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Q
- 面接で質問に答えられない時「勉強不足です」と言っても良いでしょうか?
- 面接で企業や業界に関する質問に答えられず、「勉強不足です」と回答されたのですね。結論を言うと、その言葉だけで即座に不合格につながるわけではありません。 むしろ、知ったかぶりをするよりも正直に伝えるほうが誠実な姿勢として受け取られることもあります。 ただ、「勉強不足です」の一言で終わらせてしまうと、学習意欲がない、あるいは準備不足ととらえられかねないため、伝え方には工夫が必要です。 答えられないことへの反省や学ぶ姿勢を示す一言を添えよう たとえば、「申し訳ありません、その点については私の勉強不足で、現時点では明確にお答えできません。面接の機会をいただいたにもかかわらず大変恐縮です。今後、〇〇について改めて理解を深めて参りたいと考えています。」というように、反省の弁とともに、今後の学習意欲を示す言葉を添えると良いでしょう。 また、もし少しでも関連する知識や自分なりの考えがあれば、「不勉強で恐縮ですが、私の現時点での理解では……」と答えられる限りの回答を伝えるのも一つの方法です。 重要なのは、答えられないこと自体よりも、その後の対応や姿勢です。意欲や準備が足りないという印象で終わらないように、学習意欲を示していきましょう。
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Q
- 就活でやばい会社を見極める方法はありますか?
- 大前提として、「ブラック企業とは、どんな会社か」を自分なりに考えてみることが必要だといえます。誰かにとってのブラック企業は、誰かにとっては居心地の良い会社である可能性もあるからです。 とはいえ、就職活動で「やばい会社」、いわゆるブラック企業に入りたくないという気持ち、よくわかります。求人情報や企業のホームページ(HP)には、良いことしか書かれていないことも多いので、見極めは簡単ではありません。 そんなときは、まず企業の口コミサイトやSNSなどで、元社員や現社員の情報を調べてみるのがおすすめです。ただし、情報は玉石混交なので、あくまで参考程度に留め、鵜呑みにしすぎないように注意しましょう。 また、求人情報でも見極めることができます。曖昧な表現ややりがい搾取につながりそうな言葉、アットホームさが過度に強調されているような書き方をしている企業には注意が必要です。 面接の雰囲気や社員の言動から企業の状態を探ってみよう 実際の面接時には、企業の雰囲気や社員の人の様子を注意深く観察することが大切です。たとえば、面接官の態度が高圧的でないか、質問に対して誠実に答えてくれるか、社員の人たちいきいきと働いているように見えるか、といった点です。 残業時間や休日出勤の実態、離職率などはストレートには聞きにくいかもしれませんが、勇気を出して質問してみるのも良いと思います。もし、曖昧な回答しか得られなかったり、不自然なほど良い条件ばかりを強調されたりする場合は、すべて真に受けすぎないほうが良いかもしれません。 そのほかにも説明会やOB・OG訪問なども活用し、多角的に情報を集めて慎重に判断してください。
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Q
- 新卒エージェントは闇が深いって本当ですか?
- 「新卒エージェントは闇が深い」という話ですね。インターネット上にはさまざまな情報が溢れているので、不安になる気持ちはよくわかります。 たしかに、一部には強引な勧誘をおこなったり、学生さんの希望よりもエージェント側の都合を優先するようなケースも残念ながら耳にすることがあります。 しかし、すべてのエージェントがそうだというわけでは決してありません。多くのエージェントは、学生がより良い就職活動ができるよう、真摯にサポートを提供しています。 無料で利用できるのは、エージェントが紹介した学生が企業に入社した場合に、企業側から成功報酬を得るというビジネスモデルだからです。 学生にとっては心強い味方にもなり得るので、仕組みを理解し、情報を鵜呑みにせず、自身でしっかりと見極めることが大切です。 エージェントに任せるだけでなく主体的に情報を集めよう 新卒エージェントを利用するメリットとしては、非公開求人を紹介してもらえたり、エントリーシート(ES)の添削や面接対策といったサポートを受けられたりする点が挙げられます。 一方で、担当者との相性が合わない可能性や、紹介される求人に偏りがあるかもしれないといったデメリットも考慮しておく必要があります。 大切なのは、エージェントの言葉をすべて鵜呑みにするのではなく、あくまで一つの情報源として活用し、最終的には自分で判断するという主体的な姿勢を持つことです。 複数のエージェントに登録してみたり、大学のキャリアセンターに相談したりと、多角的に情報を集め、比較検討することをおすすめします。
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Q
- 公務員を目指すきっかけはどのようなことが多いですか?
