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Q
- 就活で企業への電話のかけ方に不安を感じています。
- 就活の電話が怖いという気持ち、とても自然です。 採用担当として学生の電話を受けていたとき、最初のひと言で緊張が伝わる方は少なくありませんでした。ぎこちなくても「お忙しいところ恐れ入ります」と丁寧に始まる電話は、むしろ誠実さが感じられ好印象でした。 完璧な言い回しより、「相手の時間を大切にしている姿勢」が伝わるかどうかが大切です。 短く要件を伝えて相手の時間を尊重する姿勢が信頼につながる 電話のかけ始めは、「お忙しいところ失礼いたします。○○大学の△△と申します。本日、選考に関してお伺いしたくお電話いたしました」で十分です。 最近は業務スピードが重視され、前置きはシンプルで問題ありません。 時間帯は平日10〜17時が最も無難で、昼休み前後は避けるとつながりやすい傾向があります。 また、急ぎの用件の場合は、先にメールを送ってから電話で補足すると、相手も状況を理解しやすくなります。 電話に出られなかったときは気付いたタイミングで折り返そう もし電話に出られなかったときは、気付いたタイミングで折り返せば問題ありません。「先ほどお電話いただき、ありがとうございます。折り返しました」と一言添えるだけで十分です。 電話が苦手という気持ちは、多くの社会人も経験しています。焦らず、丁寧な気持ちを大切にすれば、必ず慣れていきます。
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Q
- 就活でマツエクはアリですか?
- 普段マツエクをしていると、それがあるほうが気持ちが落ち着いたり、自信を持てたりしますよね。 私が以前担当した学生も、面接前に「マツエクを外すと表情が暗く見える気がして、気持ちまで沈んでしまう」と相談してくれました。 そこで、普段より少しナチュラルに調整したうえで選考に臨んだところ、面接官からは「清潔感があって丁寧な印象」と好評価。第一志望から内定が出ました。外見が自分のスイッチになるなら、それは立派な準備です。 一方、人事の視点では派手かどうかより、「周囲に不自然さを与えないか」「仕事の場にふさわしい落ち着きがあるか」が判断基準になります。 自然光で違和感が出ない信頼感のある目元を意識しよう 特に金融や公務員など信頼性を重視する業界では、自然光の下で違和感が出ない程度の長さやボリュームが安心です。面接官は、まつげそのものではなく、目元の印象や表情、話すときの誠実さを見ています。 マツエクを無理にやめる必要はありません。普段の自分を大切にしながら、少しだけトーンをおさえて信頼できる雰囲気を意識すると、安心して選考に臨めます。 あなたの自信と丁寧さが伝われば、それが一番のプラスになります。自分らしさを味方にして、準備を進めてくださいね。
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Q
- 基本給15万は安いですか?
- 内定おめでとうございます。 ただ、基本給15万円と聞いて不安になる気持ち、よく理解できます。以前、給与が同じくらいの企業へ進んだ学生がいました。 志望度が高く、「勉強できる環境だから」と前向きに入社したものの、家賃や生活費で毎月ぎりぎりになり、精神的に余裕を失ってしまった時期がありました。成長環境は魅力でも、日々の生活が苦しいと学ぶ余力も削られるのが現実です。 現在の新卒市場では、都市部での正社員初任給は20〜23万円前後が一般的です。基本給15万円は、制度として悪いと言い切れませんが、生活の余力が生まれにくい水準と言えます。 「手当・昇給・支出」を含めた総合バランスを見極めよう ただし、企業によっては固定残業代、住宅手当、資格手当、昇給ペースなど総額で補うケースもあります。基本給だけで「やばい企業」と判断するのではなく、「トータルで自立できるか」の視点で確認することが重要です。 具体的には、月収の構造、固定残業の有無、賞与、家賃補助、昇給実績、研修制度の質を確認しましょう。将来の自分を守るための行動は、立派な意思決定です。 生活基盤が安定してこそ成長の余白が生まれます。迷ったら、本当に安心して働ける条件か、じっくり整理してみてくださいね。
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Q
- インターン先の企業へ電話をするマナーを教えてください。
- 電話が苦手という声は多いので、まず安心してください。 企業の採用担当として学生の電話を受けていたとき、言葉に詰まりながら「失礼があったらすみません」と前置きしてくれた学生がいました。その姿勢から誠実さが感じられ、好印象だったことをよく覚えています。 電話では言い回しよりも「真剣さ」が伝わるかどうかが大切です。 インターンの連絡では、平日の10〜17時が最も無難です。 要件を簡潔にまとめて相手を思いやる姿勢を伝えよう 朝一番はバタバタしている企業も多く、昼休みや夕方以降は担当者が不在の可能性があります。「お忙しいところ恐れ入ります。インターンの件でお電話いたしました」と最初に要件を伝えることで、相手も対応しやすくなります。 また、メモを手元に置き、伝える内容を簡単にまとめてからかけると落ち着いて話せます。 着信に出られなかった場合は気付いたタイミングで折り返そう もし着信に気付かず出られなかった場合は、気付いたタイミングでできるだけ早く折り返せば問題ありません。 「お電話いただきありがとうございます。本件について伺いたく折り返しました」と伝えれば十分です。 緊張するのは、それだけ真剣だからこそ。完璧に話そうとするより、相手を思いやる気持ちを大切にすれば、電話は必ず慣れていきます。焦らず一歩ずつ、で大丈夫です。
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Q
- 新卒の就活でおすすめの業界は何ですか?
