この記事のまとめ
- IT業界の特性やIT資格の種類を理解してからどんな資格を目指すか決めよう
- 同じ業界のIT資格の中でもレベルや注意点が異なる
- IT資格の取得に向けて自分に合った勉強方法を見つけると効率的
IT資格を取得すると客観的に知識があることを証明できます。また、IT資格の勉強をする中で体系的な知識を学べるなど、IT資格取得には多くのメリットがあります。
しかし、ITの資格にはさまざまな資格が存在するので、自分が目指すべきIT資格を選ぶ段階でどの資格を取得すべきか悩んで、資格取得に向けた1歩目を踏み出せない人もいるでしょう。
この記事を通して、目指すべきIT資格を決めて、IT資格取得に向けて1歩目を踏み出してみてください。
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取得したい資格を固めることがIT資格試験合格の近道
IT資格を取得する際に自分に合わない資格を目指すと、そもそも学習内容が自分に合わず試験勉強の段階で挫折してしまう可能性があるため、まずは自分に適した資格をしっかりと選ぶことが大事です。
しかし、IT資格の数は多いので、どの資格が自分に適した資格なのか迷ってしまう人もいると思います。この記事を読めば、目指すべきIT資格、そして勉強方法まで理解でき、合格への道しるべとなります。
まずは取得したいIT資格を選んで、IT資格試験合格を目指しましょう。
そもそも資格は必要なの? IT資格取得の3つのメリット
未経験の人は「資格だけ持っていても、実力がともなわなければ役に立たないのではないか?」と疑問に思う人もいるでしょう。たしかにIT業界の職種は、資格がなければ仕事が始められないわけではなく、実力さえあればIT業界の中でステップアップしていくこともできます。
それでも資格を持つことの大きなメリットだと言えるのが、「知識やスキルの証明になる」ということです。資格を持っていれば客観的に一定の知識やスキルの証明になるので、就職活動のような場面で初対面の相手に対する場合にも、資格により知識やスキルが証明できます。
また、IT資格試験を通して効率的にIT分野の学習をすることもできます。「IT業界に入りたいけど何から知識を得たらよいかわからない」という人は、1つの資格を目指して勉強することで体系的に知識を得ることができるのです。
ここでは、IT資格取得のメリットを詳しく解説するので、資格取得へのモチベーションアップにつなげましょう。
①IT業界への就職が有利になる
求人への応募が複数あり、その複数名が同程度の学歴や職歴であった場合は、取得資格の有無で判断される場合もあります。つまり、同程度の学歴や職歴を持つ人の中で、一人だけ資格を持っていれば採用される可能性を高めることができます。
また、採用においてその人の知識レベルがわかりやすいという点もあげられます。
たとえば、多少ネットワークの知識があり、ネットワークエンジニアとしての職歴がない人がネットワークの仕事の採用面接で、「ネットワークの知識はありますか?」と聞かれたら、その人は「はい、あります」と答えるでしょう。この場合に、実際にどれだけのネットワークの知識があるのか、面接だけで判断するのは難しい場合があります。
そこで、資格を持っていれば、その資格の試験範囲については一定の知識が証明できるので、面接官も知識レベルを把握できます。このため、企業が求めるレベルに値する資格を持っていることで採用試験に有利になります。
②未経験でもITの知識がある証明になる
求人によく記載されている「未経験可」に該当する未経験者とは、IT業界の「経験がない人」のことであり、ITに対する勉強の経験がない人のことではありません。IT業界の経験もなく、勉強をした経験もなければさすがに採用されるのは難しいでしょう。
また、IT業界の経験がなくても、IT資格を取得していれば知識がある証明になるだけでなく、その分野について勉強をおこない資格をとるほど興味があるという熱意を証明することもできます。
未経験でもどうしてもIT業界に入りたかったので自分で知識を付けてIT資格に合格して、IT業界に入る入口を作ろうとしたというIT業界への熱意が客観的にわかるので、採用担当者からの印象も良くなります。
③その分野について体系的に学べる
資格試験はその分野の知識を体系付けられた順序で学べるので、効率よく知識を身に付けられるということも大きなメリットの1つです。何から勉強したら良いかわからない人は、がむしゃらに勉強するのではなく、まずは何か1つ資格を選んで、その資格の試験範囲になっている内容を順序良く学んでみてください。
がむしゃらに勉強するより、資格取得を目的に体系的に学ぶことで、自然と実力が上がっていきます。
また、自分に合った資格を選ぶことができれば、必要な範囲の知識をピンポイントで体系的に学ぶこともできます。さらには、ピンポイントに学ぶのではなく広い範囲の知識を身に付けたいというニーズに合った資格もあるので、その場合は広い範囲の知識を体系的に学ぶことができます。
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まずは押さえておこう! IT業界とIT資格の基本情報
IT業界はソフトウェア業界、ハードウェア業界、ネットワーク業界、インフラ業界の4つの業界に分かれています。また、IT資格は、国家資格、ベンダー資格、ベンダーニュートラル資格の3種類に分かれています。
一つひとつの業界ついて理解して、資格の各種類について理解することでその後のIT資格選びに役立てることができます。
ここでは、4つのIT業界の内容と、3つのIT資格の種類について詳しく解説するので、まずはこれらの基本情報を押さえておきましょう。
IT業界は4つの分野で構成される
IT業界に対して、パソコンで何かを作っているイメージがあったり、インターネットに関する仕事を何かしているイメージがあったりすると思います。しかし、実際にITを使って何をしているかというと、イメージできない人も多いのではないでしょうか。
IT業界は、ソフトウェア業界、ハードウェア業界、ネットワーク業界、インフラ業界の4つの業界に分かれています。IT業界と一口に言っても業界の中は幅広く、パソコンで何かを作るのはソフトウェア業界、インターネットに関する仕事をするのはネットワーク業界とわかれるように、さまざまな業務がおこなわれています。
IT業界の4つの分野
- ソフトウェア業界
- ハードウェア業界
- ネットワーク業界
- インフラ業界
4つの業界の中でどの業界を目指すかによって、目指すべきIT資格も変わってきます。ここでは4つの業界について解説するので、まずは4つの業界について理解して、適切な資格の選択ができるようにしましょう。
ソフトウェア業界
ソフトウェア業界はシステム開発やアプリケーション開発などをすることで、ソフトウェアの開発を主な業務内容とします。
ソフトウェア業界とは?
ソフトウェアを作る業界のこと。ソフトウェアの中には複雑なシステムから、ゲームのようなアプリケーションまで含まれる。
システム開発やアプリケーション開発などをする際には、システムの土台になる設計書が作られたり、システムのテストがおこなわれたりしますが、最も重要な作業はプログラミングになります。
システムやアプリケーションの動きの軸はプログラミングにより組まれており、ソフトウェア業界の中でもプログラマーと呼ばれるプログラミングをすることがメインのタスクになるポジションの人が最も多いです。
このため、ソフトウェア業界を目指していく人にとっては、プログラミングの資格を持っていることが特に有利になることを理解しておくと良いでしょう。
ハードウェア業界
ハードウェア業界とは、パソコンや家電そのもののようにハードウェア本体を扱う業界です。近年ではモノのインターネットと呼ばれるIoTの発展により、ハードウェアをネットワーク接続させる仕組みも増えたことにより、ハードウェア業界の需要も増えています。
また、組み込み技術と呼ばれるハードウェアの中にハードウェアを制御する仕組みを組み込む技術のニーズも根強いです。このため、組み込み技術の土台になるハードウェアを作るハードウェア業界のニーズも根強いです。
このため、ハードウェア業界を目指していく人にとっては、IoTや組み込み技術の資格を持っていることが有利になることを理解しておくと良いでしょう。
ネットワーク業界
ネットワーク業界は今や私たちの生活に欠かすことはできないインターネット接続を事業の1つとしています。つまり、ネットワーク業界は私たちの生活のITインフラを支える業界だといえます。
今後世の中からインターネットが完全になくならなければ、ネットワーク業界の仕事がなくなることはないので、ネットワーク業界の安定性は極めて高いといえるでしょう。ネットワーク業界の仕事はネットワークの知識やスキルが前提になる仕事です。
このため、ネットワーク業界を目指していく人にとっては、ネットワークに関連する資格を持っていることが有利になることを理解しておくと良いでしょう。
インフラ業界
インフラは日本語で基盤という意味があり、基盤という名の通りインフラ業界の業務内容はとても広いです。インフラ業界では、ソフトウェア業界で開発されたソフトウェアや、ハードウェア業界で作られたハードウェアをネットワークを介して基盤上でつなげる場合もあるので、その業務範囲の広さが感じられます。
基盤になる環境はLinuxと呼ばれる無料のOS(オープンソフトウェア)をベースとする場合や、最新の技術のクラウド環境をベースとする場合が多く見受けられます。
OSとは?
