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業種と職業の違いは何でしょうか?
就職活動で企業研究をしていると、「業種」や「職業」という言葉をよく目にします。それぞれ意味が違うことはなんとなく理解しているのですが、具体的な違いがわからず、企業選びの軸が曖昧になってしまっています。
たとえば、IT業界で働く「プログラマー」は、業種と職業のどちらに当てはまるのでしょうか?
それぞれの正確な定義と、就職活動における考え方や使い分け方について、具体的に教えていただきたいです。業種と職業の違いを理解することで、より的確な企業選びや自己分析ができるようになりたいので、何かアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
業種は事業で職種は業務内容と認識しておこう
質問内容における「職業」は「職種」ととらえるとわかりやすいかもしれません。
この二つは混同されがちですが、業種とはたとえばIT業界のような、その会社がおこなっている事業を指し、職種とはプログラマーのような個人が担当する具体的な業務内容を指します。
働きたい業界が決まっているなら業種から、やりたい仕事が明確なら職種から求人を絞り込むと効率的です。この違いを理解しておくと、企業研究や求人検索がスムーズに進みます。
求人によって言葉があやふや! 自分で違いを判断しよう
しかし、求人サイト、特に無料で掲載できるものでは、採用担当者がこの違いを理解せずに情報を掲載しているケースも少なくありません。
たとえば、業種の欄に「編集者」と書かれていることがありますが、正しくは「出版」と記載すべきです。
求人サイトの情報を鵜呑みにせず、企業の公式ホームページを確認するなど、自分で情報を見極める意識を持ちましょう。
業種は業界の違いで職種は職務内容を表している
まず、業種は事業が展開されている業界の違いを表す言葉です。たとえば、サービス業、IT業界、製造業、教育業などその企業が属する業界全体を指します。
一方、職種は仕事の職務内容を表す言葉です。たとえば、事務、プログラマー、営業、広報、人事など具体的な仕事の内容を指します。したがって、プログラマーは職種に当てはまります。
言葉の違いを理解して自分自身で求人内容を見極めよう
就職活動を進めるうえで、求人内容などで職種という言葉が職業という言い方になっている場合もあります。職種は業界を問わず存在することが多いためです。たとえば、事務職はどの業界にもあります。
実際にやる仕事、つまり職務の内容が職業や職種であり、携わる会社を大きくカテゴリーに分けたものが業種だと考えると良いでしょう。
たとえば、「営業の仕事がしたい」と思っていても、どのような商品やサービスを扱う営業をしたいのかによって、今度は業界の選定も必要になってきます。
このように、業種と職種の違いを理解しておくことは、企業選びの軸を定めるうえで必要な知識だと考えるので、自分自身で認識しておきましょう。
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