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Q
- 就職に強い資格を教えてください。
- 「資格そのもの」よりも「志望職の仕事単位に直結するか」、「短期で実務の会話ができるか」で選ぶと効果が出ます。 希望職種によってアピールできる資格はさまざま 文系の汎用資格で即効性が高いのは、まず日商簿記2級です。管理会計・財務の共通言語が話せることの証明になります。 また、TOEICは、点数だけでなく英文メール・議事録の定型表現まで仕上げておくと海外顧客対応の入口になります。 営業・カスタマーサクセスならMOS Excel上級やGoogleスプレッドシートの関数・ピボット・Looker Studioで「数字を整えて可視化できる力」を証明しやすいです。 人事・採用アシスタント志望は、VLOOKUPやIF関数で応募者管理のイメージを事前にしておくことで話が伝わりやすくなります。 広報・編集は日本語検定2級やWebライティング実務士よりも、実名メディアでの掲載実績やCMS運用の証跡を資格同等として提示するほうが通ります。 金融志望で短期ならファイナンシャルプランナー(FP)の2級、保険・証券の入門に役立ちます。 IT寄りは基本情報技術者が王道ですが、時間がないならITパスポート+SQLの基礎(SELECT〜JOIN)を学び、簡単なデータ抽出を作品としてポートフォリオで示すとより現実的になります。 資格を肩書きにせず「どのタスクでどう使ったか」を語ろう 差別化のコツは、資格名を列挙せず「資格で学んだことを、どのタスクにどう使ったか」を面接で具体化すること。 たとえば「簿記2級のCVP分析を使い、学園祭の模擬店で価格設定を見直して利益率を8%改善した」など、「資格→行動→結果」の流れで語れば資格コレクターに見えません。
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Q
- 長所の「慎重さ」を面接でどうアピールすべきですか?
- 「慎重さ」をそのまま言うと「対応が遅い人?」と誤解されやすいので、成果に結び付く運用名に言い換えるのが効果的です。 私のおすすめは「リスクを先読みして手戻りを減らす力」、「合意形成の精度を上げる段取り力」などの伝え方です。 言い換え表現はほかにも「品質担保の設計力」、「初動の段取り力」、「リスク管理力」などが使えます。 「目的→行動→結果→学び」の論理的な構成を意識しよう 慎重さの語り方としては、以下のような形で一本のストーリーにします。 ①目的(なぜ慎重さが必要だったか) ②行動(確認項目の設計/関係者の事前合意/チェックリスト運用) ③結果(ミス削減・納期厳守・クレーム未然防止など具体効果) ④学び(慎重さとスピードの両立策) 以下の具体例も参考にしてみてください。 「私は慎重=遅いにならないよう、初回に要件の抜け漏れを潰す10項目を作り、関係者に5分で確認を取る運用にしています。 ゼミの共同研究では、この運用で差し戻しゼロで期日内完了することができました。以後は『初手の5分で全体を早くする』を徹底しています。 御社でも、顧客要件の誤読や社内手戻りを減らす役割で貢献できます」 慎重さを発揮しない場面での自分も伝えるとより良い また、締めに「慎重さを発揮しない場面の判断」も添えると一段強くなります。 たとえば「時間制約下では80点で出してレビューを早める」など、状況に応じてギアを切り替えられると示せれば、「慎重=ブレーキをかけがち」という印象が「ミスの少ないドライバー」といったポジティブなものに変わります。
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Q
- とにかく内定がほしいです。
- 焦りは自然なことですが、手当たり次第はかえって遠回りです。 「現状分析→職種絞り→準備」の3ステップが内定への近道 まずは、以下の流れで3日間で現状を可視化しましょう。 (1)落選の理由仮説を立てる:「書類/面接前半/後半/逆質問/マナー」のフェーズ別に一行で記録してみましょう。 (2)職種と業界を近接2候補まで絞る:例として、「カスタマーサクセスと営業」「採用アシスタントと広報アシスタント」などです。 (3)その2職種で求人を眺めながら、業務単位での日々のタスクと「評価される行動」を3つずつ書き抜く (4)自己PR・志望動機を職務言語に翻訳 次に勝ちやすい体制づくりを意識しましょう。 