- 業界選びに迷うと、つい「伸びている業界はどこ?」「給料が良い業界は?」と答えを外に求めたくなりますよね。その気持ちは自然です。 人事にいた頃、学生が「どの業界が良いですか」とたずねてくれる機会が多くありました。 ただ、その後に活躍していたのは、業界の評判ではなく自分の価値観から選んだ人です。周囲の意見に揺れた学生ほど、入社後に「想像と違った」と悩むケースが見られました。 成長業界より「学べる環境」と「挑戦を歓迎する文化」に注目しよう 近年はSaaSやAI(人工知能)、ヘルスケア、環境・エネルギーなど社会課題に向き合う産業が成長しています。 しかし、成長業界に入れば自動的に成長できるわけではありません。 新卒のキャリアでは「学べる環境があるか」「挑戦を歓迎する文化か」「フィードバックがえられるか」など、土台となる環境要素のほうが、長期的な成長と満足度につながります。 まず、「どんな働き方が心地良いか」「何にやりがいを感じるか」を整理してみてください。 スピード感が好きなのか、じっくり関係を築きたいのか、人と向き合いたいのか、技術に触れたいのか。軸が見えてくると、業界も自然と絞られます。 焦らず、自分の未来に投資する気持ちで進めていけば大丈夫です。
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Q
- インターンで最適な髪型を教えてください。
- インターンの髪型、不安になりますよね。 以前サポートした学生も、普段は前髪ありのゆるい巻き髪でしたが、「企業にどう思われるか心配で……」と相談してくれました。その学生は最終的に、前髪は残しつつ顔周りはすっきり、後ろはまとめ髪で参加。 結果、「清潔感がありつつ個性も感じる」と好印象をえていました。大切なのは変えることより整えることです。 近年はITやクリエイティブ業界を中心に、外見の自由度は高まっています。 ただし、インターンは評価の場であり、初対面での印象形成が大きく働きます。 清潔感と目元の見えやすさを基準にあなたらしさを残すのが好印象 企業側は「この人と一緒に働きたいか」「顧客対応に安心して任せられるか」を見ています。そのため、髪型はトレンドよりも「清潔感」と「目元の見えやすさ」を重視すると良いです。 具体的なポイントとして、 ・前髪は目にかからない長さか、軽く留める ・触覚や後れ毛は少し残しつつ、全体は整理 ・髪色は自然光で暗めに見えるトーンが無難 ・パーマは動きより毛先のまとまりを意識 この辺りを押さえれば安心です。 無理に別人になる必要はありません。あなたの雰囲気を活かしつつ、相手に気を配る姿勢が伝われば十分です。
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Q
- 面接の手応えを感じないのでいつも不安です。
- 面接で手応えを感じられず不安になる気持ち、本当にわかります。 以前、私が担当した理系学生の方も、研究発表形式の面接で緊張し、終了後に「落ちたと思います……」と涙ぐみながら連絡をくれました。 ただ結果は合格。企業側は少しぎこちなくても「論理構成」「理解度」「誠実さ」を高く評価していました。学生自身の「感覚」と、企業の「評価軸」は必ずしも一致しません。 特に最近の選考では、AI(人工知能)面談や複数面接官での評価が増え、個人の手応えに頼るのは難しくなっています。企業は「回答内容」だけでなく、「一貫性」「思考の深さ」「姿勢」を総合的に見ています。 面接後は感情ではなく事実ベースの振り返りで次の一歩を見い出そう おすすめは、面接後に感覚ではなく事実で振り返ることです。 たとえば、 ・質問意図に沿って答えられたか ・結論→理由→具体例の流れで話せたか ・企業理解と自分の価値観を接続できたか この3点を点数化し、毎回改善ポイントを1つだけ決めると、気持ちが整い、次の行動に移りやすくなります。 「手応え=結果」ではありません。不安を感じる自分を責めず、「今日の自分にできる改善は何か」だけに集中していけば、必ず成長につながります。一歩ずつ進めば大丈夫ですよ。
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Q
- 就活で中小企業にも落ちてしまうのですが、私のどこかに問題があるのでしょうか?