コンピューターを動かす基本的なソフトウェアのこと。OSには、Windows、Mac、Linuxが含まれる。
クラウド環境とは?
クラウドと呼ばれる目には見えない場所にあるコンピューターや、アプリケーションを使用する環境のこと。
このため、インフラ業界を目指していく人にとっては、Linuxやクラウドに関連する資格を持っていることが有利になることを理解しておくと良いでしょう。
資格の種類は主に3つにわかれる
IT資格の種類は大きく、国家資格、ベンダー資格、ベンダーニュートラル資格の3つの資格にわかれます。
IT資格
- 国家資格:国が主催する資格でIT資格はIPA(独立行政法人情報処理推進機構)により推進される
- ベンダー資格:民間の製造元が主催する資格
- ベンダーニュートラル資格:特定のベンダー以外の組織が開催する資格
3種類の資格は試験内容や特徴が異なるので、どの資格を選ぶか迷ったときに、国家資格なのかベンダー資格なのかベンダーニュートラル資格なのかが定まれば、選択の範囲を絞れます。まずは資格の種類を絞ることから始めてみても良いでしょう。
ここでは、国家資格、ベンダー資格、ベンダーニュートラル資格について詳しく解説するので、目指す資格を絞る場合の参考にしてください
国家資格
国家資格は、国の法律に基づいて知識が判定される資格です。試験内容から広くITの知識が学べることが特徴です。たとえば、 ITパスポート試験、基本情報技術者試験、応用情報技術者試験というIT資格が国家資格に当たりますが、いずれの試験もIT業界の知識が広く学べます。
なので、関心がある分野が特定の分野に絞れない人は、まずは国家資格の受験がおすすめです。試験勉強を通さないと、学ぶべきITの分野が広すぎて混乱が生じる可能性もありますが、国家資格を通して勉強すればそのようなリスクを防げます。また、国家資格はベンダー資格やベンダーニュートラル資格に比べて受験料も安いので、受験しやすいでしょう。
ITパスポート試験、基本情報技術者試験、応用情報技術者試験については、後に詳しく解説します。
ベンダー資格
ベンダー資格は、民間のIT企業の製品に関する知識が判定される資格です。特定の内容に絞った知識が学べることが特徴です。
たとえばCCNAという資格はネットワークに関する初級レベルの知識とシスコ社製品の操作に関する内容に絞った知識が学べます。Oracle認定Javaプログラマーという資格はJavaというプログラミング言語を使ったプログラミングに関する内容に絞った知識が学べます。
ベンダー資格の例
- CCNA:ネットワークとシスコ社製品の知識が学べる
- Oracle認定Javaプログラマー:プログラミングに関する内容が学べる
そのため、関心がある分野が特定の分野に絞れた人は、ベンダー資格の受験がおすすめです。ベンダー資格の試験レベルが分かれている場合は、自分の現状のレベルと正直に向き合い、適切なレベルのベンダー資格を受験すると良いでしょう。
CCNA、Oracle認定Javaプログラマーについては、後に詳しく解説します。
ベンダーニュートラル資格
IT資格は、たとえばCCNAという資格は製造元のシスコ社が主催していたり、Oracle認定Javaプログラマーという資格は製造元のOracle社が主催しているなど、製造元のベンダーが主催している場所が多いです。ベンダーニュートラル資格は限られた数しか存在しません。
ベンダーニュートラル資格に属する資格の内、LPIC(エルピック)という資格が、ベンダーニュートラル資格に属します。LPICはLinux Professional Institute(LPI)というNPO法人が主催し、無料でも使えるLinuxというOSの知識を試験内容としています。そもそも、Linux自体が特定の製造元により作られるのではなく、有志などの複数の開発者により改良を重ねられるという性質を持っています。
ベンダー資格と特定の範囲について絞って学べるという点は共通していますが、資格の主催元が特定の製造元ではない組織であることが大きな違いとして挙げられます。
資格のレベルはITスキル標準を参考にできる
資格のレベルはITスキル標準により4段階のレベル評価により知ることができます。
ITスキル標準はレベル1がエントリーレベルで未経験から挑戦でき、レベル2とレベル3がミドルレベルで一定の実務経験が求められます。そして、レベル4がハイレベルとなり、独力で作業できるだけでなく、ある程度作業指示までできるレベルとされています。
ITスキル標準は標準的な参考数値なので、ITスキル標準で見たときの資格のレベルがイメージより高かったからといって、決して受験を諦める必要はありません。ただ、入門者がレベル4の資格を目指すようなことはさすがに避けたほうが良いでしょう。
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未経験でもわかる! 取得するIT資格の決め方
ここまでの内容で、IT業界に含まれる分野やIT資格の種類について理解できたと思います。ここからは、具体的にどのIT資格を取得するかを決めるプロセスを解説していくので、方向性を絞っていきましょう。
「何に興味があるか」「どんなエンジニアになりたいか」は人によって違い、自分に合ったIT資格も人それぞれです。自分に適した資格を選ぶためには、まずは自分自身について理解し、自分はどのIT業界を目指すべきかを決めたうえで、自分に合ったIT資格を選ぶ必要があります。
①自己分析してIT業界のなかで向いている方向性を考える
どのIT資格が最もおすすめできるかの結論は、みなさんが自己分析した結果と突き合わせて生まれます。そのため、自己分析してIT業界の中でどの領域が向いているか考えることは、とても重要です。 自分が向いていると思われる分野があった場合は、その分野に絞ったIT資格にターゲットを絞ると良いでしょう。
ピンポイントで取得するIT資格を決められることがベストですが、それが難しければまずはできる範囲で取得するIT資格を絞ってみてください。
自己分析が苦手な人は、まずは周りの人に自分のことをどう思っているか率直にきいてみてください。客観的な評価から、自分のことを知ることができるので、そこから自己分析するのも良いでしょう。
自己分析について一から知りたい人は、こちらの記事を参考にしてみてください。
自己分析マニュアル完全版|今すぐできて内定につながる方法を解説
②IT業界に含まれる特性から自分のタイプを判断する
たとえばインフラ業界の説明の中で、最新の技術のクラウド環境をベースとする場合が多い、と解説しました。また、今後世の中からインターネットが完全になくならなければ、ネットワーク業界の仕事がなくなることはないので、ネットワーク業界の安定性は極めて高いと解説しました。
このような、IT業界に含まれる特性の中から魅力を感じられる内容があった場合は、その内容に沿ったIT資格を目指してください。IT資格の特性と自分のタイプがマッチすれば、そのIT資格に対する適性が高く合格へのプロセスも描きやすくなるでしょう。
また、現段階でIT資格の特性と自分のタイプがマッチしない場合は、IT業界の特性をさらに探してみてみるのも良いでしょう。
③自分に合った資格について詳しく知る
ここまでのプロセスの中で、具体的に自分に合った資格が決まった場合は、その資格に絞って資格の内容を掘り下げて見ていくと良いでしょう。自分と合ったIT資格であれば、資格の勉強自体も楽しく勉強できる可能性が高まるので、自分に合った資格を知ることは重要です。
自分と合った資格を選ぶためのチェックポイント
- 興味のある領域を学べるか
- 自分のレベルに合った資格か(入門者向けかキャリアアップ向けか)
- 資格を取得してどのように活かしたいか
IT資格の中には、IT業界全体の入門資格になる資格や、IT全般に興味がある人向けの資格もあります。特定の分野に絞り切れない場合は、そのようなIT業界に関する広範囲な資格をまずは目指してみるのもおすすめです。
