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Q
- まったく就活をやってない状況はやばいですか?
- 就活は早ければ良いというものでもありませんので、「やばい!」とまでは言いませんが、このまま何もせず不安を抱えている状態が続くことは、精神的にも良くありません。 ここから少しずつでも動き出すことが、未来を変える第一歩になります。 私がかかわってきたなかにも、「出遅れた」「何をしたら良いかわからない」と悩んでいた方が多くいました。 しかし、大学のキャリアセンターで一回相談してみる、興味のある企業を一社だけまずは調べてみる、といった小さな行動から始めて、最終的には納得のいく内定につながりました。 小さな一歩が未来を大きく変える! 一人で抱え込まないで まず、「どんな環境や人といるときに自分らしくいられるか」を振り返ってみましょう。 たとえば、好きだった授業や居心地の良かったバイト、苦手な人間関係などを紙に書き出してみてください。そこにあなたが大切にしている価値観や、向いている仕事のヒントがあるかもしれません。 また、就活は一人で抱え込まないことが大切です。大学のキャリアセンター、オンライン相談、友人との会話などを通じて、誰かと話してみてください。 誰かに話すことで、自分の考えが整理され、やるべきことが見えてくることも多いです。 焦る気持ちは自然なことです。今からでも必ず間に合います。まずは小さな一歩から始めてみましょう。
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Q
- 自己分析をしても面接でアピールできるものが何もない状態です。どうすれば良いでしょうか?
- 自己分析をして「これだ!」と言える強みが浮かばなかったとしても、アピールできるものがないとあきらめる必要はありません。 私が支援してきたなかでも、「特別なことは何もしていない」と話す方は多いです。ですが、話を聞いていくと、その方なりに継続して取り組んできたことが必ず見つかります。 自信を持って「自分らしさ」を伝えるために、まずは、日常生活を思い返してみてください。 たとえば、飲食店のアルバイトで後輩の指導を丁寧にしていた、部活動で試合に出られないながらも仲間のサポートを続けていた、授業のグループワークで周囲の意見をまとめていた、などです。 一見目立たなくても、「人のために動ける」「責任感がある」「チームで役割を果たせる」といった力は十分アピール材料になります。 日常の小さな行動を棚卸ししよう また、「強み」や「価値観」を言葉にしようとすると難しく感じるものです。そんなときは、自分が当たり前にやっていることを棚卸ししてみましょう。 たとえば、アルバイトや学業で「これだけは大切にしている」と思うこと、周りから「ありがとう」と言われた出来事、しんどいときにどう工夫して乗り越えたかなどを書き出してみてください。 そこから「協調性」「粘り強さ」「丁寧さ」など、自分でも気付いていなかった強みが浮かび上がることがあります。 たとえ小さな経験でも、「自分がどう考えて行動したか」を語れることが大切です。自分と向き合い、小さな気付きを大切に言葉にして、自信を持って伝えていきましょう。
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Q
- 面接で「最近読んだ本」を聞かれたらなんて答えれば良いでしょうか?
- 「最近読んだ本」は、思想や信条にかかわるため、配慮が必要とされる質問の一つです。ですが、現実にはこのような質問をされる場面もあり、事前に自分なりの回答を準備しておくと慌てずに対応できるでしょう。 企業がこの質問を通じて見ていることのなかに、「どのような視点で物事をとらえているか」「学んだことをどう自分に活かしているか」という、思考力や自己成長への姿勢があります。 たとえ小説やエッセイなどジャンルが業界と直接関係しない本でも、「なぜその本を選んだか」「どんなことを考えたか」「それがどのように自分に影響を与えたか」を伝えることで、十分に印象に残る回答につながります。 選んだ理由と自分への影響を結び付けると印象が深まる 読書習慣がない場合は、まずは一冊手に取ってみることからでかまいません。 その際、「自分の経験と重なる内容か」「考え方を広げてくれそうか」など、少しでも興味を持てる視点から選ぶと良いでしょう。 答える際は、「タイトル」「選んだ理由」「印象的な内容」「自分にどう影響したか」を簡潔に整理し、無理なく自分の言葉で語るくらいの気持ちで。それが自己PRにつながることもあります。
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Q
- 書式自由の自己PRはどのようにまとめると良いですか?
