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Q
- Web座談会では何を話せば良いのでしょうか?
- 座談会は、ただ漠然と話す雑談ではなく、何らかのテーマや合意形成といった目的があるはずです。 ほかの参加者と意見が被らないか、自分が浮かないかといったことを気にするよりも、常にその目的を意識することが重要でしょう。 テーマが与えられた場合は、そのテーマを意味のあるものにするために意識を集中し、より質の高い結論へ導くために貢献するにはどうすれば良いかを考えるようにしてください。 発言の際には自分からアクションを! 模擬体験でWeb会議に慣れておこう Web形式なので、発言の仕方や質問の仕方には注意が必要です。 おそらく全員の顔が映る画面でおこなわれると思いますが、発言する際には「手を挙げて合図してください」といった指示が出されることが多いでしょう。その指示に従うことが第一です。 もし指示がなければ、自分から手を挙げるなどの合図をだして、指名されてから話すようにしましょう。いきなり話し始めると、複数の人が同時に話して気まずくなったり、うまくいかなくなったりすることがあるため、注意が必要です。 事前準備としては、友人同士でZoomなどを利用して模擬座談会をしてみるのも効果的だと思います。ロールプレイング形式で練習すると良いでしょう。
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Q
- 面接の志望動機は何秒くらいが適切ですか?
- 面接で志望動機を話す際の適切な長さは、2〜3分程度が目安となります。 最も重要なコツは、伝えたいことが沢山あったとしても、「なぜこの企業でなければならないのか」という最大の理由を一つに絞り込むことです。 あれもこれもと話そうとすると、論点がぼやけてしまい、かえって熱意が伝わりににくくなります。 構成がカギ! 「なぜこの会社か」を3段階でまとめよう その一つの理由を軸に、まず「なぜその点が自分にとって重要なのか」を述べましょう。 次に「その仕事に対して自分にはどのような適性があるか」を示し、最後に「入社後、具体的にどう貢献していきたいか」を説明するという流れで話を組み立てるのがおすすめです。 このような構成で組み立てることで、あなたの熱意が明確かつ論理的に伝わる、説得力のある志望動機になるでしょう。
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Q
- 自己分析で長所と短所をどのように見つけて、どう伝えれば良いですか?
- 自己PRで伝える長所と短所は、「仕事で求められる能力」と関連付けると、企業側にとって魅力的に映ります。 まず、仕事の基本的な流れである「計画→実行→改善」というサイクルを思い浮かべ、そのなかで活かせる自分の能力を考えてみましょう。 たとえば、「計画性」や「実行力」などが、具体的なエピソードと共に語れると有力な「長所」となります。 また、「人の話を丁寧に聞ける」「場の雰囲気を明るくできる」といった、対人関係における強みも、チームで働くうえでは非常に価値のある能力です。 短所は長所の裏返し! 改善案とセットで伝えよう 一方、「短所」を伝える際は、長所の裏返しとして説明するのが効果的です。 たとえば、「場を盛り上げることができる」という長所があるなら、「ときに冗談が過ぎてしまい、空気が読めないと思われることがある」といった形で、長所が行き過ぎた結果として短所を提示します。 そのうえで、「職場ではその点をわきまえ、状況に応じた振る舞いを心掛けたい」と、改善する意志を示すことで、自己を客観視できていると評価されるでしょう。
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Q
- 一次面接の倍率はどれくらいですか?
- 面接の倍率を気にする学生は多いですが、その考え方自体を見直すことが重要だと思います。 多くの学生は、採用を「定員に対して応募者のなかから選ばれる」という相対評価だと考えがちですが、実際には「候補者自身が、その企業に合うか合わないか」で判断される絶対評価に近いものです。 面接は、企業と候補者の「お見合い」のようなもので、他者との比較ではなく、両者の相性が問われます。 仮に採用予定人数に達しなくても、企業が「合わない」と判断すれば採用には至りません。特に一流企業ほど、求める人材像に対する基準は厳しいです。 相性重視! 企業と自分とのつながりを探ろう つまり、「倍率」とは最初から決まっているものではなく、企業が自社の基準で選考をおこなった「結果」に過ぎません。 そのため、コントロールできない倍率の数字に一喜一憂するのではなく、「自分はこの企業とどういう相性があり、どう貢献できるのか」という、自分と企業との関係性を追求することに集中するほうが、遥かに建設的といえるでしょう。
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Q
- グループワークの自己分析ゲームはどんなことをするんですか?
- 「自己分析ゲーム」という特定の名称のゲームが存在するわけではありませんが、グループワークを通じて自己理解を深める活動は数多く存在し、それらを総称してそう呼ぶことがあります。 これらの活動では、自身の価値観を多角的に掘り下げ、それをグループのメンバーに言葉で伝えることが求められるでしょう。 そのため、事前の対策としては、自分自身のさまざまな側面や特性を言葉にできるよう、あらかじめ自己分析を進めておくことが有効です。 柔軟な姿勢で臨むことで新たな自分を見つけることができる ただし、こうしたグループワークの醍醐味は、他者とのかかわりのなかで「自分では知らなかった自分の一面」を発見することにあります。 そのため、「私の自己分析の結果はこうだ」と自分の考えを固めすぎずに、オープンな姿勢で臨むことが、ゲームをよりおもしろく、かつ有益なものにするための鍵となるでしょう。
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Q
- グループワークで出た面白いテーマの事例ってありますか?
