このアドバイザーが
回答したQ&Aを読む
200件
-
Q
- 面接で、落ちたと思ったら受かってた、なんてことはあるものですか?
- 面接で、落ちたと思ったら受かっていた、なんてことってあるのかというご質問ですね。実はとてもよく耳にします。 「受かったと思っていたところが落ちて、ダメだと思っていたところから内定をもらえた」といった話は割とよくありますよ。 厳しめの質問は期待の表れかもしれない たとえば、最終面接で前半の段階で面接官が「この人は採用しない」と判断したのでしたら、それ以降の時間を深く追及する必要がないため、なんとなく楽しく会話ができたら良い、というスタンスで臨むことがあります。 企業側としては、不採用と決めた学生に対して冷たい態度を取ると、後でSNSに会社の悪評を書かれてしまう可能性もあるため、穏便に面接を終えたいという意図があるのです。 逆に、採用しようと考えているものの、判断に迷っている学生に対しては、少し厳しめの質問が飛んでくることがあります。 これは「本当に頑張れる人なのか」「強い思いがあるのか」などを判断したいという意図があるためです。 そのため、学生としては「うまく答えられなかったな」と思っていても、面接官側は「難しい質問だったけれど、頑張って対応してくれた」と評価していることもあります。 このように、感覚と企業の評価が異なることはよくあるので、必要以上に落ち込まないでくださいね。
-
Q
- グループワークで発言できない場合はどうすれば良いでしょうか。
- グループワークでなかなか発言できないと悩む学生の方は多いですよね。 自分の意見をできるのが理想ですが、課題によっては意見を出しにくかったり、周囲の活発さに圧倒されてしまったりすることもあるでしょう。そのようなときは、無理にオリジナルの意見を出そうとしなくても大丈夫です。 まずはメンバーの誰かの意見に同調することから始めてみませんか。「〇〇さんの意見にとても賛成です!」と述べた上で、さらにご自身の言葉や具体的なエピソード、例などを加えることで、積極的に議論に参加している姿勢を示すことができます。 聞く態度も大切な評価ポイントである そして、意外と見落としがちなのが「聞く態度」です。これも面接官が評価する大切なポイントになります。 誰かの意見を聞くとき、しっかりと相手の目を見て、軽く頷きながら聞くなど、積極的に議論に参加している雰囲気や態度を示すように心掛けましょう。 そうすることで、話している相手も安心して話せますし、あなたが困ったときに助けてくれる味方になってくれる可能性も高まります。 肯定的に話を聞くことは、コミュニケーションにおいて非常に効果的な方法です。
-
Q
- 工場の面接で志望動機はどう答えるべきですか?
- 工場勤務というとものづくりに興味があるからと、実際に自分がおこなう業務から志望動機を考えがちです。 しかし、企業の社員として職に従事するのですから、なぜその業界に興味を持ったのか、またその企業に魅力を感じたのはなぜなのかを志望動機に入れる必要があります。 企業研究と自身の体力や経験を紐づけて、具体的に貢献できる点を語ろう また、将来の目標などがあるようでしたら、それも志望動機に入れていきましょう。 工場の仕事は体力的な負担もオフィスワークに比べると多くなります。タフな部分をアピールしたいのであれば、過去のエピソードから体力に自信があることがわかるエピソードを探してみてください。 「〇〇時代の××の経験から体力には自信があり、この私の強みは御社での工場勤務において発揮できると考えております。」などと伝えると良いでしょう。 可能であれば、採用面接の前に工場見学をさせていただくのも良いと思います。想像しただけで話すよりも、実際に働く様子を見て感じたことを話す方が採用担当者にも伝わると思います。 工場勤務でなくても、店舗がある企業や、見学できる場所がある企業を受ける方には、私は必ずお店や店舗見学をしてくるようにとアドバイスをしています。 実際に働いている様子を見ることで、自分自身の働き方もイメージする事ができ、どの強みをどのように活かすかなど具体的に考える事ができるからです。 しっかり業界研究、企業研究をして面接に臨むと良いでしょう。
-
Q
- クリニックの面接、志望動機はどう話せばいいですか?