IT業界に関する広範囲な資格の中には、さまざまな分野の知識が含まれているので、資格の勉強をしながら特定の分野に対する関心が高まるという人も多くいます。まずはITについての基礎知識を得てから、目指す分野を絞り込んでみましょう。
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初めの一歩! IT業界の中で向いている分野を知るための自己分析の方法
IT業界の中で向いている分野を知るための自己分析の方法
- 自分の強みや得意なことを考える
- やりがいや達成感を感じた経験を振り返る
- つらかった経験や仕事を振り返る
- 仕事における将来の目標や実現したいことを考える
- 自分の好きなことを仕事に活かせるか考える
今までの人生経験の中で、自分の強みや得意なことが見つかったこともあれば、つらい経験や仕事に出くわした経験もあるでしょう。それらの自分に関係したことを自己分析して、IT業界のなかで向いている方向性を考えることができます。
また、IT業界の仕事は楽しい内容の仕事も多いので、できれば自分の好きなことを仕事に活かしたいですよね。
ここでは、自己分析と自分の方向性を考えるヒントを詳しく解説するので、資格選びの前にまずは自分自身を知りましょう。
①自分の強みや得意なことを考える
強みや得意なことを考えるときに、その内容は必ずしもITに直結した内容でなくても大丈夫です。たとえば、コンピューターゲームが得意でコンピューターゲームなら誰にも負けない自信がある人は、大きな強みを持っているといえます。
コンピューターゲームはゲームを制御するプログラムにより制御されており、誰にも負けないほど内部的なプログラムを制御できるのであれば、そのような長所を持っている人は貴重な人材となれます。
また工作が得意などの一見ITとは関係のなさそうな特技もIT業界の中で役に立つことがあります。自分の強みや得意なことを考え、自分にできることを割り出すことが、適切なIT資格選びにつながります。
自分の強みがわからない人は、こちらの記事で見つけ方から詳しく解説しているので参考にしてみてくださいね。
強み一覧付き|自分の強みが必ず見つかる方法9選とアピール方法
②やりがいや達成感を感じた経験を振り返る
仕事の中でなくても、たとえば大きなイベントをやり遂げることに達成感を感じる人もいます。また、新しいことを学んで知的好奇心を満たすことにやりがいを感じた人もいるでしょう。
そのようなやりがいや達成感を感じた経験は、IT業界のなかで向いている方向性を考える際に役に立ちます。IT業界の仕事の中でも、規模の大きな仕事に当たることがあったり、規模は小さくても縁の下の力持ちとしてコツコツ対応する仕事までさまざまです。また、最新の技術に触れ知的好奇心が満たされる仕事や、旧来の知識を大事にして踏襲を続けるような仕事もあります。
些細な経験でも良いので、自分の経験を振り返り自分が感銘を受けた出来事を把握することが大事です。
③つらかった経験や仕事を振り返る
今まで働いた経験がある人は、仕事の中で知識不足が原因でつらい経験をしたことがある人もいると思います。どんな仕事をするにしても、その業界に求められる知識は大なり小なり必要になります。そのように仕事で知識が求められる頻度は、専門職であればさらに高くなります。
また、自分に合わない仕事をして苦痛を感じた人もいると思います。働き始めてから辛い思いをしないためにも、どの分野で仕事をしていくか固めることはとても重要です。
そして、苦痛を感じないと感じられた仕事の分野が固まったら、その分野で成功する確率を高めてください。そのために、知識を身に付けるための手段としてIT資格が活用できます。
④仕事における将来の目標や実現したいことを考える
IT業界でどのように活躍したいか具体的なイメージはできているでしょうか。まずはIT業界で自分がどのように活躍したいのかから考えてみるのもおすすめです。
たとえば、モノづくりに興味がある人であれば、「プログラミング言語を使ったソフトウェアの開発をしたい」などがあげられます。
そのように仕事で活躍する具体的なイメージができたら、目標や実現したいことは自ずとそのイメージに近づくことになると思います。
目標や実現したいことが決まったら、それを成すための手段として取得すべきIT資格も自ずと決まっていきます。まずは、仕事で活躍する具体的なイメージをしっかりと固めてみましょう。
⑤自分の好きなことを仕事に活かせるか考える
IT業界の中では、純粋にその仕事が好きだからという理由で仕事を始める場合もあります。元々プログラミングが好きでソフトウェア業界に入る場合や、ネットワーク機器を買い集めて趣味でネットワークを構築するほどネットワークが好きでネットワーク業界に入る場合があります。
このように純粋に好きで仕事を始めた場合は、IT資格選びも好きな分野の資格を選べば良いです。好きな分野なので、資格の勉強も楽しいでしょう。
また、このように好きといえるほどの分野がなくても、少しでも好感が持てる分野があれば間違いなくその分野を選ぶべきです。IT資格の勉強は時に挫折しそうになることもあるかもしれませんが、少しでも好きで始めたのであれば挫折せずに踏みとどまれる可能性が高くなります。
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次にIT業界のそれぞれの特性を理解しよう! 4つの領域の特徴と向いている人
個人の趣向や性格により、IT業界の領域のうち、ソフトウェア領域、ハードウェア領域、ネットワーク領域、インフラ領域のどの領域が向いているかは異なります。
IT業界のそれぞれの領域に向いている人の特徴
- ソフトウェア領域:コンピュータを触ることが好き
- ハードウェア領域:モノづくりが好き
- ネットワーク領域:規模の大きな仕事がしたい
- ITインフラ領域:好奇心が旺盛
仕事をしていく以上、できる限り自分の趣向や性格に合った領域の仕事ができることが望ましいです。ここでは、IT業界の4つの領域の特性を解説するので、あなた自身がどの領域に向いているか参考にしてください。その結果として、あなた自身が選ぶIT資格を考えてみてください。
コンピューターが好きな人におすすめ! 自在にソフトを制御できるソフトウェア領域
ソフトウェア領域は、プログラミングにより自在にソフトウェアを制御できるので、とてもやりがいがあります。たとえば、コンピューターが好きな人はコンピューターに詳しくない人が予想もしないような方法でソフトウェアの挙動をカスタマイズします。
ソフトウェア領域は、コンピューターの動きを通常の動きはもちろん、通常では想定されない動きまで制御できる知識が必要です。このため、コンピューターが好きな人はソフトウェア領域の適性が高いといえます。
また、ソフトウェア領域の仕事は何時間もパソコンと向き合うこともあるので、コンピューターが好きな人にはぴったりです。
ソフトウェア領域を目指す人は、プログラミングの資格に挑戦してみてください。どのような資格かは、後半詳しく解説していきます。
ソフトウェア領域が合う人におすすめの資格
- Oracle認定Javaプログラマー Bronze
- Oracle認定Javaプログラマー Silver
- Oracle認定Javaプログラマー Gold
物づくりが好きな人におすすめ! 機械に直に触れることができるハードウェア領域
IT業界というと、プログラミングなどでパソコン上にシステムなどを作るイメージがあるかもしれません。しかし、IT業界のなかでもハードウェア領域では物理的な機械を触る領域です。
マイコンなどを使った電子工作が好きで、趣味でもセンサーやコンデンサーを揃えはんだごてを用いてロボットに近いものを作った経験がある人はハードウェア領域はぴったりだといえます。
センサーなどを制御できるほどのスキルがあれば、IoTの分野でそのスキルを大いに活用できます。IoTの分野に限らず、ハードウェア領域全体で見てもセンサーなどの知識は必要とされます。
IoTとは?
