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Q
- 空白期間が1年あることを履歴書に書くとマイナス評価になりますか?
- 結論から言うと、履歴書で完全な空白の期間を作ってしまうとそれは不利になります。ですが、その期間を「どう過ごしていたか」が重要です。 自己分析やスキルアップに費やした時間は、あなたにとって意味のある活動としてアピールする必要があります。 面接の場面で伝えても良いのですが、書類選考で落とされるリスクを考えると、空白の期間について履歴書や職務経歴書に記載した方が良いと思います。 就職活動やスキル習得の具体的な内容を記載し、前向きな姿勢を示そう 伝え方について、履歴書には「就職活動期間」等として、活動内容を簡潔に記載します。職務経歴書の方には、具体的な活動内容を記載しましょう。 また、アルバイトをしていた場合は、期間が短くても通常の職業履歴として記載しても問題はありません。 面接では具体的な活動内容についての質問があると思いますので、次の就職までの有意義な期間だったことが伝わるようにアピールしてください。 面接に進めたのであれば、就職活動を通じて苦労したことや心情などを伝えつつ、やる気と前向きな姿勢を伝えることで面接官の共感が得られ、空白の期間が意味のあるものと理解してもらえると思います。
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Q
- 生徒会の経験って就活でアピールになりますか?
- ガクチカは、必ずしも大学時代のエピソードでなくても大丈夫ですが、過去と現在では考え方や行動プロセスが変化している可能性があるので、選考ではできるだけ最近のエピソードが求められます。 ただ、あなたにとって大きな影響を与えた出来事が、生徒会に所属していた頃にある場合はアピールすべきです。 生徒会経験をアピールするには、自分が担っていた役割が関係してきます。 「リーダーシップを発揮した」「サポート側として組織を支えた」など、あなたが生徒会で得た経験から学んだことや身に付いたことをアピールしましょう。 課題解決や行動力、調整能力などのスキルが身に付いていることが示せた場合、職種を問わずあらゆる企業の選考で評価されます。 生徒会での役割に応じた学びやスキルを言語化してアピールしよう 生徒会経験がアピールできる職種や企業については、チームでおこなう仕事やプロジェクトの企画、チームとして課題解決をする仕事などでアピールできそうです。 また、ベンチャー企業、コンサル系企業、提案型営業の企業などでも、効果的なアピール要素になるといえます。 今挙げた企業以外においても、チームでおこなう仕事は多いため、協力して課題解決するスキルはもっとも効果的なアピールポイントになるのは間違いありません。
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Q
- 面接で趣味が音楽鑑賞の場合、どのように話せば効果的ですか?
- あくまでも趣味に関することなので、意識し過ぎる必要はなく、シンプルに音楽鑑賞と伝えても問題はありません。 ただ、面接官によっては深掘りしてくる場合がありますので、伝え方を準備しておくことは必要です。 趣味になるとプライベートな領域の話しでもあるので、評価に影響することはないと思います。ですが、ジャンルやアーティストによっては、印象に影響があることもあるかもしれません。 「なぜ好きか」を語れるとあなたらしさが自然に伝わる! もし、アピールするとしたら、音楽はあなたにとってどんな効果や影響を与えているのか、どんな意味をもたらしているのかという視点で伝えることができるのであれば、あなたにとっての音楽の意味を理解してもらえるはずです。 焦点をアーティストにあてるのか、価値観などにするのかは、伝え方としてインパクトがある方を選択すれば良いと思います。 もし、面接官も好きなアーティストであった場合、話しが盛り上がることもあるでしょう。 それほど興味がない場合は、深掘りされないと思いますので、状況に応じて対応していけば大丈夫です。 雰囲気的に質問できる状況であれば、逆質問で聞いてみるのも良いと思います。
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Q
- 「仕事が合わない」という退職理由の伝え方がわかりません……。
- 中途採用の際、面接官がもっとも気になっていることの1つが退職理由です。 面接官は本当の理由を確かめようと面接で深掘りをします。そのため退職理由に納得ができない場合は、不信感を抱いてしまうのです。 たしかに「仕事が合わなかった」という理由は、ネガティブな印象がありますが、面接官は仕事が合わなかった理由のほうを重視しています。むしろ、正直に伝えることで理解してもらうほうが好印象です。 正直な理由と「合わせる努力」をセットで伝えて説得力を出そう しかし、転職回数が多く、ほとんどの退職理由が仕事が合わなかった場合であれば、退職する可能性が高いと判断されてしまいかねないため、ほかの理由を伝えたほうが良いでしょう。 たとえば社風、職場環境、会社の将来性などの理由なら、それほど悪い印象にはならないと思います。 当初の業務内容と著しく違う場合は別として、仕事が合わないという理由よりも社風や職場環境、会社の将来性に対して「合わそうと努力をしたが、難しかった」など、努力をしたことを伝えたうえで、自分に合うことは何かに気づけたこと、これから頑張っていきたいことをアピールしてみてはどうでしょうか。
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Q
- 面接でボロボロだったのに受かったのはなぜでしょうか?
