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Q
- グループワークがつらいです……。
- グループワークが苦手な学生は、まず発言しないと評価の対象にすらならないという点を理解することが重要です。 能力が低いから落とされるのではなく、「発言がないため、どのような人物か判断できなかった」という理由で不合格になるケースは少なくありません。 ただし、派手に目立ったり、議論をリードしたりすることだけが評価されるわけではありません。 たとえば、議論が白熱しているときに「残り時間から逆算すると、そろそろ結論を出すための議論に移ったほうが良いのでは」と提案することも、立派な貢献です。 貢献の形はさまざま! 練習を重ねて苦手意識を克服しよう 苦手意識を克服するためには、大学の授業やゼミで意識的に発言する、友人との練習、あるいは大学や新卒応援ハローワークが開催するグループディスカッション対策講座に参加するなど、実践の場数を踏むことが大切です。 苦手ながらも一生懸命チームに貢献しようとする姿勢は評価されますので、当事者意識を持って取り組んでみてください。
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Q
- 転職に英検1級を持っていると有利ですか?
- 通訳や翻訳など英語力を直接生かして仕事をするなら非常に有利ではないでしょうか。どちらも英語運用能力を表すので有利不利はないように感じます。 しいて言えば、英検だけにあるスピーキングなどが証明できることにもなるでしょう。 しかし、一方でTOEICではビジネス場面での運用力を問われるので、希望している転職先がどのような業界であり、仕事内容がどのようなものなかを考慮することをおすすめします。 英語力をどう活かしたいかが、転職活動の軸になる いずれにしても、どちらも誰でも取得できるものではないので、チャレンジされることは大いにおすすめですし、有利にはなると思います。 しかし、本来、あの山に登りたいからこの靴買った(英語力を身につけた)というなら説明がつきやすいですが、「この靴があるからどの山登ろうか?」の場合、選べることはとても素晴らしいことです。 しかし、企業側からするとほかにもっといい条件があれば、「すぐそちらの山に登るかも」と思われても仕方ないです。 英語が得意ではない私が言っても説得力は薄いですが、英語は、仕事をするための手段であり、もっというと仕事も人生をどんなふうに送りたいかの手段の一つに過ぎません。 転職してどのような人生になれば、自分らしくいられるでしょうか。そこを考えてみることもおすすめします。
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Q
- 面接で自己PRと長所を効果的に伝えるにはどうすべきですか?
- 自己PRや長所を伝える際は、それを裏付ける強みが発揮されたエピソードを具体的に話すことが不可欠です。「私の長所は計画性です」と述べるだけでは、まったく説得力がありません。 その際、応募する企業の仕事内容を深く理解し、自分の強みが、その仕事のどのような場面で活かせるかを具体的に想像しながら話せると、効果的な自己PRになるだけでなく、しっかりと仕事研究をしているというアピールにもつなげられます。 アピールしたい長所は1に絞って深く語ろう もし伝えるべき長所が複数あって迷う場合は、1つに絞ることをおすすめします。3つも4つも話すと、結局何が一番の強みなのかが曖昧になってしまいます。 自分のなかで「この強みが6割を占める」というように、最も自信のあるものを1つ選び、そのエピソードを深く語るようにしましょう。面接官の印象に残りやすく、深掘りされた質問にも対応しやすくなります。
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Q
- OB・OG訪問の始め方を教えてください!
- 現代では個人情報保護法の観点から、企業や大学がOB・OGの情報を安易に開示することは難しくなっています。 まずは、大学のキャリアセンターに相談するのが最も確実な第一歩です。 キャリアセンターでは、卒業生のリストの有無、企業ごとの連絡先など、大学独自のルールを教えてもらえます。知り合いの紹介を通じてつながるのも、非常に可能性の高い方法です。 近年では、ビズリーチ・キャンパスやMatcher(マッチャー)といったマッチングアプリを利用する学生も増えています。 ただし、アプリには企業が公式に紹介を委託しているケースと、社会人が個人の善意で登録しているケースがあります。 後者の場合、過去にトラブルも報告されていて、必ずしも安全とは限りません。利用する際は運営会社の規約をよく確認し、慎重に判断しましょう。 また、X(旧Twitter)など匿名性の高いSNSではなく、実名・会社名が公開されているビジネス用SNSを通じてアポイントを取る方法も有効です。 知りたいことを明確にし準備万端で臨もう 訪問する際は、社会人の貴重な時間をもらっているという意識を持ち、企業の基本情報など、自分で調べればわかることは必ず事前に調べておきましょう。 「何がわからないかすらわからない」という状態での訪問は避けるべきです。
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Q
- 「得意分野は英語」をどうアピールすれば評価されますか?
