仕事を辞めるなら7月は避けるべきですか?

今の会社を辞めて転職したいと考えており、区切りを意識して7月での退職を検討しています。ただ、7月は夏のボーナス支給直後にあたるため、「ボーナスだけもらって辞めた」と悪く思われないか不安です。

また、7月退職だと転職活動が夏の長期休暇と重なり、採用活動が停滞して内定が遅れるのではないかと焦りもあります。実際、仕事を辞める時期として7月は転職活動に不利になるのでしょうか?

キャリアコンサルタントの方に、7月退職のメリット・デメリットを詳しく伺いたいです。また、7月に辞める場合に転職を成功させるための準備や、ボーナス後の退職理由を面接でどう伝えるとよいか、具体的なアドバイスをお願いします。

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国家資格キャリアコンサルタント/キャリアデベロップメントアドバイザー

前田 解子

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7月退職はボーナスを受け取って堂々と進めよう

退職をする場合、企業の決算時期や年度の初めなど、業務が大変な時期は避けたほうが良いと考えます。その観点でいうと、質問にある7月に辞めることは、特に問題はありません。

しかし、どのような時期に辞めたとしても、企業や同僚からネガティブな印象を持たれる可能性は否定できません。 自分が退職した後に業務が増える人がいる場合、退職を控えてほしいと思われることは簡単に想像できます。 そのため、まったく悪い印象を与えず、円満に退職できることは、非常に難しいのが実態です。

ただし、配偶者の転勤にともなう退職、家族の介護による退職などのように、やむを得ない理由がある場合には、問題とされることはないと考えます。

また、ボーナスは、あくまでこれまでの勤務期間に対する対価として支給されるものであり、将来の勤務に対して支給されるものではありません。 たとえば7月に支給されるボーナスは、1月から6月までの勤務実績に基づいて支給されるものです。

そのため、ボーナスを受け取ったうえで退職することに問題はありません。 「ボーナスだけを受け取って退職した」と評価されることはないと考えられます。

実際にこれまで、ボーナス支給後に辞めた人の再就職支援では、面接で「ボーナスを受け取って辞めた」ことについて、質問されたり問題視されたりした人はいませんでした。 それよりも、退職理由の方が重要視されると考えます。

退職理由が人間関係や体調不良などの場合は、「うちに入社した場合に同様のことが起きるのではないか」と深掘りされた人もいました。

余談ですが、転職がしたいと相談に来た人に、私はまず「退職金支給の対象になっているか」「企業型確定拠出年金があるのか」と就業規則や社内規定を確認するように伝えています。

退職してから「あと数カ月で対象だったのに……」ということのないようにしてほしいと考えます。

在職中の転職活動は時間の確保と準備に注意!

また、転職活動への影響については、再就職の時期をどのように考えているのかで異なってきます。

これまで支援してきた人たちの多くは1カ月半から2カ月で採用されていきました。ただし、これはコンスタントに活動をした場合です。

まず、7月末に退職して8月1日から次の会社に入りたいということであれば、在職中から活動をする必要があります。 退職の2カ月以上前から求人を探して、応募書類を準備し、面接に行くということです。

たとえばゴールデンウィーク明けから動き出し、しかも1社ずつ進めていたのでは、決まるまでに時間がかかります。 そのため、複数の企業に同時に応募していくことになります。 この時期であれば夏の長期休みは関係ありません。

デメリットは、仕事をしながら求人を選んだり書類の準備ができるのかということ、さらには、面接の連絡が来た場合に休んで面接に行けるのかということです。

これまで、離職期間がない形で転職を希望する人の支援もしましたが、「忙しくて書類が作れませんでした」という人が少なくありませんでした。

また、退職してから仕事を探すということであれば、夏の長期休みには求人を選んで応募書類を作成している時期にあたるのではないかと考えます。 そのため、企業側の採用意欲が下がるなどは考えなくて良いでしょう。

退職してからの就職活動の場合、12カ月以上勤務していた人は、まずはハローワークに離職票を持って求職の申し込みをしに行きましょう。

自己都合退職の場合、雇用保険の基本手当がもらえるのは1カ月後からになりますが、早期再就職手当がもらえる可能性があります。 無駄だと思わずに手続きしましょう。

転職の場合、学生の就職活動と大きく違うのは、職務経歴があるということです。 そのため、履歴書のほかに職務経歴書を作成することをおすすめします。

書類を作成する過程で、「自分」が整理され、面接などでのアピールにもつながります。

既卒就活で後悔したくない人は、適職診断からはじめよう

既卒の就活は新卒と違い、選べる職業に限りがあります。そのため、簡単に就職先を決めると入社前とのギャップから早期退職につながる恐れがあります。

これから既卒就活をはじめる人は、まず「適職診断」を活用しましょう。適職診断では、簡単な質問に答えるだけであなたの強み・弱みとぴったりの職業がわかります.

また、どのような職業を選んだらいいか就活軸も見つかるため、これから就活を始める今に取り組むのがベストです。

既卒就活で後悔しないためにも、今すぐ診断してみましょう。

キャリアコンサルタント/キャリア・デベロップメント・アドバイザー

佐藤 恭子

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7月退職は問題なし! ボーナスはもらおう

7月の退職について、人事担当者がどの程度気にするかは担当者によって異なる場合がありますが、一般的にはそれほど問題視されることはないと考えられます。

ボーナスをもらって辞める人は一定数いるため、7月末などの退職は珍しいものではないのです。

ボーナスは過去の頑張りへの対価として支給されるものであるため、ボーナスをもらって辞めることが企業への不義理になることはありません。

採用活動は夏休み明けの秋口が狙い目

また、7月いっぱいで仕事を辞めて8月から転職活動に入ると、企業も夏休みに入り始めるため、採用担当者も不在になることが多いです。

また、4月に新入社員が入り、7月には社内移動がいったん落ち着く影響もあるため、秋口から再び求人の補充が始まる傾向があります。

そのため、秋口になってからのほうが求人を探しやすい可能性も否定できません。ただし、7月に活動を開始したからといって求人が全くないわけではありません。

自分の今の状況と、転職先への希望入社日を考えながら転職活動を進めましょう。

既卒就活で後悔したくない人は、適職診断からはじめよう

既卒の就活は新卒と違い、選べる職業に限りがあります。そのため、簡単に就職先を決めると入社前とのギャップから早期退職につながる恐れがあります。

これから既卒就活をはじめる人は、まず「適職診断」を活用しましょう。適職診断では、簡単な質問に答えるだけであなたの強み・弱みとぴったりの職業がわかります。

また、どのような職業を選んだらいいか就活軸も見つかるため、これから就活を始める今に取り組むのがベストです。

既卒就活で後悔しないためにも、今すぐ診断してみましょう。

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