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Q
- 向上心がなくなってしまいました。どうすれば良いですか?
- キャリアに行き詰まりを感じている、という20代中盤のかたからの相談はよく受けます。そんなときには、私はいつも以下のようなアドバイスをしています。 筋トレやダイエットで、数値の変化が起きにくくなる停滞期がありますよね。キャリア発達においても、これと同じような停滞期が存在し、これを「キャリアプラトー」と呼ぶのです。まず、停滞期は自分のキャリア成長の過程として自然なことだと受け止めましょう。 停滞期を乗り換えるための方法はたくさんある また、「クォーターライフクライシス」という言葉もあります。これは、20代後半から30代にかけて「このままで良いのだろうか」と、漠然とした不安や焦燥感、幸福感の停滞が起こることを指す言葉です。こうした言葉があるのは、停滞の悩みは多くの人に共通する経験であり、成長において避けられない要素であることを示しています。 この時期を乗り越えるための方法として、以下の3つの方法がおすすめです。 ①ダイエットのように「また変化の時期がやってくるさ」と楽観的にとらえ、これまでの取り組みを続ける ② 少し視点を変え、趣味に打ち込むなど、新しいことを試してモチベーションを保つ ③「停滞期で悩んでるんです」と周囲の人に相談し、情報や人脈を広げる 悩むことは成長にとって大切なプロセスです。「あのときたくさん葛藤したからこそ今の自分がある」と思える未来を作っていってくださいね。
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Q
- 就活での書類選考の通過率がどのくらいなのか教えてください。
- 『就職四季報』には、エントリーシート(ES)の通過率に関する参考データが掲載されています。 たとえば就職四季報2026-2027年総合版によると、(株)松竹の通過率は33%(受付1809件→600件通過)、NTT西日本は27%(受付4106件→1094件通過)、ハウス食品は18%(受付4341件→780件通過)となっています。応募倍率も多数掲載されているので、ぜひ読んでみてください。 加えて、企業規模による求人倍率の違いにも注目です。リクルートワークス研究所・2025年調査によると、従業員5000人以上企業では求人倍率が0.34である一方、300人未満の企業では6.50と大きな差が見られます。 こうしたデータからも、大企業や人気企業は非常に狭き門であり、多くの学生が書類選考で不採用となる現状がわかります。 応募先を広げて可能性を高めつつキャリアセンターで書類の添削を受けよう 対策としては、応募先を広げることが重要です。企業規模にバリエーションを持たせ、第一志望群を従業員1000名以上の企業、第二志望群を500名以上とするなど、多方面に目を向けて志望企業を選びましょう。 応募書類の完成度ももちろん大切なので、キャリアセンターで添削を受けることをおすすめします。
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Q
- 就活での時事問題対策でおすすめの対策方法を教えてください。
- 時事問題のおすすめの対策法は、月刊雑誌『新聞ダイジェスト』を読むことです。この雑誌は、図書館やキャリアセンターでよく定期購入されています。主要トピックの記事が複数の新聞からスクラップ形式でまとめられているため、「今、押さえておくべき話題」が一目でわかる便利な情報源です。 さらに、志望業界に関連するニュースをチェックしたい場合は、ネットニュースのサイトでキーワード検索を活用しましょう。たとえば、「〇〇業界」や志望企業が扱う製品名などで検索し、最新の動向を確認してみてください。 当日は最新のニュースを頭に入れつつ志望業界とのかかわりについて考えておこう 面接当日には、会場に向かう途中で最新のニュースを一読するのがおすすめです。そうすると、面接で「最近気になったニュースはありますか?」と質問された際に、「今日のニュース記事で読んだのですが……」と具体的に話すことができます。 また、答える際のポイントは、自分も問題解決の当事者である意識を持つことです。「政治家が賄賂をもらってけしからん」といった評論家的な目線ではなく、「この問題が自分の業界や仕事にどうかかわるのか」を考えながら話すと、より説得力が増しますよ。
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Q
- 人によって態度を変える上司のことを、会社に報告したいです。ですが、自分が悪者にならないか心配しています……。