モノのインターネットと呼ばれる、ハードウェアをネットワーク接続させる仕組み。
IoTには、ハードウェア以外の知識も必要ですが、ハードウェアの資格を通して不足している知識を補いハードウェア領域に飛び込んでみることをおすすめします。
また、ハードウェアに関心があっても知識はない人も人材不足が後押しして、ハードウェア関係の資格を武器にハードウェア領域に入るチャンスは十分にあります。
ハードウェア領域が合う人におすすめの資格
- IoTシステム技術検定試験基礎検定
- 組込みソフトウェア技術者試験クラス2
- IoTシステム技術検定試験中級検定
大きな仕事をしたい人におすすめ! 規模の大きな仕事に挑戦できるネットワーク領域
ネットワーク領域では、数千数万というクライアントの制御をすることもあるので、規模の大きな仕事に携われる機会があります。ネットワークの仕事は必ずしも大きな仕事というわけではないですが、ほかの領域に比べると規模が大きい場合が多いので、ネットワーク領域は大きな仕事をしたい人におすすめです。
数千数万というクライアントが自身が設定したネットワークの制御におさまる姿は想像しただけでもワクワクして、実際にやってみると達成感があります。その達成感を味わうためにも、まずはネットワークの資格を取得することを足がかりにして、ネットワーク領域で規模の大きな仕事に挑戦することにつなげてみることがおすすめです。
ネットワーク領域が合う人におすすめの資格
- CCNA
- CompTIA Network+
- CCNP
好奇心旺盛な人におすすめ! 幅広いジャンルに挑戦できるITインフラ領域
インフラ領域の業務内容はとても広いです。なので、好奇心旺盛でソフトウェア領域も興味があり、ハードウェア領域も興味があり、ネットワーク領域も興味がある人は、インフラ領域に挑戦すると良いでしょう。
インフラ領域では、ソフトウェア業界で開発されたソフトウェアや、ハードウェア業界で作られたハードウェアをネットワークを介して基盤上でつなげる場合もあります。このため、インフラ領域では幅広いジャンルに挑戦できます。好奇心旺盛で知的向上心がとても高い人もインフラ業界であればきっと満足できるでしょう。
また、インフラ業界では近年のクラウドの発達など、最新の技術の成長も著しいので、その点でも知的好奇心が刺激されるでしょう。
ITインフラ領域が合う人におすすめの資格
- LPICレベル1
- CompTIA Cloud+
- LPICレベル2
未経験から挑戦できるIT資格10選
IT資格には未経験者向けの資格と、ITの経験があるうえでキャリアアップを目指す人向けの資格の2系統があります。
また、未経験者向けの資格の中にも、IT業界全体の知識を学べる資格、ソフトウェア領域を学べる資格、ハードウェア領域を学べる資格、ネットワーク領域を学べる資格、インフラ領域を学べる資格の5系統に細分化できます。
紹介する資格一覧は、次の通りです。
領域 | 資格名 |
---|---|
IT業界全般 | ITパスポート 基本情報技術者試験 |
ネットワーク | CCNA CompTIA Network+ |
インフラ | LPICレベル1 |
クラウド | CompTIA Cloud+ |
プログラミング | Oracle認定Javaプログラマー Bronze Oracle認定Javaプログラマー Silver |
ハードウェア | IoTシステム技術検定試験基礎検定 |
組込み技術 | 組込みソフトウェア技術者試験クラス |
ここでは、未経験者向けの資格について10個の資格をピックアップして詳しく解説します。
IT業界の入門資格「ITパスポート試験」
ITパスポート試験は、IT業界全体の入門資格なので、1つの領域に適性が定まらない人にもおすすめの資格です。また、1つの領域に適性が定まった人も、ITパスポートを自分の最適な資格と併せて受験することを検討すると良いでしょう。
ITパスポート試験は、IT業界全体の入門資格なので、試験勉強を通して学べることは広いです。そのため、ITパスポート試験の勉強中に特にネットワークに興味を持ち、ネットワークの資格を目指してみるなどの相乗効果を狙うのも良いでしょう。
取得する資格にどうしても迷ったら、まずはITパスポートがおすすめです。ITパスポートをきっかけとして、その後の道を無限に広げていくこともできます。
この資格が役立つ領域 | ソフトウェア領域、ハードウェア領域、 ネットワーク領域、インフラ領域 |
資格勉強を通して学べる事 | IT業界の入門知識が広く学べる |
資格種類 | 国家資格 |
受験料 | 7,500円 |
勉強のコツや注意点 | 過去問をたくさん解くと良い |
レベル | レベル1 |
おすすめの人 | 1つの領域に適性が定まらない人 IT業界の入門者 |
IT全般に興味があるなら「基本情報技術者試験」
基本情報技術者試験は、ITパスポート試験と同じくIT業界の知識が広く学べます。出題される問題はITパスポート試験より深い内容になるので、基本情報技術者試験の勉強を通してIT業界のより深い知識が学べます。基本情報技術者試験は、ITの知識があり、ITの広範囲に実践力を身に付けたい人におすすめです。
もちろん資格は多い方が良いので、1つの領域に適性が定まった人が、基本情報技術者試験を自分の最適な資格と併せて受験することもおすすめです。ITの知識が多少あれば、深い内容に潜りやすいので、そこから一つの領域にさらに深く潜っていくこともできます。
ITパスポートに合格した人で、さらにIT全般の知識を深めたい人にも、基本情報技術者試験はおすすめです。
この資格が役立つ領域 | ソフトウェア領域、ハードウェア領域、 ネットワーク領域、インフラ領域 |
資格勉強を通して学べる事 | IT業界の入門知識が広く学べる |
資格種類 | 国家資格 |
受験料 | 7,500円 |
勉強のコツや注意点 | 丸暗記に頼らないようにすると良い |
レベル | レベル2 |
おすすめの人 | ITの広範囲に実践力を身に付けたい人 |
ネットワーク資格の登竜門「CCNA」
CCNAは、ネットワークに関する初級レベルの知識が学べる資格です。CCNAは、ネットワークの資格の中でも登竜門の位置付けを持ちますが、決して簡単に合格できるような資格ではなく、十分な試験勉強をする必要があります。
そのように合格するのが決して楽ではないので、合格した際には一定のネットワークスキルの証明につながり、ネットワーク領域で評価の対象になる場合が多く見受けられます。このため、CCNAはネットワーク領域が向いている人におすすめの資格です。
また、ネットワークに関する一般的な内容に併せてシスコ社製品の操作に関する内容も理解しておくと良いです。シスコ社製品は操作が特徴的なので実際に操作できる環境を用意すると学習しやすいでしょう。
この資格が役立つ領域 | ネットワーク領域 |
資格勉強を通して学べる事 | ネットワークに関する初級レベルの知識 およびシスコ社製品の操作に関する内容 |
資格種類 | ベンダー資格 |
受験料 | 42,900円 |
勉強のコツや注意点 | シスコ社製品の実機を用意すると良い |
レベル | レベル2 |
おすすめの人 | ネットワーク領域が向いている人 |
「ネットビジョンアカデミー」なら、CCNA取得率99%・完全無料で転職サポートまで受けられます。
未経験からIT資格の取得は不安なことも多いはず。ITスクールに通えば、わからないことをすぐに聞いて解決することも可能です。今の仕事を続けながらIT資格をとってエンジニアデビューをしたいという人は、オンライン受講もできます。
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広くネットワーク知識が学べる「CompTIA Network+」
CompTIA Network+(コンプティアネットワーク)は、セキュリティ機能の高いネットワークを設定する知識が学べます。ネットワークはただつながっていれば良いものではなく、ネットワーク上に流れる多くの情報が守られながら、ネットワークが維持される必要があります。資格勉強を通して、この内容を学ぶことができるので、CompTIA Network+はネットワーク領域が向いている人におすすめの資格です。
また、CompTIA Network+ではトラブルシューティングについても学べるので、実践力も養われます。ネットワーク領域の仕事では、多くのトラブルと向き合う必要がありますが、トラブルシューティングは知識があればスムーズに対応できる場合が多く見受けられます。
この資格が役立つ領域 | ネットワーク領域 |
資格勉強を通して学べる事 | ネットワークをセキュアに設定する知識 |
資格種類 | ベンダー資格 |
受験料 | 46,284円 |
勉強のコツや注意点 | 受験料が高額なので、1発で合格できるように 試験範囲を網羅する |
レベル | レベル1 |
おすすめの人 | ネットワーク領域が向いている人 |
インフラの入門におすすめ「LPICレベル1」
インフラ環境は、コンピューターを動かす基本的なソフトウェアであるオペレーションシステムがLinuxと呼ばれる無料の環境で構築されている場合があります。LinuxはWindowsとは操作性が異なり、Linux自体の知識がなければ使いこなすのは難しいです。
Linuxとは?