難関企業や本命職種だけに目を向けるのではなく、通年採用・増員枠・BtoB中堅・地方拠点・バックオフィス補助・カスタマーサクセス/インサイドセールスなど、採用温度が高い領域へ狙いを移してみます。 「大学のキャリアセンター+エージェント+自応募」の三本立てで企業の数は確保しつつ、週次20社程度で数をこなすのではなく厳選10社に絞る、など、量と質を担保できるバランスを工夫しましょう。 面接は録音して弱点の改善に努めよう 面接対策としては、30分ロープレ×3回をキャリアセンターなどを活用しつつ必須化し、以下の内容を録音して修正していきましょう。 (A)自己紹介60秒 (B)ガクチカ90秒 (C)志望動機90秒 (D)逆質問2本 直近の弱点一つに絞って改善すると、改善が見えやすくなります。 小さな成果物を提出するのもアリ 最後にダメ押しで即効の加点策として、希望職での小さな成果物を1本用意しておきましょう。たとえば、よくたずねられる質問10項目や、簡単な提案書1枚、議事録サンプルなどです。 必要に応じて「入社前にこういったものをアルバイト先でも作成し、入社に向けた準備をしています」と添付するのもアリ!です。 内定確率は、応募数より「適合度×準備の見える化」でぐっと伸びますよ。
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Q
- Webテストのカンニングは企業にばれますか?
- 結論、ばれる可能性は普通にありますし、リスクは内定取消・選考停止まで及びます。 各社はさまざまな不正対策を組み合わせています。 たとえば、カメラや画面共有、マイク、視線検知といった監視型や、異常に速い特定設問、同一環境からの複数受検、解答パターンの類似解答ログといった統計監査、本試験と会場再テストのスコア乖離チェック、本人確認の再受検などです。 もし発覚した場合は「その場だけ」では終わらず、内々定後の適性再検査や入社前手続きで露見することもあります。 不正が疑われると、その企業だけでなく大学経由の信用にも傷がつくため、短期的にも長期的にも割に合いません。 全うに結果を出す準備力が評価につながる どうしても通過率を上げたいなら、出題範囲の型をつかむ訓練に時間を振るのが近道です。 頻出は「言語・数的・論理・性格」の4系統で、特に数的処理は設問タイプ別の解き筋を覚えると点数が伸びやすいです。 模試を時間制限ありで3回転し、間違いノートをタイプ別に整理、試験直前はそのノートだけ見る。これで多くの受検者は合格ラインに届きます。 どうしても自宅環境が不安なら、静かな自習室や大学のPCルームなど集中できる環境を工夫してください。 採用は、合格不合格以前に信頼の取引です。一時の点数より、不正をしない判断そのものが、面接での言葉以上にあなたの価値を底上げします。
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Q
- 1次面接の結果はいつ頃きますか?
- 一般的には、営業日換算で数日〜1週間前後で届くことが多いものの、遅延は珍しくありません。 採用会議の日程ずれ、ほかの候補者の面接待ち、祝日や締め作業の重なり、担当者の出張・異動、上長決裁の滞留などで10日〜2週間程度に延びるケースは十分あります。 体感として「早い=合格、遅い=不合格」は短絡的で、むしろ「横並びで最終確認中」のことも多いです。 不安なときほど礼節あるフォローと並行準備で心を整えよう 待っている間は不安になりがちですが、応募企業の進行状況を一覧化し、次の面接準備を進める、面接から7営業日を超えたら礼節ある一次フォローを入れるのが良いでしょう。 フォロー文面は簡潔に「選考へのお礼/当日の学び1点/連絡予定の認識/選考継続の意思」を添えます。以下の具体例を参考にしてみてください。 「先日は面接の機会をありがとうございました。〇〇の業務理解が深まり、入社後は△△で貢献したい思いがいっそう強まりました。 結果のご連絡は1週間程度と伺っておりましたが、もし追加情報が必要でしたらお知らせください。引き続きどうぞよろしくお願いいたします」 不安が強くても催促口調や再三の連絡は逆効果。返信がくるまでは他社準備を淡々と進め、合否にかかわらず「次の打ち手」を増やしておくことが心の安定にも直結します。
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Q
- 自己PRで旅行経験はどのように伝えるのが効果的ですか?
