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Q
- 面接で褒められると受かる確率は高まりますか?
- 企業側がどのような意図で褒めたかによるため、一概に「褒められたから合格する」とはいえません。採用担当者によって褒める意図は異なります。 実際に学生からの報告を聞いていても、「あんなに良い雰囲気だったのに不合格だった」と残念がっている人も多くいるものです。そのため、褒められることが必ずしも合格に直結するわけではないと感じています。 褒められた点は自分の強みととらえて次に活かそう! 企業側が応募者を褒めるのは、たとえこのまま採用に至らなくても、将来的に応募者が自分たちの会社の顧客になる可能性もあるため、悪い印象よりは良い印象を残したいという思いがあるのかもしれません。 ただ、根拠もなく褒めることは考えにくいので、褒められた点は、今回縁がなかった企業から見ても魅力的な要素の一つであったととらえ、自信を持って次の面接に活かしてほしいと思います。 また、褒められた際には感謝の思いを伝え、「その点を活かして入社後も頑張ります」と意欲を示すことで、より良い印象につながるのではないでしょうか。
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Q
- 土日のみのインターンはありますか?
- 土日のみで参加できるインターンシップももちろんあります。 探し方としては、就職情報サイトで「開催日」や「実施期間」といった条件で絞り込んで検索するのが一般的です。 「土日開催」「短期集中」といったキーワードで探してみるのも良いでしょう。 また、就職情報サイトには掲載されていない情報を大学のキャリアセンターが持っている可能性があります。相談にも乗ってくれるので、初めてインターンシップを探す場合などには、ぜひ活用してみてください。 短期間開催のインターンだからこそ目的意識を持って参加することが大切 土日のみのインターンは、オープンカンパニーやキャリア教育イベントと呼ばれることもある半日や1日といった短期間のプログラムが多い傾向にあります。 平日開催の数日間にわたるインターンと比較すると、体験できる業務範囲や期間は限られるかもしれませんが、企業の雰囲気を感じたり、業界研究を深めたりするには非常に有効です。 平日開催か土日開催かという視点よりも、「そのインターンで何を得たいのか」「どんな内容なのか」を自身の目的と照らし合わせて選びましょう。 企業のウェブサイトや募集要項でプログラム内容をしっかり確認し、有意義な時間を過ごせるインターンを見つけてくださいね。
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Q
- インターン受け入れのお礼メールのポイントはありますか?
- インターン後のお礼メールは、感謝の気持ちを伝える良い機会ですし、丁寧な対応は好印象につながります。初めてで不安な点は解消していきましょう。 まず送るタイミングですが、インターン参加当日中、もしくは翌日の午前中など、記憶が新しいうちに送るのが理想的です。 遅くとも2~3日以内には送るように心掛けましょう。大学のメールアドレスを使用するのが一般的です。 7ステップの構成で読みやすい内容に仕上げよう 件名は、「〇月〇日 インターンシップの御礼(〇〇大学 氏名)」のように、一目で内容と差出人がわかるように具体的に記載しましょう。 本文の構成としては、以下の流れを意識すると良いです。 ①宛名:会社名、部署名、担当者名を正式名称で正確に記載します。「様」を付けましょう。 ②あいさつと自己紹介:インターンに参加した大学名と氏名を名乗り、丁寧にあいさつします。 ③感謝の言葉:インターン参加の機会をいただいたことへのお礼を述べます。 ④具体的な感想や学び:ここが重要です。単に「勉強になりました」だけでなく、「〇〇という業務体験を通じて△△を学びました」「社員の方の□□というお話が特に印象に残っています」など、具体的なエピソードを交えて、あなた自身の言葉で感じたことや得たものを伝えましょう。 ⑤今後に活かしたいこと・意欲:学んだことを今後どのように活かしていきたいか、また選考に進みたい場合はその意欲などを伝えます。 ⑥結びのあいさつ:改めて感謝の言葉を述べ、企業の発展を祈る言葉などで締めくくります。 ⑦署名:大学名、学部・学科、氏名、メールアドレス、電話番号を明記します。 送信前には、誤字脱字がないか、敬語の使い方が正しいか、宛名に間違いはないかなどを必ず確認してください。 簡潔でわかりやすい文章を心掛け、熱意と感謝の気持ちを伝えましょう。
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Q
- 土日に就活はできますか?
