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Q
- タイピング検定は履歴書に書いておいたほうが良いですか?
- タイピング検定の資格をお持ちなのであれば、履歴書にはぜひ記載しておくことをお勧めします。 どのような仕事に就くかにもよりますが、持っている資格は基本的にすべて記載するのが良いでしょう。履歴書への記載は、面接でその話題に触れるきっかけにもなります。 そして、面接でその資格についてアピールする際は、単に「タイピングが速いです」と伝えるだけでなく、なぜその資格を取得しようと思ったのかという動機を明確にしましょう。たとえば、「仕事でパソコンを多く使うと考え、スムーズに業務を進めるためにタイピングスピードを向上させたいと思った」などです。 資格取得のプロセスを語って計画性や目標達成力を示そう さらに重要なのは、その資格を取得するためにどのような目標を立て、どんな計画で努力したのかというプロセスを具体的に語ることです。 たとえば、「〇カ月で〇級合格という目標を設定し、毎日〇分の練習を継続しました」といった具体的な取り組みを説明することで、あなたが目標達成に向けて計画的に努力できる「計画性」や「実行力」を持っていることの強力な裏付けとなります。 タイピング検定合格という客観的な結果があるため、このアピールは非常に説得力を持つでしょう。 タイピングスキルそのものが直接的にどれだけ役立つかは職種によりますが、目標を設定し、それに向かって努力して成果を出した経験は、どんな仕事にも通じるあなたの強みとしてアピールできます。ぜひ、そのプロセスを自信を持って伝えてください。
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Q
- 履歴書を入れる封筒は100均のものでも良いですか?
- 大切なのは「どこで買ったか」ではなく、その封筒の「質」です。100円ショップで購入されたものでも、きちんとした品質であればまったく問題ありません。 最も注意すべき点は、封筒の「厚み」です。履歴書は個人情報が記載された非常に大切な書類ですので、中身が透けて見えてしまうような薄い封筒は絶対に避けましょう。 これは100円ショップの製品に限らず、文具店で購入する際も同様に注意が必要です。100円ショップのものであれば、少し枚数が少なくても、しっかりとした厚みのある封筒を選んでください。 万が一、締め切り間近でどうしても手元に薄い封筒しかない、という緊急事態の場合は、応募書類の前後に厚紙やコピー用紙などを挟み込み、中身が透けないように工夫して送るという最終手段もありますが、これはあくまで例外的な対応と考え、基本的には事前に厚みのある封筒を用意しておくことがマナーです。 色や記載内容にも配慮が必要! 白封筒で丁寧な印象を与えよう 封筒の色については、白をお勧めします。企業によっては茶封筒を社内便用、白い封筒を社外用と使い分けている場合もあり、ビジネス文書としては白い封筒のほうがより丁寧な印象を与えられます。 そして最後に、これは非常に重要な点ですが、封筒の表面、左下あたりに赤色のペンで「応募書類在中」と必ず明記してください。 これにより、受け取った企業側がほかの郵便物と区別し、個人情報が含まれる大切な書類として、より慎重に扱ってくれるようになります。これは、相手への配慮を示す大切なマナーでもあるのです。
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Q
- 「ご査収の程よろしくお願いいたします」は就活メールで使って大丈夫ですか?
- 「ご査収の程よろしくお願いいたします」という表現を就職活動で使うことについてですね。結論から言うと、まったく問題ありませんし、むしろ使うことをお勧めします。 学生が使うと堅苦しすぎるのではないかと心配されるかもしれませんが、ESやメールといった応募書類は、皆さんが企業に対して初めて作成する「ビジネス文書」です。 したがって、学生の立場であっても、相手企業を意識し、ビジネスマナーに則った正しい言葉遣いを心掛けるべきでしょう。 真摯な姿勢を示す! ビジネス文書として丁寧な表現を心掛けよう 採用担当者も、学生がビジネス文書の書き方をきちんと調べて、理解したうえで書類を作成しているかを見ています。 そのため、「ご査収~」のような適切なビジネス表現を使うことは、あなたの真摯な姿勢を示すものとして、むしろ好印象を与えるでしょう。学生だからといって言葉遣いを崩すのは、かえって失礼にあたる可能性があります。 もちろん、尊敬語と謙譲語を間違えるなど、基本的な敬語の誤用は避けるべきですが、正しいビジネス用語を適切に使うことは、社会人としての基礎ができていることのアピールにもつながります。自信を持って使ってください。
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Q
- 就活ではデブだと不利になりますか?