- 書式自由の自己PR欄に取り組む際、まず「中身」をじっくり検討しましょう。 特に押さえておきたいのは、 ・自分のどんな強みを伝えるか ・その強みがどのような経験から培われたか ・その経験や力を、応募先企業でどう活かしたいと考えているか この3点が整理されていれば、内容としての自己PRは伝わる準備が整っています。 「読みやすさ」を第一に意識しよう 次に、その中身を「どう見せるか」です。 書式自由といっても、自由すぎる表現はかえって読みづらくなり、せっかくの内容が伝わらない可能性もあります。フォントやレイアウト、見出しの配置などは「読みやすさ」を意識して整えましょう。 たとえば、最初に「私の強みは〇〇です」と結論を述べ、次にエピソードで具体的に裏付け、最後に「貴社ではこのように活かしたい」とまとめる構成は、内容にも見せ方にも一貫性が生まれ、読み手に伝わりやすくなります。 また、工夫の一つとして、あなたの強みをキーワードとして大きめに見出しにしたり、成果をチャートや箇条書きで整理したりすると、採用担当者の目に留まりやすくなります。 書式自由だからこそ「自分らしさ」が表現できますが、「見た目が派手=良い」わけではなく、「読み手に伝わる」ことが第一です。あなたの経験や思いを見える形に整えて、しっかり伝えられる自己PRにしていきましょう。
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Q
- 何かを表現する仕事がしたいのですが、どんな職種がありますか?
- 音楽やアート、本など、誰かの思いがこもったものに触れて「自分も何かを表現したい」と感じる気持ちは、仕事選びの大きなヒントです。 就活ではまず、「表現するって何だろう?」を言葉にしてみましょう。 絵やデザインで伝える、動画や音楽で届けるなど、「自分はどんな表現に心が動くのか」「どんな形で人に届けたいか」を考えると、自分に合う仕事のイメージが見えてきます。 自分が心動く表現を言語化すると職種の選択肢が広がる また、表現する仕事は意外とたくさんあります。 デザイン系、企画・広告系、編集・ライター、動画・音楽制作、商品やサービスの開発・プロデュース、そしてお客様の声をもとに改善提案をおこなう営業・接客職など。 「何を表現するか」にプラスして、「誰のために、どんな場面で、どんな方法で」も仕事のカギになります。 今日からできることとしては、「どんな表現が好き?」「どんなときにワクワクする?」をノートに書いてみましょう。 そして、Webサイトや広告、アプリ、雑誌、音楽など「これは誰がつくってるんだろう?」と想像してみると、職種の理解が深まります。 思い切って、絵・文章・デザイン・写真など何でも「つくる」体験をしてみることも大切です。 「表現することが好き」という気持ちは、あなたらしさそのもの。自分の好きややってみたいことに素直に、少しずつ進んでいきましょう。
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Q
- 就活で中国語はどれくらい有利になりますか?
- まず、「中国語は使えない」といった話も耳にされているかもしれませんが、中国語は就活でも十分にアピールできる力です。 たとえば、貿易・商社・メーカーなど中国とのかかわりがある企業では中国語のスキルが業務上の強みになりますし、観光・サービス・IT業界でも、中国語対応ができる人材は重宝されます。 「中国語は英語の次に話されている言語」と言われるほど、ビジネスシーンでの存在感も増しています。 実際、私が支援したネットワーク関連企業では、社員の約3割が中国籍で、中国語スキルのある日本人社員が橋渡し役として活躍していました。 語学力だけでなく学びの背景や活かし方まで伝えよう 中国語検定については、3級以上であれば履歴書に記載してアピールできます。 ただし級の高さだけでなく、「なぜ中国語を学んできたのか」「どう活かしたいか」が大切です。 たとえば「大学で中国語に出会い、異文化理解の視点が広がった。将来は中国とのビジネスの橋渡し役になりたい」といったように、思いと結び付けて伝えることで強い印象を与えられます。 また、努力を重ねてきた姿勢や、言語の背景にある文化・価値観を理解しようとする態度も、語学力以上にあなたの魅力となります。 たとえ業務で直接使う機会が少なくても、学習を通じて得た「情報処理力」「コミュニケーション力」「挑戦する姿勢」は多くの職種で活かせます。 中国語というスキルを「知識」で終わらせず、「自分の軸」としてどう活かすかを考えることが、これからの就活で大きな力になります。
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Q
- 内定後に就活を続けるのはNGですか?
- まず、「内定後に就活を続けるのはNGか?」という問いについてですが、法的には問題ありません。 ただし、行動の仕方やその後の対応には、社会人としての誠意や責任が求められます。 就活を続けるうえで注意すべきこととしては、内定先企業はあなたを迎える準備を進めているため、辞退を決めた場合はできるだけ早く、まず電話で感謝の気持ちと辞退の意思を丁寧に伝えることが大切です。 その後に簡潔なメールを送ることで、誠意はしっかりと伝わります。 迷いの理由を言語化して納得できる選択を また、行動する前に「なぜ今の内定先では迷っているのか」「第一志望にこだわる理由は何か」を一度立ち止まって言語化してみましょう。自分なりの軸が見えると、進む方向への納得感が高まります。 就活は人生を左右する大きな選択の一つです。 「せっかくの新卒就活を悔いなく終えたい」というあなたの気持ちを大切にし、もし今の内定先にも魅力を感じているなら、その企業も真剣に再度検討し、自分自身が納得できる選択につなげましょう。 どの選択をしても、自分の言葉と行動に責任を持てば、それは立派な社会人としての第一歩です。
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Q
- 面接を録音されたのですが大丈夫ですか?