- まずは、社外のパワハラ相談窓口に相談してみてはいかがでしょうか。各都道府県には無料で利用できる「労働相談」の窓口があります。そこで社内相談室の活用についてもアドバイスをもらってはどうでしょう。 「事実」と「感情」を切り離して今の状況を整理することが大切 また、現状を整理するために、事実関係を確認することが重要です。たとえば、上司のお気に入りの社員やあなたがした失敗について、具体的にどのような内容だったのか、そして、その失敗後にどのようなフォローや改善行動がおこなわれたのかを整理してみましょう。 まずは、「事実」と「感情」を区別して状況を把握することが大切です。感情的なすれ違いも、それはそれで解決すべき課題となります。厳しい叱責を受けることで精神的なストレスが高まり、つらい気持ちになったことでしょう。精神的に萎縮して失敗が重なるようでは、誰にとってもプラスにはならないので、上司の伝え方にも改善が必要かもしれません。 最終的に、全体の仕事が良くなるためにどうすべきかを考え、みんなで知恵を出し合い、協力する姿勢が重要です。その一環として、社内相談室を有効活用できると良いですね。
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Q
- 学生時代に特に頑張ったことがなく就活で話せるガクチカがありません。また、就活の準備もまったく進んでいないです……。
- 就職への意欲はいかがでしょうか。やる気が出ないのは、「働きたくない」と考えているからかもしれませんね。それでも、「卒業後は生活のために働かなくては」と考えているなら、卒業直前まで就職活動を先延ばしした場合についてお伝えします。 まず、大手企業、有名企業、金融、エンタメ、旅行、鉄道といった学生に人気のある企業や業種は、すでに採用を締め切っていることが多いです。一方、小規模企業や人手不足の職種は、学生からの応募が少ないため、卒業直前でも応募可能な場合があります。 今の自分はどのような職場環境でなら長く務めることができそうかを考え行動していこう そのような企業のなかには、筆記試験をおこなわないケースも多くあるのです。すると、就職活動の方針も「自分の興味のあることから考える」のではなく、「その時点で応募できる企業を絞り込む」「ご縁のあった企業で働く」といったアプローチになります。 ただし、このスタイルだからといって、満足いかない働き方になるわけではありません。学生時代を緩めに過ごしてきた自分が、どのような職業や職場環境であれば折り合いをつけられるのか、その答えを探しながら行動していくことが大切です。
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Q
- 内定承諾後に希望の面談日程を送ってから、企業から返事がきません。どうしたら良いでしょうか?
- こういった場合は、電話で問い合わせるのが最も早くて確実です。以下のトークスクリプトを参考にしてみてください。 まずは「お世話になっています。先日、採用試験で内定をいただきました●●と申します。採用担当者さまはいらっしゃいますか?」と伝え担当者につなげてもらいます。 そして、担当者につながったら「お世話になっています。先日、採用試験で内定をいただきました●●と申します。面談の希望日をご連絡差し上げたのですが、まだお返事をいただいていないようなので、確認のためお電話いたしました。入社時に必要なものなどをそろえたいと考えていますが、面談日程はいつ頃決まりそうでしょうか?」と気になることを聞きましょう。 このような言葉遣いであれば失礼にはあたらず、入社に向けた前向きな姿勢も伝わるでしょう。 問い合わせに対する相手の対応次第では入社辞退を検討することも選択肢の一つ また、問い合わせた際に対応が悪かったり、不誠実と感じられるようなことがあれば、その職場の運営が混乱している可能性も考えられます。場合によっては、雇用契約を結ぶ前に入社辞退を検討するのも一つの選択肢です。 まずは「案ずるより産むが易し」。内定先に直接問い合わせてみましょう。
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Q
- 「もう学生じゃないんだから」といわれることに納得できません。遠回しな指摘をする人の意図を教えてください。
- 「学生じゃないんだから」という遠回しな指摘はどんな意図なんでしょう」という悩みを抱えているのですね。おそらく育成担当者も指導方法がよくわからなくて、表現に困ってるのかもしれません。育成担当者は、自分の業務の合間に新人指導をせねばならず、指導法についても具体的にわかっていないこともよくあります。 学校の先生のように、教え育てることが本業ではないのです。だからといって「育成担当者を替えてください」というわけにもいきません。そのため、育てられる新入社員側にも工夫や努力が必要です。 相手からの言葉を待つのではなく自分から考え行動してみよう 自身で記述しているように「至らない点がありました。具体的にはどうしたら良いか、相談に乗ってください」と申し出てみるのも良いでしょう。「自分なりにこのように調べ、考えてみたのですが、どうでしょうか?」とまずは自分でやってみて、フィードバックをもらう形でも良いですね。 社会人になると、意外なほどこの世はちゃんとしていないことに気づきます。ちゃんとした新人育成方法は確立されてはいないのです。
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Q
- 面接で緊張して声が震えてしまうのは良くないことですか?
