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就活で嘘をつくと調べられますか?

就活で、少しでも自分を良く見せようとして、学歴や経験、資格などを盛って話してしまおうかと考えています。しかし、嘘をついた場合、企業はどこまで調べることができるのか気になっています。

たとえば、面接で話すアルバイト経験やサークルの活動、持っていない資格などを、実際よりも良く見せるのはリスクが高いでしょうか?

企業は、在籍していた学校や団体に問い合わせたり、SNSなどをチェックしたりして、嘘を見抜こうとするものなのでしょうか?

正直に話すことが大切だとは思うのですが、他の就活生も同じように多少は話を盛っているのではないかとも考えてしまいます。

もし嘘がバレてしまった場合、選考に不利になったり、内定を取り消されたりする可能性はあるのでしょうか?

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/就活塾「我究館」講師

吉田 隼人

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就活の嘘はどんな内容でもばれるリスクは大きい!

嘘をついたときに調べられるかどうかは、嘘の内容や種類によって異なるといえます。

まず、学歴や職歴、資格といった客観的な事実に関する嘘は、卒業証明書や成績証明書、資格証明書の提出を求められれば、発覚するのはほぼ確実です。

これらを偽造したり虚偽の申告をしたりする行為は、場合によっては法的な問題に発展する可能性もあります。さらには、内定取り消しはもちろん、入社後であっても懲戒解雇の対象となるなど非常にリスクが高いため、絶対にやめるべきです。

信用失墜はその後のキャリアにも致命傷に! 等身大の自分で勝負することが大切

一方で、ガクチカの内容を多少誇張したり、自己PRで自分の性格や能力を実際よりもよく見せようとしたりする程度の噓については、企業側がその真偽を一つひとつ厳密に調査することは現実的に難しいといえます。証明のしようがない部分もあるからです。

ただし、だからといって嘘をついて良いというわけではありません。

もし、面接の深掘り質問で矛盾が生じたり、入社後に嘘が発覚したりした場合、あなたの信用は完全に失墜します。

そうなると、社内での評価や人間関係、さらにはその後のキャリアにも深刻な悪影響を及ぼすことになるかもしれません。

そもそも、企業は完璧な人間を求めているわけではないのです。多少の欠点や失敗経験があったとしても、それに対してどう向き合い、何を学んだのかという姿勢を見ています。

リスクを冒して嘘をつくメリットはほとんどありません。等身大の自分で、誠実に臨むことがもっとも大切だと私は考えます。

2級キャリアコンサルティング技能士/キャリアコンサルタント

田中 絵巳

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就活の嘘は絶対ダメ!正直さが一番の武器

企業によって調査の有無は異なるため、噓をついているかどうかを調べられるかどうかは一概にはわかりません。

しかし、私は学生の皆さんには「嘘は絶対やめましょう」といつも伝えています。

資格に関して言えば、合格証明書の提出を求められることもあり、入社後にその資格や経験を活かす部署への配属を命じられた際に嘘が露呈することもあるでしょう。

人事担当者は人を見るプロなので、話の中で辻褄が合わなかったり、綻びが生じたりするとすぐにわかってしまいます。そのようなことで印象を悪くする必要はありません。

噓をついて入社できてもミスマッチで後悔することになりかねない

内定がなかなか得られず、話を盛ってしまいたくなったり、嘘をつきたくなったりする気持ちは理解できますが、嘘をついている人を採用したいと思う企業はないはずです。

背伸びをして入った企業では、結局業務についていけなかったり、素の自分で働けなかったりするかもしれません。それを考えると、就活で噓をつくことは本当に幸せなことなのか疑問です。

自分自身を偽るのではなく、どのように表現すればより伝わるかを工夫することが大切だと私は思います。

そして、内定後に嘘がバレた場合の対応についても、法律が深くかかわってくるため一概にはいえません。内定承諾後は簡単に内定取り消しができるわけではないと思いますが、企業側が内定取り消しを検討するきっかけになってしまう可能性はあります。

この点については、法律や労務に詳しいキャリアアドバイザーに相談するのがおすすめですね。

以下の記事では就活で嘘をつくことのリスクについて解説しています。また、盛ることについても言及しているため、「少しでも自分を良く見せたい」と盛ったり、嘘をついたりすることを考えている人は、目を通しておきましょう。

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