Linuxとは無料で使えるオペレーションシステムのこと。無料で使えることもあり、多くのインフラ環境で活用されている。
Linuxはコンソール画面上で、コマンドラインベースで操作することも多いので、Linuxで使うコマンドに関する知識があることも操作の前提となります。LPICレベル1では、そのようなコマンドラインベースの操作など、Linuxに対する基礎的な知識が学べます。このため、 LPICレベル1はインフラ領域が向いている人におすすめの資格です。
Linuxはクラウド環境でもOSとして使われる場合もあるので、クラウドに詳しくなりたい人がクラウド関係の資格と併せて取得するのも良いでしょう。
この資格が役立つ領域 | インフラ領域 |
資格勉強を通して学べる事 | コマンドラインベースの操作など、 Linuxに対する基礎的な知識 |
資格種類 | ベンダーニュートラル資格 |
受験料 | 33,000円 |
勉強のコツや注意点 | Linuxが動く環境を用意して勉強すると良い |
レベル | レベル1 |
おすすめの人 | インフラ領域が向いている人 |
クラウドをインフラ基盤にしたい人におすすめ「CompTIA Cloud+」
CompTIA Cloud+(コンプティアクラウド)では、近年急速に流行が高まっているクラウドに関する知識が学べます。インフラ業界では、以前のような物理的な機器を使ったオンプレミス環境は主流ではなくなり、クラウド環境が主流になりつつあります。
オンプレミス環境とは?
サーバーなどの物理的な機器やソフトウェアが、インフラを運用する環境に直にあること。
そのためクラウドに関する知識がないと今後インフラ業界で活躍できる仕事は減っていくと考えられるのです。CompTIA Cloud+はインフラ領域が向いている人がクラウドの知識を身に付けていくのにおすすめの資格です。
クラウドサーバーの構築などの経験がある人はCompTIA Cloud+の勉強に臨みやすいですが、クラウド環境は目には見えないため、手元でサーバーに直に触れない特殊な環境に対してクラウド構築の経験がない人は出だしでつまづく可能性もあります。
このため、クラウド構築の経験がない人はクラウドサービスを活用するなどして、クラウドのイメージをまずはつかんでみるのもおすすめです。
この資格が役立つ領域 | インフラ領域 |
資格勉強を通して学べる事 | クラウドの設計や運用に関する知識 |
資格種類 | ベンダー資格 |
受験料 | 46,284円 |
勉強のコツや注意点 | 代表的なクラウドサービスとして、 AmazonのAWSがおすすめ |
レベル | レベル1 |
おすすめの人 | インフラ領域が向いている人 |
プログラミングを始めるきっかけにおすすめ「Oracle認定Javaプログラマー Bronze」
プログラミング言語は種類も多く、プログラミングを始めようと思っても何から勉強すれば良いのかわからない人もいるでしょう。Oracle認定JavaプログラマーBronzeは、プログラミングを0から体系的に学ぶことができるので、プログラミングを始めようと思って勉強したい人にぴったりの資格です。
この資格の勉強を通して初めてプログラミングに触れる人もいると思います。資格の勉強の仕方として、書籍などに書かれているプログラミングコードの意味がよくわからない場合は、実際に手を動かしてプログラミングコードを書いてみると理解が深まる場合があります。
Oracle認定Javaプログラマー Bronzeはプログラミングの試験なので、ソフトウェア領域が向いている人におすすめの資格です。
この資格が役立つ領域 | ソフトウェア領域 |
資格勉強を通して学べる事 | 0からプログラミングを学ぶことができる |
資格種類 | ベンダー資格 |
受験料 | 16,500円 |
勉強のコツや注意点 | オンラインでも受験可能 |
レベル | レベル1 |
おすすめの人 | ソフトウェア領域が向いている人 |
プログラミングの基礎力を養いたい人におすすめ「Oracle認定Javaプログラマー Silver」
Oracle認定Javaプログラマー Silverは、先ほど紹介したOracle認定Javaプログラマー Bronzeの上位資格です。企業によっては、Oracle認定Javaプログラマー Silverから評価に含む場合もあります。
Oracle認定Javaプログラマー Silverに合格していれば、プログラミングの基礎的な内容は理解しているといえます。ソフトウェアの軸はプログラミングにより組まれているので、ソフトウェア領域が向いている人におすすめの資格です。
プログラミングの基礎的な内容を理解していれば、現場に入っても仕事を覚えるのが早くなるので、戦力になるまでのスピードが速い人材といえます。
この資格が役立つ領域 | ソフトウェア領域 |
資格勉強を通して学べる事 | 基礎的なプログラミングの内容を学ぶことができる |
資格種類 | ベンダー資格 |
受験料 | 32,340円 |
勉強のコツや注意点 | 書籍に書いてあるプログラミングコードを 変更して実行したりすると、応用力がつく |
レベル | レベル2 |
おすすめの人 | ソフトウェア領域が向いている人 |
ハードウェアに興味があるなら「IoTシステム技術検定試験基礎検定」
IoTシステム技術検定試験基礎検定では、試験名通りにIoTシステムに関する基礎的な技術が問われます。近年ではモノのインターネットと呼ばれるIoTの発展により、モノにつなげるインターネットの知識に加え、モノそのものであるハードウェアの知識も必要です。
IoTシステム技術検定試験基礎検定では、ビックデータに関する知識も問われるので、近年必要とされるハードウェア技術がとても効率的に学べます。そのため、ハードウェア領域を目指す人におすすめの資格です。
また、IoTは現代社会でさまざまなモノに使われており、今後この傾向はさらに高まると思われるので、時代に望まれる技術の基礎を身に付けられます。
この資格が役立つ領域 | ハードウェア領域 |
資格勉強を通して学べる事 | 基礎的なIoTシステムに関する技術 |
資格種類 | ベンダー資格 |
受験料 | 11,000円 |
勉強のコツや注意点 | 公式本のすべての範囲を まんべんなく網羅して勉強する |
レベル | レベル1 |
おすすめの人 | ハードウェア領域が向いている人 |
組込み技術に興味がある人におすすめ「組込みソフトウェア技術者試験クラス2」
組込みソフトウェア技術者試験クラス2では、組込み技術を学ぶことができます。組み込み技術とはハードウェアの中にハードウェアを制御する仕組みを組み込む技術を指します。
組込みソフトウェア技術者試験クラス2では、合否判定はおこなわれず、800点満点のスコアに対して取得したスコアによりグレードA、グレードB、グレードCの判定がなされます。この点は、ほかのIT資格にはない組込みソフトウェア技術者試験クラス2の特徴の一つです。
グレードB、グレードCの判定では知識が欠けているとの判定結果になるので、グレードAが取れるよう再度受験することをおすすめします。
この資格が役立つ領域 | ハードウェア領域 |
資格勉強を通して学べる事 | 組込み技術を学ぶことができる |
資格種類 | ベンダー資格 |
受験料 | 15,000円 |
勉強のコツや注意点 | 経験者でも50時間以上は 勉強時間が必要 |
レベル | レベル1 |