- 自身の体型が就職活動で不利になるのではないかと心配されているのですね。その気持ちはよくわかります。 建前上は「体型で合否は決まらない」と言われますが、残念ながら、現実の選考場面では、体型が無意識の偏見につながり、不利に働く可能性は否定できません。 その理由として、まず採用側の視点があります。人は見た目で判断してはいけないと理解していても、「自己管理ができていないのでは?」「健康面に不安があるのでは?」といったネガティブな印象を持たれてしまうリスクがあるのです。 特に近年、メンタルヘルスの問題も重視される中で、体型と精神的な不安定さを結びつけて懸念される可能性もゼロではありません。 そして、もう一つ非常に大きな理由が、自身のメンタル面です。面接会場で周りの応募者と自分を比べてしまい、「太っている自分だけが浮いている」「だからダメなのでは」と思い悩むことで、自信を失い、面接での本来の力を発揮できなくなることが、実は一番大きな問題かもしれません。自身が気にしていることは、不思議と相手にも伝わってしまうものです。 堂々とした態度で臨もう! 清潔感を徹底すれば問題ない では、どうすれば良いか。 就活までに急に痩せるのが難しい場合、まず、何よりも「清潔感」を徹底することです。太っている人は、残念ながら清潔感がないという印象を持たれやすい傾向があります。 面接当日は必ず入浴し、匂い対策を万全にしましょう。汗をかきやすい場合は、通気性の良い服装を選び、汗を抑える工夫をしてください。髪型や服装も、とにかく清潔感を第一に整えましょう。 そして、もう一つ非常に大切なのが、面接の場では自身の体型を一切気にしないことです。清潔感を完璧に整えたら、あとは「自分は太っている」という意識を完全に捨ててください。 自信を持って堂々とした態度で臨めば、相手もあなたの体型に引きずられることなく、あなたの話の中身に集中してくれるはずです。面接で体型について直接触れられることは、ハラスメントにあたるため、ほとんどないと考えて良いでしょう。 大切なのは、自信を持って、清潔感のある身だしなみで、あなた自身の魅力や能力をしっかりと伝えることです。
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Q
- 就活と受験はどちらのほうがきついですか?
- 就職活動と大学受験、どちらがきついと感じるかは、本当に人それぞれだと思います。何を「きつい」と感じるかの基準が違うからです。 見方によっては、受験のほうが大変だったと感じる人もいます。なぜなら、受験には明確な合格ラインがあり、それを超えなければ不合格という白黒はっきりした厳しさがあるからです。 一方で、就職活動は、絶対的な能力だけでなく、「企業との相性」といった、より曖昧で客観性のない基準で判断される側面があります。その基準のわかりにくさから、対策が立てづらいと感じる人にとっては、就職活動のほうが精神的にきついかもしれません。 就活はチャンスが多い! 受けられる数が圧倒的に多いことを味方につけよう しかし、別の見方をすれば、就職活動のほうが楽だと感じる人もいます。必ずしも完璧な能力がなくても、ほかの応募者との比較や企業との相性次第で内定が出ることもあるからです。 そして何より大きな違いは、「チャンスの数」と「期間」でしょう。大学受験は、基本的に年に一度、限られた期間に、限られた数の学校しか受けられません。特に国公立などはチャンスが非常に少ないです。 しかし、就職活動は、活動期間も比較的長く、世の中には大学の数とは比べ物にならないほど多くの企業が存在します。つまり、一つの企業に落ちても「次がある」と思える機会が、受験よりも圧倒的に多いのです。 その意味では、就職活動のほうが精神的なプレッシャーは少ないと感じられるかもしれませんね。
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Q
- タトゥーがあると就活は不利になりますか?
- タトゥーが就職活動に与える影響についてですね。その程度や場所にもよりますが、正直なところ、マイナスの印象を持たれる可能性は否定できません。隠せるのであれば、長袖などで隠しておくのが最も無難です。 その理由は、採用担当者である40代、50代の世代と、今の20代の皆さんとでは、タトゥーに対する意識に大きなギャップがあるからです。 若い世代にとってはファッションの一部かもしれませんが、上の世代の中には、未だにタトゥーに対して「反社会的」「不真面目」といった強い偏見を持っている人が少なくありません。 隠すのが無難! 専用の化粧品も検討しよう 面接の場で、タトゥーに対する考え方の違いを議論するわけにもいきませんから、無用なリスクを避けるためには隠すのが賢明です。 健康診断などで見られるのが心配であれば、小さいものであれば絆創膏、大きいものであればカバー力の高いファンデーションやコンシーラーなどで一時的に隠すといった工夫も考えられます。 大切なのは、あなたの能力や人柄が、タトゥーという外見だけで判断されてしまう可能性を、できる限り減らすための配慮をすることです。
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Q
- 大学4年の10月なのですが、何も就活をしていません。今からでも間に合いますか?
