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Q
- 面接の合否連絡の時間帯は何時くらいが多いですか?
- 企業から面接結果に関する連絡が届く時間帯についてですが、基本的に企業の業務時間内に合否の連絡が届くことが多いです。 平日の9時〜18時の時間帯のあいだが業務時間の企業が多いので、この間の時間帯が一般的です。 ただ、企業サイドとしては朝は朝礼などのルーティーンの業務などもありますし、昼食の時間帯や就業時間前も外すのではないかと思いますので、電話の場合は10時〜12時、もしくは13時〜17時の間が多いのではないでしょうか。 電話に出られなくても大丈夫! 折り返し連絡してみよう 授業やアルバイト中などの関係で電話に出られない可能性も考慮して、留守番メッセージに伝言を残してくださると思いますし、私の経験では、企業によっては電話の着信の後、「電話をしたので折り返しで連絡がほしい。」というメールを送ってくださる企業もあると思います。 もし電話に出ることができなかったとしても、折り返しの対応で大丈夫ですから安心してくださいね。 メールに関しても基本的には同じで企業の業務時間内での対応であることが多いです。
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Q
- 面接の合否連絡が来ない場合どうすべきですか?
- 面接の手応えがあったにもかかわらず、10 日以上経っても連絡が来ないと心配になってしまいますよね。 私がこれまで求職者指導をした経験からは、GWや大型連休の影響で社内の意思決定が遅れていることやほかの候補者との兼ね合いで最終調整をしている可能性、担当者がほかの業務で多忙になってしまい連絡が後回しになってしまっているなど、連絡が遅れている理由としてさまざまな可能性が考えられます。 「合否にかかわらずご連絡します」といわれていたということですし、ただ単に業務が遅れている可能性を考慮しつつ、まずは選考結果についてメールで問い合わせをしてみましょう。 メールの返信がなければ電話で確認しよう 私がアドバイスするとすれば、問い合わせの際に、メールの文面のなかに相手が確認や対応しやすいように、面接を受けた日程、ご自身の氏名と携帯電話の連絡先を明記しておきましょう。 メールしたにもかかわらず、1週間以上経っても返信が届かない場合には、最終手段として電話での確認をしてみましょう。 電話をするタイミングは、平日の午前中か午後の早めの時間帯などの時間帯を意識すると、失礼なく、電話に出てくれる可能性も高くなります。
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Q
- 最終面接での深堀り質問にどう対応すべきですか?
- 私のこれまでの求職者指導の経験上、最終面接では役員や社長などの経営視点の人が面接官となり、あなた自身の人柄や「一緒に働きたいかどうか」ということを主軸に、あなたのこと詳しく知るための質問をしてくると思います。 この深掘りの質問に関しては、自分自身にインタビューするように問いかけてみる方法が有効です。 大手自動車メーカーのトヨタがおこなっている、一つの事象に対して5回の「なぜ」をぶつける「なぜなぜ分析」と呼ばれる手法を使って、自分のことを深掘りすることで自己理解をより深めておくことができます。 一方的に質問されているとは思わずに自然な対話を意識しよう 想定外の角度から深掘りされた質問をされた際は、「少し考える時間をいただいても良いですか? 」「〇〇という意味の質問でお間違いないですか? 」などと確認して、一呼吸おいて、考えながら話をするようにしましょう。 日々就職支援をおこなう私の意見としては、面接は一方的に質問されるというわけではなく、お互いの対話の場であるということです。自分の言葉で語ることを意識しながら焦らずに企業に対する思いを伝えてくださいね。
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Q
- 二次面接が最終面接の場合の選考通過率って高いですか?
- 二次面接が最終面接となるケースについてですね。 私がこれまで求職者指導をした経験からいえるのは、二次面接が最終面接となる企業は、ベンチャー企業や比較的小規模な企業に多いという特徴があるということです。 これらの企業では採用にかけられるリソース(人員や時間など)が限られているため、より少ない面接回数や選考フローで内定を決定する傾向があります。 そして私がこれまで求職者指導をした経験からも、一般的に一次面接では基本的なスキルやコミュニケーション能力などを確認し、二次(最終)面接では、学生と自社の社風との相性なども含めて総合的に判断し、内定を出すという流れが多いようです。 採用にはコストもかかるため、企業側も慎重になる側面が多分にあり、最終判断の場では役員や社長クラスの人が、その学生が長期的に自社で働き、活躍してくれるかどうかを冷静に見極めて判断することになると、私は考えています。 通過率は一概にいえないため万全の準備で挑もう! これらの点を踏まえると、選考フローが短く二次面接が最終となる企業の場合、その通過率は必ずしも高いとはいえないというのが私の見解です。 一方で、3次や4次まであるような選考フローの長い企業の多くは、複数の面接官がさまざまな角度から学生の適性を見定め、各面接段階を通じて少しずつ候補者を絞り込んでいくというプロセスを経ています。 その結果として、最終面接の位置付けは、役員との顔合わせや入社の最終意思確認といった意味合いが強くなり、ここでの通過率は比較的高くなる傾向があるでしょう。 そのため、私がこれまで求職者指導をした経験から強くアドバイスしたいのは、二次面接が最終だと聞いても安易に考えず、むしろそこでしっかりと評価されるために、十分な準備をして臨むことが大切だということです。
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Q
- インターンに参加する前の面接と面談の違いは何ですか?
