確かめる、という意識を持ちましょう。
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Q
- 内定辞退を伝えたら呼び出されました……対応方法を知りたいです。
- 結論から言うと、断って問題ありません。 呼び出しに応じる法的な義務は一切ありません。 断る際は「丁寧かつ明確」な伝え方が鍵 断る際のポイントは丁寧かつ明確に意思を伝えることです。 注意すべき点が2つあります。 1つ目は辞退の意思が曖昧になってしまうことです。丁寧さを意識しすぎて、遠回しな表現をしてしまうことは避けましょう。 2つ目は失礼な言い回しになってしまうことです。辞退の意思を明確にしようと礼を書くのは社会人として好ましくありません。 上記2つの両立を意識してください。 たとえば、 「誠に恐縮ではございますが、すでに他社への入社を正式に決めており、入社準備も進めている段階です。そのため、改めてお伺いすることは控えさせていただければと存じます。このような形となり、大変申し訳ございません」などと伝えましょう。
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Q
- 内定式の髪型について教えてください。
- 内定式時点では社内規定が手元にないことが多いため、基本的には面接時と同じ身だしなみで臨むのが最も安全です。 面接時に茶髪で合格したのであれば、会社はその状態を許容していると判断できます。そのままで問題ありません。 不安なときは、清潔感を意識しよう もし面接時は黒髪で、内定後に茶髪にした場合は、心配なら面接時と同じ状態に戻しましょう。 個人的には、髪色を理由に内定が取り消されることはないと考えます。ただ、より無難に対応するなら、長い髪は後ろで一つにまとめるなど、清潔感を意識してください。 内定式の身だしなみのポイントは、すべて就活、特に面接時と同じにすることです。
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Q
- 就職活動でトレンチコートを着る際、ベルトは使用すべきですか?
- 質問に「会場に入る際、ベルトは閉めたままが良いか」とありますが、まず前提として、ビジネスマナーでは、建物に入る前にコートを脱ぎ、腕にかけて持つのが基本とされています。 そのため、企業の担当者があなたのコート姿を見る機会はほとんどありません。 ただし、脱いだコートのベルトがだらんと垂れ下がっていると、意外と目につき、少しだらしなく見えてしまう可能性があります。ベルトは後ろで軽く結ぶか、ポケットにしまっておくとスマートです。 なお、着ている間にベルトをどうするかは自由です。前で留めても、後ろで結んでも、外してもかまいません。 ベルトがなくても邪魔にならないようにしよう 個人的には着脱時の手間が少なく、さまざまな場面で邪魔にならない「後ろで結ぶ」か「ポケットに入れる」方法がおすすめですが、「前できちんと締めたい」という人はそのままでまったく問題ありません。 着ているときにベルトを付けてないからといって、だらしなく着こなしているわけでもないので、それなら邪魔になるリスクを排除したほうが良いと考え、そうおすすめしています。
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Q
- 大学3年の時間割で就活を考慮すると、どう組むべきでしょうか?
- 就活がどのようなスケジュールで入ってくるかは予測しにくく、人によっても異なるので、あまり神経質になりすぎず、自分の学びたい授業を優先して時間割を組んで良いと思います。 就活の本格化前に準備! インターン情報も確認しよう ただ、就活の「本格化」は、3年生の3月ごろから、4年生の4月ごろにかけてエントリーが集中する時期です。ここまでにしっかり準備ができていれば大丈夫です。 ただ、3年生には夏・冬のインターンシップといった重要な機会もあります。特に夏のインターンに参加するには、4〜5月あたりから自己分析や業界研究を始めておくことが大事です。 キャリアセンターも活用! 余裕のある計画で進めよう また、大学のキャリアセンターは積極的に活用すべきです。担当者と定期的に話すことで、就活に役立つ情報が得られたり、履歴書や面接のアドバイスも受けられます。 SPI対策については、1日1時間の勉強を1〜3カ月程度続けることで基礎力がつきます。余裕を持って準備するなら、年末(12月ごろ)から取り組むのがおすすめです。 資格取得については、就活ではそれほど大きなウエイトを占めません。新卒採用は「ポテンシャル採用」が基本なので、資格が「必須」というわけではありません。資格は目的に基づいて取り組むことが大事です。 たとえば、「金融業界に行きたいから簿記を学ぶ」「外資系を目指すからTOEICスコアを上げる」といった形で、自分の志望と結びついている資格であれば、アピール材料になります。 「持っておけば何か就活で有利になる資格は何ですか」とよく聞かれるのですが、資格ありきではなく、目的を先に設定することを考えましょう。
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Q
- 就活のカバンは100均や安価なものでも問題ないでしょうか?