- 公務員を目指すきっかけは、本当に人それぞれ多岐にわたります。 もちろん、「安定しているから」という理由も一つですが、それ以上に「社会の役に立ちたい」「地域に貢献したい」という強い思いが根底にある人が多いです。 たとえば、学生時代のボランティア活動で地域課題に触れ、行政の立場で解決に貢献したいと考えた人や、自身や家族が行政サービスに助けられた経験から、今度は自分が誰かの支えになりたいと思った人などさまざまな理由があります。 また、環境問題、福祉、教育、法律などの特定の政策分野に強い関心を持ち、専門知識を活かして社会をより良くしたいという情熱を持つ人もいるのです。 説明会やOBOG訪問で具体的な仕事の魅力に触れよう! 公務員の仕事は、私たちの生活のあらゆる場面に密接にかかわっており、その仕事の意義や魅力を感じる瞬間は、日常のさまざまなところに潜んでいるでしょう。 もし公務員の仕事に興味があれば、説明会に参加したり、実際に働いているOB・OGに話を聞いたりして、具体的な仕事内容ややりがいについて深く知ることをおすすめします。
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Q
- 就活を続けているものの9月で内定なしでくじけそうです。これからどうすれば良いでしょうか?
- 大学4年生の9月で内定がないと、本当に心が折れそうになりますよね。 周りの友人たちが進路を決めていくなかで、取り残されたような気持ちになるのも無理はありません。 しかし、まだ諦めるのは早いです。秋採用や通年採用をおこなっている企業はありますし、ここから内定を獲得する学生も毎年多くいます。 そのため、就職浪人を考えるのは、もう少し粘ってみてからでも遅くはありません。 ただし、どうしても行きたい企業がある場合は、就職浪人のメリットとデメリットをよく理解したうえで、自分の意志で決断をしましょう。 一人で考え込まずエージェントやキャリアセンターをうまく活用しよう! 今できることとしては、まず応募する企業の範囲を広げてみること、そして応募数を増やすことです。 これまでこだわっていた企業規模や業種などの条件を少し緩めてみるのも一つの方法だと思います。 そして、就活エージェントや大学のキャリアセンターを活用して、今からでも応募できる企業がないか積極的に情報を集めましょう。 精神的に追い詰められているとのことなので、一人で抱え込まず、家族や友人、キャリアカウンセラーなど、信頼できる人に話を聞いてもらうことも大切です。 「もうダメだ」と思わずに、自身の可能性を信じて、粘り強く行動を続けてみてください。応援しています。
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Q
- 転職の面接の鋭い質問はどう答えるべきでしょうか?
- 転職の面接での鋭い質問は、不安になりますよね。 たしかに、新卒の面接とは異なり、これまでの職務経験や実績、ストレス耐性、問題解決能力など、より深掘りされる質問が多くなる傾向はあります。 たとえば、「なぜ転職しようと思ったのでしょうか? 」「前職での最大の失敗経験と、そこから何を学びましたか? 」「当社の課題は何だとお考えですか? あなたならどう改善しますか? 」「〇〇さんを採用するメリットは何ですか? 」といった質問が考えられるでしょう。 これらの質問は、単に困らせようとしているのではなく、あなたの思考力や対応力、自社への理解度などを見極めようとしています。そのため、事前に回答を用意しておき、当日答えられないという場面がないようにしておきましょう。 焦りは禁物! 前向きな姿勢で答えることが重要 鋭い質問への対処法のコツとしては、まず質問の意図を正確に理解することです。もし意図が掴みにくい場合は、「〇〇という理解でよろしいでしょうか? 」と確認してもかまいません。 そして、焦らず少し考える時間をもらい、正直かつ具体的に回答しましょう。 また回答の流れとしては、たとえば失敗談を話す場合、最初に事実を伝えたうえで、そこから得た教訓や成長を必ず添えましょう。そして、その学びを次の会社でどう活かしていくのかまでをセットで話すことがおすすめです。企業の課題を指摘する場合は、批判的になるのではなく、建設的な改善策を提案する姿勢が大切です。 どんな質問に対しても冷静さを失わず、誠実かつ前向きな姿勢で答えることを意識して臨みましょう。
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Q
- 就活を4月から始めるのは手遅れですか?
- よく周りの採用担当者仲間とも話しているのは「4月の段階では有力な候補者がほとんど採用済みで、遅くとも6月までには学生の大多数が進路を決めている」ということで、それが現在の就活市場における実情です。 特にこの2年ほどで、4月から就職活動を始めることの意味合いが大きく変わってきていると私は感じています。2025年卒業予定者のデータをみても、4月の時点で内定を得ている学生が非常に多かったと記憶しています。 厳しい状況であることは確か……危機感を持って動きだそう! もちろん、4月に開始したからといって、絶対に内定が取れないというわけではありません。しかし、少し前の就活市場と比較すると格段に厳しい状況であることは間違いありません。 「手遅れ」とまでは断言しませんが、危機感を持って取り組むべきか、それとも「まだ大丈夫」といえるのか、言葉を選ぶのが非常に難しいところです。 仮に私があなたのキャリアコンサルタントであれば、「大丈夫、ここから頑張ろう」と励ますでしょう。 しかし、人事の立場であれば、「もっと早く行動を起こすべきだった。今から間に合わせたいなら、一刻も早く具体的なアクションを」と伝えると思います。
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Q
- ニートからの就職、面接での注意点はありますか?