- インターンシップに参加する前の「面接」と「面談」の違いについてですね。 一般的に「面接」は、企業が学生の適性や能力を見極め、合否を判断するための選考の場を指します。 一方「面談」は、主に企業と学生との間で相互理解を深めたり、情報交換をおこなったりする場として設けられることが多いです。 カジュアル面談という言葉を耳にすることもあるかと思いますが、その名の通り、比較的リラックスした雰囲気で、学生からも気軽に質問したり、ざっくばらんに話をしたりできる場合が多いと認識しています。 まず、インターンシップに参加する前に実施される面接についてですが、特に1day仕事体験や短期間のインターンシップの場合、企業側は面接を通じて学生さんの志望度の高さや、その企業・業界への関心度などを見ていることが多いです。 また、採用選考に直結する可能性のあるインターンシップの面接では、志望動機や自己PR、学生時代に力を入れたことなどを深く聞くことで、その学生の持つポテンシャルや企業との適合性を見極めようとしていると言えます。 次に面談の場合ですが、これは企業が自社についてより深く知ってもらうための個別説明会のような意味合いを兼ねているケースが多いです。 企業側は、学生が企業を選ぶうえでの軸に関する質問などを通して、その学生が自社の企業文化に合うかどうかといった相性を見ていることが多いように思います。 名目上は、「選考ではない」とされるため、合否に直接影響を与えることは少ないからと油断している人もいるかもしれません。しかし、いつも学生に伝えているのは、社会人として基本的な態度や言葉遣いなどは、当然ながらしっかりと見られているということです。 面談でもしっかりと評価されている可能性もあるため気を抜かず臨もう そして、特に注意してほしいのが、面談が実質的に選考の場となる可能性があることです。 私がこれまで実際にみてきたケースを紹介します。逆求人サイトなどを通じた企業からのオファーによる面談をした学生が、その場でのやり取りが高く評価され、通常の選考ステップをいくつか飛び越えて、有利な条件でのインターンシップ参加のオファーをもらえた事例がありました。 さらには、いきなり内定に向けた最終面接の提案をされている学生もいました。 そのため、私が強くアドバイスしたいのは、たとえ面談という名称であっても、常に気を引き締めて臨むことが大切だということです。 このように、「面接」と「面談」は目的や見られる点が異なりますが、どちらの機会も企業との貴重な接点となります。 それぞれの違いを理解したうえで、しっかりと準備して臨みましょう。
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Q
- 自己PRと長所が同じでも問題ないですか?
- 自己PRと長所が同じエピソードでも問題ありません。ただ、自己PRと長所では質問の目的が異なるので、それぞれ目的に合わせた伝え方を意識することが大切です。自己PRは、あなたの強みを知り、企業のなかでその強みを活かして活躍してくれるかどうかを判断するものです。 一方で、長所はあなたの個性や特徴を知ることで、社風に合っているかどうかを判断するために聞かれることが多いです。 同じ話をしてしまうと評価が下がることも…… これらの質問でまったく同じ話を繰り返してしまうと、準備不足だという印象や、想定外のことに対応できないのではという印象を与えてしまう可能性があります。同じエピソードを伝えるとしても、自己PRの場面では、自分の強みを発揮した成果や、その力を企業でも再現できることを意識して伝えましょう。 一方で、長所の場面では、日常での性格や周囲からの評価などを意識して伝えることが重要です。自己PRと長所のそれぞれの目的に合わせて、場面に応じた伝え方を工夫することで、面接官からも好印象を持ってもらえるでしょう。
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Q
- ガクチカと自己PRが両方聞かれるのってどうしてですか?
