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Q
- 面接で好きな言葉を「ありがとう」と答えるのはありですか?
- 「ありがとう」という言葉でも問題ありません。面接官は、なぜその言葉なのかの根拠を聞きたいのです。 どのような言葉を選ぶかということ以上に、その言葉を選んだ理由や背景にあるあなた自身のエピソードが、面接官にとっては重要です。よくある四字熟語であろうが、ことわざであろうが、その言葉が好きな理由やエピソードを述べることが肝心です。 好きな言葉から自己PRや適性のアピールにつなげよう また、言葉には「言い換え」があります。「ありがとう」の場合は、「感謝」「ありがたい」などがあります。 「感謝」の場合は、何に一番感謝したのかだけでなく、どのような点で感謝されたのかを具体的に説明すると良いです。私の場合は、若い頃に元上司から「君にとって、人に感謝される人間になるためには何が大切か」と問いかけられ、その意味を深く考えた経験があります。 それがきっかけで「感謝」という言葉の重みを実感しました。 「ありがたい」の場合は、漢字の成り立ちを説明するのも良いかもしれません。「存在が難しい、稀」という意味も含まれているようです。そのような稀な存在であることと、自分の個性や強みを結びつけて話すのも良いでしょう。 面接官から「好きな言葉は何ですか」と問われることもあらかじめ想定して、答えを用意しておくようにしましょう。このような一見個人的な質問に対しても、自己PRや企業への適性をさりげなくアピールできるような、戦略的な回答を準備しておくことを推奨します。
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Q
- 集団面接での質問数の目安はどのくらいですか?
- 個人面接が8個くらいの質問に対して、集団面接では3~4個の質問と考えてください。質問数が少ない分、一つひとつの発言の質、そして周囲とのかかわり方がより重要になるといえます。 集団面接では身だしなみや落ち着きだけでなく、以下の点が評価されており、同時にアピールポイントになります。 ・適切な意見を述べているか ・他の応募者への気配りができているか ・相手の立場になって話ができているか ・論理的に組み立てて相手を納得させられているか ・集団を引っ張る力があるか ・結論から逆算して話が脱線しそうになっても元に戻せているか これらのポイントを自然な形でかつ効果的にアピールできる学生は、集団のなかでも際立って見えて、高い評価を得ています。 客観的な評価を参考にして簡潔に話すことを目指そう 私が学生に集団面接の練習をさせる場合は、自己評価だけでなく、他の学生からの相互評価も取り入れさせ、自己評価との間にどのような乖離があるのかを客観的に把握させます。 必要ならば、模擬面接の様子を動画で撮影し、自分自身の振る舞いを客観的に見てもらうようにしています。何でもかんでも目立てばアピールになるわけではありません。 自分の役割を認識しながら、相手に気配りするとともに自分の意見を述べたり、「要するに」というディスコースマーカーを使って話をまとめたりします。長く話すのではなく、簡潔に話すことも意識しましょう。
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Q
- 面接をばっくれた企業にもう一度応募することはできますか?
