このアドバイザーが
回答したQ&Aを読む
1069件
-
Q
- なぜ残業は発生するのでしょうか。
- 「残業したくない」と思うのは甘えではありません。仕事に対する考え方の一つです。お金をたくさん稼ぎたいと思っている人にとっては基本給だけでなく、残業をすることで残業代をもらえることが嬉しいと思うこともあるでしょう。 また、仕事とプライベートが地続きの人もいます。仕事が好きで好きでいつでも考えていられるという人であれば、残業を残業と捉えずに仕事をし続けられるでしょう。 どれが良い悪いということではなく、仕事や働き方、人生に対する考え方の違いなのです。もし会社全体や上司が「仕事は何よりも優先すべきもの」「仕事で成果を上げることが社会人として何よりも大切だ」のような考え方を持っていて、その考え方を社員や部下にも当然のものとして押し付ける傾向があると、価値観の異なる人は苦しく感じるでしょう。 社員に残業をさせない企業もあるため自分の希望とマッチする企業を見つけよう 質問者さんが「残業したくない」と考えるのであれば、自分が所属するかもしれない会社や部署がどのような組織風土か、しっかりと見極めることが大切です。 そもそもなぜ残業が発生するのかという問題について、要因はさまざまあり、クライアントや他部署など相手が原因となるケースが例として挙げられます。 たとえばあるIT企業で、クライアントにシステムを販売することになったとします。最初の取り決めで「◯月◯日に納品します」としていたところ、急遽クライアントから「この機能も追加してほしい。ただし納品日は取り決め通りでお願いしたい」と依頼されれば、通常の業務時間内では間に合わず、残業せざるを得ない状況になります。 もちろん「その機能を追加すると納品日は守れません。(社員に残業をさせることになるので)この案件はお断りします」と会社が言えば残業は発生しません。会社としてどのような判断をするかによって変わるわけですが、競合他社がいるなかで、大事なクライアントの依頼を断ることができないということもあるでしょう。 近年、時間外労働は低下傾向にはありますが、まだまだ存在しています。一方「社員に残業をさせない」という企業も出てきているため、そういう視点で企業研究をしてみてはどうでしょうか。質問者さんの価値観と合う企業が見つかるかもしれません。 たとえば残業時間や有休消化率は、大企業であれば就職四季報に記載されています。就職四季報に記載されていない企業については、ホームページ(HP)を調べたり、OB・OG訪問で直接質問するなどといった方法で知ることができるでしょう。
-
Q
- 最終面接でほぼ採用と言われたのに連絡がありません。
- 質問者さんからのメールに対しては何かしらの反応が欲しいところですね。ただし、このようにリアクションがないことに対して「不合格だからだ」と判断するのは性急です。 本来であれば2~3日後に会社から何かしらの連絡はあってしかるべきだと思いますが、担当者がどうしても忙しすぎて対応に遅れが出てしまっている、会社内で何かしら時間がかかる状況がある(上司の決裁が遅れている)なども考えられます。 ひとまずこちらから電話はせずに、あと4~5日(つまりメール送信から1週間)待ちましょう。それでも何もリアクションがなければ再度メールで問い合わせてみるのが良いかと思います。 メールで問い合わせる際はマナーを守って丁寧な内容を心掛けよう メールで連絡をする際は、決して相手の対応をとがめるような文面を送ってはいけません。たとえば下記のような内容はNGです。 「面接後2~3日後には電話連絡をするとのことでしたが、何も連絡がなかったのでメールにて問い合わせました。それに対して未だに返信がありません。ほぼ採用と言われたのですが、どうなっているのでしょうか? 不採用だから連絡がないのでしょうか。至急ご回答お願いいたします」 こういう気持ちはあってもぐっとこらえて「お世話になっております。〇〇大学〇年〇〇です。〇月〇日に「~~~」という表題でメールをお送りしましたが、ご覧いただけましたでしょうか。合否に関するご連絡をいただけるとのことでしたが、ご状況はいかがでしょうか。大変お忙しいとは存じますがご連絡いただければ幸いです。何卒よろしくお願い申し上げます。」くらいの丁寧さで、あくまでもマナーを守って問い合わせをしましょう。
-
Q
- 内定辞退の撤回を申し出ましたが、どう思われるでしょうか?