- 企業は面接を通して、応募者の人柄や将来の伸びしろを判断したいと考えていると感じます。そのうえで、ガクチカと自己PRでは、企業が質問する目的が異なります。 たとえばガクチカの場合、その目的は、応募者の過去の経験から価値観や行動特性を判断することにあります。企業はガクチカの回答から、自社の社風に合う人材かどうかを見極めようとしているのです。 一方で自己PRの目的は、応募者が入社後にどのように活躍してくれるかを判断することです。自己PRの回答から、応募者の強みが何で、それがどんな場面で発揮されたのか、そして入社後にその強みが再現できる可能性があるかどうかを、企業は見極めようとしています。 プロセスと自分の特性のどちらに焦点を当てるかが答え方の違い ガクチカと自己PRで同じエピソードを話す場合でも、ガクチカでは「どんな経験をして、そのときどう考え、結果としてどう行動したか」というプロセスに焦点を当てて答えるよう指導しています。 一方、自己PRでは、「自分自身の強みは何で、それを裏付ける具体的なエピソードは何か、そしてその強みをどう企業で活かせるか」という点に焦点を当てて答えることが重要だと考えています。 この2つの質問の違いを理解していないと、面接官にまったく同じ話を繰り返しているような印象を与えてしまい、お互いに気まずい思いをしてしまう可能性があります。それぞれの質問の目的を意識し、話す内容を切り分けて答えることが、面接を成功させるためには非常に大切だと考えています。
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Q
- インターンシップのメリットとデメリットは何ですか?
- 昨今、インターンが実質的な選考の入口になっていると言えるでしょう。 多くの企業が夏インターンを通して早期選考の機会を提供し、秋から早期選考を開始するなど採用活動が早期化しています。 場合によっては、インターンに参加していないと選考に進めないというケースも見受けられます。 さらに、インターン参加者に向けた特別な情報やイベントの案内、企業からのオファーが届くなど、早めに行動している学生一人ひとりへの個別アプローチも増えていると感じています。 インターンに参加することで得られるメリットとしては、業界や企業に関する深い情報収集、社員との関係構築、そして何より「実際にこの企業で働きたいかどうか」という自身の志望度が明確になる点が挙げられます。 「合わない」と感じた経験も活かせる! 自己理解と選考練習の場と捉えよう 一方で、デメリットとして時間が取られるという点が挙げられますが、私からアドバイスさせていただくとすれば、短期のものであれば数日で完結するものも多くあります。 また、仮に「合わない」と感じる企業に行ってみることも、決して無駄にはなりません。 むしろ、それが自己理解を深めたり、仕事において何を大切にしたいのかが明確になったりすることにつながると私は考えています。 さらに、インターンの選考過程自体が、エントリーシート(ES)の作成や面接、グループワークといった本選考に向けた良い練習になるという点も、私がおすすめする理由の一つです。
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Q
- インターンシップに参加する学生側のメリットを教えてください。
- 私がこれまで見てきたなかでは、多くの企業が夏のインターンから優秀な学生をチェックしていて、人気企業や大手企業では、インターン参加者にだけ早期選考の案内をするといったケースが増えていると感じています。 学生については、内定が取れた後、「本当にこの内定先で良かったのか?」という疑問から就職活動を続けたり、内定を辞退するケースなどが相次いでいます。 それを踏まえても、インターンを通して企業で実際に働いている社員の方々とかかわる機会を得たり、社風を肌で感じることで、学生が納得度の高い就職活動をすることができる、という点が大きな利点だと思います。 雰囲気を体感できる! 短期からでも参加し合う会社を見極めよう もちろん、インターンだけで会社の仕事内容や雰囲気を100%掴めるわけではありませんが、社員の方々や社内の雰囲気から、自身と合うかを見極めることは十分に可能だと思います。 実際に仕事を体験したり、社員の方々と直接話をしたりすることを通して、仕事への理解を深め、それを志望動機として就職活動に活かすことができるという点も、大きなメリットの一つです。 長期のインターンだけでなく、1日や2日間で完結する短期インターンなども多く開催されています。 もし忙しいのであれば、まずは短期インターンを試してみることをおすすめします。
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Q
- 最終面接で気を付けるべきことについて教えてください。
- 最終面接に進めるとのこと、まずはおめでとうございます。 私がこれまで多くの企業の採用選考を見てきた経験上、最終面接は落とすための面接というよりは、むしろ最終確認をする場であるととらえています。 企業側としては、応募者が企業文化に馴染む人物かどうか、一緒に働きたいと思える人間性かどうか、そして長期間にわたって企業で活躍してくれるかどうか、といった点を重視していることが多いです。 緊張するとどうしても早口になってしまう人が多いですが、ゆっくりと安定したトーンで話すことを意識して臨みましょう。 「なぜこの会社に入りたいのか」という志望動機については、要点を押さえてきちんと伝えられるように、事前にしっかりと準備しておくことが大切だと私は思います。 一文一文が長くなりすぎないように、要点を押さえて簡潔に伝えることを意識しましょう。 逆質問では役員の視点を掘り下げる質問で向上心をアピールしよう 逆質問の場面ですが、私としては、これは役員クラスの人と直接お話しできる貴重な機会だと考えています。 「若手に期待していること」や「貴社で成長している人の共通点」など、役員の人の人柄や考えがわかるような質問をすることで、自身の向上心や素直さをアピールできるのです。 また、役員の人の思いを知るという意味でも、非常に有意義な時間になると思います。 企業のWebサイトなどで少し調べればわかるような質問は避けるようにしましょう。