- 面接をばっくれたならば、再応募は不可です。これはほぼ間違いないと言って良いでしょう。 企業側からすれば、連絡もなしにマナーの悪い人だというレッテルが貼られるだけではなく、応募者個人の問題だけでは済まないことが考えられます。 たとえば、矛先が大学に向けられます。「いったい大学ではどのような指導をしているのか」と思われます。一人の学生の行動が、その学生が所属する大学全体の評価に影響を与えかねないということを、日ごろから強く意識しましょう。 そうすると応募者が所属する大学から応募があった場合、採用担当者は気をつけなければならないと留意する可能性があります。 また、応募者の個人情報はグループ企業など関連会社に共有される可能性があります。一見、別の会社だから大丈夫だろうと思っていても、さまざまなつながりがあるため不採用になり得ます。 欠席する場合は電話での事前連絡で印象を良くしよう 一度ばっくれた場合は、以前にもやったことがあるから、という妙な癖がつくかもしれません。ばっくれる前に丁寧に連絡をして理由を述べる必要があります。 メールで連絡するのも印象が良くありません。私は社会人としての最低限のマナーとして、やむを得ない事情がある場合でも、必ず事前に電話で連絡を入れることの重要性を繰り返し伝えています。 今回の場合、体調不良でどうしても電話ができない場合でもメール連絡をすることはできるはずです。自分でメールが打てなくても、音声認識で言葉を文字化することもできますし、家族にお願いすることもできます。 この状況であれば、回復した後に改めて電話連絡を入れることで印象が良くしましょう。
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Q
- 転職活動中なのですが面接が怖いです……。
- 新卒時の面接とは異なり、転職時の面接は不安でいっぱいです。私にもその経験があるので、その気持ちはよくわかります。「ここで失敗すれば家族にご飯を食べさせられないのではないか……」などさまざまな不安がよぎったものです。 しかし、面接は応募者と企業とのマッチ度を確認する場です。まずはこの原点に立ち返り、お互いにとってハッピーになれるかどうかを見極める場であるととらえることが、不安を軽減する第一歩だと考えています。 いくら優秀でも企業の風土に合わなければ面接は通りません。そのため、事前に企業がどのような人材を求めているのかを把握しておく必要があります。 面接で怖いと感じるなら、面接の練習が不足していることが考えられます。面接の前には模擬面接を受けるなど、準備をしておいてください。 面接は自然な会話を意識してリラックスして臨もう 私の場合、面接当日の朝には身だしなみのチェックだけでなく、鏡を見て口角をあげる練習をしました。口角をあげる癖をつけておけば、面接も笑顔で乗り切れます。 また、面接中に「緊張していますがよろしくお願いします」と面接官に伝えることで、「なぜ緊張しているのですか」と質問をしてくれることもありますから、そこから会話のキャッチボールが生まれます。 面接は会話だと思い、リラックスして受けましょう。私がこれまで面接対策で特に強調しているのは、面接官との自然なコミュニケーションを楽しむくらいの気持ちで臨むことです。そして、自分自身を偽らずに誠実な姿勢で対話することを心掛けましょう。
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Q
- 圧迫面接にも合格フラグはあるんでしょうか?
- 圧迫面接でも、企業側が「この人材がほしいな」と思うときは、無意識に合格フラグを出していることがあります。自分を安心させるという意味では、次のポイントが合格フラグになるかもしれません。 1つ目は「次回は」という言葉です。次に進める可能性の高い表現です。 2つ目は面接官がやたらとメモを取っている場合です。メモを取るということは応募者に対して一定の関心があるからです。興味がなければメモを取りません。しかし、圧迫面接の場合、あえてメモを取らないことも考えられます。 3つ目は「面接官の表情」に注目してください。圧迫面接もある程度は面接官による演技です。本心は目や口角に表れます。目が笑っている場合は安心しても良いでしょう。 また、姿勢にも注意です。前のめりになってきている場合も応募者に関心を寄せている合図です。このような非言語的なコミュニケーション、つまり無意識のしぐさが、実は大きな合格フラグになり得るのです。 合格フラグは確実ではないため集中して臨もう このように、圧迫という手法を用いつつも、本当に魅力的な人材に対しては隠しきれない肯定的なサインが現れることは確かにあります。 ただ、合格フラグを出していそうだからといって、確実に次に進めるとは限りません。たとえば、あなたの後に同様の圧迫面接をした人で、あなたよりも優秀だと感じた場合は、あなたは不合格になることもあります。 合格フラグは参考にしつつ、気を引き締めて面接に臨みましょう。
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Q
- 面接が怖いので泣くかもしれません……
- 面接で泣く学生は珍しくありません。面接という緊張感の高い場面で、思わず感情が溢れてしまう学生は、決して少なくありません。 泣く理由はさまざまです。緊張したから、失敗したから、うまく言えなかったからだけでなく、面接官が高圧的だったから怖くて泣いたということもあります。 また、どうしてもその企業に入りたくて思わず熱がこもって泣いたということもありますし、過去の失敗エピソードを話しているときに、いろいろと思い出して泣いたということもあります。 そのため面接官も泣かれることに対してはそれほど驚くことはないようです。 重要なのは泣いてしまった後の対応であり、パニックにならずに落ち着きを取り戻せるかどうかです。逆に、理由もわからず長時間泣き続ける場合は困りますが、きちんと理由があって泣いている場合は選考に問題ありません。理由を言葉にすることが大切です。 冷静に理由を説明して対応力を評価してもらおう 泣いてしまう場合は、自分の気持ちに冷静になり、落ち着く必要があります。つまり、気持ちの切り替えです。ハンカチを取り出し涙を拭いて、面接官に謝罪をしたあと、泣いた理由を述べてください。 仕事をしていればさまざまなつらいことがあります。どうやって困難を克服するのかを面接官が見ています。 こうした状況での対応力は、ストレス耐性や問題解決能力を測るうえでの一つの指標になりえるということです。冷静に対応できるように気を付けていきましょう。
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Q
- インターンで早期選考に呼ばれないこともあるのですか?