- 大学4年生の10月から就職活動を始める、という状況で不安になる気持ちはよくわかります。 結論から言うと、まだ間に合います。ただし、どの業界・企業でも選び放題というわけにはいかない可能性はありますし、何よりも「今すぐ、今日から」行動を開始することが絶対条件です。 なぜなら、10月から始めて内定を得るまでには通常1カ月以上かかりますし、企業は年末に向けて忙しくなり、採用活動も収束していく傾向にあるからです。 諦める必要はない! 年内内定を目標に動こう 年内に内定を得ることを目標に、今日から自己分析、企業研究、情報収集を全力で始めてください。 たとえ特定の業界や企業に絞っていたとしても、諦めるのはまだ早いです。人気企業であっても、内定辞退などにより定員に満たず、二次・三次募集をおこなっているケースは少なくありません。 「もう無理かもしれない」と思わず、とにかく今日から行動を起こし、諦めずに探し続けることが重要です。
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Q
- 就活の筆記試験で0点だとやばいですか?
- 正直なところ、0点に近い点数を取ってしまうと準備不足とみなされ、その時点で不採用となる可能性が高いのが現実です。まずは0点を取らないように、ある程度の準備をしておくことが大前提でしょう。 しかし、もしその結果で次の選考に進めたのであれば、それは逆に企業側があなたに何かを期待している、絶好のチャンスととらえることができます。 失敗からの挽回プランで本気度を見せる! 今後に活かす姿勢を示そう 面接に進めた場合は、なぜ0点だったのかを正直に話しましょう。準備不足だったのであれば、言い訳をするのではなく、どれだけ反省したかを伝えます。 そのうえで、次に同様の機会が与えられた際にどう対策し、どう挽回するのか、具体的かつ実現可能な計画を提示するのです。 「この失敗を教訓に、今後は何事も事前準備を徹底します」という前向きな姿勢を示せれば、失敗から学べる人材として、逆に高い評価を得る可能性もあります。
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Q
- 履歴書で「志望動機」と「自己PR」どう書き分けたら良いですか?
- この2つは、社会人でも混同している人が多い、非常に重要なポイントです。書き分けるためには、それぞれの目的を正確に理解する必要があります。 志望動機で伝えるべきなのは、「なぜこの会社なのか」そして「なぜこの仕事がしたいのか」という、会社や仕事に対する思いです。 この2つの視点を盛り込むことを意識すると、自己PRに偏るのを防ぐことができます。 自己PRでは自分の強みや長所をアピール! 貢献できるポイントを示そう 一方で、自己PRで伝えるべきなのは、「私がいかに貴社にとって貢献できるお買い得な人材か」という、自分自身の強みや、会社で活かせるスキルです。 あくまで自分の「一番お買い得なところはここです」という点をアピールするのが自己PRの目的となります。 この目的の違いを意識すれば、内容が重複したり混同したりすることなく、的確に書き分けることができるはずです。
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Q
- 転職の志望動機が書けないことに悩んでいます。
- 「転職の志望動機が書けない」という悩みは意外と多くの人が抱えています。 そもそもなぜその会社に応募しようと思ったのか、給料が高い、場所が近いなど、自分本位の理由でもかまわないので、まずは一度すべて書き出してみましょう。 それでも筆が止まってしまう場合は、少し変わったアプローチをおすすめします。それは、自分がその会社のCMプランナーやプロデューサーになったつもりで、会社のPR文を作ってみることです。 客観的に見つけた魅力が最高の志望動機になる! 軸を見つけてみよう 不思議なもので、人間は自分の意見を問われると口が重くなりがちですが、仕事として、あるいは第三者の視点で物事をみるとすらすらと言葉が出てきたりします。 「この会社の良さをアピールするなら、自分ならどこを伝えるか?」という客観的な視点で会社を見てみると、意外な魅力が見つかるはずです。 そして、そこで見つけた企業の魅力こそが、そのままあなたの質の高い志望動機の中核になるでしょう。