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OB・OG訪問の依頼メールに、社会人側はどう返信すれば良いですか?
とある企業に勤める社会人です、質問させてください。先日、母校の就活中の学生から、OB訪問のお願いメールを受け取りました。自分も就活のときにも先輩たちにお世話になった経験があるので、できるだけ力になりたいと思っています。
ただ、どのような返信をすれば良いのか少し悩んでいます。社会人として手本を見せなければと思いつつ、メールのマナーや、学生にとって役立つ情報の伝え方など、正直自信がありません。
学生にとって丁寧でわかりやすく、気持ちの良い返信とはどんな内容でしょうか? 件名や日程調整、当日までにこちらが準備しておいたほうが良いことなど、具体的なポイントがあれば教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
学生の気持ちも理解して安心感のある返答にしよう
学生に「この人に相談してよかった!」と思ってもらえるような、丁寧でわかりやすい返信を心がけることが大切です。
学生にとって、OB・OG訪問は単なる企業研究を超え、現場のリアルな情報収集、そして社会人との交流を通じたビジネスマナー習得の貴重な機会だからです。
私の過去の支援経験では、以下の返信メールのポイントをご案内してきました。
学生に対する配慮を加えることが重要
件名:一目で内容がわかる「OB訪問のお願いの件(〇〇大学 〇〇さんの件)」のように学生名や大学名を入れ、自社名を併記すると親切です。
導入:感謝の言葉と共に、依頼を受け入れる意思を明確に伝え、学生の大学名と氏名に触れることで安心感を与えましょう。
日程調整:複数候補日を提示し、所要時間の目安やオンライン・対面の選択肢も提示するなど、学生の負担を減らす配慮が肝心です。
当日までの準備:聞きたいことの整理を促し、あなた自身も学生のプロフィールや質問に目を通し準備しておくことを伝えると、学生は安心して臨めます。
結び:丁寧な挨拶と、会社名、部署名、氏名、連絡先(電話番号、メールアドレス)を明記した署名で締めくくりましょう。
これらのポイントを意識することで、学生は安心してOB・OG訪問に臨めるようになり、あなたのサポートがその後のキャリア形成をしっかり支えることにつながります。
相手の不安を和らげてあげることを意識しよう
「学生にとって丁寧でわかりやすく、気持ちの良い返信」とは、社会人として普段心がけているメール対応の延長だと捉えてOKです。
たとえばクライアント宛のメールでも、「一目で内容が伝わる件名」や「柔らかな冒頭・締めの言葉」を意識しているのではないでしょうか。件名は「OB訪問の件について(◯◯株式会社 佐藤より)」のようにシンプルに。本文の冒頭には「ご連絡ありがとうございます」や「ご依頼いただきありがとうございます」など、前向きなフレーズを入れると印象が柔らかくなります。
最後も「当日お会いできるのを楽しみにしています」といった好意的な一文で締めると、相手の不安も和らぎますよ。
就活生は、社会人とやりとりすること自体に緊張しています。「失礼なことを言ってしまっていないか」「怖い対応をされないか」と不安を抱えていることも多いので、こうした一言が安心感につながります。加えるべき具体的な内容としては、自分が無理のない範囲で候補日を複数提示したり、オンライン・対面の希望を尋ねたりすると親切です。
また「事前に聞きたいことがあれば、遠慮なく教えてください(送れそうであれば)」と添えておけば、相手も安心して連絡できます。
自分のスケジュールとしても相談して無理のない範囲で連絡しよう
注意点としては、あくまでも「無理のない範囲」であること。忙しい中でスケジュールを無理に調整したり、事前質問に過剰に準備したりする必要はありません。
メールがあまりにドライだと学生は「冷たくされた」と感じることもあります。質問者さんの「後輩の力になりたい」という気持ちを表す一言を入れるだけでも印象はガラッと変わりますよ。
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