このアドバイザーが
回答したQ&Aを読む
1483件
-
Q
- 一次面接で不採用になったら、どうすれば良いですか?
- 一次面接で不採用の通知を受けた際は、落ち込んでしまうかもしれませんが、ぜひ「次の面接に向けた改善点を見つけるヒントが得られた」と、なるべく前向きにとらえるようにしましょう。 そのために、面接が終わるたびに、どのような質問をされ、自分がどう答えたかを箇条書きでメモしておくというセルフ振り返りの習慣をつけることをおすすめします。 そうすれば、選考結果が出た際に、自分の振り返りと照らし合わせて「あの回答がよくなかったのかもしれない」といった答え合わせができ、スムーズに改善点を見つけられます。 不採用の理由を企業に直接問い合わせることは、回答を得られない場合がほとんどなので避けるのが無難です。 それよりも、振り返りをおこなったうえで、大学のキャリアセンターの職員や友人に面接官役を頼み、同じ質問で模擬面接(ロールプレイング)をしてみましょう。客観的なフィードバックをもらう方が、よほど建設的です。 学んだ改善点は即実践! 小さな成功体験で自信を取り戻そう もし同業他社を引き続き志望するのだったら、みつかった改善点をできるだけ早く次の選考で実践し、成功体験として記憶に定着させることが大切です。 気持ちを切り替えるためには、事実の棚卸し(面接でのよかった点・改善点を客観的に整理する)、次の改善アクションを設定する、小さな成功体験を意識する(次の面接で一つでも改善できたら自分を褒めるなど)、というサイクルを回し、少しずつ自信を取り戻していきましょう。
-
Q
- 一次面接の通過連絡がなかなか来ません。
- 企業から「〇日以内に連絡します」といった具体的な期日が示されていない場合、平均して10営業日(約2週間)くらいは、焦らずに様子を見るのが良いです。 その目安となる期間を過ぎても連絡がない場合は、問い合わせても問題ありません。メールの件名を「選考結果についてのご確認(〇〇大学 氏名)」のようにわかりやすくし、簡潔に状況を伺ってみましょう。 メールを送る時間は特にルールはありませんが、企業の始業直後(9:00〜10:00頃)であれば、確認漏れが少なくおすすめします。 連絡を待っている間は、不安な気持ちで過ごすのではなく、自己分析を深めたり、ほかの会社の選考準備を進めたりと、次の行動に時間を充てることで、心理的な空白を埋め、前向きに活動を続けることができます。 連絡時期の確認はマナー違反じゃない! 遠慮せず聞こう 面接の最後に、選考結果の連絡時期について学生側からたずねることは、まったくマナー違反にはなりません。 むしろ、ご自身の就職活動のスケジュールを管理するうえで重要なことなので、ぜひ確認してください。 企業側も、学生が複数の企業を並行して受けていることは理解しており、本来は企業側から伝えるべき事項だと認識しています。 たずねたことでマイナスの評価を受けることはないので、遠慮なく質問して大丈夫です。 企業側が時期を明言しないのは、ほかの候補者の選考状況など、会社のなかの事情で確定できない場合がほとんどです。
-
Q
- OB訪問で「自己紹介シート」は必要ですか?
- OB訪問において自己紹介シートは必須ではありません。 しかし、準備しておくと、視覚的な情報を交えて自己紹介ができたり、話す際に手元に資料があることで視線が安定し、安心感につながったりするメリットがあります。 もし作成する場合は、A4用紙1枚くらいに、簡単なプロフィール、現在の志望動機、今回お伺いしたい質問(3 つくらい)をスライド形式でまとめておくと、会話がスムーズに進み、より深い話がしやすくなります。 相手にとっても、あなたの情報を手元で確認しながら話せるため、訪問の時間に集中しやすくなります。 渡し方まで配慮し、最後まで丁寧な印象を残そう! 一方で、作り込み過ぎると「営業のようで堅苦しい」と感じる人もいることや、シートに書かれていない質問を追加しづらくなる可能性があるといったデメリットも考慮しておきましょう。 シートを作成した場合は、事前にメールで送付しておくか、当日直接手渡しします。そして訪問後には、お礼のメールにPDF化したデータを添付すると、より丁寧な印象になります。 面接など後々の選考で、OBの人があなたの情報を人事担当者に共有する可能性も考えられるため、データで送っておくことをおすすめします。
-
Q
- OB訪問をブッチされたら、どうすれば良いですか?
