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Q
- 履歴書の趣味欄に「K-POPの音楽鑑賞」と書いても良いですか?
- 絶賛就活中とのこと、履歴書の趣味欄は意外と悩ましいポイントですよね。 結論としては、履歴書の趣味欄に「K-POPの音楽鑑賞」と書いても大丈夫ですよ。 「音楽鑑賞(K-POP中心)」のように記載しておくことで、おっしゃる通り、面接官との共通の話題が見つかったり、会話が弾むきっかけになったりするケースは実際にあります。 特に音楽業界やエンターテインメント系、マーケティング関連の企業、あるいは若手社員が多い企業や外資系、韓国と関連のある企業などでは、その趣味がきっかけで他の質問に発展したり、自身の人物像をより深く印象付けたりする良い機会につながることもありました。 趣味欄に単に「K-POPの音楽鑑賞」と書くだけでなく、たとえば「K-POPアイドルのライブの演出やマネジメント方法についても関心を持ち、学んでいます」といった補足を加えることで、より深い興味や探究心をアピールできます。あるいは「K-POPの音楽鑑賞を通して、ダンスを楽しんだり、効果的な気分転換を図ったりしています」のように、自身の人柄を伝えることも有効な方法だと考えます。 企業によっては配慮も大切! 賢く伝えよう ただし、金融機関や公的機関といった比較的堅いとされる業界や、面接官の年齢層が高いと想定される企業を受ける場合には、「K-POP」とあえて表現せずに、「音楽鑑賞(ポップスを中心に聴いています)」といった、より多くの人になじみやすく、理解してもらいやすい表現にとどめておくのが無難かもしれませんね。 面接で趣味について触れられた際に、「特にK-POPをよく聴きます」と補足する形でも、もちろん問題ありません。 最終的には、応募される企業の雰囲気や、自身が面接でどのような点をアピールしたいかによって、書き方を調整するのが良いと考えます。頑張ってくださいね。
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Q
- 大手の子会社は負け組になりますか?
- 子会社だからといって一概に「負け組」ということは決してありません。 実際に、メーカー系の子会社のなかには、親会社よりも技術者の社員の裁量が大きく、安定した業績を上げている企業も存在します。子会社がその後の時代の変化に柔軟に対応し、独立や上場を果たすケースもあるのです。 また、私がこれまで学生から聞いた事例では、子会社に勤めていた人が途中で親会社と子会社が合併されたことで、その後は親会社でキャリアを歩んでいるという例も何度かありました。 子会社だからと決めつけずにそれぞれの良さを比較して判断しよう 大手企業の親会社と子会社においては、グループ全体として一体となって、価値を創造していこうという方針を持つ企業が多いと感じます。親会社の社員から横柄な態度を取られるという話も一部では聞きますが、それは企業文化というよりは個人の人格に起因する可能性が高いです。 親会社では経営戦略の立案やグループ全体の管理といった業務が中心となることが多く、ローテーションを通じて幅広い業務を経験できる一方で、社内調整や社内政治に苦労する人もいます。 一方子会社の場合は、実務や事業の運営といった現場に近い業務に携わることが多く、専門性を深めることができる環境であることも多いです。だからこそ、子会社だからといって選択肢を狭めずに、環境を比較したうえで選択をしていきましょう。
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Q
- 8月に開催される夏のインターンシップは参加したほうが良いですか?
- 私がこれまで求職者指導をした経験から言えるのは、8月からのインターンシップに参加することで、その場で「内定者パス」という、卒業後の3年~5年以内の期間であれば好きなタイミングで入社できる特別なパスが発行される学生さんも実際にいらっしゃるということです。また、早期選考優遇制度によって、大学3年生の2月や3月に内定獲得に至る学生も本当に数多くいます。 8月のインターンに臨むにあたっては、事前にしっかりと自己分析をおこない、これまでどんなことに力を入れて頑張ってきたのかといった経験を棚卸ししておくことが非常に大切です。 私が見てきた多くの学生の例からも言えることですが、さまざまな企業を広く深く知る機会というのは、そう何度もあるわけではありません。ですから、社会科見学を楽しむような気持ちで、少しでも興味を持った企業や業界に積極的に応募してみるのも、一つのとても良い方法だと私は考えています。 インターンに参加して自分にマッチする仕事を見つけてみよう 実際に私がこれまでサポートしてきた多くの学生がそうであったように、インターンを通して自分に合う企業や仕事を見つけたり、合わないものを明確にしたりすることで、自己理解が格段に深まるはずです。 インターンの募集に関しては、できる限り早めにスケジュールを確認し、計画的に準備を進めることを意識しましょう。インターンに参加することは、仕事そのものへの理解を深めたり、企業の実際の雰囲気を肌で感じたりする絶好の機会につながります。 そして何より、その経験は今後の選考の場面で、エントリーシートや面接で自信を持って自分をアピールをするための、非常に貴重な材料となるのです。
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Q
- 中途採用の最終面接の逆質問は何を聞くべきですか?
