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Q
- AIによってなくなる仕事の特徴は何ですか?
- コールセンター業務や、歯科技工士のような一部の技術職など、パターン化された作業はすでにAIに代替されつつあります。かつては手作業だったものが機械化され、国家資格を持っていても安泰とはいえない時代になっています。 単純作業や、正解が一つに決まっている仕事は、今後ますますAIに置き換わっていくと考えられます。 自分にしかないスキルを磨き上げるのが今後を生きるうえで大切 一方で、カウンセラーやコンサルタントのように、相手に合わせて柔軟に対応を変える仕事や、クリエイティビティ、つまり「0から1」を生みだす独創的な発想が求められる仕事は、人間にしかできないため、今後も残っていくでしょう。 結論として、人間にしかできない付加価値を提供できるかどうかが鍵となります。自分にしかないスキルを磨き続けることが、AI時代を生き抜くうえで最も重要です。
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Q
- 工学部の就職先はどんなところがありますか?
- 工学部と一言で言っても専門分野は多岐にわたりますが、一般的にイメージされるメーカーだけでなく、開発職を求める業界は非常に幅広く、さまざまな可能性があります。たとえば、介護業界でも介護用ベッドの開発などで工学部の知識が求められます。 まずは、学生が知らないような優良企業もたくさんあるということを知ってほしいです。 具体的な情報を得るには、大学のキャリアセンターで学部ごとの就職実績データをみるのが良いでしょう。自身の学部の強みが活かせる業界や、先輩たちの就職先がわかります。 視野を広げるならスカウトサイトに登録するのもあり もし志望業界が絞りきれない場合は、企業側からオファーが届くスカウト型の就活サイトに登録するのも一つの手です。 自分が予想していなかったような業界の企業から声がかかり、視野が広がる可能性があります。
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Q
- インターンシップのエントリーシートにおける自己PRの書き方を教えてください。
- インターンシップのエントリーシート(ES)を書くうえで、「自己PR」と「ガクチカ」の違いを正しく理解することが大前提です。 「自己PR」は「自分はこういう強みを持った人間です」という人柄そのものをアピールするものです。一方、「ガクチカ」は「こういう経験を頑張り、その結果こんな学びやスキルを得ました」という経験と成長をアピールするものです。ESでは、それぞれの設問の意図をくみ取り、内容を書きわける必要があります。 感じたこと・学びを深掘りすると自己PRの核が生まれる もし「何を書けばいいかわからない」という状況なのであれば、それは自己分析が不足しているサインかもしれません。 具体的なエピソードを書きだすだけでなく、その経験を通して「なぜそう感じたのか」「何を学んだのか」といった深掘りをすることで、自分だけの自己PRの核がみえてくるはずです。まずは自己分析から始めてほしいと思います。
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Q
- オンラインインターンのグループワークで気をつけることはありますか?
- まず、オンライン特有のルール、たとえば「発言する際は挙手ボタンを使う」など企業から指示される場合は、それを守ることが大前提です。そのうえで、基本的な心構えは対面のグループワークと変わりません。 ただし、オンラインならではの注意点として、発言のタイミングが重なってしまうことが挙げられます。もし発言がかぶってしまったら、焦らずに相手にゆずる姿勢を見せることが大切です。 譲り合いの姿勢で好印象を残そう! さらに、自分が話した後に「先ほど発言がかぶってしまった〇〇さん、どうぞ」というように、ゆずった相手に話をふる配慮ができると、協調性を高く評価される可能性があります。 企業側はオンラインの様子を録画し、後からじっくりと一人ひとりの振る舞いを見返している可能性があることも意識しておくと良いです。地方の学生も費用を抑えて参加しやすいというメリットを活かし、積極的に参加しましょう。
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Q
- インターンはいつから行くべきですか?
- インターンシップは、大学1年生からでも参加可能です。企業によっては、学年ごとに異なる内容のプログラムを用意しています。 具体的には、1・2年生向けには業界全体の理解を深める「業界研究」がメインのプログラム、3年生以上にはより実践的な「就業体験」がメインのプログラムが多いです。 もし現時点で気になる業界があるのであれば、学年を問わず、早めにいろいろな業界の短期インターンに参加してみるのをおすすめします。視野を広げる良い機会になります。 インターンへの参加は学年それぞれで異なる意義がある 最も効率的な進め方としては、1・2年生のうちに幅広い業界のインターンに参加して自分の興味の方向性を見さだめ、3年生になったら志望業界をいくつかに絞りこみ、そのなかで働きたい企業に目星をつけて、より長期で実践的なインターンに応募するというステップを提案します。 計画的に参加することで、より深い企業理解と自己分析につながります。
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Q
- 就活中のオワハラ対策を教えてください。
- まず大前提として、企業からの「就活を終えてほしい」という要求(オワハラ)には、一切の法的強制力はないことを知っておきましょう。学生には「職業選択の自由」が保障されています。 企業側の心理として、多くはハラスメントという意識はなく、「本当に自社に来てほしい」という熱意の表れであることが多いです。会社によっては、そう言うように指示されているケースもあります。 上手に受け流し、困ったら大学に相談しよう 具体的な対策としては、その場で波風を立てる必要はありません。馬鹿正直に「就職活動を続けます」と宣言するのではなく、「ありがとうございます。検討します」などとその場は受け流し、水面下で活動を続けてもまったく問題ありません。内定辞退はごく一般的なことなので、気に病む必要はないです。 「熱心に誘ってくれているんだな」くらいに軽く受け流す心構えも大切です。もし、あまりに執拗であったり、トラブルに発展しそうになったりした場合は、一人で抱えこまず、大学のキャリアセンターに相談するのをおすすめします。
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Q
- 就活はお金がかかりすぎると聞きました。本当ですか?
