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退職を引き止められて心が揺らいでいます。どうすれば良いですか?

会社に退職の意思を伝えたところ、予想以上に強く引き止められており、心が揺れています。

待遇の見直しや、新しいプロジェクトへの参加といった提案もあり、残ることも悪くないのではないかと迷い始めてしまいました。

もともと今の職場に大きな不満があったわけではなく、新しい環境で挑戦したいという前向きな理由で退職を決めたつもりでしたが、引き止められることで判断に自信がなくなってきました。

このまま会社に残る選択をした場合、あとで後悔することはあるのでしょうか? また、一度退職を決意したのに気持ちが揺らぐのは、自分に軸がないということなのかも気になっています。

後悔しない決断をするための考え方や、自分の本音を見つめるヒントについてもアドバイスをいただけたら嬉しいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント/国家検定2級キャリアコンサルティング技能士

平野 裕一

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引き止めで迷うのは自然なこと! 自分の納得できる決断を

退職の引き止めで心が揺らいでしまうのは、決してあなただけではありません。

こうした状況で心が揺らいでしまうのは、長年の人間関係による罪悪感や未知への不安、現状維持へのバイアスなど、複数の要因が絡み合っているからです。

一度決意したことが揺らぐのは軸がないからなどではなく、新しい情報や可能性に対して真剣に、そして柔軟に向き合おうとしている証だと私は思います。

迷いを整理するための6ステップで「自分の軸」を定めよう

私の過去の就職支援では、以下の6つのステップで自分の状況を整理し、深く考えるようアドバイスしてきました。

①なぜ退職を決意したのかを深掘りする
当初の退職理由を明確にし、自身の本質的な欲求を再確認します。

②引き止め条件の真意と持続可能性を見極める
提示された条件が、あなたの望みを根本的に解決し、かつ継続性があるものかを冷静に分析します。

③「残るメリット・デメリット」「辞めるメリット・デメリット」を比較する
感情を排し、客観的な事実に基づき、両選択肢の利点と欠点を洗い出します。

④信頼できる第三者に相談する
客観的な意見を得ることで、冷静な判断に繋がるヒントを見つけます。

⑤「もし残ったら」「もし辞めたら」の未来を具体的に想像する
それぞれの選択が将来の自分に何をもたらすかを想像し、明確にします。

⑥期限を区切って決断する
迷いが長引くことを避け、集中して意思決定を行うための期日を設定します。

あなたの軸とは、「何を1番大切にしたいか」という価値観です。自分自身の価値観と深く向き合い、あなたにとって最善の選択をしてください。

キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

富岡 順子

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引き止めによって迷ったときは原点の気持ちに立ち返るべし

退職を申し出たものの会社から引き止められて心が揺れているときは、まず転職しようと思った原点に立ち返りましょう。

もし今の職場に大きな不満がなく、新しい環境への挑戦が理由なら、会社が新しい挑戦の機会を提示してくれる場合は、そのなかで一度挑戦してみるのも良い選択肢の1つです。

あなたが迷っているのは、今の職場にもメリットを感じているからかもしれません。

気持ちを整理して後悔しない道を選ぼう

今の職場で挑戦するか、新しい環境で挑戦するのか、どちらが本当に求めていることかを見極めていきましょう。

気持ちの整理には、現状のプラス面・マイナス面を書き出し、どんな葛藤があるか図式化してみることがおすすめです。

そうすることで、自分の本当の思いや職場環境への評価が見えてくることがあります。

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