- 新卒採用がポテンシャルを重視されることが多いのに対し、中途採用では「あなたが企業にどんな具体的な価値をもたらしてくれるのか?」という点がより厳しくみられていると、私は分析しています。 事業の方針や組織のあり方について踏み込んだ質問をすることは、ご自身が経営的な視点を持って企業の課題や方針を深く理解しようと努めていること、そしてその視座の高さをアピールするうえで、非常にプラスに働くことが多いです。 実際に中途採用で成功された方々の多くが、「配属部署での直近の課題や今後取り組むべきテーマ」を具体的にたずねることで、ご自身の入社後の立ち位置を的確に把握し、早期に活躍したいという強い意志を効果的に伝えていました。 また「最初の3カ月、あるいは半年といった期間で、成果として具体的にどのようなことを期待されていますか」といった質問は、自律的に行動できる人物であるという印象を強く与える効果的な問いかけでした。 このほか、入社後のキャリアパスに関する質問を通じて、中長期的にその企業へ貢献していきたいという意思を明確に示すことも、非常に有効なアプローチだと感じています。 NG質問に注意! 面接の質をさらに高めよう 一方で、強く注意を促したいのは、事前に企業のWebサイトなどで容易に調べられるような情報を改めてたずねることは避けるべきだということです。また残業の有無や福利厚生に関する質問も、最終面接で経営陣の人たちにするものとしては不適切だと判断される可能性が高いです。
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Q
- 面接の自己紹介で家族構成に触れるべきですか?
- 私が面接官を担当したなかで「同じ業界で生き生きと働いている母親を近くでみていて小さい頃から憧れていた」という話や「長子のため、小さい頃から弟、妹の面倒をみていて面倒見が良い」といった話を聞くことが実際にありました。 私の考えでは、家族構成や家族のエピソードを通して、ご自身の性格や強み、仕事に活かせることを効果的に伝えることができるのであれば、家族構成について話をすることがプラスに働くことがあると思います。 たとえば、私がこれまでみてきたケースでは、「両親が共働きで、小さい頃から祖父母と話をする機会が多かった」というエピソードから、介護業界や高齢者と接する機会の多い企業への志望動機を説得力をもって伝えることは非常に有効でした。 ネガティブ話題は避け自分をより魅力的に伝えられるエピソードを盛り込もう 一方で「優秀な兄がいてコンプレックスを抱えている」や「妹ばかり可愛がられていて妬ましく思っている」といった、ネガティブな印象を与えかねない内容を、面接の自己紹介の場であえて自分から話す必要はまったくありません。 私がいつもアドバイスしているのは、最終的にそのエピソードが採用担当者に好印象を与え、ご自身の魅力付けにつながるかどうかを慎重に吟味したうえで、家族のエピソードを盛り込むかどうかを判断するべきだということです。
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Q
- 転職活動での面接で家族構成を聞かれる意図は何ですか?
- 私のこれまでの経験からお答えすると、企業が配偶者の有無を知りたがるのは、パートナーの転勤の有無やそれに伴っての退職の可能性、出産の際の産前産後の休業や育児休業の可能性などを事前に把握しておきたいという意図が背景にあると考えられます。 また、お子さんの年齢については、時短勤務やお子さんの体調不良に伴う急な欠勤の可能性などを探りたいという意図があるでしょう。 親との同居に関しては、自宅から通勤できるか、もしくは社宅などの住居の補助に関連することや、お子さんの面倒を親御さんがみることができるか、あるいは将来的な介護の可能性などを見極めようとして質問するケースが、私のこれまでの経験上、実際にありました。 無理に答えず働く環境を自ら確認するのが一つの方法である 厚生労働省のガイドラインの中では、採用時に本人の適性や能力に関係しない項目を聞くのは「望ましくない」と明記されています。 ですから、私がいつもアドバイスしているのは、答えたくないことには無理に答える必要はなく、むしろこちらからワークライフバランスに関する制度や支援について質問し、働き方の詳細を確認するのも有効な手段だということです。
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Q
- 新卒の履歴書のPCスキル欄の書き方を教えてください。
- 「PCスキル」に自信があるわけではない場合は、各ツールのスキルをそれぞれ記載することと合わせて、「スキル向上に向けてオンライン講座で学び努力している」など、現在も能力を上げるために学習中であることを一言添えると向上心を伝えることができます。 目指している職種にあったスキルをアピールしよう IT企業でエンジニア職を目指す場合は、プログラミング言語や開発ツールについても合わせて伝えると好印象につながります。 経理を目指す人は給与計算ソフトなどの使用経験があるようであれば、「給与計算ソフト:マネーフォワードクラウド給与(基本的な操作、入力作業)」などと実務経験も合わせて記載しましょう。 営業職を目指す人は顧客管理システムの使用経験があれば経理と同じように「顧客管理システム:Salesforce(顧客データ管理)」などと具体的に実務経験の記載しましょう。 デザイナー職はPhotoshopなどのデザインツールの経験と合わせて、どのような作品を制作したのか「Photoshop(画像制作)」などと示したり、必要に応じてポートフォリオを提出すると好印象です。
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Q
- 履歴書のPCスキル欄に特になしと書いても良いですか?