- 英語を活かして、どのような仕事をしたいのかが重要になると思います。たとえば、通訳、翻訳、英語の先生など英語がそのまま仕事内容と直結するなら、英語力をアピールすることも良いかも知れません。 しかし、多くの仕事の場合、英語はツールであってそれを活かしてどのような仕事をしたいのかということが本質になることが多いです。 一例にすぎませんが、私の前職も英語が必要な仕事のイメージが強く「○○になるには」という特集などでも「英語はやったほうがいい」と表現されることが多いです。 しかしならが、身につけた英語を活かして、客室乗務員として何がやりたいのか、何が出来るのかの方が重要です。 英語で何をしたいか、どう努力したかを明確に伝えよう 質問者さんは、英語が得意とのことなので、その英語力を身につけるために多くの壁にぶつかりながらも、努力を続けられたから、今があるだとと思います。 その過程で身につけた諦めない心、継続力、課題解決力などをテーマに自己PRにするのはいかがでしょうか。 英語力が必要な企業とのことなので、おそらくほかの応募者も英語が得意な方が多いと思います。そういう環境では、英語力だけでは、差がつかない可能性も高いでしょう。
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Q
- パイロットのOB訪問は可能ですか?
- 可能かどうかと言えば、可能だと思います。 しかし、パイロットだけではないのですが、個人情報保護法の関係でどこの企業であっても、従業員の情報を開示することが難しい時代です。知り合いを通してつながるのが一番の方法かと思います。 各大学のキャリアセンターにOB・OG訪問についてのやり方のマニュアルなどがある場合が多いので、そちらを参照してみてください。 もしくは、航空系の学部がある大学ならば、なにかしらの手段がある場合もあるかもしれません。 近年、OB・OG訪問のマッチングアプリなどもありますが、企業がOB・OG訪問を一括して依頼している場合もあれば、社会人が個人でボランティアとして登録している場合もあります。 後者の場合は、必ずしも本当にその企業の社員という保証があるとは限りません。運営会社の規則や取り組みに委ねられるので、確認してください。 また、公式にOB・OGの紹介をしているかどうかは会社によると思います。一度問い合わせてみるのも一案です。 やらずに諦めるよりも、やってみてNGのほうが、自身の納得度も高いのではないでしょうか。 仕事内容を知りたければイベントをチェックしてみよう 以前のようにコックピット見学なども出来ませんのでなかなか難しいですが、条件は全員同じです。 また、パイロットの仕事内容を知るには各航空会社のISに参加することや、地域や何かしらのイベントの航空教室等でパイロットが登壇することもあるでしょう。 空港での空の日なども調べてみても良いでしょう。航空大学校等や航空系学部がある大学のイベントもあるかも知れません。
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Q
- ガクチカで勉強をアピールするのはだめですか?
- 決して良くないわけではありません。むしろ、ガクチカとして学業について語れる学生は多くないため、それだけで面接官の印象に残りやすいという利点があります。 企業によっては面接で学業についてたずねることもあるので、まったく問題ありません。 ただし、どうしても一人での努力という側面に偏りがちです。 そのため、同じ勉強というテーマであっても、ただ一人で頑張ったと話すだけでなく、友人や教授を巻き込んで勉強会を自ら企画した経験や、仲間同士で切磋琢磨しながら目標を達成した経験などを加えることができるとより高い評価につながります。 具体的な実績や数字で努力を可視化しよう! 客観的な結果として、GPAの成績が優秀であったり、学部で優秀賞を受賞したりといった実績があれば、それが最もわかりやすいアピールになります。 そうした実績がない場合でも、たとえば「1日に何時間勉強した」「予習復習をこれだけ徹底した」というように、具体的な数字を用いて努力の量を示したり、アルバイトやサークルと両立させるために時間をどう工夫したかを語ったりすることで、主体性や計画性をアピールできます。 単に「頑張りました」で終わらせず、当たり前だと思われないような具体的な工夫や事実を伝えることが重要です。
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Q
- 履歴書やESのゼミ名はどこまで書くべきでしょうか? 正式名称? 略称?