- クリニックへの転職の際、なぜ今までの職場を辞めて、そのクリニックで働きたいと考えているのかは当然聞かれます。 まず、病院や医療機関ではなくクリニックで働きたい理由が必要です。もちろん患者さんとの距離が近いからという理由も良いのですが、なぜ距離が近いと良いのか、距離が近い中で活かせる強みとして、患者様とのコミュニケーション能力や、柔軟な対応力もアピールできると良いでしょう。 クリニックは、病院とは働き方や環境が違います。勤務時間も、シフトで夜勤がある病院とは違い、働きやすい時間帯での勤務も可能になるかもしれません。そ のことで、自分自身のワークライフバランスを整えることができるかもしれません。志望理由としてそのような理由があっても良いのです。ワークライフバランスが整うことで、長く働くことが可能になるというのであれば、採用担当者としては嬉しい事です。 クリニックの特徴をしっかりとつかんで志望動機に盛り込もう クリニックはそれぞれカラーがあります。診療科も違えば、治療方針も違うでしょう。そのクリニックの魅力を話せるようにしましょう。 相談者の方は、看護師です。大切なのは看護師としてそのクリニックで何が出来るのかです。今までの経験の掘り起こしをおこない、クリニックでどのように活躍できるのかを説明できる事が最も大切です。 私は現在クリニックの採用にも携わっています。規模は大きくないクリニックのため、それぞれ従業員の役割分担がされ、それぞれが求められる仕事をこなす事が大切なこととなっています。 また医院長の方針に沿った治療の補助や患者様への対応が求められています。それ以外にも長く働いてくれる方かどうかや、他の従業員と良いコミュニケーションが取れるかなども採用のポイントとなっています。 以上のように、なぜクリニックで働きたいのかを正直に話すことや、どの部分で貢献できるのかをアピールすることが大切だと考えます。
-
Q
- 一次面接は何分くらいが一般的ですか?
- 個人面接は、20〜30分くらいが一般的です。一方、グループ面接は30〜40分くらいでおこなわれるケースが多くあります。 参加する学生の人数にもよりますが、グループ面接における一人ひとりの持ち時間は10分くらいだと考えておくと良いでしょう。 時間は企業によりさまざま! 柔軟な対応を心掛けよう もちろん、これらはあくまで目安の時間です。 企業によっては15分という短いものもあれば、逆に60分かけてじっくりおこなうところもあります。 面接全体の回数が2回で終わるのか、3回以上あるのかによっても、一次面接にかける時間は変わってきます。 そのため、事前に企業の採用プロセスを調べておくと、おおよその時間の予測がつくかもしれません。
-
Q
- 温厚な性格は短所になりますか?
- 温厚な性格は短所ではありません。むしろ、温厚かつ穏やかで、落ち着いている人と仕事ができることを喜ぶと思います。 しかし、その部分だけしかアピールしないと、仕事に対する積極性やリーダーシップの部分はどうなのかと気になるところです。温厚でありながら、積極性がありリーダーシップが取れる方はたくさんいます。 自己分析で温厚さと掛け合わせる強みを見つけよう 質問者さんにも、ほかにアピールできる強みがあるのではないでしょうか。自己分析で、ほかの強みを見つけてみてください。それらの強みと合わせて自分のことをアピールしていきましょう。 リーダーシップといっても、いろいろなタイプがあります。グイグイとみんなを引っ張っていくタイプ、周囲を巻き込みメンバーの強みを引き出すことで成功に導くタイプなどです。 自身の強みを活かすとどのようなリーダーになれそうですか。イメージしてみましょう。 学生に話を聞くと、さまざまなリーダー像が見えてきます。 強みである傾聴力を活かしてリーダーとして問題を解決しながら成功に結びつけたエピソードや、調整力を活かしてメンバーの仕事を調整し成功させたエピソードなど、その人ならではのリーダー像がありました。 ぜひ自己分析をして、強みとして話せることを探してみてください。
-
Q
- 就活でエントリー数が少ないのはまずいですか?