- 基本的なWordの文字入力やExcelの表計算程度の基本的なPCスキルさえあれば、業務の中で困りません。しかしながら、まったくPCスキルが無い人にPCの基礎を教えるためのe-ラーニングなどの環境は整っていないという企業もあります。 履歴書のPCスキル欄に「特になし」と書いてしまうとPCスキル自体がまったく無いのではないかと誤解を与えてしまう可能性があります。企業側に基本的なPCスキルを伝えるべく、「Word:文字入力、Excel:基本的な表計算」など、具体的にどのようなスキルがあるかを記載した方がPRにつながり選考で有利です。 新卒採用ではPCスキルが決め手になることは少ないが具体的に書いた方が心象はよくなる 企業の中でどれだけPCスキルが重要視されるかどうかは企業によって異なるため選考通過率に関しては一概に言えません。 新卒採用の際はPCスキルの部分で「特になし」と書かれていたからと言っても、高校で情報の授業が必修になるなど、最低限PCに触れてきているという前提があるため選考の際にPCスキルが決め手になる場面はあまり多くありません。ただ、できる限り具体的にスキルを書いた方が企業側の印象は良いです。
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Q
- 既卒3年目が終わろうとしているのですが、不採用が続き自信が持てません。どうしたら良いのでしょうか?
- 既卒3年目が終わろうとしている状況のなかで、スムーズに就職活動に取り組んでいきたいですよね。まずは、現在の状況を整理するために、ノートに書き出してみましょう。何がうまくいかないのか。志望動機が書けないのか、自己アピールが苦手なのか。自信が持てないのはどうしてなのか。具体的に書き出してみることで、客観的に自分自身を俯瞰することができます。 志望企業に入社するためには自己理解と企業理解が大切 そのうえで、自己理解を深めるため、過去の経験を振り返ったり、適職診断や職業診断を通して自分のアピールポイントや強みを探しましょう。次に、なんとなく応募するのではなく、企業理解をしたうえで、興味を持った企業に対して、どのように自分の強みを活かしていけるのかを考えていきましょう。 就職活動の一つひとつのフェーズに対応するポートキャリアの記事を読みながら、具体的な準備を進めていくことができるとスムーズですよ。また、支援機関を活用することも有効です。ハローワークやジョブカフェでは既卒向けの支援を受けることができますし、エージェントサービスに登録し、自分に合った求人を紹介してもらうこともできます。
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Q
- 大学で研究していることを仕事にしたい場合は、どのようなルートで進めば良いのでしょうか?
- 学業や研究のようなことができる仕事を望んでいらっしゃるんですね。おっしゃる通り、大学院へ行き、大学教授になるということも方法の一つではありますね。 他にも、現在取り組まれている語学や文化研究を活かして国連などの国際機関や、JICAなどの政府系機関、国際協力NGOで働くことや、多国籍企業の市場調査をする民間企業の研究職や海外市場へ進出する企業のコンサルタント、企業のなかでCSVやSDGsなどの国際協力に取り組むという選択肢も考えられます。 今までの研究が役立てることを考えてみるとキャリアの道筋が見えてくる また、美術館や博物館などで研究を活かした企画や運営をおこなうという選択肢もあります。「これまで時間とエネルギーをかけてきた研究がどのように他者に役立てることができるのか?」という観点で検討していくと、これからのキャリアの道筋が見えてくるのではないでしょうか。 インターンやボランティアに参加して現場の感覚をつかんだり、実際に興味のある分野で働いている人の話を聞いてみましょう。