- まず心構えとして、OB・OGは多忙な社会人であり、急な顧客対応やトラブルなどで、やむをえず約束の時間に来られなくなる可能性は十分にあると理解しておくことが大切です。 そのうえで、冷静に以下の手順で対応しましょう。 ①安否の確認と再調整の打診 まずはメールや電話で連絡を入れ、「〇〇様、体調など崩されていませんでしょうか」のように、相手を気遣う一文を添えて安否を確認します。 そのうえで、「もし本日が難しいようだったら、ご都合の良いときに、改めて別の日程をご調整いただくことは可能でしょうか」と、再調整を打診しましょう。 ②24時間反応がない場合 もし24時間経っても相手から返信がない場合は、大学のキャリアセンターや、企業の採用担当部署に状況を報告し、どのように対応すればよいか指示を仰ぎましょう。 選考への影響はない! この経験を成長の糧にもできる このことで、あなたの企業に対する印象が悪くなることは原則ありません。 しかし、面談の記録が残らないことで、志望度を疑われてしまう可能性もゼロではないため、採用担当者に連絡した際に、代替のOB・OGを紹介してもらえないか相談してみるのも一つの手です。 企業側としても、自社の社員が約束を守らなかったことによるイメージダウンを防ぐため、何らかの形で対応してくれる可能性があります。 メンタル面では、気持ちを切り替えることが重要です。 この経験を通じて「社会人の多忙さへの理解が深まった」「予期せぬトラブルへの対応力が身に付いた」と前向きにとらえ、自身の成長の糧になったと割り切りましょう。 見方を変えれば、このリカバリー経験自体を、面接で「トラブル解決能力」を示すエピソードとして語ることもできるかもしれません。
-
Q
- グループワーク対策に本は役立ちますか?
- グループワーク対策において書籍から学ぶことは有効です。特に、ロジカルシンキングやチームビルディングといった、議論の基礎となる理論を体系的に理解するうえで役立ちます。 ただし、本を読むだけで実践的な感覚を養うことは難しいため、インプットとアウトプットをセットでおこなうことが重要です。 本で学んだ知識を、ケーススタディ形式のワークショップなどで実際に試してみることをおすすめします。 仲間と練習し録画で振り返り、実践力を身に付けよう! 具体的な活用法としては、本の章末についている課題などを使い、友人3名ほどと15分くらいの短いディスカッションをおこなってみるのが効果的です。 その際、自分の発言をスマートフォンなどで録音・録画して後から振り返ることが、成長への大きな鍵となります。客観的に自分の話し方や議論への貢献度を確認することで、改善点が明確になります。 結論として、書籍でのインプットと、友人との模擬練習によるアウトプットを組み合わせることで、初めて実践的な選考対策として効果が生まれます。ぜひ試してみてください。
-
Q
- 工学部出身の女子の就職先はどんなところが多いですか?
- 工学部出身の女性の就職先としては、ご自身の研究領域やそこで用いた専門知識・スキルを直接活かせる、メーカーや製造業が挙げられます。 特に、半導体や自動車といった業界の研究開発職や品質保証部門で多くの女性が活躍しています。 また、論理的思考能力が評価され、IT系SIerでのシステム開発職や、課題解決能力を活かせるコンサルティングファームも人気の選択肢です。 ワークライフバランスを重視する場合には、電力・ガスなどインフラ企業の設備保全職も有力な候補となります。 インフラ業界は、特定の法人顧客の厳しい納期に左右されるビジネスモデルではないため、比較的スケジュールの柔軟性が高く、業務計画が立てやすいという特徴があります。 万が一、業務に遅れが生じた場合でも会社のなかでの調整がしやすいため、残業が少なく定時で退社しやすい傾向にあり、仕事と私生活の両立がしやすい環境と言えます。 働きやすさの質問はOK! ただし繰り返しは避ける配慮を 就職活動を進めるうえでは、OB・OG訪問などを活用し、志望する企業に女性技術者の採用実績がどのくらいあるか、また産休・育休からの復帰率はどのくらいかといったリアルな情報を確認しておくと、入社後の働き方を具体的にイメージでき安心です。 面接の場で「女性の働きやすさ」について質問することに不安を感じるかもしれませんが、一度質問するだけであれば特に問題ありません。 工学部の技術系職種を目指す場合、女性社員に関する情報が少ないことも多く、「女性が長く活躍できる環境か」という視点で質問をすることは、ご自身のキャリアを真剣に考えている証として、採用側も自然なことととらえています。 ただし、注意点として、選考の各段階で何度も執拗に同じ質問を繰り返すのは避けるべきです。 あまりにその点ばかりを気にしていると、「ライフイベントを機に、すぐに離職してしまうのではないか」という懸念を採用担当者に抱かせてしまう可能性があります。 結論として、ご自身のキャリアプランを考えるうえで必要な情報を得るために、選考過程のどこかで一度質問するのはまったく問題ありませんが、繰り返しにならないよう注意することが望ましいです。
-
Q
- OB訪問は平日が良いのでしょうか?