- 面接での受け答えが上手くいかなかった場合でも採用されるケースはあります。それは、面接の出来映えを採用基準にしていないケースです。 今回のケースは、採用基準が人物評価を重視しているか、採用基準のハードルが低いのか、どちらかだと考えます。採用する理由は必ずあるため、気になるようなら確認するのがおすすめです。 練習なしはNG! ただし正直さや素直さが評価される企業もある 過去の面接事例で、面接に遅刻をした男性の就活生がいました。遅刻したことでかなり焦った状態で面接に臨み、受け答えも上手くいかなかったため、結果は厳しいと思っていました。 遅刻して急いで来たのか面接中も汗が止まらず、何度も汗を拭くように決裁者から言われていたのを覚えています。しかし内定が出たのです。 内定理由を聞くと「面白いやつだと思った」と言われました。これが人物評価を重視した結果だといえます。 正直さや素直さを重視する企業であったため、人物面がポイントになった事例です。このように、企業によっては面接の受け答えがすべてではないと言えます。 もちろん準備することを怠ってはいけません。最低限の練習をして臨むことが前提であると認識しておきましょう。
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Q
- 新卒の面接で合格フラグはありますか?
- 企業側にとってぜひ採用したい人物と面接をしている場合、テンションが上がるのは間違いありません。 したがって、必要以上に質問をしたり、前のめりで話を聴いたりします。ですが、基本的にはその場で合否を伝えることは控えているので、できるだけ相手にわからないようにしています。 採用見込みがない人にも同様な態度で接しているのが現状だと思います。そのため、合格フラグを出すことはそれほど多くはないと思います。 距離をつめてくる面接は可能性が高いが油断はできない 採用したい応募者に対する面接では、内定を出した場合の承諾意欲を入念に確認します。ときにはダイレクトに「内定を出したら来てもらえますか?」と聞いたりもします。 また、詳細に入社後の話をして、気になっていることや不安なことがないように質疑応答を繰り返して、応募者との距離を縮めていきます。 同時に、応募者は自分が入社した時のイメージを抱くことで志望意欲が上がります。 このように合格フラグは存在していると言えますが、就活生が面接を多く経験することで感じ取るフラグでもあります。キャリアの長いプロの面接官は、合格フラグは出さないので、過信することの無いように注意しましょう。
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Q
- 選考途中の座談会はどのような感じですか? 評価に含まれるのでしょうか?
