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土木施工管理技士2級に必要な実務経験はある程度ごまかせますか?

現在、建設業界で働いている者です。土木施工管理技士2級の資格取得を考えています。

受験資格として実務経験が必要だと知ったのですが、正直なところ自分の経験が要件を満たしているか不安です。

ネット上では実務経験をごまかして受験したという書き込みも見かけ、もしそういうことができるなら自分も取得できるのでは、と少し考えてしまいました。

実際問題、多少の実務経験のごまかしは可能なのでしょうか?

また、もし発覚した場合、どのようなリスクがあるのか教えていただきたいです。正直に自分の状況を申告して、受験資格を満たすにはどうすれば良いか、何かアドバイスをいただけないでしょうか?

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/勉強カフェ札幌大通スタジオ代表

渡邊 裕樹

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ごまかしは絶対ダメ! まずは正式な窓口に確認しよう!

資格試験において、実務経験の要件をごまかして受験することは、絶対に勧められません。まずおこなうべきは、試験の問い合わせ窓口に直接連絡し、自身の経歴が要件を満たしているかを確認することです。

そういった問い合わせは試験センターも数多く受けているはずなので、遠慮する必要はありません。

不安を抱えたままでは勉強にも集中できませんし、正式な回答を得ることで安心して次のステップに進めます。リスクの高い行動は絶対に避けましょう。

資格の重みを考えよう! 有資格者としての自覚が重要!

もし虚偽の申告が発覚した場合、合格が取り消されるだけでなく、会社経由で申し込んでいる場合は職場での信用を完全に失い、懲戒処分の対象となるリスクもゼロではありません。

資格とは、知識や技能に対する社会的な信頼の証です。その入り口で不正を働くことは、資格そのものの価値を自らおとしめる行為にほかなりません。

定められた要件を無視することは、資格を目指す人間としての資質を問われる行為だと、厳しく認識すべきです。要件を満たしていないなら、必要な実務経験をきちんと積みましょう。

キャリアコンサルタント/キャリア・デベロップメント・アドバイザー

桒田 里絵

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資格のごまかしはNG! 誇りと信念を持って取得を目指そう

資格というのは、その業界で仕事をしている人のなかでも特に矜持と信念を持って取り組む人である証であり、その資格に恥じない実力を発揮できるよう研鑽を続ける覚悟のある人に与えられるものだと思います。

そのため、正直なところ、資格取得についてごまかしを考えることの意味が理解できません。実際に会社が主導して実務経験をごまかして受験させる場合もあるという話は聞いたことはあります。

誇りを持って仕事をするため、フェアな方法で取得しよう

ただし、それが発覚した場合、その個人には資格の取消、受験資格3年間はく奪といった処分もあるようです。そして雇用している会社は報道されれば社会的信用の低下となりかねません。

行政から指名停止に発展することもあるようですが、実際、すべての不正を処分できるわけではないのが実情でしょう。

バレないことが多いといっても、不正で資格を得たとしても、誇りをもって仕事をすることはできないでしょう。仕事は何年も何十年も続けることになるのですから、フェアな方法で取得されることをお勧めします。

あなたが受けないほうがいい業界・職種を診断しよう

就活では、自分に合った業界・職種が見つからず悩むことも多いでしょう。

そんな時は「業界&職種マッチ度診断」が役に立ちます。簡単な質問に答えるだけで、あなた気になっている業界・職種との相性がわかります

自分が目指す業界や職種を理解して、自信を持って就活を進めましょう。

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