- 基本的には撤回はできないものですが、それでも応募者に対する会社側の評価がかなり高かった、新たに採用する人をまだ決めていない、内定辞退や撤回時のマナーが良くその理由も納得できるものだった、そのような場合だと撤回を受け入れてもらえることもあるようです。 とはいえ好ましくない行為として捉えられることは事実です。基本的には撤回を受け入れてもらえないものとして考えておいた方が良いでしょう。会社から「2週間以内には返答する」という回答をもらっているのであれば、ひとまずその連絡を待ちましょう。 就活を再開するべきかどうかは自分の気持ち次第 質問者さんが「B社に入ってもいい」と思えるのであればそれが良いでしょうし、そうでなければ就活を再開すれば良いのです。どちらかが正解でどちらかが不正解というわけではありません。 この最後の質問や、内定辞退の撤回をした経緯から、質問者さんの特徴として「自ら決断するのが苦手」もしくは「自分の意見や考えに自信がない」という傾向があるのではないかと推察します。 他人の意見を参考にするのは非常に大切ですが、他人の意見で決めたことは後になって「どうしてあんなことをしたんだろう」と後悔しやすくなります。 周囲のアドバイスなどは参考にしつつも、最終的には「自分が決めたことだ」という判断であれば、その結果に対しては納得しやすいものです。A社への内定辞退の撤回がどうなるかはわかりませんが「自分自身の気持ちを大切にする」という姿勢で最終判断をしてみてください。 のちのち後悔しない判断をするために大切なのは「どちらを選んだか」ではなく「どのように考えて選んだか」なのです。
-
Q
- 内定辞退の撤回はできますか?
- 内定辞退の撤回は基本的にはできませんが、今回の質問者さんのケースでは内定辞退を伝えた日に撤回メールを送っているので、受けてくれる可能性はあるかもしれません。 しかし、先方が質問者さんの内定辞退を受けて、既に別の人に採用連絡をしているなどの動きがあれば撤回は無理でしょう。今回のケースはどちらのパターンも考えられるので、質問者さんが考えているように直接コンタクトを取ってみるのが良いかと思います。 連絡をする前には必ず回答の準備をしておこう 注意点として、コンタクトを取る前には必ず準備をしましょう。まず、「なぜ内定辞退をしたのか」、そして「なぜそれを撤回しようと思ったのか」、これらをきちんと説明できる状態にしておきましょう。 職場としては質問者さんの気持ちの揺れ動きの理由がわからなければ「また心が変わって入社辞退するのではないか」と疑ってしまいます。 説明するための準備は頭の中だけでせずに、必ず紙に書き出してください。そしてその紙を手元に置いて話すようにしましょう。ただでさえ言いにくいことを伝える状況で緊張しやすいです。伝えるべきことをきちんと伝えるためにも、そのような準備をして連絡しましょう。
-
Q
- やりたい仕事がありません。
- まずは「年収がいくらくらい」「家から近いところ」「残業が少ないところ」など、仕事を探すうえで質問者さんが「これは大事だな」と思える最低限の「条件」をいくつか決めましょう。好き・嫌いではなく客観的な条件です。 そのうえで、人手不足の業界に目を向けてみてください。具体的には医療、福祉、販売、宿泊、建設、情報通信などの業界です。人手不足ですから競争率も低く、採用の確率も上がります。 志望動機は嘘でなければ多少盛っても構いません。「業界研究をする中で興味が湧いた」「自分が貢献できそうな内容だと感じた」など、凝った内容でなくてもOK。そうしてひとまず働き出してみるのです。 働いてみてから見えてくることもある その会社でそのまま仕事が続くのであればそれはそれで良いでしょう。仕事をしながらさまざまな会社に触れることがありますし、今まで目にしなかったことも見ると思います。自分の仕事に対する好みなども、わかってくることが多いです。 今すぐやりたいことに携わらなくても、仕事をしながら探していくというスタンスで動き出し、数年かけて「あれ、これやりたいかもしれない」ということを見つけれられれば良いのではないでしょうか。
-
Q
- 卒業後に同棲をするため就活を迷っています。