- それは、驚かれたことと思います。不意に「録音されているかもしれない」と感じると、不安になりますよね。 企業が面接を録音する場合、考えられる目的は、 ・複数の面接官が後から評価を共有するための記録として ・採用プロセスの公平性を保つため、内容を社内で確認するため ・特にオンライン面接時、音声が聞き取りづらかった場合の補助として このように、録音には企業運営の一環としての側面があり、必ずしもネガティブな意図とは限りません。 本来は録画の同意を取るのが望ましい対応 また、録音そのものは企業側・応募者側いずれにとっても、直ちに違法とされることはほとんどありません。 ただ、録音した内容を無断で公開・共有した場合には、法的リスクが生じる可能性はあります。そのため、本来は「録音します」と事前に説明し、同意を取るのが望ましい対応です。 不安を軽減するための行動としては、面接前に、「本日の面接は録音や録画がおこなわれますか?」と受付や案内のタイミングで、さりげなく確認しておくのも一つです。 企業側の目的を事前に確認しておけば不安は軽くなる また、面接中に気になることがあれば、「念のため、本日の面接内容の録音についてお伺いしてもよろしいでしょうか?」と、穏やかにたずねてもいいでしょう。 そして、あなたの言葉は、録音されているかどうかに関係なく、面接官の心に届くものです。 もし録音されていたとしても、面接で「どんな思いでこの会社を志望したのか」「自分らしさをどう伝えるか」に意識を向けて臨んでほしいと思います。
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Q
- 内向型は会社員に向いていないのでしょうか?
- まず、「内向型だから会社員に向いていない」ということはありません。 たしかに、会社で働くなかでは人とかかわる場面も多く、外向的な人が評価されやすいと感じるかもしれません。 ですが実際には、内向型の人が持つ「深く考える力」や「丁寧に物事に向き合う姿勢」などは、多くの職場で求められています。 そのうえで、内向型の人が働きづらさを感じやすい場面としては、 ・多人数の会議や雑談が多い職場 ・初対面でのコミュニケーションが頻繁に求められる仕事 ・その場で積極的に意見を出すことが重視される環境 などが挙げられます。 自然体で働ける環境と強みの伝え方を見つけよう 無理なく働くためには、 ・「黙々と集中できる仕事」「一人で進められる作業」「文書でのやり取りが多い業務」など、自分が自然体で力を発揮できる働き方を見つける ・観察力・傾聴力・分析力といった内向型ならではの強みを、「目立つタイプではないけれど、相手の意図を丁寧に汲み取り、的確に行動できる」といった表現で伝えてみる ・仕事内容だけでなく、「落ち着いた雰囲気か」「集中できる時間があるか」「チームの雰囲気が自分に合っているか」など、職場の環境も確認しておく あなたならではの強みが、きっと誰かにとって大切な力となります。自分の特性を受け入れ、丁寧に職場を選んでいきましょう。
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Q
- 年間休日111日は、やはりしんどいですか?
- 厚生労働省などの調査によると、企業全体の年間休日平均は約112日。つまり、111日はほぼ平均的なラインと言えます。 そのため、111日という数字だけでは「しんどい職場」と断定することはできません。 むしろ「その休日日数のなかで、実際にきちんと休めるか」「働き方が自分に合っているか」が、数字以上にあなたの生活や気持ちに影響します。 日数だけでなく実際の休みやすさ・働き方の中身を見極めよう たとえば、年間休日が111日でも長く働き続けられるように、以下のような点を確認することをおすすめします。 ・「完全週休2日制か」「祝日は休日か」「土日休みは固定か」など、休日の取り方が明確かどうか。 ・「平均残業時間」「休日出勤の頻度」「振替休日の取得実績」などをチェックする。年間休日が平均的でも、残業時間が多ければ心身の負担が大きくなります。 ・「年間休日に含まれない有給休暇や特別休暇が取得しやすいか」で、実質的な休日日数は大きく変わります。 ・繁忙期と閑散期のバランスも重要です。「忙しい時期はいつか」「休みが取りにくい時期はあるか」を確認しておきましょう。 日数だけにとらわれず、実際の働き方を具体的に把握して判断することが、納得のいく選択につながります。