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Q
- ピアノ業界の将来性はありますか?
- 少子化の影響で、アコースティックピアノの国内市場が縮小傾向にあるのは事実です。ピアノ教室の数も減っており、業界全体が厳しい状況にあることは否定できません。 しかし、一方で電子ピアノの需要や、オンラインレッスンといった新しい市場も生まれています。日本のメーカーは、芸術のツールとしてのピアノだけでなく、多様な可能性を模索する力を持っています。 ピアノへの思いをもとに何ができるかを考えて動こう 大切なのは、業界の動向を嘆くのではなく、そのなかで「自分が何をしたいのか、何ができるのか」を考え、行動することです。ピアノが好きだという強い思いがあるなら、業界の将来性を悲観する必要はありません。 あなた自身が新しい価値を創造し、業界の未来を切り拓いていくくらいの気持ちを持つことができれば、道は必ず開けるはずです。
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Q
- 最終面接の結果が遅いと合格の可能性は低いでしょうか?
- 結果連絡の速さと合否の可能性に、直接的な関係はありません。気にしすぎる必要はないでしょう。良い返事ほど早く来る、というわけでもありません。 また、「悪い返事は早くしてあげるべき」というのが私の考えですが、すべての企業がそうした配慮をしてくれるわけではないという現実もあります。連絡が遅いからといって、不合格だと決めつけるのは早計です。 メールの見落としに注意! 連絡がなければ問い合わせよう 約束の期限を過ぎたら、まずは自身のメールボックスを再確認しましょう。迷惑メールフォルダに入っていたり、採用担当者の個人名で送られてきていて見落としていたりする可能性もあります。 それでも連絡がない場合は、郵便事情なども考慮して1〜2日待ったうえで問い合わせてみてください。その際は、丁寧な言葉遣いを心掛けましょう。
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Q
- 一次面接で人事に逆質問するなら何が良いですか?
- 質問の内容そのものよりも、「何に着目し、どういう点に疑問を持ったか」というあなたの視点や思考のプロセスが評価されています。 ただ疑問を解消する場ではなく、企業への理解度や志望度の高さをアピールする絶好の機会ととらえましょう。インターネットで調べればわかるような表面的な質問は避けるべきです。 企業研究のなかで出た自分なりの考えをもとに質問しよう 深く企業研究をしたからこそ生まれる、鋭い質問ができると良いでしょう。 たとえば、単に初任給の額をたずねるのではなく、「決算内容を拝見しましたが、他社と比べて初任給が高いのは、優秀な人材の確保に力を入れているからでしょうか?」というように、自分なりの分析や仮説を交えて質問できると、面接官も「よく調べているな」と感じるはずです。
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Q
- 面接のフィードバック(FB)はもらえますか?
- 基本的にはもらえません。就職活動は学校のテストのように、「合格点は何点でしたか?」「どこを間違えましたか?」といった問いに答えてもらえる場ではないのです。 企業の採用基準や評価の詳細は、社外秘の情報にあたります。それを外部の、しかも不合格だった人に伝えることは、企業にとってリスクになりえます。 「なぜ不合格だったのですか」などとたずねることは、かえって「学生気分が抜けていない」という悪い印象となりかねないので控えるべきです。 不合格理由の質問はNG! 結果を受け入れて切り替えよう 入社後、雑談のなかで上司や人事担当者から「あのときの面接が良かったよ」と言われることはあるかもしれませんが、それを不合格の段階でこちらから求めるのは適切ではありません。 面接の結果は真摯に受け止め、気持ちを切り替えましょう。
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Q
- 転職の面接でメモを取るのはアリですか?
- まず「メモを取ってもよろしいでしょうか」と一言断るのが礼儀です。 しかし、面接という短い時間のなかで、メモを取る行為が相手の話への集中を妨げ、重要なメッセージを聞き逃すことにもつながりかねません。 セミナーや説明会であれば、メモを取る姿勢は熱心さの表れととらえられますが、一対一の対話である面接では、少し印象が異なります。 メモに頼らない準備をして話を聞くことに集中しよう 基本的には、相手の目を見て話に集中することをおすすめします。面接会場には手ぶらで入る、という前提で指導する講師もいるくらいです。 また、企業によっては、手荷物を控え室に置いてくるよう指示される場合もあります。メモに頼るつもりでいると、そうしたときに本来の力が出せなくなるかもしれません。 メモがなくても対応できるよう、しっかりと準備して臨むのが理想です。
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Q
- 面接のお礼状はどんな書き方が良いですか?