- 土日でも就職活動を進めることは可能です。ただし、企業によっては土日休みで採用担当者が平日しか稼働していないケースも多いため、「土日のみ」と限定してしまうと、参加できる面接や説明会が減ってしまう可能性があります。 学生向けの面接日程も平日が多いのが実情です。 ある程度の柔軟性を持ち、企業から指定された場合は平日に対応することも必要でしょう。 工夫次第で時間は作れる! アルバイトや学業の時間の取り方を工夫して調整しよう 学業が本分であることは言うまでもありません。 両立のため、大学の空きコマを利用してオンライン面接を受けたり、大学内の就活支援ブースを活用したりする学生もいます。 また、ゴールデンウィークなどの長期休暇に集中的に取り組む人もいます。 選択肢を狭めないためにも、ある程度柔軟に、メリハリを付けて活動することをおすすめします。 就活中はアルバイトの頻度を減らす学生が多い印象です。すべてをこなすのはキャパシティ的に難しい場合があるためです。 たとえば、平日の授業がない日に集中してアルバイトを入れていた学生が、就職活動のためにその曜日を空けるといった調整をしています。 生活に支障が出ない範囲で、店長さんと相談しながらシフトを減らしているという報告もよく受けます。 まずは土日だけに狭めず、調整できないか考えてみましょう。
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Q
- 大手病の末路って悲惨ですか?
- 就職活動の初期段階では、知っている企業が大手企業に限られることが背景にあるかもしれません。結果的に大手企業ばかりにエントリーし、選考で見送りが続いた学生も実際に見てきました。 重要なのは、そこからどれだけ視野を広げられるかです。中小企業へと規模の視点を広げるか、あるいは「なぜ大手に入りたいのか」を深掘りし、もし「有名な企業に入りたい」という認知度への魅力であれば、必ずしも大企業である必要はないかもしれません。 秋から視野を広げる学生も多い! うまくいかなければ3月に間に合うよう切り替えていこう 地域で認知度が高い企業や、学生が多く知っている企業など、受験企業数を増やしていくことで、大手企業とのご縁がなくても内定に結び付いたケースはあります。 就職活動を通じて、「就職して何をしたいのか」 「それは大手企業でしか実現できないのか」を改めて考えてみてください。企業の規模感や認知度だけでなく、他の選択肢がないか検討することをおすすめします。 特定の時期を断言することは難しいですが、夏のインターンシップは大手企業が実施するケースが多く、選考があるインターンでうまくいかなかった学生が、秋口(大学3年生の秋頃)から大手だけでなく視野を広げ始める傾向が見られます。 最終的には3月頃からの本選考が重要なので、自身が納得できる形で、間に合うように切り替えていくのが良いでしょう。
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Q
- 2月からの就活スケジュールを教えてください。
- 2月は、多くの学生が自己分析を深めたり、志望業界や企業を選定したりする大切な時期です。 夏あたりから活動している人は、早期選考に参加し、ESの添削や面接練習を進めている頃かもしれません。 学生よって活動の進捗に差が出やすい時期とも言えます。 質問を読むに、インターンに参加されたとのこと、素晴らしいですね。 その経験も踏まえ、この時期に優先して取り組むべきことは、まず希望する企業の説明会が予約開始になっていれば、積極的に予約し参加することが必要です。 「気づいたら終わっていた」ということがないよう、企業の採用情報の発信には注意を払いましょう。 選考も始まる! 自己分析と選考準備を並行して進めよう 今からやるべき準備は、自己分析や業界・企業選びをしっかりと終え、志望する企業群を明確にしておくこと、それが最優先です。 その点が明確になれば、各企業の採用スケジュールに合わせて、ESの作成や面接対策といった具体的な選考準備を進めていきましょう。 企業や業界によって選考スケジュールは大きく異なるため、早めに情報を集め、逆算して準備を進めることが重要です。 また、2月は選考が本格的に始まる時期でもあります。 「すぐにESを提出してください」「面接に来てください」といった連絡にも慌てずに対応できるよう、早め早めの準備を心掛けてください。
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Q
- 就活で英語力を問われたときに、ない場合の答え方がわかりません。
- 英語力について聞かれた際に自信がないと、どう答えるべきか悩みますよね。 大切なのは、正直に現状を伝えつつ、今後の学習意欲を具体的に示すことです。 まず、「現時点では、業務で必要とされるレベルの英語力は有しておりません」といったように、正直に伝えましょう。 そのうえで、「ただ、入社意欲は高く、もし英語が必要な業務に就くことになった際には、積極的に学習し、一日も早く貢献できるよう努力します」という前向きな姿勢を伝えることが重要です。 学習意欲と熱意でカバー! プラスのアピールも忘れずに さらに効果的なのは、その「積極的に学習していく気持ち」を具体的な行動で示すことです。 たとえば、「現在、週に〇時間英語学習に取り組んでおり、〇カ月後にはTOEICで〇〇点を目指しています」といった具体的な目標や計画を伝えられると、口先だけでない本気度が伝わります。 「一日何単語覚える」「オンライン英会話を始めた」など、小さなことでも継続している努力があれば、それもアピールになります。 TOEICの点数が高くない場合や留学経験がないこと自体が、即マイナス評価につながるわけではありません。企業は、あなたのポテンシャルや入社後の成長意欲も見ています。 英語力以外のあなたの強みや、その企業でなぜ働きたいのかという熱意をしっかりと伝えることが、英語力の不足を補うプラスのアピールになるのです。 現時点で英語力が不足していても、それを補って余りある熱意と具体的な行動計画を示せれば、面接官に良い印象を残せるはずです。
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Q
- 就活で英語力はいらないって本当ですか?