おすすめの人 | ハードウェア領域が向いている人 |
スキルを高めてキャリアアップを目指せるIT資格5選
IT業界の経験があるうえでキャリアアップを目指す人向けの資格も、未経験者向けのIT資格と同じく5系統に細分化できます。
おさらいになりますが、5系統とはIT業界全体の知識を学べる資格、ソフトウェア領域を学べる資格、ハードウェア領域を学べる資格、ネットワーク領域を学べる資格、インフラ領域を学べる資格です。
紹介する資格一覧は、次の通りです。
領域 | 資格名 |
---|---|
IT業界全般 | 応用情報技術者試験 |
ネットワーク | CCNP |
インフラ | LPICレベル2 |
プログラミング | Oracle認定Javaプログラマー Gold |
ハードウェア | IoTシステム技術検定試験中級検定 |
ここでは、ITの経験があるうえでキャリアアップを目指す人向けの資格について5個の資格をピックアップして詳しく解説するので、未経験向けで紹介した資格とも比較しながら読んでみてください。
IT全般の知識を得てキャリアアップを目指せる「応用情報技術者試験」
応用情報技術者試験は、ITパスポート試験や基本情報技術者試験のようにIT業界の知識が広く学べますが、応用情報技術者試験は問題の試験名通りに応用的な内容となります。このため応用情報技術者試験は、IT業界の各分野の経験者におすすめです。
また、応用情報技術者試験は午前試験と午後試験がありますが、午後試験が記述式になるので、この午後試験の対策がかなり重要です。記述式なので、根本的な部分が理解できていないと太刀打ちできず、本当に知識が定着していることを図る試験内容となります。
また、午前試験も決して簡単な内容ではないので、まずは応用情報技術者試験の午前試験をクリアすることを最初の目標にしても良いでしょう。
この資格が役立つ領域 | ソフトウェア領域、ハードウェア領域、 ネットワーク領域、インフラ領域 |
資格勉強を通して学べる事 | IT業界の応用知識が広く学べる |
資格種類 | 国家資格 |
受験料 | 7,500円 |
勉強のコツや注意点 | 記述式の勉強は実際に記述して勉強する |
レベル | レベル3 |
おすすめの人 | IT業界の各分野の経験者 |
ネットワークエンジニアとしてスキルアップできる「CCNP」
CCNPはCCNAの上位資格です。ネットワークに関する応用レベルの知識が学べる資格です。CCNPはプロフェッショナルレベルの試験で、7種類のCCNPの試験内容から任意の試験を選んで受験できます。
7種類のCCNP試験はいずれも専門分野に特化した知識が必要です。このため、CCNPはネットワーク領域の経験がないと取得は難しいかもしれません。
CCNPでは高度なシスコ社製品の知識も求められるので、CCNA以上にシスコ社製品の実機を用意すると良いでしょう。実機は必須の条件ではないので、実機がなくても合格できる人もいますが、より効率的にCCNPを勉強するためには実機があると良いでしょう。
この資格が役立つ領域 | ネットワーク領域 |
資格勉強を通して学べる事 | 選んだCCNP試験により異なる |
資格種類 | ベンダー資格 |
受験料 | 68,970円 |
勉強のコツや注意点 | どのCCNPを選ぶかは慎重に考えるべき |
レベル | レベル3 |
おすすめの人 | ネットワーク領域の経験者 |
「ネットビジョンアカデミー」なら、CCNA取得率99%・完全無料で転職サポートまで受けられます。
未経験からIT資格の取得は不安なことも多いはず。ITスクールに通えば、わからないことをすぐに聞いて解決することも可能です。今の仕事を続けながらIT資格をとってエンジニアデビューをしたいという人は、オンライン受講もできます。
無料相談や資料請求もできるので、まずはネットビジョンアカデミーについて詳しくチェックしてみてください。
インフラの知識を伸ばしたいなら「LPICレベル2」
LPICレベル2は、LPICレベル1の上位資格となり、小規模なネットワークなら設計できる程度の知識が必要です。このため、 LPICレベル2はインフラ領域の経験がある人におすすめの資格です。
LPICレベル2では、DNSサーバー、Webサーバー、Sambaサーバー、DHCPサーバー、FTPサーバーなどの知識が必要ですが、試験勉強から学ぶべき点はこれらのサーバーがつながり一つのネットワークを設計できるレベルになることです。各々のサーバーの特徴だけ丸暗記しても効果的な勉強方法とは言えません。
サーバー間のつながりは、実際にサーバーを構築して点が線になったことを実感しないと、本当に理解したか疑問が残るので、良い機会だと思ってすべてのサーバーを構築して勉強してみてください。
この資格が役立つ領域 | インフラ領域 |
資格勉強を通して学べる事 | 小規模なネットワークなら設計できる程度の知識 |
資格種類 | ベンダーニュートラル資格 |
受験料 | 33,000円 |
勉強のコツや注意点 | 試験範囲のサーバーをLinuxで構築して勉強すると良い |
レベル | レベル2 |
おすすめの人 | インフラ領域の経験者 |
プログラミングの知識をレベルアップできる「Oracle認定Javaプログラマー Gold」
Oracle認定Javaプログラマー GoldはOracle認定Javaプログラマー Silverの上位資格です。Oracle認定Javaプログラマー Goldでは、Java開発者レベルの知識が求められるので、ソフトウェア領域の経験がある人におすすめの資格です。
ソフトウェア領域の経験がある人であれば、たとえば単にプログラムは動けば良いものではないことなどの理解があるでしょう。Oracle認定Javaプログラマー Goldで合格した際に証明すべきなのは、資格が求めているJava開発者レベルのプログラム能力があることです。
学習した内容に少しでも不明点があれば、実際にプログラムを書いてみるなどして、本質的に理解できるまで勉強するようにすると良いでしょう。
この資格が役立つ領域 | ソフトウェア領域 |
資格勉強を通して学べる事 | Java開発者レベルのプログラミング知識 |
資格種類 | ベンダー資格 |
受験料 | 32,340円 |
勉強のコツや注意点 | その知識が開発現場で活かせるか考えながら勉強すると良い |
レベル | レベル3 |
おすすめの人 | ソフトウェア領域の経験者 |
ハードウェアの知識を伸ばしたいなら「IoTシステム技術検定試験中級検定」
IoTシステム技術検定試験中級検定は、誰でも受験できますが、IoTシステムを構成できる程度の知識が必要になるので、IoTシステム技術検定試験基礎検定で問われるレベルの知識がある前提の資格となります。ハードウェア領域が向いている人で特にIoTの基礎力がある人におすすめの資格です。
たとえばIoTシステム技術検定試験中級検定の試験範囲に、センサー/アクチュエーター技術と通信方式とあります。センサーは、モノの状態を検知します。アクチュエーターは、センサーで検知したモノを動作させます。
そもそもセンサーやアクチュエーターに関する役割のイメージが付かないのであれば、まずはIoTシステム技術検定試験基礎検定から順序良く受験することがおすすめです。IoTに関する即戦力性が示せるIoTシステム技術検定試験中級検定に合格すると需要が高い人材になれます。
この資格が役立つ領域 | ハードウェア領域 |