- 自己PRでは旅行そのものを語るのではなく、仕事で再現できる行動に翻訳して伝えるのがコツです。 面接官が知りたいのは「どの景色を見たか」ではなく、未知の環境であなたがどう準備し、どう判断し、どうやってやり切ったかです。 未知の環境での判断・改善・対応力を仕事の成果につなげよう たとえば、バックパッカー経験なら、 (1)目的と制約:限られた予算と日数で◯カ国を回る計画を自分で策定。 (2)行動:大まかな工程は決めつつ、現地では情報の信頼度に応じて宿や移動を日次で最適化。 (3)予期せぬ事態:交通ストライキで移動手段が途絶、現地SNSと窓口で代替ルートを確保。 (4)結果と学び:損失を最小化して目的地に到達し、以後は事前にリスクテーブルを用意する運用に改善 というように、「事実→判断→改善」の筋道で語ると、遊びの話ではなくなります。 仕上げに、志望職の業務単位へ接続しましょう。 「営業なら出張先での突発トラブル対応や初対面へのヒアリング」、「カスタマーサクセスなら言語・文化差を踏まえたクレーム一次対応」、「企画なら限られた資源での計画修正」など、仕事の業績評価指標に届く行動まで言い切ると強いです。 以下の具体例もぜひ参考にしてみてください。 「バックパッカーとして6か国を一人で巡るなかで、どんな制約下でも『最適な一手』を選ぶ力を鍛えました。 交通ストライキの際はSNSと窓口で情報の信頼度を評価し、2時間で代替ルートを確保。以後は行程表に『リスクと回避策』の欄を設け、損失を最小化できました。 御社の○○職では、限られた時間と情報のなかで『仮説→検証→修正』のサイクルを回す場面が多いと理解しています。私の強みはその運用力で、初月から商談準備や顧客対応の手戻りを減らす工夫で貢献します」
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Q
- ゲームプログラマーになるには独学でも大丈夫ですか?
- ゲームプログラマーになるには独学でも可能です。 評価されるのは学歴より「動く作品」と「コード品質」だからです。 C++/C#、アルゴリズム、数学(線形代数・ベクトル)、Gitなどを基礎とすることは前提となるので、自己学習をまずは頑張りましょう。 作品で技術力をアピール! イベントも活用して力を磨こう それと同時並行して、UnityやUnrealで小さく完成させたゲームを3〜5本作り、GitHubとポートフォリオサイトで公開します。 ゲームジャム参加や改良履歴(バグ修正・最適化・ユーザー改善)を記録すると説得力が高まります。 夏冬の長期インターンに応募し、コードテスト対策としてAtCoderなどで基礎力を鍛えることも有効です。
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Q
- ゲームプログラマーになるにはどんな大学に行けばいいですか?
