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デザイン専門学校を卒業後、工場への就職を希望しています。学んだことと関係のない仕事に就くのは難しいですか?
デザイン専門学校に通う26卒の学生です。
学んでいくうちに「デザイン関係の仕事に向いていない」と思うようになりました。そのため、工場勤務を中心に一般就職で就活を進めていこうと思っているのですが、やはり専門学校で学んだことと関係ない仕事に就くのは難しいのでしょうか。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
学んだことと関係のない仕事に就くことは可能
専門学校で学んだこととは関係のない仕事に就くということ自体はさほど珍しいことではありません。質問者さんのように、専門学校で学ぶうちに自分自身の興味関心や適性などについて考えが変わるということはよくあることです。ただし注意点としては、どうして別の道に進もうと思ったのか、そのうえで自分自身の特徴や得意なことは何なのかを整理しておくことです。
「デザイン関係の仕事に向いてない」と思うようになったとのことですが、具体的にどのようなことを通してそう思ったのか振り返ってみましょう。そこに質問者さんの得意なことと不得意なこと、また仕事や人生に対する価値観などが隠されているはずです。
専門分野以外の就職を目指す際「どうして専門学校とは関係のないこの仕事に?」という疑問は企業側として必ず浮かびますが、自分自身の考えを整理しておくことで、こうした企業側の疑問に対してきちんと答える準備になります。この準備をしておかないと、志望動機が不明瞭になり、採用を見送られる可能性が高まります。
専門以外の道に進もうと考えたきっかけを面接で答えるられるようにしておこう
逆に「専門学校に行きましたが◯◯ということを考えるようになり、専門とは別の方向に進むことにしました」「自分は◯◯が得意なので、この仕事に応募しました」といったことを明確に答えられると、方向転換したこともマイナスではなく、むしろ「自分の考えがきちんとある人」という前向きな印象を与えることができますよ。
志望動機をはっきりと面接で伝えられるようにするためには、こちらの記事をチェックしてみてください。熱意を魅力的にアピールする方法を解説しています。
方向性が定まっている場合は専攻分野外での就職も問題ない
専攻分野と違う道をお考えなのですね。工場勤務を中心に、と方向性も考えられているので、良いと思います。専攻分野と職業選択のギャップは一般的にあることです。特に美術・音楽・演劇などの芸術分野は、職業にすることが簡単ではありません。
専攻分野にこだわらずに就職活動を進める場合、デザインは「学生時代に頑張ったこと」の一つになります。大学生が学業よりも部活動やアルバイトに熱中していた、というのはよくある話。それでも「そこで培った強みはなにか」ということが評価対象になります。
学んだことが活かせる仕事はないかを考えてみよう
質問者さんは、「工場勤務だったら向いているのではないかな」と思ったのは、どんなところですか。その仕事で、デザインの勉強を通じて培った力(たとえば、細やかさ、集中力、忍耐力など)は活かせそうですか。
また、工場といっても、分野は多岐にわたります。たとえば、塗料メーカーでの「調色」という業務は、塗料を調合して、色をつくるお仕事です。こういった仕事も、デザイン学習を通じて培った感性やスキルが活かせるかもしれませんね。自分の良さ・強みが活かせるように、幅広く求人を見ていきましょう。
デザイン系のお仕事は、職種が多岐におよびます。こちらの記事では、未経験から挑戦できるものも含んだデザイン系のお仕事41選を紹介しています。デザイン系のお仕事について知りたい人は参考にしてみてください。
専門的に学んできたこととは違う業界で就職しようと思う人もいると思います。その際、どのようにアピールしたら良いのかわからない人もいるのではないでしょうか。専門外の業界で就職する方法についての質問にアドバイザーが回答しているので、気になる人は参考にしてみてください。
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