資格勉強を通して学べる事 | 基礎的なIoTシステムを構成できる知識を学ぶことができる |
資格種類 | ベンダー資格 |
受験料 | 15,400円 |
勉強のコツや注意点 | IoT自体が高度な技術であるので、十分な試験対策が必要 |
レベル | レベル2 |
おすすめの人 | ハードウェア領域が向いている人で特にIoTの基礎力がある人 |
メリットとデメリットも解説! IT資格を取得するための勉強方法2選
IT資格を勉強する方法として、独学で勉強する方法と、スクールに通い勉強する方法の2つがあります。そして、独学で勉強する方法にも、スクールに通い勉強する方法にもそれぞれメリットとデメリットがあります。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
独学 | いつでもどこでも勉強できる | 難しい部分でいきづまる |
スクール | 講師に質問でき、体系的に効率よく勉強できる | 勉強時間が制限される |
まずは、勉強を始める前にしっかりと勉強方法を決めることが大事です。
ここでは、独学とスクールの2つの方法について詳しく解説するので、自分に適した勉強方法でIT資格の合格を目指しましょう。
①独学
独学で勉強する最大のメリットはいつでもどこでも勉強できることです。たとえば待ち合わせに早くついてあと5分だけ時間があるときにも、問題演習ができます。やる気さえあれば、他者のことを考えず勉強にのめりこむことができます。
また、自分の好きな書籍で勉強でき、自宅にネットワークの実機を買い揃えて勉強することもできます。このように、自分のやりたいように勉強ができます。
この反面で、独学だけでは回答を読んでもどうしても理解できなければ、行き詰まってしまうデメリットがあります。この傾向は初学者に表れやすいので、初学者は特に注意が必要です。独学で行き詰まった結果、IT資格の取得をあきらめるようなことは絶対に避けるようにしましょう。
②スクールに通う
スクールに通えば、カリキュラム化された講義で体系的に学ぶことができます。このため、効率的にIT資格の勉強ができるメリットがあります。また、講師や同じスクールに通う仲間など、多くの人とかかわりながらIT資格の勉強ができるメリットがあります。
この反面でスクールに通っている時間は制限されるデメリットがあります。独学のようにいつでもどこでもと言うわけにはいかないので、スケジュールの管理をする必要があります。
独学で勉強するか、スクールに通い勉強するか迷った場合は、スクールに通いながら独学でも勉強することをおすすめします。その場合、独学で行き詰まった内容もスクールで相談できるので、とても効果的な勉強が望めます。
独学でIT資格合格を目指す場合の4つの秘訣
独学でIT資格合格を目指す場合の4つの秘訣
- 書籍選びはすごく大事! 必ず目で見て書籍を選ぶ
- 問題演習と回答の参考をたくさん読む
- 間違えた問題は何度も繰り返し解く
- 余裕があれば実機を用意して勉強する
独学でIT資格合格を目指すといってもがむしゃらに勉強すればIT資格に合格できるというわけではなく、独学の仕方のコツがあります。
たとえば、雰囲気で選んだ参考書で理解したような気になって、とりあえず問題を解いてみたがよくわからず、あきらめて回答を見たら何となくわかったような気になった、などのような独学方法は、学習の仕方としてはとても楽ですが、効果がとても低いです。
ここでは、効果的に独学で勉強する場合の参考情報を詳しく解説します。
①書籍選びはすごく大事! 必ず目で見て書籍を選ぶ
独学で試験勉強する人の多くは、まずは参考になる書籍を購入する場合が多いでしょう。参考になる書籍を購入する際に、たとえばネット上の評価が高いからというような理由で書籍を選ばず、実際に目で見て書籍を選ぶのが良いでしょう。
なぜなら人によって書籍が自身に合うかが異なるので、できるだけ自分に合った書籍を選ぶようにするのが、その後の勉強を少しでも楽にすることにつながるからです。
本屋にないような書籍でも、オンラインで試し読みできる場合もあります。また、知人に書籍を見せてもらうこともできるでしょう。書籍選びは、IT資格合格に向けた大事な一歩目なので、慎重に書籍を選んでください。
未経験者向けの書籍の選び方
- 少しでも内容が理解できると思った書籍を選ぶ
- 分厚い書籍は基本的には避ける
経験者向けの書籍の選び方
- 問題演習の回答がきめ細かい書籍を選ぶ
- 問題演習の無い参考書は1冊あれば十分
- たくさん書籍を買うなら問題演習の書籍を買うべき
②問題演習と回答の参考をたくさん読む
参考書である程度体系的な知識を理解できたら、問題演習を開始してください。問題演習では、必ず自分で一度答えを考えてから回答を見るようにしてください。また問題に対する答えが全然わからない場合は、問題に書かれている単語レベルで調べてみるのも良いでしょう。
間違った勉強方法は、問題に対する答えが全然わからないから、とりあえず回答を見てなんとなく理解した気になることです。それでは、資格試験を通して本当に学ぶべきことが学べないまま進んでしまいます。
また、回答の欄には参考になる内容が書いてある場合があり、実はここに実績的なノウハウが書かれている場合もあります。回答は隅から隅まで全部読むようにしましょう。
③間違えた問題は何度も繰り返し解く
一度間違えた問題は必ず解き直しましょう。また、解き直したときに正しい回答が出せた問題も時間を置いて再度解き直してみてください。そうすると、2度目に解き直したときはまた回答を間違える可能性もあります。
一度間違えた問題は、びっくりするほど何度も間違える可能性があります。このため、本当に何十回と解き直しても正しい回答が出せるようになるまでは、何度も何度も繰り返し解き直してみてください。
なので、間違えた問題は書籍にマークするなどして、後から見たときに一度間違えた問題であることがわかるようにしておきましょう。
④余裕があれば実機を用意して勉強する
たとえば、CCNAやCCNPを勉強するときにシスコ社のルーターやスイッチを用意して勉強すると、より実践的な学習ができます。サーバーを構築するときは、ハードウェアをそろえても良いですが、仮想化などの手段を活用して最小限の実機の用意で環境を整えることもできます。
また、ローカルのマシンスペックではプログラム環境が整わない場合は、オンライン上でプログラムの実行を検証できるサービスもあります。環境は工夫すれば柔軟に整う場合があります。
実機を用意して勉強しないと、試験を通して学ぶべき実戦的なノウハウが看過されてしまう可能性もあるので、せっかく試験勉強するのであれば、実際に動く環境を整えて勉強するのが良いでしょう。実機の用意が難しいときはスクールもおすすめです。
スクールに通ってIT資格合格を目指す場合の3つの秘訣
スクールに通ってIT資格合格を目指す場合の3つの秘訣
- スクール選びは重要! カウンセリングも利用する
- 疑問点があれば遠慮なく質問する
- 資格勉強仲間と切磋琢磨する
スクールに通うのであれば、それなりの労力も発生するので、効果もしっかり出したいところです。
スクールに通い始める前に、まず通うべきスクールを慎重に選ぶ必要があります。また、スクールに通ったとして、決められた時間から時間まで椅子に座ってカリキュラムを聞き流しているだけではIT資格に合格できる可能性は低く、最大限スクールを活用すべきです。
