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Q
- 裁判所事務官の一般職と総合職は、どう違いますか?
- 一般職は、記録作成や書類整理、スケジュール調整や受付、窓口対応、裁判の進行に直接関わるなど、現場寄りの業務で地域に根差した働き方ができます。 裁判官や書記官と近い距離で仕事をする裁判所事務官として一定期間勤めた後、「裁判所職員総合研修所入所試験」に合格し、研修を受けることで裁判所書記官に任命され、裁判所書記官になることも可能です。 家庭裁判所調査官補として2年ほど研修などを経て家庭裁判所調査官へと進むこともできます。安定性が高く、長く続けやすい働き方です。正確に丁寧に仕事のできる人や文章作成能力のある人が向いています。 自分の適性を見極めよう! 正確な人は一般職、柔軟な人は総合職 一方、総合職は裁判所全体の運営や制度設計、人事、予算、政策関連の業務や調査、分析、企画立案などで全国転勤があり、最高裁での勤務などもある可能性があります。 責任もやりがいも大きいです。専門的な勉強を好きな人で新しい環境に適応できる柔軟性のある人が向いています。総合職のほうが昇任スピードが早いです。
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Q
- 事務職にVBAスキルって必要ですか?
- VBAスキルは膨大なデータをまとめたり、毎日の同じ処理を自動化したり、チーム全体の業務効率を上げる際に活用されます。 数字を扱う経理や経営企画などの部署や、自動化の進んでいる企業の事務職であれば、VBAスキルは評価されやすいものの、必須というわけではありません。 総務や庶務などの一般事務や受付、電話対応の多い事務職、独自の社内システムが中心でExcelを使わない業務の多い事務職であれば、ほとんど使わないはずです。 VBAは入社後に必要に応じて覚えましょう。 事務職ではPCスキルよりも情報共有力や段取り力が評価されやすい PCのスキルは時代と技術の進化で変化します。一方、コミュニケーション能力やタスクの優先順位をつける能力やチームで仕事をしていく際の報連相に関する事柄などは、いつの時代でも必要です。 そのため、作業の全体像を考えながら、一つひとつの業務の目的を考えたり、さまざまな人への情報共有や進捗確認をしたりするなど、細やかな仕事の能力が日々の業務のなかでは大切になります。
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Q
- 事務職の年収ってどれくらいですか?
- 20代の事務職の平均年収は300〜330万円程度で、経験を積むと400〜500万円台の年収まで高めることが可能です。 年収の高い事務職は、経理事務、法務事務、貿易事務など、何らかの専門性のある事務職です。簿記や貿易や法務の知識など、専門知識を学ぶことで年収を高めることができます。 仕事の内容には向き、不向きがありますし、人生のなかで大切にしたい物事の優先順位は年齢によっても変化するものです。 ワークライフバランスを重視して事務職について、結婚や出産をしながら時短勤務などをして、お子さんが手を離れたタイミングで管理職やマネジメントをおこなうキャリアパスも考えられます。 人生の優先順位を踏まえて仕事とのバランスを取ろう 収入の差が幸福の差に直結するわけではありません。 周囲と比較してしまうこともあるとは思いますが、自分のなかで、何を大切にしていきたいのかということを考えたうえで、「この選択をして良かった! 」と後から納得できる選択をしてくださいね。
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Q
- 日本銀行への就職はやはりすごいですか?
- 日本銀行は物価の安定を守ったり、通貨の発行、国債の売買や市場に関するやり取りしたりするなど、国の経済の安定と金融システムを守る国家レベルの仕事をしています。 もちろん、要求される専門性に関してもトップレベルです。 新卒で日本銀行に入った後はその経験を活かして金融業界や大学院、研究機関などでのキャリアを築くこともできます。採用人数が少なく、倍率が高いと言われています。こうした背景が「すごい」と言われる理由だと考えます。 志望するなら日銀の役割理解と自分の考えの言語化が鍵 もし、日本銀行を目指すのであれば、経済学に関しての基礎をきちんと固めたうえで、日銀の役割や仕事内容への理解を深めましょう。 「なぜ日銀で働きたいのか? 」という志望動機についてを質問された際に、きちんと言語化できるよう、自分自身の志望動機を固めておくことも大切です。 「自分ならどう政策判断するか? 」という観点で日々のニュースをとらえておくと、面接などでも落ち着いて話をすることができますよ。
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Q
- 銀行員の初任給、手取りはどのくらいですか?
- メガバンクの初任給は2026年度から28万〜30万円になります。ほかの地方銀行もこの流れに追随しているため、2026年度から初任給が上がる傾向です。手取りはおおむね23万〜25万円程度だと推定できます。 社会保険料の内訳は、厚生年金が会社と折半で3万円弱、健康保険料が健康保険組合にもよりますがおおむね5%くらいのため1.5万円程度、雇用保険が9千円くらいです。このほか、所得税として6千円から1万円程度かかります。 さらに、初年度は住民税はかかりませんが、2年目からは前の年の所得を基にした住民税が加わります。毎月に1〜2万円かかることが多く、2年目のほうが手取りが下がるケースもあります。 2年目以降は住民税の負担が増え手取りが下がる可能性も 2年目から住民税が加わるほかに、銀行員特有の事象として急に地方への転勤を言い渡される可能性も理解しておきましょう。 急に部屋に呼び出され、「明日から地方へ挨拶兼ねて行ってください。」と言われ、新幹線のチケットとビジネスホテルの宿泊についての説明を受けた事例もあります。急な出費に耐えられるように、ある程度貯金しておくことを心がけておきましょう。
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Q
- 銀行の初任給はいつもらえますか?
