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Q
- 初めてのOB・OG訪問では何を準備すれば良いですか?
- もちろん、事前に企業のことをできる限り調べていくのは基本です。そのうえで、Webサイトには載っていない、内部の人にしか聞けないことは何かを考え、質問リストを用意することが重要だといえます。 調べればわかるようなことを質問するのは、相手の時間を奪う失礼な行為にあたるため、注意しましょう。 相手への配慮こそが最高のマナーだと心得よう! 最も重要なマナーは、相手が気持ちよく話してくれるように、誠意をもって接することです。 自分がどう見られるかを気にするのではなく、相手が嫌な思いをしないように配慮することを意識しましょう。その誠意ある姿勢こそが、有意義な時間を作るための最高の準備だと結論づけます。
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Q
- 転職面接での志望動機はどう答えるのが良いですか?
- 転職活動であっても、志望動機で自ら退職理由にこだわる必要はないと私は考えます。 退職理由は、あくまで「なぜ前の会社を辞めたのですか?」と質問された際に答えるべきことであり、聞かれてもいないのに話すのは、応募先企業には直接関係のないことです。 そもそも、志望動機に退職理由を持ち込むのは、論点がずれている可能性があります。 退職理由に引きずられずに応募先への熱意を語ろう! 志望動機で重要なのは、過去の話ではなく、現在と未来の話、つまり「今ある数多くの企業のなかで、なぜ当社を選んだのか」という点です。 前の会社の退職理由に引きずられてしまうと、話の筋がおかしくなってしまいます。 まずは応募先企業の魅力を具体的に挙げ、その企業でなければならない理由を明確に伝えることが最も重要なポイントです。
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Q
- 税理士業界が人手不足というのは本当ですか?
- 税理士業界は人手不足というのは本当か、その現状についての質問ですね。結論からいうと、税理士業界は人手不足、特に若手人材が不足している傾向にあるといえます。 その原因として、税理士試験の受験者が、20年前に比べて半減していることが挙げられます。 難易度の高い試験であるにもかかわらず、比較的給与が低いこと、そしてAI(人工知能)の実用化によって将来的に不要になる職業なのではないかという懸念が広がり、若手の志望者が減っているのです。 また、近年はマイナンバー制度やインボイス制度など、新たな制度改正が相次ぎ、業務も非常に多様化しています。 一方で、税理士事務所の設立数は増加し、税理士法人の設立も可能になったことで、必要とされる税理士の数も増えています。そのため、人手不足感は依然として強い状況です。 人手不足はチャンス! 税理士としてのポテンシャルをアピールしよう 人手不足であれば、就職の確率は上がる可能性があります。 経験が浅く資格のない人材を採用し、教育や資格取得の支援に取り組んでいるところもあるため、そのような形で入職することもできるのです。 対策としては、税理士に何が期待されているのかを理解し、自分がその役割をどう全うするかをアピールすることが必要だといえます。
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Q
- 自己PRで理系の学業をアピールするにはどうすれば良いですか?
- 理系の学生は、自身の研究やゼミでの活動が、企業の事業にどのように役立つのかを直接的に伝えることが重要です。 自分が何をやってきたかという事実だけでなく、「この経験がこのように役立ちます」と、具体的な貢献ポイントにつなげて伝えましょう。 直接的な関係がない場合でも、理系の専門性としてアピールできるポイントはあります。研究で培った技術や知識、あるいは論理的に物事を考える力などが挙げられるでしょう。 文書作成能力や伝える力もアピールポイントになる! 過去の経験を棚卸ししよう また、理系の人達は技術文書の作成に慣れているため、ビジネス文書の作成能力が高い場合も多いです。論文作成の経験から英文を書くことに慣れているといった点も、理系ならではのアピールポイントになり得ます。 難しい技術的な内容をわかりやすく説明する能力なども、有効なアピールポイントとなるでしょう。 自分がこれまで培ってきた経験のなかから、きっとこの会社に必要とされるだろうと推測できるような点を具体的に伝えられると良いですね。
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Q
- OB訪問をお断りする場合はどう伝えれば良いですか?
- OB訪問をお断りする場合、最も重要なのは行けないことが確定した時点ですぐに連絡することです。 「心苦しい」「印象が悪くなるのでは」とためらってしまう気持ちはわかりますが、連絡を先延ばしにするのは、結局自分の都合を優先していることになります。 社会人である相手の立場からすれば、早く知らせてくれたほうが、空いた時間をほかの業務に充てられるので、むしろありがたいと感じるものです。 電話で直接謝罪! 誠実な対応をしよう 連絡する際は、メールだけで一方的に済ませるのは避けたほうが良いでしょう。まずは電話で直接お詫びをし、行けなくなった理由を正直に説明するのが最も丁寧な方法です。きちんと理由を説明すれば、まったく問題ありません。 自分の都合で「日程変更をお願いするのも億劫だ」などと考えるのではなく、貴重な時間を割いてくれた相手への感謝と謝罪の気持ちを、誠意をもって伝えることを心掛けましょう。
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Q
- 二次面接の直前には何を確認すべきですか?