- グループワークの面白いテーマや事例について、インターネット上に多くの情報が出ているとしつつも、いくつか具体例が挙げます。 社会課題解決型として、「少子化を解決するには?」「選挙の投票率を上げるには?」など、すぐに答えが出ないような社会課題をテーマに、論理的に結論を導き出す力が試されるでしょう。 企業内課題解決型では、「人事担当として早期離職をどう防ぐか?」「10年後の会社に必要なこと」など、実際の企業の課題や未来像を学生に考えさせるテーマが出されることもあるでしょう。 体験型では、実際にバーベキューをさせたり、焼肉屋に連れていったりして、参加者の行動を観察する企業もあるでしょう。また、「500円を元手に1週間でできるだけ増やす」という課題や、宝探し、脱出ゲームのような実際のゲームを競わせるケースもあるでしょう。 正解を出すことだけではなく話し合いの進め方を意識しよう グループワークで出題されるお題は単に勝敗をみるだけでなく、どういう話し合いをして進めたかといった過程が見られることが多いでしょう。 発想力やチームワーク、そして論理的な思考力を試す意図があることを頭に入れて臨みましょう。
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Q
- 面接で「最近感動したことはありますか」と聞かれたらどう答えますか?
- この質問は「人生で一番感動したこと」ではなく「最近感動したこと」なので、感動は人それぞれであり、あなたの感動が違うといわれることはありません。日常の些細な出来事でも、自分が感動したことなら伝えて良いでしょう。 感動から「何を学び、何に気づいたか」が重要! たとえば、就職活動の合間に、ふと空を見上げたらその青空の美しさにハッとして感動し、自然の偉大さを感じた、といったことでもかまいません。それ以来、日常のなかで気持ちをリセットするために空を見上げるようになった、といったエピソードでも良いでしょう。 面接官から「そんなのはダメだ」といわれることはありません。「君はそういうことに感動するんだね」と受け止めてもらえるはずです。スポーツ観戦や音楽、読書などで感動した経験でも問題ありません。重要なのは、そこから何を感じ、何に気づいたのかを付け加えて話すことです。 題材自体は大きくなくても、その感動を通して自分が何を学び、どう成長したのかを伝えることが大切です。
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Q
- 履歴書で接客業の経験を自己PRする際、どう書けば採用担当者にアピールできますか?
- この学生も、「お客様のニーズを汲み取る力」や「状況に応じた臨機応変な対応」「コミュニケーションによる売上貢献」といった点を挙げられており、接客業の本質を理解されていると感じます。 経験から得た「接客の本質」を語ろう! 接客業で最も大切なのは、お客様に信頼されることです。究極的には、もしあなたがお客様として自分の店に行ったとしたら、どんな人にどんな接客をしてもらいたいかを考えてみてください。そして、お客様のために心から信頼される接客をした経験があるのであれば、それを具体的なエピソードで伝えましょう。 そして、この意識をこれからも忘れずに接客に取り組んでいくという姿勢を示すことが大切です。「これが接客の本質だ」とつかめた経験や、誰かに教えてもらった経験があれば、それを伝えるのも非常に良いでしょう。接客の本質を理解している人だとわかれば、安心して仕事を任せられると感じてもらえるはずです。
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Q
- 公務員の昇任試験、自己PRで何をアピールすれば良いですか?
- 公務員の方の昇任試験とのことですので、公務員の「国民全体への奉仕」という原点に立ち返ると良いでしょう。 目的意識を明確にし、具体的なエピソードで示そう! 単に自分の良い点を伝えるだけでは不十分だと感じていると思いますが、公務員は「私」を捨てて国民全体に奉仕する仕事です。そのため、偏りがあってはなりませんし、自分が良くなろうという意識を前面に出す仕事でもありません。 そこで、課題解決やリーダーシップの発揮が、すべて国民全体の幸福のためにあるという強い意思を示すことが重要です。自分が公務員として、さらにリーダー職としてステップアップしていくことで、国民にどのような奉仕ができるようになるのか、なぜそれが良いことなのかを自分なりに深く考え、示すことができれば、公務員としての揺るぎない信念があることをアピールできるでしょう。 目的をずらさないこと、そしてその目的につながるエピソードを結びつけることが、効果的な自己PRに繋がります。
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Q
- 転職で自己PRでチームワーク力と伝えたいです。
- やはり、まずは具体的なエピソードから入るのが良いでしょう。チームワーク力があると感じているのは、きっと何らかの経験があるからだと思います。その経験を改めて振り返ってみてください。 入社後の活躍をイメージができるかどうか そのエピソードのなかで、どのような力を駆使して課題を解決したのか、目標達成にどのように貢献したのかを具体的に説明しましょう。皆でどのような役割分担をしたのか、自分の力がどのように他のメンバーの力と噛み合って最終的な目標達成につなげるのか、といった流れや工夫した点を具体的に伝えてください。 そうすることで、「最終的にチームワークが得意である」「チームワークができる」といった抽象的な表現にならずに済みます。 また、その経験が入社後の仕事でどのように活かせるのかをイメージしてもらえるようにつなげることも大切です。 たとえば、チームで戦略を立てて成功したエピソードがあれば、「仕事上も同様の場面があると思います」と話すとよいでしょう。