- 「就職活動において英語力は基本的にいらない」というのは、必ずしも正しいとは言えません。英語力があると、応募できる企業の選択肢が広がるのは事実です。 ただ、焦る必要はありません。自身の状況と照らし合わせて考えましょう。 英語がまったくできないと応募できる企業が限られてしまうかは、あなたがどのような業界や職種を志望するかによります。 まずは、自身が希望する業界や企業で英語力がどの程度求められるのかを調べてみることが大切です。 英語力が求められる業界・職種とそうでないケースを紹介 一般的に英語力が必要とされるのは、外資系企業や、海外との取引が多い商社、国際的な業務をおこなうメーカーなどです。 また、航空業界や一部のホテル・観光業界など、日常的に海外の人と接する機会の多い職種でも重視される傾向にあります。 社内の公用語が英語であったり、海外赴任の可能性がある企業も、もちろん英語力は必須に近いでしょう。 一方で、国内市場を主としている企業や、業務内容が主に日本語で完結する職種であれば、英語力が直接的に求められないことも多くあります。 私が支援してきた学生のなかには、英語が得意でなくても希望の業界・職種に就職していく人はたくさんいます。 大切なのは、自身のキャリアプランと、英語力の必要性を天秤にかけて判断することです。
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Q
- 就職する意味がないと感じるのですが、した方が良いのでしょうか?
- 就職活動を前に「就職する意味って本当にあるのかな」と考えること、素晴らしい視点だと思います。 周りが目標を持って取り組んでいるようにみえるなかで、将来やりたいことも明確でなく、漠然と就職することに疑問を感じるのは自然なことです。 無理に気持ちに蓋をする必要はありません。 まず、自身が卒業後にどう生きたいか、どんな生活を送りたいかをじっくり考えてみることが大切です。その理想の生き方が、就職によってかなうのかどうかを見極めてみましょう。 就職以外にも、大学院への進学、留学、起業、フリーランスなど、道はたくさんあります。就職活動の時期に追われずに将来を考えられるのは、就職以外の道を選ぶ一つのメリットかもしれません。 また、視野を狭めずに多様な選択肢を検討できるのも良い点です。 後悔しないためには「就活をやりながら考える」のもあり 一方で、正社員として就職しない場合のデメリットとしては、収入が不安定になる可能性があることや、いわゆる「新卒」としてのポテンシャル採用の機会を活かせなくなる点が挙げられます。 これらが自身にとってどれくらい重要かを考える必要があります。 「とりあえず就職活動を始めてみて、やりながら考える」というのも一つの方法です。就職活動を通じて、自分自身について深く知ったり、やりたいことが見つかったりすることもあります。 日本には新卒一括採用という大きな流れがありますが、必ずしもその流れに乗る必要はありません。 しかし、その流れに乗りながら考えていく、動きながら考えるという選択肢もあることは覚えておいてください。 もし一人で考えて答えが出ないようであれば、大学のキャリアセンターの人や信頼できる大人に相談してみることをおすすめします。 客観的な意見を聞くことで、考えが整理されることもありますよ。