- ビジネス用にデザインされたものであれば、価格が安くても基本的には問題ありません。たとえ手頃な価格であっても、「ビジネスシーンを想定して作られたカバン」であることが大切です。 実際に私が面接官をしていたとき、黒いナイロンのリュックで面接に来た学生がいました。いわゆるカジュアル寄りのリュックで、ビジネス向けではありません。 面接中、そのリュックが椅子の横で崩れて倒れており、どうしても視界に入ってしまいました。もちろん、それだけで不合格にはしませんでしたし、人物そのものを見ようと努めて面接をしました。 ただ、「細かいところに気が回らないタイプなのかも…」という印象は、正直否めませんでした。つまり、カバンひとつで合否が決まるわけではありませんが、「印象」に影響を与える可能性はあるということです。 黒のブリーフケースが無難! TPOに合わせて選ぼう カバンの選び方としては、「ブリーフケース」あるいは「ブリーフバッグ」で、色は黒。これが最も無難で間違いのない選択肢です。 トート型やリュック兼用の2WAYタイプなどもありますが、どれが良いか迷ったら、まずは黒のブリーフケースを選んでおけば安心です。 最近では「ビジネス ブリーフケース 格安」などと検索すると、1,000円〜3,000円台のものも見つかります。見た目がきちんとしていてビジネス用とわかるものであれば、高価である必要はありません。 「高そうに見えるか」ではなく、「場に合っているか」が大事なのです。
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Q
- 主婦なのですが就活をはじめ、もうすでに疲れました。
- 転職活動や就職活動をしていて「うまくいかない」と感じるとき、そこには何かしらの原因があることが多いです。 その原因に気づかないまま活動を続けていると、同じような結果が繰り返され、期間が延びるほどに精神的な疲れがたまり、モチベーションを保つのも難しくなってしまいます。 まず最初に意識してほしいのは、「自分ひとりで頑張りすぎないこと」です。 知らなかった点に気づける! 専門機関にも頼ろう 一人で就職活動をしていると、自分では気づきにくい強みを「当たり前」と思ってアピールできていなかったり、求人の探し方や書類の書き方に偏りが出ていたりすることがあります。 主婦の人であれば、「マザーズハローワーク」に相談してみるのも一つの方法です。 ここでは、子育て中の方が働きやすい仕事を見つけられるよう、担当者が一緒に求人を探したり、応募書類の添削や面接練習をしてくれたりと、手厚いサポートを受けることができます。 また、子育て世代に特化した人材会社や転職支援サービスも存在します。家庭と両立できる働き方を重視した求人を多く扱っているところもあるので、そういったサービスを活用するのもおすすめですよ。 誰かと話しながら進めていくことで、就活の「しんどさ」はぐっと軽くなるはずです。まずは「自分だけで頑張らない」という気持ちで、就職活動に取り組んでみてください。
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Q
- 大学3年次に留学する場合、就職活動はどう進めるべきですか?
- 留学中に就職活動をすることは、限定的ではありますが可能です。 たとえば、自己分析や業界・企業研究、エントリー、エントリーシート(ES)作成などは日本にいなくても進められますし、オンラインでの面接や説明会に参加できる企業も増えています。 一方、対面型インターンシップやオープンカンパニーには参加が難しいため、どうしても就活の選択肢は限られてしまいます。 つまり「留学と就活を両立できるかどうか」はどこまでの活動を望むか、そして留学中の生活状況による部分が大きいでしょう。 留学先での活動が忙しく、思った以上に就活に時間を割けないという可能性も十分にあります。そのため、留学する以上は、ある程度そのリスクを想定しておく覚悟も必要です。 事前準備が鍵! 自己分析や情報収集から始めよう 一方、今の段階から準備できることは多くあります。自己分析や業界研究は2年生のうちから始められますし、早期インターンシップやイベントに参加することで、情報収集も可能です。 留学前にこれらを進めておくと、帰国後のスタートがスムーズになりますよ。 「留学中に就活するべきか、それとも留学前にできる限り準備しておくべきか」については、基本的には「事前準備」をおすすめします。というのも、留学先の生活リズム等は予想しづらく、思うように活動できないこともあるからです。 日本にいる間はスケジュールを自分で組みやすいので、就活の土台作りをしやすい期間です。 就活スケジュールの一般的な流れとしては、3月頃から企業エントリーが始まり、6月に選考が本格化します。 ただし、外資系やベンチャーなどはこの枠にとらわれず通年で採用活動をしている場合もあります。仮に3月に帰国予定であれば、事前にエントリー候補を絞り、帰国後すぐに動ける状態にしておけば、周囲と比べて極端に遅れることはありません。 強みと留学を関連させる! PRポイントを決めよう また、「留学経験をどう活かすか」については、「留学をアピールする」のではなく、「自分の強みを留学体験とどう結びつけるか」が重要です。 まず「アピールしたい自分の特性」を明確にすることが先であり、それが決まれば、留学経験のどのエピソードを就活で使うかが見えてきます。
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Q
- 大卒で警察官になるメリットは何ですか?
