このアドバイザーが
回答したQ&Aを読む
364件
-
Q
- 新卒で派遣を選ぶのはありですか?
- 私の考えでは、今は多様な働き方が増えているため、まったく「なし」というわけではないと思います。 とりあえず派遣で働いてみて、自分に合うようであればそのままその会社で正社員になるという道もありますし、合わないと感じれば違う業界や会社を探すことも可能です。 柔軟に、自分の意思を持って働くのであれば、派遣という選択肢も良いのではないでしょうか。 ただし、派遣を選ぶ際のメリット・デメリットについてはしっかりと理解しておく必要があると思います。 まず、会社との間にトラブルがあった際に派遣会社が間に入ってくれるという点がメリットの一つです。また、仕事に慣れない時などにフォローしてくれたり、相談に乗ってくれたりする点がメリットとして挙げられます。 一方でデメリットとしては、いわゆる「派遣切り」に遭う可能性があることです。会社の業績が悪化した際などに、雇用継続を希望していてもそれが難しい場合があると私は認識しています。 理由を明確に! 後悔しない選択をしよう! 将来的なキャリアプランを考えたときに、派遣で働くことが何らかの障害になる可能性について説明します。私がこれまで求職者の人と接してきた経験からいえるのは、「なぜ派遣を選んだのか」という点は転職活動の際に聞かれるポイントになるということです。 そこに対して明確な意思を持って答えられないのであれば、最初から正社員として働くほうが良いかもしれません。 「なんとなく楽だから」という理由で派遣を選んでしまうと、その後の転職で苦労する可能性があると私は見ています。 やりたいことがなくて派遣を選ぶというのも、一度考え直したほうが良いかもしれません。とはいえ、やりたいことを見つけるために派遣でさまざまな仕事を経験するという考え方は確かにあります。 難しいところですが、新卒で派遣を選ぶ場合、その経験をしっかりと自分の気付きにつなげられるのであれば良いと私は思います。 しかし、「なんとなく派遣で」という意識だと、昇進や昇給の面で正社員との差を感じ後悔する可能性は否めないでしょう。
-
Q
- 新卒就活エージェントが合わないので辞めたいです……。
- エージェントとの相性があまり良くないとつらいですよね。合わないと感じたら、無理に続ける必要はないと私は思います。 就職活動は初めてのことばかりで、ただでさえストレスを感じやすいです。そのため、無駄なストレスはなくして、健康的な就職活動をするためにも、辞めるという選択も大切だと思います。 ほかの方法としては、自分で求人サイトで情報を探す、地域の就職イベントや企業説明会(就職フェアなど)に足を運び、実際に会社の人と話してみる、といった方法があるため、自分に合った方法を探してみましょう。 手間はかかりますが、私の経験からいえるのは、直接情報を得ることで、より納得のいく就職活動ができるだろうということです。 利用を辞めるときも社会人としての自覚を持って丁寧に対応しよう エージェントをやめる際に角が立たないように伝えるには、「自分で探してみようと思います」など、相手に不快な思いをさせないように丁寧に伝えることが大切だと私は考えます。 無言で連絡を絶つなどは社会人としてのマナーに反しますので、丁寧に断りを入れることも、一つの勉強だととらえましょう。理由は正直に伝えて問題ありません。
-
Q
- 転職エージェントを使わないほうが良い人はどういう人ですか?
- 私の経験上、人の話をすべて鵜呑みにしてしまう人は、エージェントに振り回されてしまう可能性があります。 エージェントもビジネスのため、多くの求人を紹介してくることがあるのです。 それに対して、「自分の希望とは違う」と自分の意見をしっかりと伝えられない人は、ミスマッチが生じたり、モヤモヤしたりする可能性があるので、あまりおすすめしません。 自分に合うエージェントを見つけて転職をサポートしてもらおう エージェントは非公開求人を紹介してくれるメリットがある一方で、自分で探したほうが良い求人が見つかるという意見もあります。 エージェントを利用してもうまくいかないケースとして、私が見てきたなかでは、エージェントとの相性は非常に重要です。 担当者によって合う合わないは必ずあるため、もし合わないと感じたら、同じ会社内でも担当者を変更してもらうなどの対応を検討しましょう。 自分で探せるのであれば、もちろんそれでも良いですが、非公開求人のメリットも考慮すると、相性の良いエージェントに出会えればそれが最も良いと私は思います。
-
Q
- 明日転職の面接を控えていますが、何もしていません......。
- まず、自己PRをスムーズに話せるように練習してください。そして、その会社で何がしたいのかを言語化することが大切です。 どのような事業をおこなっている会社かも理解せずに面接に臨めば、何をしに来たのかと問われ、不合格になるのは目に見えていると私は思います。 募集職種とまったく見当違いなことを言わないように、仕事内容、扱っている商品やサービス、それらが社会にどのような価値を生んでいるのかを調べ、志望動機として話せるように準備しておきましょう。 最短距離で企業研究をおこない、志望動機を見つけるには、企業の仕事内容をまず理解することが最優先だと私は考えます。 自分の言葉で自分の考えを具体的に伝えることが重要なポイント また、どの程度話せれば準備不足と悟られずに済むかということですが、私のこれまでの面接指導の経験からいうと、どれだけ自分のなかに落とし込んで語れるかによるでしょう。 自己PRや志望動機を述べた後に、「具体的にどういうことですか? 」といった質問が飛んできます。 その際に、自分の意見や考えをいえなかったり、的外れな回答をしてしまったりすると、普段から物事を考えていないのかなと判断されかねません。自分で考える姿勢を示すことが重要です。 面接で「絶対この質問だけは答えられるようにしておいたほうが良い」というものは、やはり「入社して何がしたいのか」「どういうことをやりたいのか」という点だと私は確信しています。 企業が最も聞きたい部分なので、そこに対して、相手が納得できるようなものを用意しておく必要があるのです。 自分のことを語れるのはもちろんですが、その会社で何をしたいのかを自分の言葉でいえるようにすることが最低限必要だと思います。