- 基本的にお礼状を送る必要はないと考えています。お礼状の有無で合否が左右されることは考えにくく、むしろ内容によってはマイナスな印象となるリスクもあります。 たとえば、お礼状のなかで相手企業を褒めたたえるような内容を書いたとしても、それは評価の対象にはなりにくいでしょう。 単純に面接の機会をいただけたことへの感謝を伝えるという以上の意味を持たせるのは難しいです。 送るなら面接後すぐ! あなた自身の言葉で思いを書こう もし送るのであれば、面接後すぐに感謝の気持ちを簡潔に伝えるのが良いでしょう。時間が経ってから送っても、あまり意味はありません。 また、社名だけ変えたような定型文では、あなたの思いは伝わりません。 本当に差別化したいなら手書きという手もありますが、それによって採用が決まることはまずないでしょう。それよりも、面接の中身で勝負することを目指しましょう。
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Q
- カジュアル面談後に書類選考で落ちる理由を教えてください!
- 本来、カジュアル面談は合否を判断する場ではありません。企業の雰囲気や働き方を応募者に知ってもらい、相互理解を深めることを目的としています。 もちろん、企業側も応募者の雰囲気は見ていますが、それ自体が選考のステップというわけではないのです。 カジュアル面談は、あくまで企業説明会の延長線上にあるくらいに考え、選考プロセスとは切り離してとらえるのが自然でしょう。 純粋な書類選考の結果として受け止めることが大切! したがって、「カジュアル面談を通過したのに書類選考で落ちた」と考えるのではなく、カジュアル面談とは別に、正式な書類選考の段階で、企業が求める要件と合わなかったと考えるべきです。 カジュアル面談の場で良い評価だったと感じたとしても、それはそれとして受け止め、書類選考の結果に直接結び付けないほうが良いでしょう。 カジュアル面談の有無が、その後の選考結果に直接影響することは基本的にはないと考えてください。
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Q
- 転職活動の面接に落ちてしまいました。
- 転職活動の最終面接で不合格になる理由は一概には言えませんが、まず転職希望者自身が「なぜ転職したいのか」という根本的な動機を明確に持っているかが問われます。 現職への不満や、自身の成果が出ないことを会社や環境のせいにして「こんな会社辞めてやる」という気持ちでいると、その姿勢は面接官に見透かされるのです。 企業側から見れば、「会社を辞めたいと思っている社員」は、往々にして「会社側も辞めてほしいと思っている社員」である可能性が高いと認識されるでしょう。 受かればラッキーはNG! 本気度を示そう 一つの指標として、「会社から引き止められる存在になってから、初めて転職を考える」という心構えが重要です。そのレベルに達して初めて、それでも転職したいという明確で前向きな理由が見つかるはずでしょう。 「この会社に落ちても別に良い」というような中途半半端な気持ちは、最終面接の場では簡単に見抜かれてしまいます。社会人としての転職である以上、相手企業を徹底的に分析し、説得力のあるポジティブな動機を語ることが不可欠です。
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Q
- 派遣の面接では志望動機をどう伝えるべきですか?
- 派遣社員として派遣先の企業で面接を受ける際の志望動機は、正社員の就職活動とはまったく異なるアプローチが求められます。 「会社の理念に共感しました」といった抽象的な熱意を語ることは効果的ではありません。企業が派遣社員に求めているのは、長期的な視点での人材ではなく、即戦力となる「マンパワー」だからです。 企業分析が大切! どのように貢献できるのかを自分の言葉で語ろう したがって、志望動機では自身の具体的な「能力」に焦点を当てることが最も重要です。 まず、派遣先企業の業務内容を分析し、どのようなスキルが求められているかを理解します。 そのうえで、「私のこのスキルは、貴社のこのような業務で即戦力としてお役に立てます」というように、自身の能力が企業のニーズにどう合致するかを明確にアピールしましょう。 能力を重点的に伝えることが、採用を勝ち取るための鍵となります。
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Q
- ディベートではどんな話題が出されますか?
- ディベートでは、AかBかといったように白黒をはっきりさせるテーマが出されやすいでしょう。しかし、その目的は、議論に勝つことや相手を論破することではありません。 企業がそこで結論を求めているわけではないということをまず理解しておくのが大切です。あくまで、討論のプロセスを通じて、あなたの思考や姿勢を見ているのです。 相手への丁寧な対応を! 話を聞く姿勢を持とう 見られているのは、「人の話をしっかり聞けるか」「自分の思いをどう伝えるか」といったコミュニケーションの姿勢です。 次は何を言おうかと考えるあまり、人の話を聞いていないということになれば本末転倒です。 どんな場面でも、相手への敬意や丁寧な言葉遣いといったルールを守ることが大前提です。 たとえ自分と違う意見でも、まずはしっかりと受け止め、そのうえで自分の考えを冷静に話すことを心掛けてください。