- ゲームプログラマーになりたいと考えているんですね。 ゲーム制作の知識やスキルを大学で学ぶには、情報工学系や工学部、情報科学科、デジタルメディア学科などの学部学科を選ぶのが一般的です。 これらの学部では、プログラミング、数学、物理学の基礎といったゲーム開発に不可欠な知識を、大学の体系的なカリキュラムを通して学ぶことができます。 自己学習と作品が重要! ゲームに関する実績を作ろう しかし、より重要なのは「自己学習の継続」と「実装量×作品の完成度」です。 自己学習としては以下のものなどがあり、特にプログラミングやデザイン領域については大学での学びのなかで体系化していきましょう。 ・C++やC#といったプログラミング言語 ・Git、デザインパターン ・アルゴリズム ・数学(線形代数・ベクトル) ・UnityやUnreal Engineといったゲームエンジン 学業の傍ら、ぜひUnity/Unrealで3〜5本の完成品を作ってみてください。 描画・AI(人工知能)・ネットワーク・ツールのどれかで完成品について深掘りし、技術記事やGitHubで発信するとより評価されやすくなります。 ゲーム業界においては、大学ブランドよりもポートフォリオとインターン実績など、とにかく作品の制作実績が決定打になりやすいため、学年早期からゲームジャムへの参加をおこなうだけでなく、夏冬インターン応募についても計画的に進めると有利です。
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Q
- ケーブルテレビ業界の今後はどうなると考えられますか?
- ケーブルテレビ業界の今後ですが、テレビだけで稼ぐことは厳しくなっていき、マルチサービス化が生存戦略です。 今後の事業を考えるうえでの主軸は以下の4点などが考えられます。 ①通信(光回線・ISP)との束ね販売 ②地域向けローカルコンテンツ・防災情報 ③広告のターゲティング(アドテク活用) ④高齢者・地域密着のサポート オーバー・ザ・トップ(OTT)、すなわちインターネット回線を通じて提供される動画や音楽などのデジタルコンテンツサービスの台頭で、放送視聴は減っていくことが予想されています。 そんななかでも、宅内サポートと通信の最後の1mで価値を出すことは可能です。 「解約抑止とLTV向上」を語れると内定に強い! あなたがどのような志望動機を持ってケーブルテレビ業界を検討しているかわりませんが、学生の面接の際には、営業でもCSでも「解約抑止とLTV向上」を語れると強いです。 志望動機は、あなたの描く未来の方向性に合わせて話すのが良いかと思いますが、より内定確度を高めるために必要なスキルは、ネットワーク基礎、CRM/MA、動画著作権の素養などです。 また、今後テレビ業界のなかでも伸びるチャンスがあるとすると、以下のポイントなどが考えられます。 ・4K、8K放送へのシフト ・光、Wi-Fiメッシュ ・宅内IoT連携 ・スマートテレビの普及にともなう新たなサービス ・IP(知的財産)を活用した多角的な事業展開 テレビ局は現在、テレビ放送以外でも動画配信サービスの提供、都市開発、EC事業など、収益源を広げていますので、そういった生き残りのあり方も念頭に置けるとよいです。
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Q
- 情報通信業とIT業界の違いは何ですか?
- 情報通信業とIT業界の違い、難しいですよね。 統計上の「情報通信業」は通信(キャリア・回線・放送)に加えて情報サービス(ソフト開発・SI・受託計算・コンテンツ)を含む広い傘です。 そのなかでも、学生用語の「IT業界」は、おもに情報サービス寄り(SIer、ソフトウェア、Web/SaaS企業)を指すことが多いです。 キャリア選びの軸としては、以下のようなものなどが挙げられます。 ①収益源:回線課金、ライセンス、広告、サブスクなど。誰からお金をもらい、どのように収益を上げていく戦略なのか。 ②顧客:B2B/B2Cのどちらが中心となり、そのなかでもどんな人をターゲットとしているのか。 ③技術深度:NW、クラウド、アプリ、データなど、どんな技術を活用しているのか、そこにその企業ならではの独自性はあるのか。 ④働き方:常駐・内製・自社開発など。お金の稼ぎ方や会社文化の基盤でもあります。 社員訪問や資料で企業研究! 複数の候補を比較しよう 企業研究は決算資料のセグメント、顧客事例、技術ブログなどを読むことで輪郭が見えてきます。 複数の企業で迷う場合には、具体的な配属イメージと成長機会をOB・OG訪問などを通じて確認し、具体で比較しましょう。