- 大卒と高卒では、まず初任給に違いがあります。大卒で採用されたほうが高く設定されており、昇進のスピードにも差が出ます。 たとえば警視庁のHPによると、巡査から巡査長への昇任には、I類(大卒程度)で採用された場合は1年、Ⅲ類(高卒程度)の場合は4年以上の勤務が必要とされています。 初任給もI類が30万2,100円、Ⅲ類は26万4,700円と記載があります。 こうした点からもわかるように、大卒で採用された人は「将来の幹部候補」として期待されていると見て良いでしょう。 そのため、部下や後輩の指導力、チームのマネジメント力、そして的確な判断力といった力が求められる場面も多くなります。 試験や評価点も異なる! 受験内容を確認しておこう また、採用試験の内容にも大卒枠と高卒枠で若干の違いがあります。たとえばSPIを使っている自治体では、試験時間に差があったり、論文や作文の評価軸が異なることもあります。 具体的には、大卒枠では「主として思考力・表現力等について論文による筆記試験」、高卒枠では「主として文章による表現力等について、作文による筆記試験」といった違いがあります。 論文と作文という形式の違いだけでなく、見られるポイントも異なっています。 試験内容は地自体によって若干の違いあるので、自分の受験する自治体や警察本部の試験案内を事前によく確認することが大事です。
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Q
- 早期選考と本選考の違いは何ですか?
- 早期選考とは、その名のとおり、一般的なスケジュールよりも早く開始される選考のことです。 外資系企業やベンチャー企業など、経団連の定めたスケジュールに縛られない企業が実施することが多いです。 一般的なスケジュールでの選考と比べて、選考プロセスがスピーディーなケースもあります。たとえば、書類選考が通ったら、いきなり役員面接という企業もないとは言いきれません。 あるいは、独自の選考方法を用いる企業もあります。 また、早期選考はあくまでも早く開始される選考のことを指すもので、本選考と対比で使う単語ではないことを覚えておきましょう。 早期選考のフローのなかにも、通常通りのスケジュールと同様に、インターンシップやオープンカンパニー、エントリーシート(ES)、面接などのフローが存在します。 このような順序のうち、面接からのフローを早期選考のなかの本選考、とする企業もあるのです。 早期選考についての情報を集めよう 早期選考を狙うのであれば、情報収集が欠かせません。 早期選考に参加する人は、「早期選考を実施している企業を探す」という特徴があります。 多くの人がインターンを探しているときに、早期選考がすでに始まっている企業を見つけることがライバルと差を付けるコツです。 インターネットなどを利用して情報収集をおこないましょう。 早期選考でされる質問を理解しよう また、早期選考をおこなう企業側の背景には、「優秀な学生を厳選し、他社に取られる前に確保したい」という思いがあります。 そのため、一般的なスケジュールの選考と比べて、深掘った質問が飛んでくる可能性が高いです。 たとえば「なぜこの業界を志望しているのですか」だけでなく「今後、この業界でどのようなことが求められると考えますか」や「業界の動向として気になるニュースと、なぜ気になったか、その理由を教えてください」などの質問が挙げられます。 企業が見極めたいのは「志望度の高さ」「企業や業界に対する理解度」「仕事に対するマッチング度合い」などです。一段階深い質問をすることで、早期に採用すべき優秀な人材かどうかを判断します。 ちなみに、早期選考は3年生の9~10月頃には開始されているケースが多いです。そのため、その時期にはすでに業界研究や志望動機・自己PRなどがほぼ仕上がっていなければなりません。 戦略的な就活には自己分析が欠かせない 上記の理由もあり、戦略的に就活を進めるのなら、やみくもに探すのではなく、まずは自己分析をする必要があります。 早期選考をおこなっている企業を広く探すと、ミスマッチを起こすおそれがあります。 自分の興味がある分野を絞り込んでから、その分野で早期選考をおこなっている企業を探す、という順番で進めることが大切です。