- 私は就活講座なども担当しています。そこでいつもお話ししているのは、大学3年生の夏休みまでは業界を広くみること、そして秋に入ったら3〜5業界に絞ることです。早期選考を除いて、3月からは10〜20社にエントリーすることを推奨しています。 また、業界については1つに絞ってしまうとリスクがあります。興味のある業界に絞って活動しても、業界側から見たときに適性が違うと判断されてしまうと、なかなか結果に結びつかないということがあるのです。 それから別の業界を探し始めると、時期的にも遅くなり可能性が狭くなっていきます。 また、エントリー数でいうと、少なければ丁寧な対応ができるものの、どれだけ数が少なくても選考の過程で不合格となってしまうことも多いです。「途中で持ち駒がなくなってしまいました」とキャリアセンターに相談に来る学生も多くいます。 自分の軸をもって10~20社に応募できるように準備しよう! だからこそ、10~20社に応募できるように準備を進めてほしいと思います。そのためには、選考が本格的に始まる3月までにエントリーシート(ES)を書いておく、面接対策をしておく、業界や企業研究をしっかり進めておくなどの対策が必要です。 また、業界や企業を脈絡なく選ぶのではなく、自分の就活の軸に合わせて選ぶことが大切だといえます。 自分の持つ価値観が共通して通用する企業であれば、同じエピソードを使って採用担当者の質問に答えることも可能だからです。
-
Q
- 仕事が全然うまくいないのでもう疲れました。
- なぜ上手くいかないのか、どの部分でつまずいているのかなどを分析してみることが大切です。 自分の知識面の強化が必要であるのか、周囲とのコミュニケーションに問題があるのか、疲れが溜まり仕事に集中できていないのか、さまざまな理由があると思います。 原因がわかることで、改善策も見えてくることが多いです。 原因分析と相談を通じて、疲れの根本に向き合うことが前進への第一歩 また、周囲の人に話を聞いてもらうなど相談をしてみると良いです。話すことで状況や気持ちも整理できます。内容によっては、上司や人事に相談してみるのも大切です。 精神的にも疲れが溜まっているようなら、お休みを取って好きなことに時間を使う、ゆっくり旅行に行ってくるのも有効です。 場合によっては、転職を考えるのも一つの手です。ただ、現在の仕事から逃げるための転職ではなく、前向きな転職にする必要があります。 私が転職希望者の支援をしていたときに感じたのは、今までの仕事に自信を持っている人と、満足できなくて転職を考えている人では、転職活動の結果も違ってくるということです。 採用担当者の気持ちになってみると想像ができると思います。一人で悩まずに、周囲の力も借りてより良い方向を探してみてください。
-
Q
- 学校推薦の就職、合格率はどれくらいでしょうか?
- 学校推薦をもらえたら、簡単に内定ももらえるだろうと考えることは危険です。 たしかに一般で受けるより合格率は上がるものの、実際の合格率は70%~80%程度です。もちろん企業によっても違うため、合格率が低い企業もあれば100%に近い企業もあります。 また、学校推薦を使う場合注意してほしいのは、内定をもらえたら辞退することができないということです。 万が一内定を辞退するようなことがあると、学校側がその企業からの信頼を失うということになります。翌年以降の後輩の採用にも影響が出る可能性も否定できません。 そのため、よく業界研究、企業研究などをおこない、本当に入社したい企業の学校推薦に応募することが大切です。 学校推薦だけに頼るのは危険! 大学側と連携しながら一般応募も進めよう さらに、学校推薦の場合、書類選考で落とされることはないものの、面接での様子や話す内容は、一般枠の応募者と同じように見られています。だからこそ、しっかりと面接対策をすることが必要です。 そのため、学校推薦の企業だけでなく、一般枠での応募も気を抜かず進めていきましょう。 大学のキャリアセンターとしっかりコミュニケーションを取り、わからないことは積極的に質問や相談をしていくと良いです。
-
Q
- 就活で周りと比べて焦るのは良くないでしょうか?
- 私がよく学生の皆さんに話しているのは、就職活動は運動会ではないということです。早く終わった人が勝ちではありません。早く決まっても時間がかかっても、自分に合う企業でやりがいを持ち、社会人の第一歩を踏み出すことが大切です。 たしかに、周囲の人が就活を終え、自分のことに時間を使っている様子を見ると焦る気持ちはとてもよくわかります。 しかし、諦めず粘り強く頑張っている人は必ず結果を出すことができています。苦しくなったら、趣味の時間を増やしたり、息抜きに旅行をしたりしてリラックスする時間を作りましょう。 第三者に相談して軌道修正をすることが内定のカギ 結果が出ていない場合は、第三者に客観的な視点で上手くいっていない理由を探してもらうことをおすすめします。自分だけで活動していると視野も狭くなりがちです。 原因を改善できずに同じことを繰り返している可能性があるため、専門家に相談し、改善すべきポイントを明確にしましょう。 特におすすめなのはキャリアセンターです。キャリアコンサルタントに話を聞いてもらい、修正できる点は積極的に改善していきましょう。