- 給与は給与締め日と支払い日によって支給日が決まります。銀行にもよりますが、一般的には4月25日から5月10日の間に支給されるはずです。 月末締めの当月払いの銀行の場合は、4月25日に4月分が貰えることになります。就業規則で給与規定についての詳細について確認しましょう。 新生活の準備資金を前もって確保しておこう 引越しなどがあると、新生活を始めるまでにまとまった金額が必要になりますよね。 ほかにも、初任給が振り込まれるまでの期間でも、食費や日用品などの生活費が必要です。 大学4年生の卒論が終わった後のタイミング、1〜3月の間にアルバイトなどをして、ある程度の初期費用を用意しておきましょう。 入社後も、新人歓迎会で新入行員の同期とともに、出し物をおこなう銀行が多いです。新入生歓迎会の準備や練習の後に、同期とのご飯会や飲み会などに誘われる機会も多くあります。 卒業旅行やさまざまなものにお金を遣いたいという気持ちもあるとは思いますが、家賃と生活費などある程度の余裕を持っておくことをおすすめします。
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Q
- 地方銀行は「オワコン」って本当ですか?
- 地方の人口減少により、貸出先が減っていることや、支店の統廃合が進んでいることは事実です。また、フィンテックやデジタル化の推進により、支店の窓口業務や事務作業も効率化されています。 そのなかで、地域企業の事業継承を支えたり、地方創生で大学や行政と連携したりするなど、生き残りを賭けてさまざまな施策をおこなう地方銀行も多いです。 ただ、急激な人口減少が起きている地域は、地域経済自体が縮小されていきます。その点では、地方銀行で働いていても厳しさを感じる場面は多いはずです。 すでに観光産業で強みを持っていたり、企業の多さ、人口が維持されていたりする都市がある地域であれば、まだまだポテンシャルがあります。 一般論より、銀行と自分の未来を照らし合わせることが大切 もちろん、地方銀行に入ってからの個人の頑張りで世界を変えることも可能ではあります。ただし、現時点では、地元の銀行が将来に向けてどのようなことに力を入れて取り組んでいるかを理解しましょう。 そのうえで、「その一員として一緒に働きたいか? 」どうかを自分自身に問い直したうえで、志望するかどうかを決めるのがおすすめです。
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Q
- 地方銀行の年収って、実際どのくらいですか?
- 地方銀行の年収に関して、アルビノの調査によると地方銀行66行の平均年収は約666万円とのことです。 地方銀行の所在地にもよりますが、首都圏と比較して家賃や物価が安いということもあり、メガバンクと比較して年収が低いから生活が厳しくなるとは言い切れません。 メガバンクとの単純比較では見えないメリットを理解しよう また、メガバンクでは役職定年が早く、50歳以降や出向や転籍によって給与が大幅に下がるというケースも多いです。そのため、一概に地方銀行のほうが不利というわけでもありません。 年収以外のメリットもあります。地域の経営者の相談に乗ったり、地元の人達との関係構築を図ったりしながら、融資先の企業の成長にじっくり携わることができる点です。 デメリットとしては、営業先が限られてしまっていることや、地域の高齢化、経済の縮小によって支店の統廃合などが起きる可能性が挙げられます。
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Q
- 金融業界ではピアスをすることはできますか?
- 金融業界では、片方1個ずつの目立たない上品なピアスをつける程度が限界で、複数のピアスを通常業務でつけるのは難しいと考えておきましょう。 明確に「ピアス禁止」と謳われていなくても、支店や職場によっては先輩や上司からピアスを外すようにと指導を受ける可能性があります。 金融業界の面接では、清潔感が大切になります。ピアスのみならず、シャツに皺がよっていないかなど、スーツの着こなしに関しても注意が必要です。 顧客の年齢層や職場の価値観に合わせよう 金融機関に直接足を運ぶ顧客は、比較的年齢層の高い人が多いこともあります。そのため、年配の方が不快に思わないような配慮が欠かせません。信頼感を大切にするからこその身だしなみのルールです。 入社後も、ピアスに限らずメイク方法やまつ毛のエクステなどで注意される可能性もあります。 金融機関でピアスを複数つけたり、鼻や口へのピアスをしながらの勤務は難しいといえます。どうしてもピアスを複数付けたいのであれば、別の業界を考えたほうが良いかもしれません。
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Q
- 25歳での就活は、何から始めるべきですか?
- 25歳で就活をおこなう人は一定数存在します。理由は留学、浪人、休学などさまざまです。さらに大学院卒の場合、25歳くらいでの就活は一般的です。年齢が問題になることはほとんどありません。 まずは、これまでの経歴やどんな仕事に興味があるのかを考えましょう。 年齢は大きく影響しない! 一般的な就活と考えよう なぜこのタイミングで就活しているのかをたずねられる可能性はあります。自分の言葉で答えられるように用意をしておけるとスムーズです。 まずは、就活サイトに登録し、興味のある業界や企業をリストアップしたり、エントリーシート(ES)や履歴書の作成から取り掛かりましょう。 企業のオンライン説明会への参加や企業へのエントリー、面接参加などの一連の就職活動がスタートします。 年齢が気になるなら、経験の多さを就活に活かそう 同年代よりも多くの経験をしたからこそ身につけた視座や経験もあるはずです。就職活動は、今までを振り返ったり、今後について考えることのできる素敵な機会です。 「この経験をして良かったな」と思えるような機会となるよう、納得感を大切にしてもらえたらうれしいです。