- エントリーシート(ES)などでゼミ名を記入する欄がある場合、著名な指導教員名そのものよりも、あなたがそのゼミで「どのような内容を研究し、何を探求してきたのか」を具体的に記載する方がはるかに重要と考えられます。 なぜなら、企業は教員名よりも、あなたがどのような学問分野に興味を持ち、主体的に取り組んできたのか、その専門性や思考のプロセス、そしてそこから何を得たのかを知りたいと考えているからです。 企業がゼミ活動から見ている点は、理系か文系かで若干異なります。 特に理系の場合は、研究内容そのものが専門知識、実験・分析スキル、論理的思考力といった業務に直結し得る能力を示すものとして詳細に確認される傾向にあります。 一方、文系の場合、必ずしもゼミでの研究テーマが直接業務内容に結びつくとは限りませんが、研究テーマへの向き合い方、情報収集や分析、考察といった学ぶプロセスそのものから、あなたの知的好奇心、課題発見・解決能力、論理構成力、そして真面目さや継続力といった学業への取り組み姿勢を評価しようとすることが多いでしょう。 真摯な学びをアピールし評価UP! 学業、特にゼミでの主体的な研究活動への取り組みは、付け焼き刃の対策が通用しにくく、ごまかしが効かない部分です。 面接などで深掘りされた際に、真摯に取り組んでいなければ受け答えに窮することもあり、その人の本質的な学習意欲や誠実さが見えやすい部分だからこそ、企業は注目するのです。 したがって、ゼミ活動で培った学びや経験を、自分自身の言葉で具体的に、そして熱意をもって語れるように準備しておくことが、あなたの評価を高めるうえで非常に大切になります。
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Q
- 自己PRで「人の懐に入るのが上手い」強みを効果的に伝えるには?
- 「人の懐に入るのがうまい」という強みは、特に営業職など人と密接にかかわる職種において、関係構築能力として評価される可能性があります。 しかし、この表現はやや主観的で、受け手によっては自慢ととられたり、具体的な能力が伝わりにくかったりする懸念もあるため、伝え方には工夫が求められます。 そのため、もし直接的な表現を避けたいのであれば、「相手に深い信頼感を与えることができる」や「初対面の人でも自然と心を開かせるのがうまい」といった、より具体的な行動や結果を想起させる言い換えを検討してみると良いでしょう。 これらの表現は、相手への配慮や傾聴力、関係構築のプロセスにおけるあなたの行動特性を示唆し、企業が求めるコミュニケーション能力として理解されやすくなります。 多様な相手とのエピソードを伝え長所を裏付けよう 面接では、言葉だけでなく、あなたが醸し出す親しみやすさや誠実さといった雰囲気も、この強みを裏付ける重要な要素となります。 具体的なエピソードとしては、たとえば、初対面で警戒心の強かった相手と打ち解けられた経験や、年齢の離れた人、あるいは意見の異なる人とも粘り強く対話し、最終的に良好な関係を築けた経験などを盛り込むことをおすすめします。 そうした経験は、あなたのコミュニケーション能力の幅広さや、多様な価値観を受容できる柔軟性を示すものとして、高く評価されるでしょう。
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Q
- 内定が2社出て悩んでいます。
- 内定先の業界が同じか異なるかで、比較のポイントは大きく変わると考えられます。 仕事内容、たとえば総合職か専門職かなどが異なる場合は、それが最も大きな判断基準の一つとなります。自分が最も何を大事にしたいかを見極めることが重要です。 給与については、現在の金額だけでなく、将来的な昇給の見込みや制度も考慮すべきです。 比較表で情報を整理して納得の選択をしよう また、長期的な視点でキャリアを考え、自身の性格と企業文化のマッチングも大切になります。社員の平均年齢や勤続年数なども参考にすると良いです。 比較検討の整理方法としては、マトリックス表を作成し、給与、待遇、福利厚生、企業文化、業務内容など、自分が重視する項目を並べて比較するとわかりやすくなるはずです。