- 質問者さんにとって、仕事を決めるうえで最も重要な要素が「何をするか」ではなく「どこで働くか」であれば、お付き合いしている人と勤務地のことを情報共有しながらお互いの就活を進めることが大切になってきそうですね。 質問者さん自身は既卒で就活をしても良いと考えているのであれば、ひとまず相手の人が応募している勤務地と同じ勤務地で働ける案件に質問者さん自身も応募をする。それでうまくいけばそこでお互い働き出せばいいわけです。 質問者さんの就活が相手の勤務地と異なるところで決まったりうまく進まないことがあれば、内定辞退する、もしくは既卒での就活に切り替えるという2段構えで進めてはどうでしょうか。 勤務地が近い就職先を狙うなら大都市圏がおすすめ お互いの就活がうまくいき、勤務地が近くで同棲できる確率を上げるには、お互い「大都市圏での就職」を狙うことかと思います。 最も確率が高いのは東京でしょう。質問者さんの相手が「やりたい仕事をやりたい」とのことですが、求人の案件数が多いのも東京です。東京であればかなり多くの選択肢から自分のやりたい仕事を選ぶことが可能です。 質問者さんも数多くの求人の中から選べるので、就職の確率を上げることができるかと思います。大都市圏であれば、どちらかの勤務地が横浜でどちらかが東京という場合でも一緒に住むのは可能です。関西であれば、どちらかが大阪でどちらかが京都もしくは神戸とかでも一緒に住めそうです。 ひとまずお互い大都市圏狙いでいってみてはいかがでしょうか。
-
Q
- TOEICは就活でどの程度評価されますか?
- TOEICの評価は基本的に限定的です。なぜ限定的なのかというと、会社の仕事内容によって英語力への評価は変わるからです。業務上英語が必須であれば、会社が設けた基準に達していることが最低条件になりますし、その場合は重要な評価対象になるでしょう。 英語を全く使わない、国内の仕事のみを扱っている会社に応募した際、TOEICの点数が800点あってもそれ自体は「すごいねえ」とはなりますが、採用を決める大きな要因として評価されるかどうかはわかりません。 また外国との取引があり、非常に高い英語力が求められる会社ではTOEIC600点でも周囲と差別化しずらく「それくらいの人はたくさんいるよ」と高い評価をされにくいこともあります。 英語が好きで英語力を活かしたいなら高得点の取得を目指そう 繰り返しますが、会社の仕事内容によっても評価が変わり、また点数自体でも評価が変わります。「じゃあ高い点数を持っていれば低く評価されることはないわけだ」とも考えられますが、それはそうです。 TOEICの点数を上げるために投資する時間とお金に対する費用対効果を考えると、質問者さんが英語好きで、今後英語を使う仕事に就きたいと考えているのであれば、無駄にならないかと思います。 しかし、現在特にやりたいことや仕事の方向性が未定で、「ひとまずTOEICの点数を持っておいた方が何かと有利になりそうだ」くらいの理由であれば、業界研究や企業研究・自己分析・面接練習などに投資する方が就職活動においてはリターンが大きいのではないかと思います。 もちろん英語の勉強をするのが苦でないのであれば、これらの就活準備をしながらTOEICの勉強をするのもありです。「TOEICの点数を持っていれば就活で有利になる」というのは、決して間違いではありませんが「有利になる」効果の大きさは、限定的だと捉えておいた方が良いでしょう。
-
Q
- エントリーシート(ES)提出時に虚偽のスコアを書いてしまいました。
- 内定承諾書には「ESに虚偽がないと認める」とある以上、ES提出後にTOEICの点数を上げ、あとからES記載以上の英語力を身に付けたとしても、ESに虚偽があったことは事実です。 企業が人材を採用する際に見ているポイントは「能力」はもちろん「人柄」や「熱意」など、総合的なものです。「今の自分に英語力がこれくらいあるのは事実」というのは「能力」という1点を見ればそうでしょう。 しかし会社に対して虚偽を申告していた、という事実に対して「人柄」部分をどう判断するかは会社次第です。 質問内容にあるように、今後資格証明書類の提出を求められた際、事実と異なることに関して指摘を受けた場合は正直に伝えるしかないのではないかと思います。 「ES記載内容は事実であるが、ES提出後に実力試しで再受験した」と誤魔化すこともできなくないかもしれませんが、不審に思った会社側から「ES提出時のスコアの証明書を出してくれ」と言われればアウトです。事実と異なる経歴を提出すればそれは「経歴詐称」に当たります。 どのように対処されるかは会社の考え方による 今回のケースについて会社が「ES提出時は点数が足りなかったけど、今はこれだけ英語力があるからまあいいか……」と考えるかもしれませんし、厳しい場合だと「ES提出時の段階で選考をしているわけだから、そこに虚偽があったことは看過できない」と判断することも考えられます。 楽観的に考えると、点数や取得時期のズレに気付かずスルーされる可能性もあり得ます。どの判断がなされるかは会社次第なので、可能性の高さは本当になんとも言えません。
-
Q
- 伝えた経歴に差異があると内定取り消しになりますか?