- 早期選考を企業がおこなうおもな目的は、他社よりも早く優秀な人材、あるいは自社とのマッチ度が高いと判断した人材を確保するためです。この傾向は特に競争の激しい業界や人気企業で顕著に見られます。 そのため、インターンで企業が採用したいと感じるほど優秀だと判断された学生や、自社の文化や価値観と非常に合うと評価された学生に対して、企業は早めに内定を出していくことがあります。 つまり、インターンに参加したからといって、全員が早期選考に呼ばれるわけではない、ということはまず理解しましょう。早期選考の案内が届かなかったということは、企業から見て、今回は早期選考に呼ぶには至らなかった学生と判断されたのかもしれません。 呼ばない理由はさまざまです。たとえば、企業の風土に合わないと判断された、インターンで期待された一定の成果が残せなかった、特に強い印象に残らなかったなどが考えられます。 本選考で挽回! 課題を丁寧に分析して臨もう 早期選考に呼ばれなくても、過度に落ち込む必要はありません。 最も大切なのは、本選考に向けて気持ちを切り替え、しっかりと準備をしておくことです。本選考でも優秀な人材はたくさん採用されます。 そのような人材の一人となるために、企業がどのような人材を求めているのかを再度深く理解し、そこから逆算して、自己PRや志望動機を練り直すなどの準備を進めていきましょう。 インターンでは十分にアピールできなかったと感じる点があったとしても、その後の努力次第で、本選考の面接官に「こんなに素晴らしい学生がいたのか」と再評価してもらうことは十分に可能です。 早期選考に呼ばれなかった理由を冷静に自己分析し、そこから見えてきた課題や改善点を一つひとつ丁寧につぶしていくことが、結果として本選考での成功につながると考えています。今回の経験を貴重な学びとして、前向きに次のステップへ進んでください。
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Q
- 選考なしのインターンは行く意味ないですか?
- 選考なしのインターンにも大きなメリットがあります。 1つ目は、誰でも参加しやすいということです。そのため、大人数でも参加して学べるような、業界説明や企業紹介を中心としたプログラムが用意されていることが多いです。 私がこれまで見てきたなかでは、こうした場で気軽に社員と話をすることができたり、同じように業界研究をしている学生同士の新たな仲間ができたりするなど、コミュニケーションの輪が広がることも期待できます。 2つ目は、多様な企業や業界に触れるチャンスが増えるということです。選考ありのインターンの場合、仮に3社応募してすべて不採用になってしまったら、結局インターンに参加できず、何も学べなかったということもありえます。 しかし、選考なしの場合は、自分の興味のある業界や企業のプログラムに比較的参加しやすく、多くの企業を見ることができます。それによって、実際に働くとはどのようなことかを知るきっかけになったり、これまで知らなかった業界や企業の新たな魅力を発見できたりするなど、思わぬ収穫が期待できます。 デメリットもあるが参加目的を明確にして有意義な時間にしよう しかし、デメリットとして考えられる点も理解しておきましょう。 1つ目は、誰でも参加できるうえ、大人数で参加できる形式が多いため、プログラムの内容が一般的な説明にとどまり、内容が少し薄いと感じてしまう可能性があることです。 2つ目は、参加しなくても、企業説明会で同様の内容を聞けたかもしれないと感じる可能性です。 ただ、書類やWebサイトで情報を聞くのと、実際にその場に行って体験するのとでは、得られる情報の質や、そこから受ける印象は大きく異なるということです。 たとえ説明会形式が中心であっても、企業の雰囲気や社員の話し方を直接感じられることは、他では得られない貴重な体験です。そのため、選考の有無にかかわらず、少しでも興味を持った企業のインターンには、積極的に参加してみることをおすすめします。 どのような目的で参加するのかを自分なりに明確にして臨めば、どんなインターンからも必ず得るものはあるはずです。受け身にならず、質問をするなど主体的にかかわることで、学びの質を上げましょう。
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Q
- インターンの感想アンケートには何を書けば良いですか?