ここでは、効果的にスクールに通うための参考情報を詳しく解説します。
①スクール選びは重要! カウンセリングも利用する
スクールの数は多いので、その中で自分に合ったスクールを選ぶことは大事です。スクールを選ぶ際に、口コミなどで良い評判が多かったなどの理由で簡単に選ばずに、カウンセリングも使って実際にスクールの特徴を体験したうえで選ぶようにすると良いでしょう。
スクール選びを慎重にしないと、スクールに通い始めた後にミスマッチに気づく可能性があり、そうなってしまってはせっかくスクールに通っても効果が削減されてしまいます。カウンセリングは1つのスクールに絞る必要はなく、自分が納得できるまで何個のスクールのカウンセリングを受けることもできるので、納得できるまでスクール選びを続けるべきです。
納得できるスクール選びができたら、きっとスクールを活用したIT資格の勉強も効果が高いでしょう。
スクール選びで見るべきポイント
- 受講資格
- 受講料
- 講師がだれか(現役エンジニア・エンジニア経験ありのほうが良い)
- 体験講義が可能であれば、何か一つ質問してみたときの回答内容
- プログラムの実行環境やネットワークの実機が揃っているか
- 質問は何曜日の何時から何時までできるか
- 就職支援がついているか
②疑問点があれば遠慮なく質問する
スクールに通えば講師によるレクチャーが直接受けられるので、細かい内容で疑問があれば遠慮せずにどんどん質問すると良いでしょう。
IT資格の勉強では、根本的な部分を理解することがとても重要なので、たとえば選択問題の問題演習をしたときにたとえ正解の回答を選べたとしても、選んだ理由の部分で納得できなければ、その理由の部分で質問をするのも良いでしょう。
用意されたカリキュラムを何となく淡々とこなすだけではとてももったいないので、自分の理解を深めるためのベストを尽くす姿勢を取ると良いでしょう。
スクールの講師陣は担当するIT資格の分野についてはプロフェッショナルなので、IT資格の勉強で生じた疑問をすべて解決するぐらいの気持ちで臨むのが良いです。
③資格勉強仲間と切磋琢磨する
スクールに通えば同じIT資格を目指す仲間と出会うことができます。資格勉強仲間と出会えれば、スクールに通っている時間以外にも人と一緒に勉強できます。
人と一緒に勉強することで、自分ではなかなか気付かなかった盲点に気づくことができたり、問題を出しあえたりすることもできます。問題に対する解答を導くプロセスは丸暗記でもしない限りは、人によって違うプロセスをたどる場合があるので、他者のプロセスを聞いてみるのも良いでしょう。
また、勉強仲間と何気ない会話のなかでIT資格の話ができたりします。この何気ない会話が大きな効果を生み出す場合もあります。スクールの中で、ぜひ資格勉強仲間を作ってみてください。
完全無料! ITスクールで効率よく資格を取得してエンジニアデビューしよう
今の仕事に不安を感じていて、手に職をつけたい人はITエンジニアへの転職がおすすめです。「ネットビジョンアカデミー」なら、CCNA取得率99%・完全無料で転職サポートまで受けられます。
未経験からIT資格の取得は不安なことも多いはず。ITスクールに通えば、わからないことをすぐに聞いて解決することも可能です。今の仕事を続けながらIT資格をとってエンジニアデビューをしたいという人は、オンライン受講もできます。
無料相談や資料請求もできるので、まずはネットビジョンアカデミーについて詳しくチェックしてみてください。
例文で解説! IT資格を就活に活かす伝え方
IT資格を取得すればIT業界への就職が有利になることを解説しましたが、実際にIT資格を取得して就職活動を始めようとする人もいるでしょう。せっかくIT資格を取得したのであれば、履歴書で志望動機を書く際や面接で自己PRする際に、IT資格を取得したことを上手く伝えたいですよね。
ここでは、IT資格を取得したことを志望動機に盛り込む場合や、自己PRで盛り込む場合の例文を解説します。ぜひ、就職活動の際の参考にしてください。
志望動機に盛り込む場合
志望動機に盛り込む例文は次のようになります。資格取得について志望動機に盛り込む場合、資格の勉強の際に身に付けた知識が業務に関連していることを盛り込むと良いです。
志望動機に盛り込む例文
私は元々入門レベルのプログラミング知識はありましたが、ソフトウェア業界を志望するにあたって、基礎レベルのプログラミング知識を身に付けてからソフトウェア業界を目指そうと思い、Oracle認定Javaプログラマー Silverの試験勉強を通して基礎レベルのプログラミング知識を身に付け試験自体にも合格しました。
そのため御社の中で開発業務をする中でも、即戦力とはいわないまでも、一定のプログラミング作業をおこなっていく自信があります。
御社の一員に加われた後も、Oracle認定Javaプログラマー Silverの試験勉強で学んだプログラムの知識をさらに伸ばしていくことで、御社の業務に貢献していきたいと思います。
IT業界の志望動機を詳しく知りたい人は、こちらの記事を読んでみてください。
IT業界の受かる志望動機の書き方|職種別の例文10選も紹介
自己PRで盛り込む場合
自己PRに盛り込む例文は次のようになります。資格取得について自己PRに盛り込む場合、資格の勉強を通して自分のスキルがどれだけ上がったかを盛り込むと良いです。
自己PRで盛り込む例文
私は元々知的好奇心が旺盛で何でも調べては知りたがる性格でしたが、その性格がIT業界の中でインフラ領域に向いていることを知ったことをきっかけに、インフラ領域で活躍するために活用できるLInuxの基礎知識を身に付けLPIC レベル1に合格しました。
LPIC レベル1の勉強を通して、Linuxの基礎的なコマンドをたくさん覚え、仕事の場でコンソール画面しか使えないような環境に出会っても、コマンドラインで業務をする自信があります。
ぜひ、LPIC レベル1合格のスキルを御社のインフラ業務で活かしたいと思います。
自己PRの作り方わからない人は、こちらの記事がおすすめです。
例文12選|面接必勝の自己PRはエピソードが最重要!
自分に合ったIT資格を取得して活躍の場を広げよう
この記事を通して、IT業界のことを理解したり自己分析することなどのプロセスを経て、自分に合ったIT資格が決まったと思います。自分に合ったIT資格が決まったら、適切な勉強方法で試験勉強をして、IT試験合格を目指してください。
IT業界は、ソフトウェア業界、ハードウェア業界、ネットワーク業界、インフラ業界と広いので、その活躍の場は無限に用意されています。IT資格を取得して、IT業界で活躍していってください。
完全無料! ITスクールで効率よく資格を取得してエンジニアデビューしよう
今の仕事に不安を感じていて、手に職をつけたい人はITエンジニアへの転職がおすすめです。「ネットビジョンアカデミー」なら、CCNA取得率99%・完全無料で転職サポートまで受けられます。
未経験からIT資格の取得は不安なことも多いはず。ITスクールに通えば、わからないことをすぐに聞いて解決することも可能です。今の仕事を続けながらIT資格をとってエンジニアデビューをしたいという人は、オンライン受講もできます。
無料相談や資料請求もできるので、まずはネットビジョンアカデミーについて詳しくチェックしてみてください。
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