Q
大学3年生
女性
ホテルに就職して後悔することってありますか?
景色がきれいで居心地が良い空間で働きたい、自分のサービス精神を活かしたいという気持ちから、ホテルへの就職を考えているのですが、ゆくゆく後悔する可能性ってあるんでしょうか?
というのも、ホテルは現在人手不足という話を聞きます。それも肉体労働メインだから過酷で、特に高齢の方は離職するケースが多く、若い人もなかなか応募しないという話を聞きました。
また、給料も高くはないという噂も聞きますし、実際平均年収など調べても他の業界と比べて低めなのかなと思っています。
ホテル業界に就職すると、若いうちは体力で乗り切れても、年を重ねるにつれて後悔していくのでしょうか?
正直なところ、どう思われますか? 有識者の方アドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
体力勝負のため華やかなイメージのみだと後悔することも
従業員の視点でリアルな場面を目にする機会が増えます。ホテルを訪れると、笑顔の接客や美味しい料理など、まるで非日常的な空間が広がっていますが、その裏には多くの従業員の努力が隠れています。
ホテルでの仕事は、接客や配膳だけでなく、客室清掃や事務対応など、私たちが目にしないさまざまな業務が存在します。
また、多くの仕事は体力勝負という側面もありますので、ホテルを訪れる側として華やかな場面だけを想像すると、実際に働いた際に後悔する可能性があります。
直接感謝される・感動のそばにいられるやりがいは大きい
しかし、それ以上にホテルで働くことは大きなやりがいをもたらします。それは、顧客の笑顔や感動の瞬間に直接立ち会える喜びです。
顧客から「ありがとう」や「楽しかった」と直接言われる機会が多く、自分の目の前で顧客がホテルを楽しんでいる姿を見ることができるのは、大きな魅力です。
この素晴らしい景色が忘れられず、働き続ける人がたくさんいます。
もし、自分の友達を喜ばせるために1カ月前から準備を進める姿を想像したとき、それが苦ではなく幸せに感じるなら、ホテルでの仕事は大きなやりがいにつながることでしょう。
夜勤や周囲との休日の合わなさに苦労することはある
ホテル業界は、顧客と直接やり取りができ、心地良い空間で働けるといった華やかなイメージや、やりがいを感じる機会が多い一方で、厳しい側面も確かにあります。
たとえば、シフト制勤務であり夜勤が発生することや、世間一般の休日が最も忙しい繁忙期にあたるため、友人や家族と休みを合わせにくい、といった点が挙げられます。
体力と気力の両方が求められる仕事だといえるでしょう。
厳しさを上回る目標があるか自分に問いかけよう
ただ、そうした厳しさを上回るほどのやりがいや、自己実現の目標をホテル業界の仕事にみいだせるのであれば、後悔することはないはずです。
また、平日休みを有効活用できるなど、シフト制をポジティブにとらえて働いている人もたくさんいます。ご自身がどうとらえるかが重要です。
以下の記事ではホテルへの就職の実態について解説しています。具体的な仕事内容や平均年収などについても触れているので、ホテルへの就職に興味がある人はぜひ参考にしてください。
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