- 一通りの準備を済ませ、模擬面接までおこなっているのであれば、逆に答えを作り込みすぎないことが重要になると考えます。 考えた答えを丸暗記して話そうとすると、どうしても不自然になってしまいます。 そうなってしまわないように、いっそのこと一度考えたことは忘れるくらいの気持ちで臨むと良いでしょう。完璧な回答を用意することに固執しない勇気も必要です。 会えるのが楽しみ! その素直な気持ちが一番伝わる 小手先のテクニックを重ねるよりも、その企業に対する本気度、強い興味関心を持っているという純粋な思いを伝えることが大切です。 「役職者の人に会えるのが本当に楽しみだ」という気持ちを自然体で表現できれば、それが最高の対策になります。テクニックよりも、あなたの素直な思いを大切にしてください。
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Q
- 転職のWebテスティングの合格ラインはどれくらいですか?
- Webテストの合格ラインは、点数でいえば60〜70点くらいが一般的かもしれませんが、点数だけで合否が決まるわけではないので、心配しすぎる必要はありません。 計算問題などの能力試験の点数が多少悪くても、通過するケースは多々あります。むしろ重視されるのは適性検査の方だと考えた方が良いでしょう。 正直に答え面接の自分と一貫性を持たせることが重要 適性検査では、嘘をつかずに正直に答えることが大前提です。なぜなら、企業は適性検査の結果と面接での印象がかけ離れていないかを見ているからです。ここで乖離があると、面接で自分を偽っていると判断されかねません。 働きながらできる対策として、日頃からニュースなどに関心を持ち、自分ならどう考えるかという思考の練習をしておくと、論理的思考を問う問題にも対応しやすくなるでしょう。
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Q
- ガクチカで実績がない場合は何を書けば良いですか?
- 自分では「目立った実績がない」と感じていても、客観的にみれば評価できる点は多々あるものです。 たとえば、リーダー経験や受賞歴がなくても、何かを継続してきたことがあれば、それはすばらしい強みになります。 ごく普通のアルバイトであっても、すぐに辞めてしまう人が多いなかで、長期間きちんと続けてきたという事実は、それだけで継続力や責任感の証明になります。 当たり前を続けられた力は最高の才能である その継続した経験のなかで、「当たり前のこと」として意識していたことはないでしょうか。 たとえば、お客様のお皿やグラスが空いたらすかさず声をかけるなどです。当たり前のことを当たり前にやり続ける力は、非常に価値のある能力です。 それが伝わるように話をまとめ、もし難しければ大学のキャリアセンターなどに相談し、一緒に強みを見つけてもらうことをおすすめします。
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Q
- OB訪問の申し込みはどうやってするのですか?
- まずは、大学のキャリアセンターや研究室、教授などに相談し、決まったルートがないかを確認してみるのが良いでしょう。 大学によっては、必ずキャリアセンターや研究室を通すように定められている場合や、OB・OGを紹介してくれる場合もあります。知り合いでなければ、まずは公式なルートを探すのがセオリーです。 ルートがなければ勇気を出して直接アタックしよう そういったものがなければ、自分から直接応募先の企業の人事部などに連絡し、丁寧にお願いしてみるのが一つの方法です。 その際は「〇〇大学の〇〇ですが、〇〇職についてお話を伺いたく、OBの方をご紹介いただけないでしょうか」というように、所属と目的を明確に伝えましょう。失礼のないように依頼すれば、対応してもらえる可能性があります。
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Q
- OB訪問の受付時のマナーや手順はどうすれば良いですか?
- OB訪問の際は、約束の5分〜10分前には会社の受付に到着するようにしましょう。 受付に人がいる場合は、所属大学と氏名を名乗り、「〇〇様と〇時にお会いするお約束をいただいております」と伝えます。 無人の受付で内線電話が置かれている場合も、同様に丁寧な言葉遣いで約束がある旨を伝えましょう。 その場で質問を追加するのもあり! リアルな情報を引き出す質問を心掛けよう 訪問中の質問では、事前に準備したものだけでなく、その場でしか感じられない点を尋ねるのが効果的です。 たとえば、「オフィスに入り、〇〇という雰囲気を感じたのですが、実際はいかがですか?」というように、その場の観察にもとづいた質問をすることで、深い洞察力を示すことができます。 また、対応してくれる社員は、その会社で数年間働いている先輩です。 「数年間お勤めになったうえで感じる、この会社の最も良い点や、他社にはない強みは何ですか?」といった、長く勤めなければわからないことを中心に質問することで、インターネットでは得られない、その企業の将来性や本質に迫る貴重な情報を得ることができるでしょう。