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自衛官候補生の面接で見られるポイントと必要な対策は何ですか?
これから自衛官候補生の選考を受ける予定です。面接では、どのような点が評価されるのでしょうか?「入隊したい」という熱意だけでなく、自衛官としての適性や人間性なども見られるのか気になります。
面接で好印象を与えるために、具体的にどんな準備が必要でしょうか? たとえば、自己分析や自衛隊についての基本的な知識を身につけることに加え、コミュニケーション能力や礼儀・マナーなども重視されるのでしょうか?
また、実際の面接でよく聞かれる質問の傾向や、体力に自信がない人がどのように工夫して自分をアピールすればよいのかも知りたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
自衛官候補生の面接で見られるのは覚悟と協調性
自衛官候補生の選考ですね。たしかに「入隊したい」という熱意だけで合格できるわけではなく、適性や人間性も見られます。これは自衛官に限らず、どの職業でも同じです。
国家公務員として、納税者(=国民)のために働く自覚があるかどうかは非常に大切です。
面接で好印象を与えるには「なぜ自衛官なのか」という理由を、自分の言葉でしっかり説明できるようにしましょう。そこに自衛官として相応しいかの適性が見えます。
公務員にはいろんな職種があるにもかかわらず、そのなかでなぜ防衛という役割を選んだのか。自分のなかで「自衛官になろう」と思ったきっかけや出来事があるはずです。
志望動機の説得力と組織で働く資質を意識しよう
それを具体的なエピソードとともに伝えられると、説得力が増します。「日本のために働きたい」「人々の暮らしを守る存在になりたい」といった責任感や使命感も評価されやすいポイントです。
そして、組織で規律を守りながら協調して動けるかどうかも重視されます。質問にもあるように、礼儀やマナー、基本的なコミュニケーション力はもちろん見られます。
面接での受け答えを通じてそれがにじみ出るので、自己PRにもそういった部分が伝わる工夫ができると良いでしょう。
たとえば面接時のあいさつや返事を元気よくする、ハキハキとした声で話す、背筋を伸ばして姿勢良く座るなどといったことも意識すると印象が良くなるポイントです。
体力に不安がある場合、「体力に自信がない」とは正直に言わない方がベターです。「人並みにはあると思っています」と伝えたうえで、「訓練を通して必要な体力は身につけていきます」といった前向きな姿勢を示すことが大切です。
面接では熱意と誠実さが最大の武器になる
自衛官候補生の面接では、何よりも「入隊したい」というその強い熱意が一番のアピールになります。
そのうえで、自衛官としての適性や人間性、責任感、協調性、礼儀正しさといった面が総合的に見られます。
面接で好印象を与えるには、元気な挨拶やお礼の言葉、正しい姿勢でのお辞儀といったマナーを意識しましょう。
面接官に「この人と一緒に任務を遂行したい」と思わせる、ハキハキとした返事や受け答えも重要です。
自衛官としての覚悟や努力の姿勢を、自分の言葉で伝えよう
自己分析をおこない、「なぜ自衛官になりたいのか」「どのように人の役に立ちたいのか」など、自分の言葉で語れるように準備しましょう。
また、自衛隊の基本的な役割やどのような活動をしているのかについても理解しておくことで、志望動機に説得力が増します。
体力に不安があったとしても、「日々の努力」や「継続して鍛える意志」を伝えることができます。
たとえば、ランニングや筋トレの習慣はありませんか。体力向上に向けた自分なりの工夫はどうですか。今からでも遅くはありません。
意識して行動してみることで、それが経験となり、具体的に話せるようになります。
最後に、面接でよく聞かれるのは、自衛隊に志した理由やチームで頑張った経験、困難をどのようにして乗り越えたかなどです。自分の経験を整理して、誠実に伝えましょう。
このように、迷っていても、自信がなくても、努力する姿勢と誠意がきっと伝わるはずです。堂々とその一歩を踏み出してみましょう。
以下の記事では、自衛隊の採用選考で刺さる志望動機の書き方を解説しています。「自衛隊を志望しているがどう志望動機を作れば良いかわからない」と悩む人はチェックしておきましょう。
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