- 私もキャリアコンサルタントとして、多くの学生さんが「中小企業なら通ると思っていたのに」と落ち込みながら相談に来る姿を見てきました。 でも、これはあなたに問題があるわけではなく、戦い方がズレているだけのことが多いんです。 「その企業に行きたい理由」を深めよう ある学生さんは、真面目で誠実な印象でしたが、面接で「志望動機が大手と同じ」になっていました。 中小企業は「うちを選ぶ理由」をとても重視します。事業内容や社風、社員数など規模の違いではなく、「この会社だからこそ自分が貢献できること」を言葉にできるかどうかがカギです。 また、選考が早い中小企業では、自己分析や企業研究の浅さがそのまま伝わりやすいです。特に採用担当者は、学生一人ひとりをじっくり見ているため、「うちに来たい理由」が薄いとすぐに見抜かれます。 「中小企業に落ちる」人へ贈る3つの対策 打開策としては、下記の3つが効果的です。 ①志望動機を会社名を入れて1社ごとに再設計する ②模擬面接で第一印象と回答の一貫性を確認する ③「自分がどう成長し、どう貢献したいか」を具体化する 落ちることは、あなたの価値を否定するものではありませんし、むしろ「本当に合う会社を見つけるための調整期間」と思ってください。 少し視点を変えるだけで、結果は大きく変わります。焦らず、自分の言葉で一社ずつ向き合っていきましょう。
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Q
- 就活の小論文は「です・ます」調で書くべきですか?
- 結論から言うとどちらでも構いません。小論文で企業が見ているのは文体そのものではなく、「思考の深さ」や「論理的な構成力」、「自分の考えを丁寧に伝える姿勢」だからです。 この悩みは、毎年案外たくさんの学生さんから聞かれますが、人によって文体を変えていました。 たとえば、教育業界を志望していて、「です・ます」調で書ききった学生さんの例があります。読みやすく、温かみのある文体がその人柄とマッチしており、結果的に高評価を得ていました。 一方、コンサル志望の学生さんは「である」調で一貫し、論理的な主張が際立ちました。どちらも成功例です。 テーマに沿ってトーンを調整しよう 大切なのは、「提出対象や目的に合わせたトーン設計」です。企業に提出する正式な文書という意識を持ちつつ、自分の言葉で考えを伝えることがポイント。 もし悩む場合は、募集要項や過去の設問傾向を確認し、学術的テーマなら「である」調、自己意見中心なら「です・ます」調、という形にすると良いでしょう。 結局どちらを選んでも、文体よりも内容の誠実さが何よりも評価されます。文末表現に迷う自分の姿勢こそ、言葉を大切にする誠実さの表れです。自信を持って、あなたらしい論文を仕上げてくださいね。
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Q
- 就活で有利になるアルバイトってありますか?
- 就活で有利になるアルバイトを探しているとのこと、素晴らしい意識ですね。 どの業界や職種に進むかまだ決まっていない場合でも、社会人基礎力を伸ばせるアルバイトはどこでも評価されやすいので、ぜひ参考にしてください。 たとえば、接客業や販売、飲食店のアルバイトはコミュニケーション能力や臨機応変な対応力、チームワークが自然と身につきます。 こうしたスキルは多くの企業で求められる基本力なので、どんな業界でもプラスになります。 また、事務やデータ入力などのアルバイトは正確さや集中力を養うのに適しています。どちらも仕事に対する責任感、継続力を示せる経験としてアピール可能です。 さらに、より実践的に仕事の経験を積みたいなら、長期インターンもおすすめです。 長期インターンは実際の業務にかかわることで、仕事の全体像や専門スキルを深く理解でき、自己PRの説得力が増します。就活の面接でも実務経験があると好印象を持たれやすいですよ。 学びや成長でPR! 詳細な話でより効果的に伝えよう mアルバイトやインターンの経験をアピールするときは、単に働いたという事実だけでなく、そこで何を学び、どんな工夫や成長があったのかを具体的に伝えることがポイントです。 数字やエピソードを交えて説明すると、より効果的ですよ。