- 選考途中の座談会においては、担当者側はリラックスできる雰囲気で開催したいと考えています。そのため、カジュアルな座談会が多いでしょう。 ただし、座談会のなかで応募者を観察していることは間違いありません。特に所作は見られていることが多いため、その場の雰囲気に流されて気を抜かないように気を付けましょう。 また、座談会の目的の一つでもあるのが、応募者の不安を払拭することです。ミスマッチを防止するために、現場で働く社員と交流してもらいたいと思っています。 ざっくばらんに質問してOK! 座談会の社員をロールモデルにしよう 質問に関しては、実際の業務内容について聞くことがベストです。「やりがい」や「大変さ」も質問すると良いでしょう。現場に近い社員の人と話すことで、会社の雰囲気を感じ取ることもできます。 座談会を開催する会社は、現場の生の声を聞かれても問題がないと自信を持っているので、オープンな会社が多いです。 人当りの良い社員や優秀な社員を参加させる傾向があるので一概にはいえませんが、座談会で話した社員の人をロールモデルにしたいと面接でアピールするのも良いと思います。
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Q
- 何もしてこなかったので、自己PRを考えられません。
- 「周りの人と比べてしまうと、自己PRできるようなネタがない」と悩んでいる学生の人は、実は非常に多いですよ。もし最近のことで思いつくエピソードがなければ、無理に大学時代の活動にこだわる必要はありません。 高校時代や、場合によっては中学生時代の昔の活動からみつけ出すことも問題ないと思います。活動してきたエピソードからPRポイントをみつけるのが難しいのであれば、性格や価値観といった内面的な部分をPRするという方法もあります。 たとえば「気配りができる」ということを伝えたいのであれば、日常生活のなかで実際に気配りをしたエピソードや、そういった行動をするようになったきっかけなどを具体的に話すと、より伝わりやすくなるでしょう。 自己PR=特別な実績や経験ではない! 相手に自分を知ってもらう機会だということを忘れずに 自己PRというのは、何も立派な活動をしてきたことをアピールするだけが目的ではありません。本質は「自分を売り込み、相手に知ってもらう」ということです。 ですから、もっと自分に自信を持って、PRできるネタを探してみてください。自分を知ってもらうことが目的なのですからそれほど難しく考える必要はありません。 そして、もし過去のエピソードを用いるのであれば、その経験が現在の自分にどうつながっているのか、どう活きているのかという点を意識して話すと良いでしょう。
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Q
- 面接で挫折経験がないと答えると不利になりますか?
- 「挫折経験はありますか?」 という質問は、面接では確かによく聞かれる質問の一つですね。 皆さんもまだ短い人生経験のなかで、それほど大きな挫折を経験しているという人は、実際のところほとんどいらっしゃらないのではないかと私は思っています。 ですから、面接の場で学生の人からお聞きする「挫折経験」のなかには、「うーん、それは挫折経験と呼べるのかな?」と感じてしまうような回答が非常に多いのも事実です。 もし、本当に「これといった挫折経験がない」という場合、私が学生の人によくアドバイスしているのは、「挫折とまではいきませんが」というような前置きをしてから話し始めるという方法です。 こうして前置きをすることで、面接官も「これから話すことは、本人が言うように厳密な意味での挫折経験ではないのだな」と理解したうえで話を聞いてくれるので、話の内容に対して「期待外れだ」と落胆するようなことは少なくなると思います。ぜひ使ってみてください。 大切なのは挫折経験の大きさではなく乗り越えた過程や学び 挫折経験に関する質問から面接官が本当に聞きたいのは、「その経験から何を学び、どう乗り越えたのか」という点です。 そのため、あなたにとってつらかった出来事に対して、どのような気持ちや考え方で、どのように向き合ったのか、そしてその出来事をきっかけに自分がどう変わったのか、という結果まで含めて具体的に伝えてみてください。
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Q
- 面接が10分しかなかったのですが、短すぎませんか?
- 面接時間が10分しかなかった、ということですね。 面接時間に関しては、企業側のさまざまな事情が考えられます。たとえば、応募者の数が非常に多く、初めから一人ひとりの面接時間が短く設定されている場合も結構あります。 また、ある程度形式的におこなわれる面接であるというケースも考えられ、その場合は選考の基準自体も比較的低く設定されていることもあります。あるいは、もうほとんど採用が決まっている人に対して、最終確認のような意味合いで短い面接がおこなわれる、といったこともあるのです。 いずれにしても、その10分間の面接における質問数などの重要度が、あまり高くなかったのではないかと推測できます。 評価によって面接時間などで差別的な対応をされる可能性は低い ただ、ここで誤解しないでほしいのは、「不採用だから面接時間が短い」という可能性は基本的には考えられないということです。 面接官もそのあたりは非常に気を遣っているポイントなので、応募者の人に対して差別的な対応をするようなことは少ないといえます。 もし、その短い面接で採用された場合に、質問者さんがその点について不安に思うのであれば、後から採用担当者の人に連絡を取って、採用に至ったポイントなどを聞いてみても良いと思いますよ。