- インターンの後に企業が感想文を求める理由はおもに3つあると、企業側の視点も踏まえて考えています。 1つ目は「参加者の率直な感想を知る」ためです。そのため、改めて志望動機などを書くのではなく、インターンに参加して実際に感じたこと、考えたことを感想文として正直に書いてください。 具体的に何がおもしろかったのか、何が楽しかったのか、どのような場面で過去の自分と比較して成長を感じたのか、そしてその結果、次に何をやってみたいと思ったのかなどを整理することが大切です。 2つ目の理由は、企業自身が意図したとおりのインターンになったのかどうかを確認するためです。企業もさまざまな分析をおこない、目的を持ってインターンを開催しています。 参加者の感想は、企業が企画したプログラムの成果を測り、次年度に向けて何か改善点はないかなどを探るための重要な参考資料となるのです。 3つ目は、学生からの感謝の言葉があるかどうかを知るためです。インターンは企業にとっても貴重な時間と多くの労力をかけておこなうものです。「このような貴重な機会を設けていただき、誠にありがとうございました」といった感謝の一言があるだけでも、あなたの印象は大きく変わるはずです。 インターンを通したあなたの分析を企業へ丁寧に伝えよう 以上の3点を意識したうえで、丁寧な言葉遣いで誠意を持って感想を伝えることが、良好な関係構築にもつながります。 また、どのタイミングで、どのような刺激を受け、何に気づいたのかを明確にしましょう。成果が出た場合はその具体的な内容を、もし出なかったとしても、なぜかを自分なりに分析し記述しましょう。インターンを通じて得た具体的な学びを企業に伝えることができます。 このような具体的な記述と内省が、他の学生との違いを生み、あなたの印象を深めるポイントになるでしょう。
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Q
- インターンシップの平均的な期間はどれくらいですか?
- まず、私が重要だと感じているのは、近年インターンの定義や期間に関する考え方が整理されたという点です。文部科学省、厚生労働省、経済産業省の三省合意により、インターンと称して実施できる条件が明示されました。 実施期間の要件としては、汎用的能力活用型インターンは5日間以上、専門活用型インターンは2週間以上などとされています。 つまり、1day開催のものは、この定義におけるインターンには直接当てはまらず、オープン・カンパニーと呼ばれるような、個社・業界の情報提供や教育を目的としたイベントという位置づけになり、企業による採用活動には直接結びつかないと整理されました。 もちろん、これらが企業理解に役立たないというわけではありません。私がこれまで見てきたなかでは、短時間で多くの企業を知るきっかけとして有効活用している学生もいました。 実践的な内容のインターンへの参加傾向が高まっている 令和6年の内閣府による「学生の就職・採用活動開始時期などに関する調査結果について」によると、「インターンと称されるもの」に参加した学生のうち、5日間以上のプログラムを経験した学生の割合は34.6%(前年調査24.6%)となっています。 また、参加者のうち、最も長かったインターンの日数について、「半日(9.5%)」や「1 日(22.6%)」の割合は減少傾向にあり、特に「5~10日」のプログラムに参加した学生の割合(25.5%)が増加しています。 このデータからは、学生がより実践的で、ある程度の期間を要するプログラムへの参加を志向する傾向が強まっていることがうかがえます。 参加時期としては7~9月が最も多く、次に10~12月、そして1~3月と続きます。学業や大学のテスト期間と重なる可能性もあるので、自身のスケジュール管理が非常に重要になります。 短期間のインターンでは、職場・工場見学や若手社員との交流会がおもな内容となることが多いです。 一方、定義上のインターンに該当するような長期のプログラムになると、実際の現場での仕事体験や、具体的な課題解決に取り組むものが多くなります。 そして、期間が長くなり、一定の基準を満たすインターンでは、「インターン参加時の情報を採用活動で活用する」旨を企業が学生に明示しなければならないことになっています。 この点は、皆さんの就職活動において重要な情報となる可能性があるので、募集要項などをよく確認するようにしましょう。