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Q
- 就活で親の職業を聞かれるのはなぜですか?
- 本来、面接では親の職業について聞いてはいけないNG質問の一つです。 これは、応募者の適性や能力とは直接関係のない家庭環境などの事項で採否を判断することは、就職差別につながる恐れがあるため、厚生労働省も公正な採用選考をおこなううえで配慮すべき事項として注意を促しているからです。 したがって、金融業界などで親子で同じ会社に所属できないといった特別な規定がある場合などを除き、基本的にはあなたが回答する義務はありません。 冷静な対応でプライバシーを守ろう! 答えたくない場合は、「どのような意図でのご質問でしょうか」と穏やかにたずねてみるのがおすすめです。 「プライバシーにかかわることですので、お答えできかねます」や「回答は控えさせていただいてもよろしいでしょうか」と伝えることも可能です。 企業側がどのような対応をするにしても、冷静かつ丁寧な態度を保つことが、無用な誤解を避けるうえで重要です。 親の職業が選考結果に影響するかどうかは一概には言えませんが、企業側がその情報を理由に合否を判断することは一般的にはないと言うことを覚えておきましょう。
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Q
- 就活は結局見た目がすべてですか?
- 就職活動において、いわゆる顔採用のような容姿そのものが合否を決定づけることは、アナウンサーなど一部の特殊な職種を除けば、基本的にはありません。 企業の選考では応募者の能力、経験、人柄が最も重視されるとはいえ、第一印象を左右する雰囲気の良さ、とりわけ清潔感については選考に影響を及ぼす可能性は十分考えられます。 笑顔や真摯に話を聞く姿勢など社会人に相応しい態度を意識しよう たとえば、常に笑顔を心掛け、相手の話に真摯に耳を傾ける素直な姿勢は、「この人と一緒に働きたい」「この人なら顧客に良い印象を持ってもらえそうだ」というポジティブな評価につながりやすいものです。 特にオンライン面接では、対面よりも表情や声のトーンが伝わりにくいため、意識して明るい表情を作り、ハキハキと話すことが、あなたの印象を大きく左右する一因となります。 TPOに合わせた適切な服装や髪型、丁寧な言葉遣いなどの基本的な身だしなみやマナーも含め、自分が周囲からどのような印象を持たれているかを意識し、改善していく配慮は、社会人の基本姿勢として大切にしましょう。
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Q
- ガクチカでSNS運用は評価されますか?
- SNSの運用経験をガクチカとして書く学生は多くいますが、適切に伝えれば十分評価につながります。 一般的に、SNS運用は、決して誰でもできることとは見なされていません。 アピール方法としては、フォロワー数の変化、エンゲージメント率など具体的な数字を用いて成果を示す、運用前後でどのような変化があったか、画像編集、投稿内容などに関してどのような工夫をしたかを説明してみましょう。 自分のSNS運用経験を「なぜ」で深掘りして万全の回答準備を! このテーマのガクチカについての深掘り対策としては、「なぜ、ほかのことではなくSNS運用を力をいれることに選んだのか」「どのようなターゲットにどんなことを届けたかったのか」「ほかに考えられた施策はあったか」など、「なぜ」を繰り返してそれに対する回答を考えておくことが重要です。 アルゴリズムに関する理解など、専門的な知識を問われる可能性も視野に入れておき、回答の準備をしておくと、さらなる高評価を得られる可能性が高まります。
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Q
- 面接の待ち時間は何をすれば良いですか?
- 面接の待ち時間は、選考の一部ととらえ、油断せずに過ごすことが大切です。 早く到着し、もしほかに一緒に選考を受ける学生がいる場合は、受付を済ませた後の控え室で挨拶や「緊張しますね」といった軽い雑談を交わすことは問題ありません。 場の雰囲気を和ませ、あなた自身の緊張をほぐすだけでなく、自然なコミュニケーション能力や協調性を示す機会にもなり得ます。 ただし、大声で話し込んだり、個人的な情報を聞き出したりするのはNGです。周囲への配慮を忘れず、節度ある振る舞いを心掛けましょう。 企業情報や自分の回答などを最終確認しながらマナーを守って待機しよう 自分1人の場合や周囲が静かにしている状況であれば、すでに提出しているエントリーシート(ES)のコピーや企業のパンフレットを持参し、それに静かに目を通したり、あるいは想定される質問と回答を頭のなかで整理したりしながら待ち時間を過ごすと良いと思います。 最も避けたいのは、スマホを長時間操作したり、大音量で音楽を聴いたり、あるいはほかの企業の資料を広げたりする行為です。 これらは集中力がない、あるいは志望度が低いと誤解される可能性があり、社会人としてのマナーを疑われることにもつながります。 面接の待ち時間は、控え室での姿も見られているという意識を持ち、落ち着いた態度で面接本番に向けて集中力を高めていくことが重要です。
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Q
- 面接でいつも噛んでしまいます……。
- 面接で噛むこと自体は、それほど悪いことではありません。噛むことを気にしすぎて緊張し、自信がなさそうに見える方が問題です。 噛むことでほかの部分に影響が出るのは避けるべきです。 流暢さより中身!準備したことをしっかり発揮しよう プレゼンテーション大会ではないので、噛むこと自体を気にする必要はありません。 意識すべきは、準備した内容をきちんと伝え、相手の質問の意図に沿った回答をすることです。そちらの方が重要だからです。
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Q
- 就活で親と揉めるときはどうすれば良いですか?