- 今回のケースは、事実と異なる内容を伝えているので経歴詐称となる可能性が高いと言えますが、企業側の対応がどうなるかは正直わかりません。厳しい場合は「内定取り消し」もあり得るでしょう。逆に何も言われずにスルーされる可能性もゼロではありません。 会社側の判断として(採用活動が終了しているのであれば)、質問者さんの内定を取り消してほかの誰かを新たに採用するコストや成功可能性と、質問者さんをこのまま雇用することを比較検討して「経歴を正直に伝えなかったことは引っかかるが、総合的に見てこのまま採用で良いのではないか」と判断するかもしれませんし、問答無用で内定取り消しとするかもしれません。それは会社次第です。 内定取消になった場合は受け入れることが吉 採用選考にあたっては「提出した書類の内容に虚偽があった場合は……」という注意があるケースがほとんどです。質問者さんが事実と異なる内容を会社に伝えて選考に臨んでしまったことは変えられないので、もし内定取り消しになったとしても正直「自分が悪かった」としか言えないところです。 厳しいように聞こえますが、会社としてもルールを守って選考に臨んだ人を不採用にしているわけです。こういったことを考えても、ルールを守らず選考に臨んだ人を内定取り消しにする判断に対しては何も言えないのでは、と思います。
-
Q
- 自己PRで四字熟語使うのってかっこいいですよね!?
- まず「おすすめの四字熟語を教えて欲しい」とのことですが、質問者さんの性格や特徴がわからないので、膨大にある四字熟語の中から「これがぴったりだと思います」という提案は難しいです。 このような質問はChatGPTという無料で使える文章生成AIに聞いてみるといろいろな例を出してくれるのでおすすめです。 試しにChatGPTに「私の性格は◯◯で、◯◯な面もあります。この性格を表す四字熟語を10個あげてほしい」とリクエストしてみてください。 それでしっくりこなければ「ピンとこないので、もう10個別な例をあげて」と再度リクエストしたり、性格の説明を少し変えて入力してみてください。自分にぴったりの四字熟語を見つける方法としておすすめなのはこれです。 どんなに凝った自己PRが作れても相手に伝わらなければ意味がない また、四字熟語を自己PRに盛り込むことを企業がどう思うかについてお答えします。こういうときに気を付けるのは、ひねりを利かせすぎて何を言いたいかよくわからない表現を避けることです。 そのような表現で伝えられると、もし私が採用担当だとしたら「これを言うと相手がどう感じるかを想像できないんだな、相手目線がなくて幼いな」と感じます。 たとえば大胆不敵とか、以心伝心、一期一会など、比較的認知度が高く、聞けばほとんどの人がわかる四字熟語であれば良いのですが、「ん……? それってどういう意味?」となるような難しいものは、いくら自分のことをぴったり表現していて「かっこいい」と思えても、それは自己満足でしかありません。 四字熟語で表現したい気持ちはわかりますが、そこにこだわりすぎて相手に対するわかりやすさを失うのは本末転倒です。先に挙げたやり方で四字熟語を探してみて、適切だと思えるものがなければ短い文で表現するという選択肢も残しておいてはいかがでしょうか。 最後に、四字熟語を使って自己PRをする際、高評価をもらえるポイントは、どのような四字熟語をチョイスするかではなく、その後に続く説明が端的で理路整然としており「確かにそうですね!」と相手に納得感を与える内容であることですよ。