- はい、住んでいる場所や活動の仕方によって、ある程度のお金はかかります。まず、スーツやカバンといった就活グッズの購入費用が必要です。また、リモート面接やWebでの適性検査が主流なので、自宅にパソコンがない場合はその購入費用も考えなければなりません。 一部の検査はタブレットでは受験できないことがあります。 それ以外では交通費がかかりますが、最近は面接だけでなくインターンシップでも交通費を支給してくれる企業が増えているので、事前に調べてみましょう。 使える制度や周りのサポートを活用しよう ただし、遠方での選考で必要になる宿泊費は自己負担の場合がほとんどです。特に地方の学生は、都市部の学生に比べて金銭的な負担が大きくなる傾向があります。 多くの学生がアルバイトで資金を貯めていますが、一人で抱え込まず、親から一時的に支援してもらうケースも少なくありません。目安として、10万円くらいは予算として用意しておくと安心かもしれません。
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Q
- 職歴詐称はバレますか?
- 遅かれ早かれバレると思ったほうが良いでしょう。近年、応募者の経歴に嘘がないか調査会社を使って確認する企業も増えていますし、ふとしたきっかけでSNSの投稿などから発覚するケースもあります。 入社前であれば内定取り消し、入社後であっても、発覚すれば社内での信用を完全に失います。法的に解雇するのは難しいケースもありますが、社内での立場が非常に悪くなることは間違いありません。 自分に嘘をつかない選択をしよう 何より、嘘をつき続けることへの罪悪感に苛まれるはずです。不安な気持ちを抱えながら働くことになるくらいなら、正直に話すか、別の方法で説明すべきです。 たとえば、水商売などの経歴を隠したい場合は、無理に嘘をつくのではなく「家事手伝いをしていた」などと説明する人も多いようです。自分を守るためにも、リスクの高い嘘は避けるのが賢明です。
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Q
- Web面接は何分前に入室するのが適切ですか?
- 多くの場合、Web面接はスケジュールが組まれており、指定された時間にならないと入室できない仕組みになっています。そのため、焦って早くから入室しようとする必要はありません。ただし、心の準備として5分前くらいから待機しておくと安心です。 入室時間よりも重要なのは、事前の準備です。Wi-Fi環境は安定しているか、カメラやマイクは正常に作動するか、必ず事前にテストしておきましょう。 ZoomやGoogle Meetなどのツールでは、表示名がニックネームなどになっていないかを確認し、「大学名、学部、氏名」などに正しく設定しておくことも忘れないでください。 Webでも対面と同じようなマナーを心掛けよう Webだからといって気を抜かず、対面の面接と同様のマナーを守ることが大切です。 たとえば、カフェなどの騒がしい場所での参加は、雑音で会話が妨げられ、面接への集中力を疑われるので避けましょう。イヤホンを使用すると、相手の声がクリアに聞こえ、自分の声も届けやすくなるのでおすすめです。 また、何かの拍子に映りこむ可能性を考え、下半身もスーツを着用するのが社会人としてのマナーです。背景も、整理整頓されたシンプルな壁などを選ぶか、無地のバーチャル背景を使用し、だらしない印象とならないよう配慮しましょう。
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Q
- GATBの結果が全部低いと就職に不利になりますか?
- GATB(一般職業適性検査)は、あくまでも自分の特性を知るためのツールの一つなので、結果に流されすぎる必要はありません。そもそも、この検査はハローワークなどで「自分に合う仕事がわからない」という人に提供されることが多く、就職の合否を決めるというよりは、自己理解を深める目的で使われます。 「この結果で就職が決まる」と気負いすぎると、かえって実力が出せないこともあります。リラックスして臨むことが大切です。 結果から仕事が見つかる! 心配なら対策本で練習しよう 仮に、選考でGATBのような適性検査が課される場合でも、それだけで合否が決まるわけではなく、最低限の基準をクリアしているかどうかの絞り込みとして使われることが多いです。 また、全体的に結果が低くても、そのなかで相対的に高い部分に着目し、そこから仕事を探してみるという活用法もあります。対策本なども市販されているので、不安であれば事前に練習しておくと、緊張せずに臨めるでしょう。