- 緊張するなか、面接をよく頑張りましたね! まずはお疲れ様、と労いをお伝えしたいです。緊張するのは当然のことで、「普段通りに話す」というのはなかなか難しいものです。目指すべきは、緊張しながらでも必要なことを伝えられるか、という点です。 もし「普段通り」として、同世代の友達や家族とのリラックスしたコミュニケーションをイメージしていると、職場のコミュニケーションとはギャップがあるかもしれません。 キャリアセンターのスタッフなどと面接練習を重ねて鍛えよう 面接と似ているのは、学校の先生やアルバイト先の顧客、社員など、緊張感を持ちつつ礼儀正しく接する必要がある相手とのコミュニケーションです。面接練習も、普段話したことがないキャリアセンターのスタッフなどに相手をしてもらうと効果的です。これにより、「緊張した状況でどれだけ対応できるか」という力が鍛えられます。 また、「過度の緊張が原因で不採用になった」とのことですが、応募した職種はどのようなものでしたか? 「仕事にならない」と評価されたのは、職種とのミスマッチが原因の可能性もあります。職種の適性についても一度見直してみると、次のステップに向けたヒントが得られるかもしれません。
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Q
- 内定をもらった企業の面接官の印象があまり良くなく、就職するか悩んでいます。
- 他社の内定状況はいかがでしょうか。ほかに選択肢があるなら、辞退を検討するのも良いのかもしれません。「マイクロアグレッション(小さな攻撃性)」という言葉があります。 これは、はっきりとした差別や攻撃の意図はないものの、無意識の偏見や相手を見下す意識が表れる「チクチク言葉」を指します(例:やっぱり女の子は気がきくね、など)こうした言葉に不快感を覚えても、「自分が気にしすぎ?」「悪気はないだろうし……」と、心の中でモヤモヤするかもれません。 時代が変わると、「あれは怒って良いことだったのだ」と後からそのモヤモヤの正体がはっきりすることもあります。「なぜ気に障ったのか」を言語化するのは時間がかかるものです。待遇は悪くないし、就職活動を早く終わらせたいから……と割り切ろうとしても、直感が違和感のサインを送っているのかもしれませんね。 自分の直感を信じて行動してみよう ビジネスにおいても直感力は大切で、「嫌な予感は当たる」といわれます。また、このような質問をするということは、「自分の考えを肯定してほしい」「辞退して良い、と背中を押してほしい」という気持ちがあるのかもしれませんね。私の「直観」がそう感じています。
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Q
- デザイン専門学校を卒業後、工場への就職を希望しています。学んだことと関係のない仕事に就くのは難しいですか?
- 専攻分野と違う道をお考えなのですね。工場勤務を中心に、と方向性も考えられているので、良いと思います。専攻分野と職業選択のギャップは一般的にあることです。特に美術・音楽・演劇などの芸術分野は、職業にすることが簡単ではありません。 専攻分野にこだわらずに就職活動を進める場合、デザインは「学生時代に頑張ったこと」の一つになります。大学生が学業よりも部活動やアルバイトに熱中していた、というのはよくある話。それでも「そこで培った強みはなにか」ということが評価対象になります。 学んだことが活かせる仕事はないかを考えてみよう 質問者さんは、「工場勤務だったら向いているのではないかな」と思ったのは、どんなところですか。その仕事で、デザインの勉強を通じて培った力(たとえば、細やかさ、集中力、忍耐力など)は活かせそうですか。 また、工場といっても、分野は多岐にわたります。たとえば、塗料メーカーでの「調色」という業務は、塗料を調合して、色をつくるお仕事です。こういった仕事も、デザイン学習を通じて培った感性やスキルが活かせるかもしれませんね。自分の良さ・強みが活かせるように、幅広く求人を見ていきましょう。