Q
大学3年生
男性
エントリーシート(ES)提出時に虚偽のスコアを書いてしまいました。
内定承諾書に関して質問があります。
内定承諾書には、エントリーシート(ES)に虚偽がないと認めることを条件とすると書いてありました。ES提出時にTOEICを虚偽のスコアで申請をしてしまったのですが、その後TOEICを受検しなおして記載していた点数以上の点を取得し、面接に挑み内定をもらいました。内定承諾書はまだ提出していません。
今後資格証明書類の提出を求められた際は、実際に取ったスコアを提出するつもりですが、点数が少し上がっていることと取得時期が少しずれていることに関して指摘を受けた場合にはどのような対応を取れば良いでしょうか。
指摘された際には、内定取り消し対象となる可能性が高いか、許される可能性があるか教えていただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
虚偽を伝えたことには変わりない
内定承諾書には「ESに虚偽がないと認める」とある以上、ES提出後にTOEICの点数を上げ、あとからES記載以上の英語力を身に付けたとしても、ESに虚偽があったことは事実です。
企業が人材を採用する際に見ているポイントは「能力」はもちろん「人柄」や「熱意」など、総合的なものです。「今の自分に英語力がこれくらいあるのは事実」というのは「能力」という1点を見ればそうでしょう。
しかし会社に対して虚偽を申告していた、という事実に対して「人柄」部分をどう判断するかは会社次第です。
質問内容にあるように、今後資格証明書類の提出を求められた際、事実と異なることに関して指摘を受けた場合は正直に伝えるしかないのではないかと思います。
「ES記載内容は事実であるが、ES提出後に実力試しで再受験した」と誤魔化すこともできなくないかもしれませんが、不審に思った会社側から「ES提出時のスコアの証明書を出してくれ」と言われればアウトです。事実と異なる経歴を提出すればそれは「経歴詐称」に当たります。
どのように対処されるかは会社の考え方による
今回のケースについて会社が「ES提出時は点数が足りなかったけど、今はこれだけ英語力があるからまあいいか……」と考えるかもしれませんし、厳しい場合だと「ES提出時の段階で選考をしているわけだから、そこに虚偽があったことは看過できない」と判断することも考えられます。
楽観的に考えると、点数や取得時期のズレに気付かずスルーされる可能性もあり得ます。どの判断がなされるかは会社次第なので、可能性の高さは本当になんとも言えません。
企業がESの虚偽についてどのように捉えているかによって異なる
TOEICのスコアを重視している場合は資格証明書の提出を求められる可能性がありますが、特に重視していなければ提出を求められることはないので、虚偽の記載についても心配する必要はないでしょう。
資格証明書の提出を求められた場合は、提出時に直近で受検した資格証明書を提出したと伝えれば問題ありませんし、ESに記載した資格証明書の提出などの指摘がなければ、何も伝えずに提出して良いでしょう。
内定承諾書提出時に、直近のTOEICのスコアを伝えることもできますが、企業の受け取り方によっては、良い方向に進まない可能性があるので、慎重に検討すべきです。
一般的には問題になる可能性は少ないが正直つ伝えることが大切
ESに記載した点数以上を取得していますので、一般的には問題になることはありません。しかし直近のものを提出してもESに記載したTOEICの証明書の提出を求められた場合は、虚偽記載についてのチェックがおこなわれているため、正直に伝えた方が良いでしょう。
正直に伝えることで許される可能性が高いですが、悪質だと判断されれば、内定取消になる可能性はあります。
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