- OB訪問の日程調整をおこなう際は、相手が多忙な社会人であることを念頭に置き、丁寧な対応を心掛けることが大切です。 日程の候補としては、業界や職種にもよりますが、一般的に平日の昼過ぎから業務終了1~2時間前が、相手も比較的調整しやすい時間帯とされています。 ただし、繁忙期や締切直前は避ける配慮が必要です。もし、学業やアルバイトの都合で平日の日中が難しい場合は、その理由を正直に伝えたうえで、土日や夜間の短時間での訪問を打診してみるのも良いです。 オンラインも活用し相手の負担を減らす提案をしよう その際、「もし直接お会いするのが難しければ、オンラインでの面談はいかがでしょうか」と代替案を提示するのも有効です。オンラインであれば、通勤前の早朝や昼休みの時間も候補になりえます。 どのような日程を提案する場合でも、メールでの依頼が基本となります。件名は「【OB訪問日程調整のお願い】〇〇大学 氏名」のように、用件と差出人が一目でわかるようにしましょう。 本文では、まず訪問の機会をいただけることへの感謝を述べ、次に「〇〇様のご都合の良い日時を最優先したいと存じますが」と相手を気遣う一文を添えたうえで、こちらの希望日時を複数提示します。 いずれの場合も「ご都合が悪い場合は、再度日程を調整しますのでお申し付けください」と、柔軟な姿勢を示すことで、良い印象につながります。
-
Q
- 面接の自己PRにおいて適切な答え方を教えてください。
- 面接で自己PRを効果的に伝えるには、PREP法を意識した構成がおすすめです。 PREP法とは、「Point(結論)」「Reason(理由)」「Example(具体例)」「Point(結論)」の頭文字をとったフレームワークで、話を論理的にわかりやすく伝えることができます。 まず、冒頭で「私の強みは〇〇です」というように、最も伝えたい「結論(Point)」を端的に述べます。 次に、その強みが形成された背景として、「〇〇というアルバイトで、〇〇という成果を上げました」といった「理由(Reason)」を説明します。 続いて、その理由を裏付ける「具体例(Example)」を挙げます。 ここでは、「お店で〇〇という問題が起きたため、それを解決するために〇〇しました。結果として〇〇率が〇〇%改善しました」のように、具体的な行動や数値を交えて話すと、説得力が格段に増します。 視線とジェスチャーも活用し、説得力をさらに高めよう! 最後に、再び「この経験から〇〇を学びました」と「結論(Point)」を繰り返すことで、アピールしたい内容を面接官に強く印象付けます。 話す長さは、全体で2分以内(冒頭結論20秒+エピソード100 秒+締め20秒)が目安です。 また、話す際は面接官全員に視線を配り、数字や比較を説明する際に手の動き(ジェスチャー)を使うと、より内容が伝わりやすくなります。
-
Q
- 職務経歴書の業務内容はどう書けば良いでしょうか?
- 経験したすべての業務内容を細かく書く必要はありません。応募する職種との関連性が高く、アピールしたい経験を中心に記載すれば十分です。 特に社会人経験が長くなると情報量が多くなりがちなので、伝えたい内容を戦略的に絞り込みましょう。 採用担当者は、あなたのスキルが入社後にどう活かせるか(再現性)と、今後の成長の可能性(伸びしろ)をみています。 「行動と結果」をセットで語れ! TAR構成で差をつけよう 「Task(担当業務)」「Action(具体的な行動と工夫)」「Result(成果)」の3段構成でまとめると、あなたのスキルと実績がわかりやすく伝わります。 たとえば、「新規開拓営業を担当し(Task)、〇〇という工夫でアプローチした結果(Action)、年間契約〇件を達成した(Result)」というよう構成します。このとき、具体的な数値を盛り込むと説得力が増します。 ご自身の工夫やその経験からの学びを簡潔に加えることで、より効果的なアピールが可能です。
-
Q
- 職務内容の欄を簡単に書く方法を教えてください。
- 職務経歴書の業務内容欄は、採用担当者が短時間であなたの経験を把握できるよう、わかりやすく構成することが重要です。 まず1行目で、あなたが所属していた部署、主な役割、顧客の規模などを簡潔に説明する要約文を記載しましょう。これがタイトルとなり、読み手の理解を助けます。 そのうえで、続く2〜3行で、具体的な業務内容、使用していたツール、業務の頻度などを箇条書きでまとめると、情報が整理されて伝わりやすくなります。 「何をしたか」に焦点を当て誰でもわかる言葉選びを! 「売上目標120%達成」など、具体的な数値で示せる成果は別途「実績」の欄に記載し、この業務内容の欄ではあくまで「何を担当したか」という職務の範囲を明確にすることに焦点を当てましょう。 これにより、あなたの役割と成果がそれぞれ明確になります。 また、社内用語や専門用語は避け、誰が読んでもわかる平易な言葉を選ぶ配慮も大切です。専門用語を使う場合は、括弧書きで補足説明を加えるなど、丁寧な工夫を心掛けましょう。