- 質問者さんが就職を目指す際に大切になってくるのは、「過去にニート期間はあったが、今はもうそうではない」ということを、面接官に明確に伝えて理解してもらうことです。 たとえば、何らかの理由で一定期間、家からあまり出ずに過ごしていた時期があったとします。 面接では、その過去の状況から自分がどう脱却し、現在どのような状態にあるのかを具体的に証明する必要があります。その際、正直にかつ前向きに伝えることが大切です。 たとえニート期間があったとしても、本人の状況や特性に応じて、たとえば障害者雇用という形で合理的な配慮を得ながら再就職した人もいます。 必ずしもすべての人がすぐに一般的な雇用形態で問題なく働けるとは限らないため、まずは自分の状況を客観的に把握することも忘れないでくださいね。 具体的な行動や実績で今の状態を証明することも有効な手段 面接で最も伝えなければならないのは、「今はもう気持ちを切り替えて、前向きに労働に向き合っています」ということです。そして、それを言葉だけでなく、何らかの具体的な形で証明できると説得力が増します。 たとえば、「以前は外出が難しかったが、少しずつ練習を重ねて、今では毎日○○時間外出できるようになった」「3日連続で外出することも問題なくできるようになった」といった具体的な変化を伝えるのは良いと思います。 あるいは、もし引きこもりの経験があるなら、「自助グループなどに参加し、他者とコミュニケーションを取ることで、社会とのつながりを取り戻し、毎日外出する習慣が付いた」といったエピソードも有効です。 また、まずはアルバイトから始めて、「1日に○時間は集中して就労できる状態にまで回復しました」といった実績を作るのも、社会復帰が進んでいることを示す具体的な証拠になります。 職歴を作るという意味でも、働くことへの自信を取り戻すという意味でも、非常に有効なステップになると思いますよ。 また状況によっては、医師に診断書を作成してもらい、自分の心身が現在は就労可能な状態であることを客観的に示すことも、企業側の安心材料につながる場合があります。 さらには、あなたの社会復帰に対して第三者からのお墨付きがあると、採用する企業側も不安が軽減されるケースもあるでしょう。 大切なのは過去をただ説明するのではなく、そこからどのように立ち直り、今、そしてこれからどうしていきたいのかという「未来に向けた意欲と行動」を示すことです。
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Q
- 就活に自信がないです......。
- 就職活動がうまくいかないと、本当に自信を失ってしまいますよね。「自分はどこにも必要とされないのでは」と感じてしまう気持ち、痛いほどわかります。 しかし、それは決してあなた自身が否定されたわけではありません。企業との相性やタイミングなど、さまざまな要因が絡み合っているものです。 まずは、これまでの活動を客観的に振り返ってみましょう。エントリーシート(ES)の内容、面接での受け答え、企業選びの軸など、改善できる点が見つかるかもしれません。 一人で抱え込まず、信頼できる人に相談してみることも大切です。 目標を再設定し、自分なりのペースで進んでいこう! 自信を取り戻すためには、小さな目標を設定してクリアし、成功体験を積み重ねることが有効です。たとえば、「今日は企業研究を3社おこなう」「キャリアセンターに相談に行く」といった具体的な行動目標を立ててみましょう。 また、就職活動から少し離れて、趣味に没頭したり、友人と気兼ねなく話したりする時間を作ることも気分転換になり、前向きな気持ちを取り戻すきっかけになります。 周りと比べる必要はありません。自分のペースで、一歩ずつ進んでいくことが大切です。必ず道は開けます。
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Q
- 地元での就活の進め方がわかりません。
- 地元での就職を希望されているとのこと、素晴らしいですね。大都市に比べて求人数が少ないと感じるかもしれませんが、地元ならではの強みを活かせば、有利に活動を進めることができます。 情報収集の方法としては、まず地元のハローワークや自治体が運営する就職支援センター、地域の商工会議所などが持つ求人情報を活用しましょう。 また、地元の企業が集まる合同説明会や、大学のキャリアセンターが持つUターン・Iターン向けの求人情報も貴重な情報源です。 具体的に地元出身であることが有利になりやすい業界としては、たとえば地方銀行や信用金庫、地元のインフラを支える企業、地域密着型のサービス業などが挙げられます。 地元愛と貢献意欲を具体的に語って熱意を伝えよう! 地元での就職だからこそアピールできる強みとしては、やはり「地元への愛着」と「地域社会への貢献意欲」です。 なぜ地元で働きたいのか、その地域にどのような魅力を感じているのか、そして入社してどのように地域に貢献していきたいのかを、具体的なエピソードを交えて熱く語ることが重要です。 また、地元企業は、長く地域に根ざして働いてくれる人材を求めていることが多いので、腰を据えて働く意欲を示すことも大切です。大学で上京しているのに地元に戻りたいというのは矛盾があるかなと思う人もいるでしょう。 そんなときは「大学を卒業したら、戻ってくると約束していた」「上京をしたことで、より地元に貢献したい気持ちになった」などと伝えると良いです。 元々その地方に貢献したい気持ちが強く、だからこそ一度外の世界を知るために勉強をして、そこで得たことを地元に持ち帰りたいという意図が伝わるようにしましょう。 妥協で地方企業も受けているんだなと思われると、選考への影響は少ないものの、企業側もどこか寂しい気持ちになるかなとは思います。