Q
大学3年生
女性
世界遺産検定は就職に有利ですか?
世界遺産検定の資格を履歴書に書こうか迷っています。
趣味として勉強して世界遺産検定の2級を取得したのですが、周りの就活生が簿記やTOEICなどのビジネス系の資格をアピールしているのを見て、「ただの趣味の資格だと思われないか」と不安を感じています。
調べると「世界遺産検定は就活に役立たない」と書いてあるサイトもあり、有利にならないのなら今からほかの資格を取得しようかどうかも迷っています。
世界遺産検定は就活に有利になるのでしょうか? 有利になる場合、履歴書への具体的な書き方や面接でアピールするコツ、そして特に活かせる仕事について教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
直接有利になる場面は限られる 取得したプロセスが重要
その資格自体が、直接仕事に役立つ場面は限られるかもしれません。
しかし、業界や業種によっては、その検定の知識が非常に役立つこともあります。
たとえば、営業職であれば顧客との話のネタとして使えるかもしれません。
ほかにも、旅行業界でツアーを企画したり、海外の人と接する機会が多い接客業であれば、顧客の国の文化について話すきっかけになり、役立つのではないかと思います。
「資格を取った過程」を語れるように準備しよう
履歴書の資格欄に書くスペースがあるのであれば、ぜひ書くべきです。
面接で「なぜこの検定を取ろうと思ったのか」「勉強するうえで苦労した点」「その知識を今後どう仕事に活かしたいか」といった点を具体的に話すことができれば、資格そのものよりも、そこに至るプロセスがアピールになりますよ。
伝え方次第ではアピールの材料になる
結論から言うと、履歴書に書くのはありです。
就活において有利になるか否かという点は、応募する企業の事業内容や職種によりますが、仮に事業内容や職種と直接関係がない場合でも、面接時の雑談や、伝え方によってはアピール材料にすることもできます。
伝えるのは資格そのものではなく人柄
この手の質問で、企業が知りたいことは「仕事に関連する資格を持っているか」という点ももちろんですが、そのほかに「その資格を取得するまでのプロセスから見える人柄」を知りたいとも思っています。
そのため、資格そのものだけでなく、「なぜ、その資格を取得しようと思ったのか」、「どのように勉強に取り組んだのか」、「資格取得を通して、どのような力が身に付いたか」など、あなた自身のことをしっかりアピールしましょう。
たとえば、資格取得の勉強をアピールする場合、合格までの勉強の計画を立て、地道に勉強を続ける必要があります。ここから自己管理力、継続力、好奇心旺盛などといったことをアピールにつなげるというやり方もあります。
せっかく取得した資格です。ぜひ、頑張った自身を振り返り、アピールに活かしてください。
履歴書を書く時間がない時は、「履歴書完全マニュアル」を活用しよう!
履歴書に何を書けばいいか困っていませんか?就活は限られた時間の中で準備する必要があるので、履歴書だけに時間をかけてはいけません。
そんな時は履歴書のポイントを網羅した「履歴書完全マニュアル」を参考にしましょう。この資料を見れば、選考を突破できる履歴書をすぐに書くことができます。
実際に利用できるテンプレートもついているので、書き方を参考にしながら志望企業の選考を突破しましょう。