- 就職活動で親と揉める場合、親御さんの世代、たとえば就職氷河期世代と現在の価値観や就活状況がまったく異なることが一因です。 当時の大学生と今の大学生では人数も大学進学率も異なり、親御さんが自身の時代の物差しで測ってしまうことがあります。 たとえば「せっかく大学に行ったんだから」という言葉や、女性の一般職がまだあった時代の価値観の違いも原因となります。 時代背景や親心を理解した歩み寄りが大切! できれば親子で話し合いたいところですが、難しい場合もあるでしょう。親御さんの気持ちもわからなくはありません。 冷静に客観的なデータや資料を見せたり、親世代向けの就活情報を伝えたりして、親御さんにも現在の状況をインプットしてもらう必要があります。 子供から喧嘩腰ではうまくいかないため、冷静に話し合うか、信頼できる第三者に入ってもらうのが良いでしょう。 学生側も親世代の苦労や親心を理解しつつ、時代状況の変化を伝える努力が必要です。親世代の就活状況をまず学生が勉強するのも有効です。
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Q
- 20代における仕事観とは何でしょうか?
- 就職活動でよく使われる「成長」や「社会貢献」といった言葉を、自分の言葉で具体的に掘り下げることが仕事観につながります。 「あなたにとっての成長とは、具体的にどういうことですか?」「どのように社会に貢献したい、どんな社会が理想だと思いますか?」といった問いに自身の考えを持つことが重要です。 仕事間について質問する企業側の意図を理解しよう! 企業にとって新卒採用はリスクもともなう投資です。だからこそ、自社の仕事を通じて本人の成長を実現でき、共に社会貢献を目指せる、双方にとってWin-Winの関係を築ける人材を採用したいのです。 そのマッチ度を確認するために、面接官はあなたの仕事観を深く知りたいと考えています。
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Q
- 仕事に対して無感情なのですが、熱意を持った方が良いのですか?
- まず、そうした状態が続くのはメンタルダウンの兆候である可能性も考えられるので、心の状態を第一に気にかけてください。 「熱意を持たねば」と不安に感じていること自体が、心のメッセージなのかもしれません。 世のなかには、必ずしも情熱的ではなくとも仕事をしている人はたくさんいますので、熱意がないこと自体が悪いわけではありません。 重要なのは、何に不安を感じているのかを突き詰めることです。 不安の具体例から自分の価値観を深掘りしよう! たとえば、やりがいがないと離職してしまうのではないかという恐怖なのか、キャリアが停滞することへの懸念なのか、あるいは年収が上がらないことへの不安なのか。 同じ状況でも何も感じない人もいるなかで、不安に思う点に解決のヒントが隠されているはずです。 一度、専門のカウンセラーなどに相談し、自分の気持ちを整理してみることをおすすめします。
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Q
- 人間関係が原因で仕事が楽しくないです。
- 人間関係の問題は、実際にその環境に入ってみないとわからない部分が大きく、非常に難しい問題です。 まず、そのように感じている原因が特定の人にあるのか、それとも職場全体に問題があるのかを見極めてみてください。もしほかにも同じように感じている同僚がいるかもしれません。 転職を考える前にまずは情報収集でリスクを減らそう! 現在の業務内容自体は好きなのであれば、同じ職種の経験者として転職活動をすれば、求人は見つかりやすい可能性が高いです。 ただ、転職先の人間関係が良いかどうかは、応募段階ではわかりにくいのが実情です。 企業の口コミサイトをしらべたり、離職率を確認したり、あるいはハローワークなどで頻繁に同じ求人が出されていないかをチェックしたりすることで、人の入れ替わりが激しい職場かどうかをある程度は推測できるかもしれません。
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Q
- 接客業が向いてないので辞めたいと毎日考えてしまうのですが、退職すべきでしょうか?
- クレーム対応は、誰にとっても精神的に辛いものです。 まず、ご自身でクレームが発生しにくいような工夫を試みて、それでも状況が改善せず、仕事の大変さがやりがいを上回ってしまうのであれば、転職を考えるのも一つです。 しかし、対人関係がなったく発生しない仕事は、世の中になかなかありません。そのうえで転職を考える場合、未経験から事務職などに就くのはハードルが高いのが現実です。 次の道へを考えるためには計画的な準備と新しい視点が大切 もし転職を考えるのであれば、在職中に準備を進めるのが賢明です。 たとえば、未経験でも始めやすい仕事からキャリアを再スタートさせる、あるいは事務処理能力を示すために資格を取得するといった選択肢を検討しておくと良いでしょう。